2020年01月21日
Bレンジという純正CVTコントローラー。
11/17の3時間レース、1/19の5時間レースと2連勝と
まだまだ嬉しい余韻の中。
運が味方したこともあるが、
勝因を考えた。
①新ドライバー加入で1軍ドライバーが3人となり選択肢が一気が広がった。
②Bレンジを純正CVTコントローラーとして使用する事を思いついた。
③マシンの足回り熟成が進んだ。
他にもあるが、特にこの3つはとても大きい勝因だろう。
逆に、改善点も多く見つかった。
これはまた後に・・・。
勝因の中でも、
②Bモードを純正CVTコントローラーとして使用する事を思いついた。
は、マシンの戦闘力を押し上げた。
5時間のレースでBレンジを使いっぱなしにするという暴挙はなかなか出来ないだろう。
実際、知り合いの自動車屋さんにCVTのBモードで5時間はレースしたら、壊れないかと聞きまわったら誰も答えてはくれなかった。
つまりCVTの耐久性はやってみないと分からないのである。
そこで、色々と試して見たところ、
今のCVTは想像している以上に頑丈だという事が分かった。
実際に既に3つの耐久レースに出場したが不具合は出ていない。
というより3年間、
車種はいくつか試したもののミッション関係でリタイヤした回数は「0」である。
むしろドライブシャフトやハブ類の方が怪しい印象だ。
他の車種のMT車両も数レースもこなせばブローするリスクが高くなる。
MT操作が上手くなければ、1レースでもブローしてしまう。
このBレンジ多様走行は、
おそらく筑波や富士の様なストレートが長いコースでは難しいだろうが、
本庄の様なストレートが短い、ミニサーキット限定のテクだろう。
Bレンジを使用すると、走行中ほぼ高回転を維持できる。
つまりラリーVItzのスポーツCVTに近い感じである。
言わば、ほぼ純正CVTコントローラーとも言える。
このBモードの使い方を理解したことで、
MTに負けない加速力が手に入った。
更にコーナーではMTよりも遅いブレーキング操作が可能で、
MT車の挙動を見ながらコーナーを攻める選択肢に増え、
これにより、常に54~55秒のタイムを安定し出せるようになった。
トップタイムはMT車には及ばないが、
本庄のように10回もドライバー交代がある場合、
10回とも常にトップタイムを出し続ける事は難しいだろう。
しかし、CVTのBレンジ走行をマスターすると、
トップタイムには及ばないものの、ハイスピード走行で安定したタイムが出せるようになる。
長丁場の耐久レースにはもってこいである。
但し、3年の経験から以下の守らなければいけない点がある事も分かった。
①Bレンジを上手く使えない車種・年式がある。
②Bレンジonly走行では、タイムが伸びない事もある。(D/Sレンジも大切)
③Bレンジを活かすために足回りに独特の工夫が必要
④メンテナンスが最重要
⑤できればCVTF温度計をつけて温度を管理する(意外と大切)
⑥CVTFクーラーはあった方が良い!
⑦ブレーキはケチってはダメ!
本業がレース屋ではないので、
どこまで正しいかはわかりません。
マネして故障しても責任もてません!あくまで自己責任でお願いします。
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プレオCVT | 日記
Posted at
2020/01/21 20:13:22
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