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僕が大好きな安全地帯
「安全地帯アンプラグド・ライブ！」ＤＶＤより　好きさ　

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　このＤＶＤは’９２．１２．２６神奈川県民ホールにて収録（全編ノーカット）されたもんです。
"１０ｔｈ Anniversary Acoustic Special Night"という１０周年記念ツアーの最終日だ。
この数日前に行われた札幌のライブに僕は行っていたのだが、その時とはまるで別もののパフォーマンスと張り詰めた緊張感がこの映像の中で垣間見れる。
　
　メンバーの結束が崩れつつあることを感じていた玉置さんはこのツアーのライブ映像を、最高潮の記録とするため、いったん武道館で（２日間何十台もカメラを入れて）収録したものをボツにする。そのため予算をかけられずに苦肉の策でハイエイトで撮ったものが、それだけが凄かった。

　この日のステージでは　事前に曲順は一切決められておらず　ギターを持った玉置さんが歌い始めたり、弾き始めたりしたら、メンバーはひたすらそれについていく。ブルースのコード進行とともにまさにすべてを即興のままワンステージ通している。彼のパフォーマンスもすさまじい。激烈なシャウトを連発し、即興の歌詞を歌いまくり、２台のギターの弦を次々と引きちぎってはそのボディーをステージに叩きつける。その緊張感は後にギターのカキくん（矢萩）が「こんなのずっとやっていたら死んじゃいますよ(笑)」というほどのものだ。　　（志田　歩著　玉置浩二　幸せになるために生まれてきたんだから　参照）

　ラストの曲　あの頃へ　では玉置さんがメンバーに内緒で上から雪（紙だけど）を降らせるんだけど、きっとメンバーの脳裏には故郷である北海道、旭川の情景が浮かんでいたと思うなあ。そして演奏を終え、メンバーが手を繋いで客席におじぎをするんだけど、その時のメンバーの晴れ晴れした表情がまたなんとも感激してしまうんですね～(^^♪

　個人的にこの頃の玉置さんの声や声の響き、パフォーマンスが一番好きです。

　このＤＶＤだけは絶対に買っといて損はないです。（という僕はＶＨＳ版ですけど^_^;）