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2020年09月27日 イイね!

酷道から絶景の旅 その2

酷道から絶景の旅 その2
四国遠征の最終日。

今回の四国の一番の目的はここでした。

以前から登ってみたかった、西日本第二の高峰で百名山の”剣山”(1,955m)登山!

その剣山と対峙するようにそびえたつのが西日本第四の高峰”次郎笈"(1,930m)。

地元の百名山"大山”よりも標高が200m以上高い山ですが、比較的初心者でも安全に登れる山で、コロナで大騒ぎにならなければ5月くらいには登ろうと計画していました。

その徳島県が先日まで『コロナ特別警戒地域』に指定されていたため、なかなか計画が立てられなかったところ、ようやく先日解除されたため、即実行に移しました。

前日の四国カルスト以上にアクセス道路が酷い。

こちらも事前にyoutube動画でアクセス道路は十分に予習済みですが、狭く曲がりくねった酷道が30km近く続きます。
標高上がるにつれて霧で視界も悪く、この区間は一切気が抜けませんでした。

高松市内のホテルを早朝4時過ぎにチェックアウトし、登山道入り口のある”見ノ越駐車場”に6時半には到着。
予想を上回る酷い酷道に加えて酷い霧による視界不良、登山の前にすでに疲れてしまいました。。。

登山口からは山頂付近は霧に包まれており山頂まったく見えません。
予報ではこの霧も昼前にはなくなり視界良好となるらしいので、山頂到着するころに霧も晴れてることを期待して登山開始。

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観光リフトで標高1,750mまで登ることができますが、それでは登山した気分にならないので、今回は利用せず自分の脚で登ります。

それに、リフトの営業開始は9時からだし。。。(この時まだ午前6時30分)
広い駐車場にトイレもあり、しかも無料。便利です。

(そんな駐車場も、帰るころには満車に加えて各アクセス道路からの観光客の車でとんでもない状態になりました。。。後述)

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駐車場すぐ近くの剣神社が登山口になってます。
まずはこの石段を登るところから始まります。

登山口標高は1,420m。
ここから標高にしてまずは535m登ります。
先は長いので焦らずゆっくりと登ることにします。

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無事に下山できるように、まずは剣神社でしっかりとお賽銭と安全祈願してから登ります。

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登山道はこの剣神社境内のすぐ脇にあります。
時間が早いので、前後に上る人もそれほど多くはないので前後気にせずマイペースで行きます。

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ここから山頂まで4kmの道のり。
剣山山頂まで2時間くらいかな。

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大山のように、いきなり石段、木段地獄ではなく、比較的ゆるやかな樹林帯を歩くので、案外楽です。

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名物?の観光リフトの下のトンネルを抜けます。
リフトはまだ営業時間外なので止まってます。

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しばらく進むと足元の石がゴロゴロし始めて、登りも少々きつくなります。
初めて登る山でこの先の登山道がよくわからないので、体力温存のためゆっくり登ります。

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まだまだガスかかってて山頂は全く見えません。
霧がなければ確かこの先には次郎笈が見えていたはず。
逆に見えてたら気が遠くなってたかも。。。

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登り始めてから45分ほどで、観光リフトの終点の西島駅へ到着。
案外早く着きました。
これでも結構ペース抑えて登りました。

このあたりで標高1,750m。
すでに大山よりも高い。

周辺にはテントが多く張られていたので、このあたりで登山客が増えてきました。

周囲はまだ霧に包まれています。

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この西島駅からいくつかの登山コースに分かれます。
どのルートもそれほどきつくはないようですが、今回は途中の大剣神社を経由する、大剣道コースを行きます。

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さらに登って、大剣神社に到着。

このあたりでところどころで青空が見えてきた。

ここまでくると頂上は近いです。

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森林限界も超えて視界が開けてきたところで一気に登ります。

剣山頂上ヒュッテが見えてきた!
山頂はもうすぐ。

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ほぼノンストップで、剣山頂上ヒュッテに到着しました。

ヒュッテの隣には剣山本宮神社の中でも最も高所にある宝蔵石神社。

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剣山山頂ヒュッテ。
すでに営業中でした。
ここには売店や宿泊施設に加えて食堂もあります。

帰りに登頂記念の剣山バッチを買って帰ることにします。

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このヒュッテ横の階段を上り、いよいよ剣山山頂へ!

