
和歌山県那智勝浦へマグロを食べに行くオフミが開催lされるというので、参加してみた。
昨年9月の豪雨で甚大な被害を被った那智勝浦町。
そこへ赴いてわずかではあるがお金を落としていくことで、地域の復興の役に立てばという主催者の想いに共感したのも、参加を決めた要因だ。
もちろん、美味いマグロを食いたいという欲望が大半を占めているのは否定できない(^^;
集合場所は「古道歩きの里ちかつゆ」
黒森の住処からはのんびり走って小一時間程度の場所。
311号線はペースの遅いクルマも多いので、余裕を持って出発したが……
思いの他スムースに走れたので、到着は集合時間の30分前www
付近をブラブラ散策して時間を潰していたら、メンバーが続々と到着。
今回の参加メンバーは、主催のしん@4500さん(インプレッサS-GT/GT)、tomy-さん&奥様(インプレッサ WRX STI)、まさきち@わかやまさん(タントカスタム)、ま@赤エクさん(スイフト)、これに黒森のZ3の5台、6名。
勝浦で伸之助さん(アウディA3)と合流予定。
クルマ好きが集まれば、ウダウダとクルマ談義に花を咲かせるのはお約束。
これはどこのオフミに参加しても同じで、初参加、初対面の人ばかりだと、ある意味、ホッとするwww
とは言ってもウダウダしてばかりもいられないので、適当に切り上げて目的地へ出発する。
ちかつゆから勝浦までは、311号で本宮まで行き、168号で新宮を目指す。
新宮から42号線のバイパスに乗れば那智勝浦までは10分程度で到着する。
行程としては1時間強というところか。
このルートも昨年の豪雨で何箇所も土砂崩れで分断されている。
今でも随所に片側通行があり、辛うじて幹線道路の役目を維持しているのが実情だ。
168号線は熊野川沿いを走っている。
熊野川の対岸は三重県、国道168号と並行して県道740号が走っていて、こちらも随所に土砂崩れの跡が見られるが……復旧は進まず、道路は完全に土砂に埋まったまま放置されているようだ。
並行する168号が機能しているので生活に支障はないのだろうが、未だに当時のままの状態を目の当たりにすると、昨年の豪雨が如何にえげつなかったのかを改めて思い知らされる。
そうこうしているうちに、勝浦に到着。
伸之助さんと合流して、向かったお店はこちら。
お食事処 桂城
食べログの他、ネットのグルメ情報サイトでは高評価を得ているお店らしい。
一杯やりながら一品を色々といきたいところだが、一滴たりとも飲むことができないクルマのオフミなので、当たり障りの無い「まぐろ定食」を選択。
内容は、まぐろ刺身、まぐろカツ、まぐろそぼろ煮、まぐろ鉄板焼、まぐろつみれ汁、これにご飯と香の物で1500円也。
本当に美味いマグロというものを食した経験が無いので判断基準に困るのが正直なところだが、どれも美味しくいただけました。
素泊まりで宿を取って、飲みながら色々と試してみたくなる店であることは間違いない。
腹が満たされたところで、那智大社へ移動することに。
那智大社への道程は、昨年9月、私がボランティアに参加した際に行った地区(
2011年9月16日のブログ)を通過する。
当時のまま放置された家屋も見られるものの、土砂に埋もれて瓦礫や巨石が街中に産卵していた状況を思うと、見違えるくらい綺麗になっていた。
日々の生活に支障が無い程度になったものの、納屋や庭などは土砂に埋もれたまま放置されているらしい。
その片付けのため、ボランティア団体の活動は今でも続いているという。
自分の中では「過去の出来事」になりつつあったが、これが現実なのだ。
現地の生の声を聞いて、考えを改めないといけないと痛感した次第。
駐車場から長い階段を上って、ようやく着いた那智大社からの眺望は絶景そのもの。
山々のあちこちに土砂崩れの爪痕が残っているが……
美味いマグロを食し、被災地の復興を目の当たりにし、同時にまだまだ災害の爪痕が残る現実を知り、個人の欲望が満たされること少々、考えられること多数のオフミだった。
主催のしん@4500さん、勝浦を案内してくださった伸之助さん、参加の皆様、本当にありがとうございました。
楽しい一日を過ごすことができました。
また参加させてもらいます!
Posted at 2012/06/03 23:59:01 | |
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