猛暑のため、今月遂に1台しか上がりませんでした、クルマ模型です。
今年の猛暑もひどいなんてレベルじゃないが、今年のル・マンもなかなかどうしてひどいもんでしたね。
白人による日本人差別はずっと昔から今でも息づいているんですよ。
国際社会では国連とEUが、モータースポーツではFIAが諸悪の根源です。
何故か、簡単です。日本人が、日本の製品が、兵器が、船が、クルマが賢すぎて強すぎるからです。
日本人つええええって言わざるを得ないのは、現代ではワールドベースボールクラシック、WW2では、硫黄島の戦い、ペリリューの戦いなどです。
日本車つええええは言うまでもなく去年までトヨタが5連覇を為したル・マン、1990年代初頭の日産
スカイラインGT-Rが猛威を振るったツーリングカーレース、そして1990年代の世界ラリー選手権です。
特に世界ラリー選手権は、同じカテゴリー内でありながら
ランエボと
インプレッサの2強とその他ザコ共と言っていいほど実力に大差をつけました。
ツーリングカーレースではスカイラインGT-Rがあまりにも強すぎてFIAの国際レースにおいては実質の出禁となり、ランエボとインプレッサがチート過ぎて、欧州勢の市販車改造クラスでは全く歯が立たず、ランエボとインプレッサ唯一の弱点を露呈させて勝てさせないためにWRカー規定が生まれたのです。
当時インプレッサやランエボと同じ土俵で戦ったマシンと言えば、
トヨタ・セリカと
カローラWRC、
プジョー・206や
シトロエン・クサーラなどですが、同条件の市販車改造レベルでは勝てる要素ゼロです。グランツーリスモシリーズをプレイしたことある人ならお分かりかと思いますが、市販状態のインプレッサとランエボの戦闘力を10とするならセリカで8、カローラ、206、クサーラだといいところ5ってところです。そして、同じ条件で改造していくとますますその差は開いていきます。言ってみれば、
ゼロ戦と
隼相手に、
スパッドⅦでドッグファイトを挑むレベルなのです。そこで、
ミラージュ2000を投入してゼロ戦や隼を撃墜して、あるいは自分たちは手ぶらなのにゼロ戦や隼に1000ポンド爆弾を抱かせたうえでドッグファイトを挑んで日本よえええと言っているようなレベルなのが、FIA主催の国際レースの在り方なのです。
ま、日本人は真っ正直で勤勉過ぎるんですよ。そして魔改造マニア。それゆえに時々とんでもない変態が生まれるのです。
そしてその変態に勝てないから欧州主導のレースでは実質その変態出禁のルールに改変される、と歴史は繰り返します。
そしてこの型のインプレッサの強さは、意外なところからも世界に広められました。チューニングカーの世界ではあれこれ物申されていますが、「それあなたの感想ですよね?」と一蹴できるほどに忘れられない出来事があります。
それが、「奇跡のインプレッサ」
笹子トンネル事故
です。この事故にGC8型インプレッサが巻き込まれ、損傷しながらも奇跡的に助かり、今では修復されて現存しているのは周知の事実ですね。
今回はその1角のインプレッサを制作しました。
ハセガワ製の1/24のWRXとなります。実車は運転したことありますが、まぁチート性能でしたよ。ボルトオンターボの
プリメーラT4(注:AWDモデル)じゃ勝てないと素直に認めました。しかし、走り味はプリメーラT4に近くてすごく好感持てました。ランエボ除いたら、こやつに勝てるクルマいないよなっていうまさに異次元の走りでした。
今回、猛暑のせいで制作が遅れに遅れ、実制作時間は10時間程度なのに制作期間は3週間を要しました。
ってことで、
前側から
車体色は純正のフェザーホワイトです。
シンプルイズベストとはインプレッサのためにあるような言葉で、すごく素朴で田舎臭いスタイルです。だがそれがいい!
アレンジとして、ドアミラーをフェンダーミラーにしてみました。しかし、フェンダーミラーはDTMのメルセデス・Cクラスよろしくフェンダー後方に配置しました。中々おしゃれじゃないですか?ドアミラーは空力面で有利ですが、走行時の後方確認時における視点移動範囲の広さが大きな弱点です。フェンダーミラーはその真逆です。
正面から
凛々しい顔立ちのくせに愛嬌のあるフォグランプがチャームポイントです。
後ろ側から
このモデルはSTiバージョンではないので巨大なリアウイングはありません。
そこでよく似た形状の
ランエボⅦのものを流用しました。
そもそもランエボとインプレッサってライバルではあるが、まるで姉妹のように育った幼馴染のような関係ですから。
さらに、当時流行った砲弾型マフラーを加工して装着しています。
右正横から
カッコいいの一言です。
ホイールはAVSモデル5を加工して装着。18インチなのでオーバーサイズでちょっと不格好ですが、有る物を使うのにこだわりました。
FFモデルのスポーツワゴンも乗ったことがありましたが、あちらはあちらでWRXとは別物としてみれば中々いいクルマでした。
スバルって元を正せば隼や紫電、九七艦攻などの生みの親である中島飛行機ですよ、変態しか作るわけないですよ(誉め言葉)
ちなみに、この前ボクサーの話を聞かされて、思わず「スバルのエンジンの話?」とボケて場の空気を凍らせました(笑)
そういう先入観を私に与えたのが、このインプレッサなのです。
Posted at 2023/07/30 19:28:07 | |
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