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登ったものの霧で視界不良です・・・・・

木道の分岐もあり、どっちが山頂の方向が分かりにくい・・・

気温は10℃くらいと肌寒い。

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霧の中、剣山山頂にたどり着きました。
ここまでで登山口から約1時間半。
大山や蒜山登山よりも全然楽でした。
(大山で言えば6合目くらいの感覚)

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●三角点
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霧に包まわれていますが、たまにきれいな雲海が現れます。
雲の流れが異常に早く、すぐに靄に包まれてしまうので、なかなか良い写真は撮れません。

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すっきりしないので、とりあえず次郎笈へ縦走することにします。
その間に靄がすっきりすることを期待して、再び歩き始めます。

剣山山頂から次郎笈までは約1.5km強ですが、一度標高200mくらい下ってから再び200m近く登ることになります。

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雲の中に下りていく感じ。。。

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少しづつ雲が切れはじめて、ようやく次郎笈が姿を表し始めました。

なだらかな尾根を歩くので歩きやすそうに見えますが、案外ゴロゴロした石が多く歩きにくいです。
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標高で200mくらい下り、これから再び登りにはいります。
疲労が蓄積されているため、一気にスローダウン。
それでも笹森に包まれた尾根歩きはなかなか爽快。

山頂がうっすら見え始めましたが、歩けどなかなか近づきません。

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なだらかなようで、地味にキツイのです。

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途中に高知県の三嶺への縦走路分岐点があります。
高知県では最高峰で西日本では3番目の高峰だそうです。
この分岐から18kmだそうです。
行くだけなら行けそうですが、帰ってくる時間と体力がないので、いつか三嶺登山口から登りたいと思います。

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次郎笈山頂が見えてきました。
すでに登山客がたくさん居るようです。
この最後の登りが結構きついのです。

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剣山山頂から1時間弱で次郎笈山頂へ到着。
標高1,930mで、剣山とは25mくらいしか違いません。

ちなみに剣山は別名”太郎笈”だそうです。

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振り返ると、剣山山頂が姿を表してました。

近そうですが、歩くと結構あるんです。

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計画では次郎笈の後に途中の分岐からショートカットして下山するつもりですが、霧も晴れたので剣山山頂からの次郎笈をちゃんと見たいので、再び剣山山頂に戻ることにします。

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途中振り返ると次郎笈の勇壮がきれい!
山登りよりも稜線歩きが景色も楽しめて良いですね~

そして再び剣山へのキツイ登りに。

さすがにふくらはぎ、太ももに疲れが蓄積されてきており、一気には登れず、何度も立ち止まりながら。。。

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剣山山頂に戻ってきました。

剣山山頂から望む次郎笈!

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まだお昼前なので、一の森まで縦走したかったけど、少々疲れも出てきており、ここで下山することにしました。

帰路はルートを変えて尾根道コースを行きます。

確かこのルートが最短ルートだったと思います。

途中の刀掛の松。

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西島駅からは登りと同じルートで、最後に剣神社に無事下山のお礼を兼ねて参拝しました。

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ウォーキングアプリを起動するのを忘れていたので、正確な距離はわかりませんが、約11kmの歩行で標高差約900mくらいかと思います。

さて、ここからが大変。。。。。

駐車場は満車で行列をなし、さらに各方面からのアクセス道路からはどんどん観光客の車が登ってくる状況。
加えてもともとすれ違い困難な道路幅が渋滞してしまったためにもはや元のルートでは帰れません。
誘導員もお手上げ状態で、もはや機能していない状況。

来た道と逆の道は”通行止め”と書かれてるし。
しかし、どう見てもそちらにしか進めない状況。
前の車もそちらに進むので付いていくことに。
幸い通行止めではなかったものの、その先は再び酷道が約40kmも続きました。
正直疲れましたが、なんとか美馬市内まで無事に戻ることができました。。。
運転しながら自分で酔いそうになった。。。

今回のルートですが、徳島道の脇町ICからはこのルート。
このうち80kmくらいが酷道になります。
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狭いうえに舗装もところどころガタガタでコーナーうん百とあるでしょう。
運転してて自分で酔いそうになるし、首は痛くなるしで。
車の寿命縮めたかな?

また登りたい山ですが、この酷道なんとかならないかなぁ。。。

<通過時刻>
●登り:
- 登山道入り口 (標高1,420m):6:40
- 剣神社:6:42
- 標高1,500m:6;54
- 標高1,600m:7:07
- リフト西島駅(1,750m):7:24
- 大剣神社:7:42(大剣道コース)
- 剣山山頂(標高1,955m):8:10

●剣山⇒
次郎笈
- 剣山山頂
出発:8:21 
- 次郎笈山頂(標高1,930m):9:14

次郎笈⇒剣山
- 次郎笈出発:9:24
- 剣山山頂:10:24

●下山:
- 剣山山頂(下山開始):10:44
- 刀掛けの松:10:59(尾根道コース)
- リフト西島駅:11:08
- 剣神社:11:38
- 登山道入り口:11:42

●参考:美馬市内から見ノ越駐車場(剣山登山口)までの酷道:
*youtubeから拝借しました。

Posted at 2020/09/27 08:47:10 | コメント(0) | 山登り、山歩き | 日記
2020年09月22日 イイね!

