今プレイ中のゲームと言えば、
艦隊これくしょん
戦艦少女R
蒼焔の艦隊
です。艦これ以外はスマフォアプリですね。これらを交互にやっています。最近まで
アズールレーンをやってましたが、海戦とは関係ないコラボイベントに萎えて辞めました。その代わりに始めたのが蒼焔の艦隊です。

戦艦大和の砲撃シーン。爆炎で艦体の後ろ半分が見えません(笑)
戦闘BGMがめちゃくちゃかっこよくて、やる気を引き出されます。
通常戦闘BGM 「全速前進」

母港画面では好きな艦を置いて眺めることができます。画像は戦艦大和と軽巡大淀、駆逐艦秋月です。
ちなみに、私の提督アイコンは「プリメーラ」です。
さて、前置きが長くなりましたが、令和に入って模型制作第二弾も艦船模型にしました。本当は制作予定になかったのですが、2隻目の
雪風を制作時にデカールを紛失してしまい、デカール欲しさに雪風のデカールがある姉妹艦を購入しました。陽炎型は17姉妹ですが、雪風のデカールが入ってるのはそのうちの6姉妹です。選んだ決め手は単に一番安く買えたから(笑)確か1200円でした。雪風は陽炎型8番艦ですが、今回は直近の妹艦である
陽炎型駆逐艦9番艦 天津風

(艦隊これくしょんより)
です。読み方は「あまつかぜ」。美味しそうな名前ですが「てんしんふう」ではありません。
天津風「(予定にないのに私を作るって)どういう風の吹きまわしかしら?」天津風の吹き回しですよ、はい。
艦これで実装されている以外ではそんなに見かける名前ではありませんが、大東亜戦争緒戦から1944年4月10日まで、スラバヤ沖海戦では小型艇1隻撃沈、ほか十数隻を拿捕する戦果を挙げ、第二次ソロモン海戦では空母翔鶴の護衛として、第三次ソロモン海戦では駆逐艦1隻を撃沈するなど、歴戦の武勲艦です。第舞鶴海軍工廠生まれ。
そして運命の1944年1月4日、輸送船団護衛任務中に
潜水艦レッドフィンの雷撃によって天津風は真っ二つにされ、艦橋を含む船体前部は全滅、人間でいえば下半身だけの状態となりました。それでも応急処置によって船体後部はかろうじて浮き続け、そのままアモイまで退避が叶いました。本来なら轟沈するほどの大破であり、処分されてもおかしくない状態でしたが、とりあえず航行できる程度に仮艦首を付けた即席の修理は叶いました。本格修理のために本国に向けて出港。本来の全長の半分強という痛ましい姿でまともに使える兵装は4連装魚雷発射管1基と、12.7糎連装砲2基、25粍3連装機銃2基だけでも、18機のB-25を相手に奮闘し、3機撃墜、2機撃破の戦果を挙げ、空襲を切り抜けました。目的のためなら手段を択ばない卑怯さがアメリカの一番嫌いなところですが、天津風の不屈の精神が窺い知れます。まさにタイトル通り、不屈の駆逐艦です。撃ち漏らした
B-25の爆撃を3発も受けて損傷するも轟沈は免れましたが、アモイ湾で機関故障により座礁、歴戦の武勲艦はついに力尽き自爆処分となりました。よく似た最期の遂げ方に、
重巡熊野がいます。
2日に分けて制作、雪風に比べると天津風は兵装が簡素であったために制作時間は5時間ほどでした。
艦首側から

陽炎型らしい、可愛らしい形ですね。当時の諸事情により雪風のような対空兵装フル装備は叶いませんでしたが、艦橋前に25粍連装機銃が装備されました。単装機銃はありません。舞鶴生まれなので、舞鶴海軍工廠グレイを選択。呉海軍工廠グレイより淡く青味がかってます。

こちらは雪風の艦首回り。
艦尾側から

対空兵装が不十分であるためにすっきりしていますが、2番主砲が残されているために、単純な砲火力は雪風の1.5倍あります。

こちらは雪風の艦尾回り。2番主砲塔が撤去され、代わりに対空機銃がびっしりついてますね。
そして、真っ二つになった天津風の生き残った部分はこのような状態になりました。

(注:実際は真っ二つにはしておらず、画像加工による再現です。)
こちらは実際の写真

(ウィキペディアより抜粋 パブリックドメイン)
こんなになっても戦い続け、ちゃんと戦果を挙げたのだから畏敬の念を禁じ得ません。これでも攻撃しようっていうのだから当時のアメリカは鬼畜米英って呼ばれて当然なくらい卑劣なやり方をし続けました。その最たるものが東京大空襲や原爆2発でしょう。私が当時のアメリカ軍人だったら、たとえ軍規違反でも見逃すでしょう。それが武士道ですよ。騎士道精神を持つ大英帝国なら精々拿捕でしょうね。武勲艦と述べましたが、どっちかというと功労艦ですね。本当にお疲れ様って言ってあげたいです。
右舷正横から

付属の新装備パーツをふんだんに使いました。これによってより再現度の高い仕上がりとなり、天津風の精悍さと愛らしさをさらに引き出せました。
なんで帝国海軍の駆逐艦ってこんなにもかっこ可愛らしいんでしょうかね。見た目は他国より頭一つ抜けていると思います。駆逐艦ズもついに34隻(内フルハル20隻、海外艦5隻)、実は第二次世界大戦後の駆逐艦(DDH)も2隻作っており、それを入れると36隻になります。あと何隻作れば終わるのでしょう(笑)
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Posted at
2019/05/06 01:56:38