物欲大王のブログ一覧

アルピナの創業者、ブルカルト・ボーフェンジーペン氏が死去されたとのニュースをまさにXD3の商談中にお聞きしました・・

ガキの頃からアルピナに憧れ、仕事を頑張ってきました
お陰で還暦前になんとか手が届きそうなところまできました

素晴らしいクルマを作り出してくれた天才に感謝、そして合掌

メルセデスベンツ GLC43(日本未発表)
※写真はGLC220dです

日本に導入されている新GLCは2Lディーゼルのみですが、ちょくちょくお邪魔しているヤナセ系ディーラーの担当さんから「既に新GLC43の受付してますよ～ 初期入荷は2月くらいの予定」とのことで興味津々モードに！

もちろん現車はないのでGLC220ｄとＣクラスC43ワゴンに試乗して脳内でGLC43を想像することにしました

まずはGLC220ｄのエアサス＝リアアクスル仕様に試乗です



１m走れば感じる剛性の高いシャーシに安心感MAXなハンドリング、ボルボのエアサスと同様にフワフワとは無縁のシッカリした乗り心地
非常に好感触でした

ただ、エンジンのレスポンスと振動がいかにもディーゼルなのがちょっと意外でした
これはやはりガソリン車がいいな～

ということで別のディーラーでCクラスC43ワゴンに試乗させていただきました



久しぶりに低いクルマに乗りましたがステーションワゴンは重心が低くてハンドリングも最高ですね

とはいうものの、試したかったのは新GLC43にも搭載される2Lの電動ターボエンジンとツインクラッチ式トランスミッションの感触です



電動ターボで400psオーバー＋BSGのハイテクエンジン



ハイパワーですが、大排気量のエンジンとは異なる感触です
高回転での元気の良さと比べると常用速度では若干モッサリ感があります

この数年はトルコンAT車に乗っているので「9速AMGスピードシフトMCT」の迷いやシフトショックもちょっと気になります

X3MほどではありませんがC43は結構ワイルドな性格に感じました
コールドスタートやバブリング音も迫力あります(私的にはマイナスポイント...)

新GLC43にはC43のセッティングのままパワートレーンが載るわけではないと思いますので、試乗車がでたら乗ってみたいと思います

BMW X3Mコンペティション

アルピナXD3に試乗した後に横浜に移動して、BMW認定中古車のX3Mコンペティションにも試乗させてもらいました。
綺麗なブルックリングレーの試乗車あがりです。



ちょっと踏むと無茶苦茶楽しい～
ステアリングの反応が機敏で楽しい～
中身はリアルスポーツカーレベルでした！
マカンはスポーツクロノで3モード切替できてノーマルでは静かで快適なのですが、X3Mは常に戦闘モードという感じでした

ジェントルなXD3とは正反対の血気盛んなアスリートという感じでしょうか
私の乗っていたカジュアルな20ｄも含めて、X3シリーズのバリエーションの広さは半端ないです

マンホールの模様まで伝わるようなダイレクト感となかなかの爆音(マカンMY2023以上かも)は、軟弱オヤジには厳しいかな・・・

ということで大変貴重な体験をさせてもらいました

第２候補　ポルシェ マカンGTS

折角のクルマ選びなのでマカンにも試乗してきました



AudiのQ5シャーシがベースと聞いておりましたが 全く別物でした
ガチガチの剛性とほぼFRな挙動は感動ものです
エアサス+電制ダンパーの設定のふり幅が凄くて、通常モードではいたって快適ですが、スポーツやスポーツプラスにするとスポーツカーに化けます

また、マカンの魅力はそのエキゾーストノートにあります
スポーツモードでのSUV離れした快音に気分がアガります
EV時代になったら聴けないと思うと 非常に魅力的です

ただ・・
郊外のそこそこ密集した住宅地に住んでいるので、コールドスタート時の咆哮はちょっと厳しい
私の場合、趣味の風景撮影に深夜や早朝に出発することが多いのです

コールドスタート時の咆哮を止める方法があれば教えてください
フラップコントローラーでは無理ですよね・・・

ノホホンと生きてきましたが気付けば来年には還暦です
好きなことができる時間はそれほど残っておりません

最後のクルマ選び(たぶん)という事で「好きな車に乗りたい!」と考えてディーラー回りをしております

条件は
1.我が家の車庫に入ること→幅2m,長さ4.8m以内
2.SUVであること(妻の条件)
3.エンジン車であること
4.走りの質感が最高であること
5.安全性や快適性にも配慮があること(孫ファースト)

第1候補：アルピナXD3

昭和のスーパカーブームにおいてカウンタックやフェラーリに隠れていぶし銀の魅力を放つアルピナに憧れてはや半世紀！
私の頭には「いつかはアルピナ」と刷り込まれております

という事でニコル世田谷にアポをとって後期XD3に試乗しました





ボディは以前乗ってたX3 G01 20dと同じですが走りは別物でした
精緻な6気筒エンジンはディーゼルとは思えないスムーズさでルルルーという鼓動がたまりません
足回りも絶妙で荒れた第三京浜をスーッと走ります
速度表示を見ないととんでもないスピードになっているので注意が必要です

アルピナ社は2025年で終了で一部はBMWに取り込まれてしまいます
来年受注がラストとのことですが、今年の日本枠は数台残っているので急げば来秋には納車可能だそうです

アメリカ製だったり右ハンドルはツインターボだったりと(左ハンドルはクアッドターボで高馬力)若干残念な部分はありますが、物欲全開モードでグラグラきております