レース中の交信問題は以前も取り上げた、
はじめはデイサービスで使用している業務用インカムに、サバゲーで使用する外付けPITボタンを指に装着して邪魔にならない様に工夫しながら使用していた.

しかし、距離が離れるとノイズが大きくなり、通信が安定しないので、あきらめた。
次に、部長がバイクツーリングで使わなくなり、持て余していたアジアン系の安物インカムを、本庄サーキットで投入。

このアジアン系インカム、ペアリングも面倒で時間もかかり、バッテリーも連続使用だと5時間持たず、更にサーキット場だと数十メートル離れるとノイズを激しく拾ってしまい、接続も不安定になりレースでは使い物にならなかった。
まぁ、もともと部長もバッテリー切れが速く、新型インカムを購入を機に使っていない代物だったので仕方ない。
そこで最後に登場したのが、部長がツーリングで愛用していた高機能インカム「MIDLANDのBT NEXTPRO Hifi」 。

これで、本庄サーキットのコース内では、インターカムモードで、ほぼ不自由なく相互通信が可能となった。
しかし、この高機能インカムも、富士SWの様な広範囲な距離は流石にカバー出来ず、インターカムモードでは直線100m位しか接続できず、それもかなり接続が不安定であった。
そこで今回は、MIDLANDのインカムに組み合わせて使用する携帯アプリBTtalkを導入。
部長の持っているBTボタンに加えて、新たにBTtalkボタンを購入し、このボタンをマジックテープを付け、ドライバーが交代するごとにステアリングにマジックテープで固定し。それぞれのドライバーの通信スイッチの代わりとした。。

この方法だと片側通信になるも、レース中はかなりクリアな音声で通信が可能となった。
以前、BTtalkと同じような仕組みのLINEの通話アプリを本庄サーキットで使用しようと試みたところ、LINEの通話アプリではノイズがひどく使い物にならなかった。
なのでBTtalkも、サーキット場で試すまでは不安だったが、実際に使用してみるとBTtalkはレース中でもクリアな音質で接続も安定していた。
さらに地図アプリでコースのどのあたりを走行しているかもリアルタイムでわかるので、富士SWのような長いコースでは、車両の位置確認もできる為、使い勝手が良い。
ただ携帯のパケット代がかかるのでそこが難点だが、それも大した費用ではなかった。
しかも、このBTtalk。
実はアプリだけでも使用できる。
実際、携帯電話にイヤホンを付け、アプリの設定画面でマイク感度をMAXにして、携帯電話を通信ボタン&マイク代わりに使用する方法で、レース中に試したところ十分に使用可能だった。(ジェットヘルでの使用)
「それじゃー、インカム必要ないじゃん。」ともいわれそうだが、
この携帯電話アプリのみで使用する方法は、普通の運転レベルであればで操作は可能だと思うが、流石にレース中に操作するには難しいので、アプリのみで使用するには工夫が必要だろう。
また、携帯電話もインカムも連続使用するとバッテリーをかなり消費するので予備電源はあった方がイイだろう。
私の場合、予備電源があったので困らなかったが、携帯はリンゴのXRだが7時間持たなかった。インカムも7時間持たなかった。
Posted at 2020/02/06 17:31:51 | |
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