2020ナンカンパン(後半)

ナンカンパンの閉幕後、僕はスグに会場を後にした。
みんなが手を振り見送くってくれたのが今でも記憶に残っている。















僕が先にパンダと共に出発したのは理由があった。
北九州に住む義理の母の家ににお土産を置いてくるためだ。
ただ、お土産を置いてくるだけだ。
コロナ禍でのことを考えると、義理の母の住む住宅地に名古屋ナンバーは...。
だから長居は出来ないので、玄関先にただ置いてきた。
元気でね。ｶﾅﾗｽﾞｱｴﾙﾋｶﾞｸﾙ















帰り道、偶然コスモス畑を見つけた。写真を撮って嫁様のLINEに送くり、僕は少しだけそこで休んだ。ｿｼﾃｲﾛﾝﾅｺﾄｦｵﾓｯﾀ












短い休憩の後パンダを走らせ待ち合わせ場所の“めかりパーキング”に向かった。
パーキングエリアに着くとすでに外は夜に包まれていました。
すぐにジャック.号とTakezo-号がパーキングエリアに到着した。Takezo-さんファミリーとは広島まで一緒に走ります。ﾀﾋﾞﾉﾄﾓﾊｵｵｲﾎｳｶﾞｲｲﾉﾀﾞ









そして広島には入るとTakezo-さんにバイバイと手を振った。
去年のナンカパンもそうだったけど、この瞬間はあまり好きな方ではない。
バイバイはあまり好きではないのだ。ﾁﾋﾞﾁｬﾝ ﾈﾃﾀｼﾅ










僕達もパンダを鼓舞して、いざ東海に向けて走る。
１時間走って小休止の繰り返しで帰る。
今回の旅でブラックブラックガムを何枚噛んだことでしょう。ｶﾞﾑﾅｸｼﾃﾊ...








｢家に着くまでがオフ会だからね」とLINEで伝えてくれたパン友さん。
今回のオフ会に参加出来なかったパン友さん皆からは沢山の応援をいただきました。ｿﾚｶﾞｱｯﾀｶﾗ













ナンカパンで僕が自己紹介した際の言葉...。“今パンダに乗り続ける理由の一つ、ステキなパン友さん達に出逢ったから、これからも乗り続ける”ｺﾚｶﾞﾘﾕｳ













大阪の辺りまで来たら太陽がパンダのフロントガラスを照らしてきた。
まだライトは消さない二台のパンダは｢これこそ密だ！」と言えるほどの渋滞の中をトコトコポコポコ快調に走った。ｷｱｲｦｲﾚﾙｿﾞｰ!











岐阜県に入り養老乃瀧サービスエリアがもう一つのゴール。
そこでジャック.さんとあかりんさんにバイバイと手を振りました。
あかりんさんの目にうっすら光るものが見えたのは気のせいだろうか。ジャック.さんの目には疲れの色をうかがえるのだか、これは気のせいではないだろう。
僕はジャック.号が小さくなるまで見送り、小さくそして強く気をつけてねと言った。ﾏﾀｱｿﾎﾞｳﾈ







先ほど食べた朝食のうどんをエネルギーにして、ラストスパート。家に近づくほどに安全運転で気をひきしめる。ﾕﾀﾞﾝｽﾙﾅ









二代目パンダと今回走った距離、1841.2km。








実は本当のことを言うと僕は まだ前の白黒パンダのことを考えてしまう。
そんな時、今の柿色パンダと僕の間にある距離を感じてしまう。
そして今回の長距離を走ることによってパンダとの距離が縮むのではないかと期待した。ちょうど今回の旅で二代目パンダは一万キロを越えたのだ。








コロナ禍の中でいくつものオフ会がなくなった。
そればかりでなく自由に友達や家族とも会えなくなった。
そんな中ナンカパンに参加できて、知った...。




いつまでもこのフィールドが存在して
このフィールドにいて欲しい


このコロナ禍、良くないことやアラばかりを見れば切りはないけど、人が関わり作られたモノのスゴさは偉大だと知った。







人が作った一つでもある“オフ会”もすごいと知った。







それをナンカパンから教えてもらった。










バイバイ ナンカパン また遊ぼうね♪