トマーのブログ一覧

しばらく冬眠してました。
お友達の方々またよろしくお願いいたします。

長年愛用していたＤＲＸ９２５５もアナログボリュームのガリ（回すとノイズが出る）が酷くオーバーホールに出そうか迷っておりました。
しかし、この症状はパーツを交換してもいずれ再発しますので思い切ってＤＲＺ９２５５を（中古ですが）落札しちゃいました。

本当は新品の９２５５ＳＥが欲しかったのですが４万の追い金は厳しくて・・・（笑）

商品が到着したその日の夜に徹夜してつけました。

音の方はまず　デジタルボリュームの精度の良さに感心。
音が聴こえるか否かくらいの極小レベルに絞っても左右のスピーカーの音量に差は無いし、小音量時でも音痩せしないのもグッドです。

そしてウワサのダイレクトモード。情報量が増え奥行きも増し、最高の聴き心地です。サンプリング周波数もきめの細かい９６ｋｈｚとアナログっぽい質感のノーマルで音質の違いを好みで選べます。どちらも捨てがたいなぁ。

一応（２Ｗａｙのパッシブネットワーク仕様ですがバイアンプ＆マルチアンプ接続なので）スタンダードモードにしてタイムアライメントもいじってみました。

各ユニットから頭の中心位置までの距離を実測して入力します。
聴いてみるともともとミッドとツィーターの距離が近いせいか思っていたより定位感に大きな変化はありませんでした。
ツィーターがＡピラーにあったっりしてミッドとの距離差が大きい時はもっと改善効果があるのかもしれませんね。
確かに若干ボーカルが自分寄りに近づき、ベースの音がクッキリ聴こえたりと変化はあります。
しかしダイレクトモードに比べると情報量が減り、空間が１サイズ狭くなる印象で、高域が丸みを帯びマイルド方向の音になります。
（うーん。ＵＣＳ　ＰＲＯが欲しい。）

やはりウワサどうりダイレクトモードが１番でした。


ＤＲＸとＤＲＺ、どちらにも良さがあります。
ＤＲＸもボリュームの弱点がなければまだまだ現役でしょう。
聴感に優しい表現、アタック音の押し出し感などはＤＲＸの真骨頂。
でもやはりトータル性能、信頼感、安定感はＤＲＺに分があるようです。
ただいろいろ音質調整に選択ができるデジタル機というのはどれが好みなのか決めかねる部分があります。
でもそこが面白いんでしょうけど。