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鉄道博物館　俯瞰-4- posted by (C)papa_nen
大宮の鉄道博物館に行きました。東海道沿線育ちの私からしたらこれまで縁のない土地でしたが、大宮は東の分岐点とも言える要所です。
東北本線と高崎線を結び、車両の重整備などを行う大宮車両センターも有り、鉄道の町とも呼ばれます。大宮は氷川神社のお膝元として栄えたものの明治維新以降は衰退し、もともと奥州街道筋からも離れており不利な立地でした。日本鉄道（ＪＲ東日本のエリアとほぼ合致する上野以北に鉄道網を敷いた民間資本の私鉄）に地元の有力者が用地提供などを申し入れ大宮駅が1885年開業。周辺に1894年鉄道工場を設け鉄道の町ととして再出発します。1906年には鉄道の国有化ににともない、以後国鉄のもと栄華を極めます。（wikipediaより）

まず朝一番、景気付けに立ち寄った日暮里駅での北斗星撮りは常磐線快速に被られ残念なスタート。尾久回送は待たす京浜東北線に乗り一路大宮へ。なんか小腹が減ってしまいコンコースの立ち食い蕎麦屋に立ち寄り。某駅のあじさい茶屋よりは旨かった。せめて吉そばくらいのものを食べさせて欲しいですが…。雑踏をかき分け駅前に出て線路に沿う方向に歩くと案内看板が見えたので大宮工場沿いの歩道を歩きます。

JR大宮車両センター保存D51 posted by (C)papa_nen
静態保存のＤ５１は大宮製で里帰りできた幸運な個体、テンダーまで残されていることが貴重な事実であることがこの先にさらし首となったカマ2両が教えてくれました。

名電機の悲しい保存例 posted by (C)papa_nen
子供の頃見ていたＥＦ１５は、デッキが付いてて子供心にあそこに乗れたら楽しそうとか、茶色の塗装とデッキが業務車両っぽく（今でいう機能美的なもの）て好きでした、後に兄弟車と知ったＥＦ５８は直流標準色ばっかり見てたけど横からの流麗な眺めがきれいでこれも好きでした。両方とも貨物牽引のばっかり見てたような気がします（昼間だから当然っちゃ当然なんですが）
バラされて首だけ展示ってなんかかわいそうになってきました。

のんびり歩いてゆくと工場の外れに着き、民間駐車場の壁の向こう、新幹線高架下にＥＦ５８青大将が頭だけ見えました。他にも稀少な旧型の車両が留置されているようです博物館よかこの塀の向こうが気になる。

ほどなく鉄道博物館に到着、大きな動輪が出迎えてくれます。来場記念写真用のＤ５１のさらし首
いや、どんな形にせよ保存されている方はまだましなのか。
記念撮影用D51 posted by (C)papa_nen

鉄道博物館へ posted by (C)papa_nen
入場にはSUICAを使います、空に近かったのでわざわざチャージして入場。
順路、あまりハッキリしていないのでとりあえず鉄道創生期の辺りから見学

日本鉄道初めての蒸気機関車 posted by (C)papa_nen
ご存知の通り、１８７２年１０月１４日で初めての鉄道敷設は新橋－横浜（今の桜木町付近）この時、英国から入ってきた機関車１０両のうちの１両だそうです。
英国の融資で英国人エドモンド・モレル氏を中心にスタート、新橋－横浜を５３分で結ぶ明治天皇は往復乗車した。この区間を徒歩で移動すると半日かかっていた時代。多摩川を越える六郷橋梁は木造でした、芝浦～高輪、野毛付近は用地が確保できず海上に築堤を設けての敷設、貨物は１８７２年より１日１往復で運行を開始したそうです。
これにつながれた展示物の客車は当時の図面を基に大井工場で作ったレプリカ。木製車体は等級別に扉が分かれているというもの。展示車両は全長５．４ｍのコンパクトなものでしたが、当時のものはもっと大きく３０人が乗車できるものとのことです。ちなみに室内灯は油灯で（写真客車上に人の姿が見えますが油灯の燃料補給している姿を人形で再現）この時代の客車にブレーキはついていません。

