2021年05月20日
私は、医療部門で訪問看護・リハビリで現場に出る事もあるが、
まだワクチン接種を終えていない。
まだ、予定もわからない。
グループの医療スタッフは、
今週に入りやっと6割強を終えた位である。
グループとして積極的に現在もワクチン接種に協力しているものの、
接種の計画や副作用の問題も実は大きな問題を抱えていると私は危惧している。
当グループ医療部門に関しては、
3回くらい分けて職員が交代でワクチン接種を行う計画だが、
日程も数日前に連絡が来るのという感じなので、
日程調整がおいつかず、
通常業務に支障をきたし、最終的に患者様にそのしわ寄せがいく。
現在はファイザー製ワクチンのみだが、
2回目のワクチン接種を行うと、
後日、発熱する職員が複数出る為、
勤務のシフト調整が極めて困難になる。
これがこの先増えるだろう、
介護施設職員の場合は深刻で、
もともと人材難で平時でもシフト編成が難しい中、
職員を数人ずつ分散して接種を行っても、
通常業務に支障がでる可能性が高い。
更に接種後、熱発者が多数出た場合、
一時的に人員基準違反に陥ったり、
業務遂行支障をきたす恐れが高い。
この問題は、ウチのグループでもかなり頭を悩ませているが、
これから全国の介護施設で頭を悩ます問題になるだろう。
接種には協力しろとは言うが、
配慮や支援について国は何も発言しない。
たぶん発熱に関して副作用の報告は、
かなりあるのではないだろうか?
一時的なものであると思われるが、
これが一般者向けの接種が始まった場合、
国は1日100万回接種を目指すと言うが、
その副作用で医療機関がパンクし、
医療崩壊が起きないかと心配になる。
もしオリンピックが開催され、
こうした事態が重なったとしたらと思うとゾッとする。
現状では、新型コロナに対してはワクチン接種が最も有効な対抗策だと思うが、
ワクチン接種を進めるためか、
副作用が引き起こす社会資源への影響について、情報があまり報道される事が少ないように感じる。
(*あくまで個人の見解です)
Posted at 2021/05/20 12:31:19 | |
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