最終戦、
第一走者の部長が順位を上げてきたエッセがせっつくので、
シケイン出口で減速してコースを譲ろうとしたところを後をドつかれ危うくスピン。
(シケイン後の不安定な状態でドツかれると、FFとは言え危ないだよね~)

インカムも断線気味で途中痛恨のドライバー交代ミス。
序盤から調子の悪いABSをごまかし、ごまかし走行していたもの、
レース終盤ついにフットブレーキEND。
最後は動くコーナーポス化しながら
部長がブレーキクーリングしながら意地の17位完走と、なんとも今シーズンを象徴した最終戦でした。
レース後のブレーキは左は真っ二つ。右は鉄板むき出し。
そしてフルードは残量ゼロでした。


今回の本庄軽one耐久レースついに「NNクラス」が「改造クラス」の参加チーム数を超え、人気が出て来たかに見えます。
またギャラリーもいつも以上に多く、参加者の中にはチームをこれから作って参戦したいという方もおられたようです。
NN戦創設の第1戦から参加している身としては、NNクラスの面白さが皆さんに伝わり参加者も増え活気づいてきた事はとても嬉しいです。
ただ同時に「嫌な気分」も多く感じました。
正直レースを終えた今、
私的には来シーズンの参加モチベーションは50%です。
今回は派手な大荒れな接触は少なくなりましたが、
接触はたくさん見られました。
レース後各チームのパドックを見て回りましたが、
凹みの無いクルマの方が少ない位でした。
速いクルマなんだから、どけっとパッシングや、車体でド突く。
ぶつけても前に行く。
PITロードやパドックロード快速。
無駄なブロック走行。などなど・・・。
レースなのである程度の接触やアクシデントは仕方ないと思いますが、
それでも最低限であるべだと思います。
修理には、お金も、時間も、モチベーションも必要です。
軽自動車レースで幾ら低予算といえど、長く楽しむためにはコスト管理も必要です。
車両を管理するエントラント嫌気がさせば、
参加自体が出来なくなるのです。
レース中にPITラインカットはペナルティーとなりましたが、
観ていても、私が走行中もヒヤッとする危ないシーンが見られ、
今大会で初めて走るドライバーが、
あれはOKと勘違いして、あのまま放置されてたら、
大きな衝突が起きていたような気がします。
私は注意する立場ではないので説教はしません。
逆にそんな「場」からは身を引きます。
相手に敬意が払えない参加者が多いのでは、
レース中に周りが見えるはずもなく単なるリスクだからです。
大会主催がしっかり管理する事も大切ですが、
まずは参加者自身が意識を持つことの方が大切だと思います。
レースも人が行うので、人が集まらなければ成り立ちません。
他に人がいるから楽しめるのです。
そんなか、安全やマナーの意味を理解する若手の学生チームとも交流の機会もでき、
そんな若手の皆さんが表彰台に上り活躍された姿を見れたことは、今大会の嬉しい出来事の一つでした。
(青エッセの我がチームと紫エッセの学生チーム)
頑張れ、brother紫エッセ!
最後にライバルシネマさん。
今レースでも2,3位をキープし続け、
年間シリーズチャンプ確定路線でしたが、
レース時間残り30分。
旋回後に姿勢を崩した車両に
ドアのガラスが割れるほどの衝突を受け、
戦線離脱、窓を修復しレースに復帰したものの大きく順位が後退し、
まさかの年間シリーズ2位へ転落。
年間シリーズタイトルはフリーフェイさんとなりました。
シネマ代表のN山さんにとっては、あまりにもお気の毒としか言いようがありません。
レース後凹んだ車体を奇麗に磨くN山さん。
お気持ちお察しします。
Posted at 2021/11/15 16:12:13 | |
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