1か月と3週間がけで、ようやく完成しました。
元々はアオシマ製のウイングウエストのCE1型アコードワゴン 2.2VTL
アオシマのホームページより
1994年当時の私のホンダ嫌いを克服するきっかけとなったのが、
CD6型アコードセダンです。
しかし、現在アコードセダンの模型は永らく製造されておらず、当時物が法外な価格で少数出回っている程度に過ぎずあまりにもコスパが悪すぎるため、アコードワゴンを魔改造することを思い立ちました。
ちなみに、永らく勘違いしていましたが、この代のアコードの車体型式は、セダンがCD系、ワゴンがCE系となっており、何シテルでの表記をここで訂正します。
そもそもワゴンなんか興味すらなかったのでご勘弁を。
ってことで、何シテルでもアップしましたが、ワゴン部分を大胆にカットして、パテとプラバンで埋めて、盛っては削りを繰り返すという作業を約1か月続けました。
第1段階
ワゴン部分をカットして、ルーフとトランクリッドを成形しました。
第2段階
Cピラーとリアバンパーを成形し直しました。
第3段階
塗装が完了して、車台との合わせ作業です。
これから細部の微調整をしつつ、組み付けて完了となりました。
CD6型アコードSiRとして魔改造しましたが、なぜ出さなかった夢のスポーツグレード、タイプR仕様としました。
制作期間は52日、延べ制作時間は約30時間ほどでした。
前側から
車体色はタフタホワイトを選択。
アレンジとして、バンパーエアインテークのフィンをブラックアウト処理しました。
正面から
フロント周りはワゴンと差異はありません。
最も好きなホンダ車です。歴代ホンダ車の中で最もハンサムな顔立ちだと思ってます。
今回の目玉ポイント 後ろ側から
ワゴンから大加工を施して、ノッチバックセダンに。
リアガラスは流石に透明プラバンから成型する技術は持ち合わせていませんので、透明のテーブルクロスを加工して貼り合わせるという手法を取りました。
残念ながら完璧なセダンにはできず、テール周りはワゴンのまま、リアバンパーの長さもワゴンのままとなり、アコードセダンにしては間延びしたスタイルとなりました。
アレンジとして、大口径マフラーを装着しています。
右側から
タイヤ、ホイールは以前制作したランエボⅥのオーソドックスな18インチ5本スポークタイプとし、スポーティさを出しました。
また、ローダウン仕様としています。大嫌いなJDMやUSDMっぽくならないように工夫しています。さらにはサイドステップのみウイングウエストのものを取り付けました。
内装色はタイプR風に、黒1色にフロントシート2脚は赤という組み合わせにしています。
更には、リアガラス、リアサイドガラス、サンルーフはスモーク処理しています。
とまあ完成度は今一つかもしれませんが、今持っている私の技術のほぼすべてを投じての制作となりました。プロモデラーから見たらまだまだ児戯でしょうけど、模型制作に関する雑誌や専門書も1ページたりとも読まず、塗装のコツだけ大学時代の模型研究会の先輩から教わったのみのほとんど自己流でここまで来ました。何しろ模型研究会において魔改造は外道だったので、自分で試行錯誤して経験のみでここまで仕上げられるようになりました。
何が言いたいか、みんな、「真似できない」というけど、やろうと思えば誰だって出来るようになるんです。
模型制作において、努力は裏切らないってことです。
Posted at 2023/09/03 18:01:40 | |
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