酷道から絶景の旅 その1

酷道から絶景の旅 その1別に酷道が好きなわけではありません。
むしろ酷道は避けて走りたいほうです。

今回の目的地へのアクセスはその広大な景色にも関わらずアクセス道路がとても酷いのです。
四国や岡山の山道は、国道といえど酷い道が多いのです、特に400番台。

ですが、どうしてもその先の絶景を見たくて、今回の四国カルストは数年前から計画してました。

そんな道路事情なので、今回の旅のお供はN-WGN号です。

先週末に計画してましたが、直前で天候が悪化し、1週ずらして今週に
毎日天気予報をチェックして決行日をギリギリで決めました。

せっかくなので天気の良い日に来ないとね。

今回の旅のテーマは、

『酷道』、『絶景』、『登山』、『家系ラーメン』

2泊3日でひとつずつこなしていきます。
いつものお気楽ローコスト旅なので、避けられない瀬戸大橋以外は一般道で移動。

Go Toキャンペーンで宿代もお安く済ませます。
もともとの宿代が安いので、恩恵は2000円くらいですが・・・

初日は移動のみで時間も十分にあり、天気も良かったので四国へ渡る前に鷲羽山展望台で小休止。
山登り控えているので、あまり体力使いたくなかったが、良い天気に釣られて上までの登ってしまいました。

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案外四国へ渡る車はそれほど多くはなさそう。

児島まで来たところで、北陸の8号線沿いでよく見かける『8番らーめん』を発見。
岡山にもあるんですね~

小腹も空いたので立ち寄ってみた。

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●野菜ラーメン(醤油)とミニチャーハンセット

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必ず立ち寄る与島パーキングエリア。
この日は気温もそれほど高くはなくエアコンなくとも快適。

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この日の晩もラーメン・・・・・

テーマに挙げた『家系ラーメン』はここ!
最近ハマっている家系ラーメン。
西日本で唯一の横濱家系直系の『高松家』さん。
19時までなので、17時過ぎに来ましたが、すでに席は埋まってました。

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ビジュアル的にThe 家系 ですね。。。
最近は町田商店の味に慣れているので、少々薄味に感じましたがとても美味しいです。
次回は味濃いめにしよう!

そして翌日・・・
高松市内のホテルを朝5時に出発。
一般道のみで約5時間です。

快調に走り久万高原まで来たところでいよいよ酷道区間に入ります。
この写真はまだマシなほうですが、こんな道路が10km以上続きます。

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事前にyoutube動画で予習しており、交わすポイントはあるのですが、運が悪いとどちらかがバックする必要があります。

(参考にしたのはこの動画。もし四国カルストへいかれる方はご参考に)

正直疲れるし、首が左右に振られるのを意識的に反発しているせいか首の根本が痛くなる。。。
C200号では走りたくない道路です。

しばらく走ると視界が開け、『姫鶴平』に到着。
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日本三大カルストのひとつに挙げられる四国カルスト台地です。

秋吉台ほどの広大なカルスト台地ではないかもしれませんが、標高1200m~1400mとかなり高所にあるため、周辺の景色がとても壮大です。

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キャンプ場もあり、多くのテントが張られてます。
特に星空がとてもきれいに見えるスポットらしいです。

写真の道路はセンターラインありますが、ところどころセンターライン無しの狭い道路になります。
対向からハマーが来たときはえらいこっちゃでした。。。

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遠くには西日本最高峰の石鎚山が見えます。
今回の登山はこの石鎚山ではありませんが、この次に調整したいと思ってます。

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一日中のんびりしていたい場所ですが、翌日は早朝登山のため体力の温存と早めに寝たかったのであまりゆっくりはしていられません。

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天狗高原までのカルストロードを2往復ほどして、帰路は6時間かけて再び高松へ帰りました。
翌日の登山を中心に考えていたので、効率悪くなりました。

ちなみに、帰路は天狗高原から高知側へ降りるルートを使用したのですが、こちらはまだ少しマトモなルートでした。
ところどころ狭くなりますが、大半がセンターラインあるので、かなり大回りになります。
次回くることがあればこちらのルートならC200号で来ても良いですね。

翌日の剣山までの道は国道なのにさらに酷道だった・・・

to be continued......
Posted at 2020/09/22 10:19:58 | コメント(1) | 旅行/地域

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何シテル?   04/06 18:03
2007年3月:ゼロクラウンアスリートを新車購入しみんカラ登録 2015年3月:メルセデスのC200 AMG Lineに乗り替え 2021年6月:BMW M...
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