弁慶号 posted by (C)papa_nen
こちらの方がポピュラーでしょうか、弁慶号（他に義経と名付けられたものもあったらしい）。米国製で８両を購入しました。１８８０年北海道、幌内鉄道で運用された機関車。薪でも走れることと、テンダーを持つことで長距離を走ることができました。

鉄道創生期の客車 posted by (C)papa_nen
後ろにつながれた客車は開拓使号客車コトク5010という木造車両当時の高官などＶＩＰ乗車用の客車。装飾などが旧きよきアメリカンな風情でいいですね、１８８１年北海道へ渡道した明治天皇もご乗車された記録が残っているそうです。

今日はここまで。

先々週、夜勤明けに南武線支線（通称浜川崎線）に立ち寄ってみました。
尻手駅で新鶴見に向かう列車を撮りたかったのですが時間的にくる様子もない為まずは川崎新町まで深入りして東海道本線列車を狙うことに

早朝の川崎新町にて-1- posted by (C)papa_nen
青空が気持ち良い中EF66が通過、こちら側は影ってしまいました。思えばこいつのライト回りの処理がJR世代の機関車のデザインルーツみたいです。旧型電機～EF65、EF64までのつぶらな尾灯と屋根上のヘッドライトとか好きなんですけど。

早朝の川崎新町にて-4- posted by (C)papa_nen
晴天は嬉しいものの架線やら付帯設備の影がかかるのは残念です。都会のローカル電車が人々を運んでゆきます。この駅は近くに踏切があるので列車接近が分かりやすいです。しかし付帯設備などで撮影アングルが限られる為、難しく感じました。遠くの列車を撮影できる400mm～500mmとか欲しくなります（これ以上NIKON1に投資する気は無いけど）。

早朝の川崎新町にて-6- posted by (C)papa_nen
ポストEF65というEF210が沢山通ります、世代交代ですね。こいつの顔をEF58風に美容整形してEF580とか作ったら面白いかもしれない…子供の頃はEF58好きだったんです。斜めに角度が付いた運転席ガラスや車体裾の処理とか流麗でかっこ良かった。ここ川崎新町ではほとんど10mm（27mm）で撮影。


浜川崎　下りEF65貨物列車-2- posted by (C)papa_nen
浜川崎へ電車で移動しました。ほどなく東京タよりEF65PFの登場、110mm（300mmクラス）を付けていたのでドアップで撮ります、結果でしかないけどここまで寄せるのは珍しいかな。

浜川崎点景-2- posted by (C)papa_nen
しばしの待ち時間、なんか風景写真ぽく撮ってみました「らしくない」か。

浜川崎　EF200見参-1- posted by (C)papa_nen
稀少なEF200登場、21両しか作られなかった幻の6000kw級の機関車、往年のケンメリGT-Rみたいなものか？狙い過ぎでワケワカメの写真になっちまいました。

浜川崎　EF200見参-3- posted by (C)papa_nen
この後接近したら産業道路からの影に入ってしまいしたorz


さて日は経ってここ最近の写真

大崎駅　3086ﾚ posted by (C)papa_nen
まずは用事で出かけたついでに大崎駅へ立ち寄りました。日中の山手貨物線3086ﾚを撮影します。ロケーション的には好きな（五反田まで奥行きのある伸びた線路とか見られます）場所なのですが絵的には架線柱などにはばまれ、あまりいい絵が撮れません。山手貨物線はなかなかきびしい。

さて夕方ですが雲一つない青空、久々に多摩川（是政橋）へ出かけてきました。膝の方もまだ治っていないので電車で移動してます。

夕暮れの富士山 posted by (C)papa_nen
富士山は雲がかかっていましたが晴天の夕方でダイヤモンド富士至近の日ともあってカメラマンがそこそこいました。こっちは富士山がついででメインが貨物列車って…へそ曲がりな感じですが…。

夕焼けと貨物列車 posted by (C)papa_nen
いろいろ夕日のなかで試して撮りました、思い切ってホワイトバランスをチューンして撮ったこの1枚がベストショットでしょうか、あいにく国鉄機ではありませんがEF210コンテナ貨物です。意図的に列車を底辺に据えてみました。空は赤く染まり夕陽の中、貨物列車がシルエットを描きます。

※昨日は大宮の鉄道博物館に行ってきました、次回はその辺りを紹介できればと思います。