2020年10月08日
9月は恩師の大学より、
今年予定していた作業療法士の病院実習が軒並み受け入れ中止となったので、
うちのグループ施設での臨床実習生の受け入れを要請があり、
お役に立てればと2人の実習生を受け入れ指導を担当しました。
更に、体調不良で2週間程休暇を取ったリハビリ職員代わりに担当患者様も引き受けつつ、
10月に地元での健康や介護予防に関する6本の講習会の資料を作成しつつ、
と他にも色々な業務も重なり、
結局10/18に向けてのレース車両の作業は全く進まずでした。
この間にショックだったのは、
都内に本部があるとある入居系の施設に入所した元気な頃から顔なじみの患者様でした。
脳卒中の後遺症で半身麻痺となったのですが、
ウチのグループのデイサービスと訪問リハビリを利用され杖で歩行できるレベルまで改善していました。
しかし新型コロナの影響で、
春先からこの入所先の施設が、外部からの立ち入りと、他のデイサービスの利用を禁じた為、
ウチのグループのデイサービスと訪問リハビリのサービスが受けられなくなり、約半年のリハビリ空白期間が出来てしまいました。
つい最近、その施設で先行して訪問リハビリだけが立ち入りOKとなったので、
様子を見に行くと、
手も足の関節もガッツリと固まってしまう関節拘縮を起こしており、
手に関しては既に指が開かない状態に悪化していました。
患者さんご本人も春先まで改善傾向だっただけにかなりのショックを受けていた様子でしたが、さすがにこれは私もショックでした。
主治医と連携し、今後の治療とリハビリ方針を決めなおさなければいけません。
進行した関節拘縮を維持・改善するにはより専門的な知識と技術が必要な為、
私も加わり当分は2人体制で担当する事になりそうです。
こうした状況は、このコロナ禍の全国でたくさん起きている事でしょう。
しばらくすると、こうした状況も社会問題としてクローズUPされるようになるのかもしれません。
Posted at 2020/10/08 16:45:03 | |
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