私が免許を取って所有こそしていなかったものの、私の練習用にと親から買い与えられたのが、
スバル・ヴィヴィオでした。P10型プリメーラを初めて自分の所有車とするまで私の日常の足であり大学までの通勤車でした。
たった42馬力しかありませんでしたが、車重は630kgと軽いためにかなり敏捷な上、今まで運転した中でも1,2を争うほど運転しやすく、最強グレードの
RX-RがWRCでもクラス最強を誇っただけに、間違いなく私の運転では史上最強の軽自動車だと思います。ターボモデルの
アルトワークスも
ミラ・アヴァンツァートも運転させてもらいましたが、直線以外はヴィヴィオより劣速でした。あくまで私説なのでスルー推奨ですが、私が唯一好きな軽自動車です。
流石前身は
中島飛行機であるだけのことはあります。コアなスバルファンであれば、元中島飛行機であることをネタにする人は数多いでしょう。その中島飛行機出身の技師から、
プリンス自動車が誕生し、後の
スカイライン伝説に繋がるのです。
個人的にはWW2時なら
愛知航空機推しですけどね。
大日本帝国で戦闘機と言えば、一般的には海軍の三菱
零式艦上戦闘機、陸軍の中島
一式戦闘機 隼がまず挙がるでしょう。両者ともそれぞれ最も生産機数が多く、最も戦果を挙げた機だからですが、登場当初こそ両者とも世界最強の戦闘機だったと言うのも確かです。しかし、零式艦上戦闘機は後継機の
烈風が間に合わなかったために帝国海軍艦載機(注:海軍基地航空隊は除く)としては終戦まで最強であり続けましたが、隼は後継機に最強の座を明け渡しています。
今回制作したのは、制式採用された中で陸・海軍を合わせても最強最速を誇った中島飛行機の傑作戦闘機、
四式戦闘機 疾風
です。大東亜決戦機とも呼ばれているのも最強戦闘機である所以です。
愛称の読みは「しっぷう」ではなく「はやて」です。
太平洋戦争で最初に撃沈された艦である神風型駆逐艦も
疾風でした。まさに疾風のごとく散って行ったわけですが。
その名の通り、大日本帝国としては最速クラスの最高速687km/h(アメリカ軍での実験資料。実戦では624km/h。試作機では660km/h)を誇り、零式艦上戦闘機では最速である五四型(572.3km/h)、隼のⅡ型(548km/h)を大きく上回りました。
兵装も機首部に12.7mm機銃2挺と主翼に20mm機銃2挺を装備しており、世界的に見れば
スピットファイアや
メッサーシュミットなどの高火力戦闘機には及ばないものの、大日本帝国の中では最強火力であり、隼譲りの高い格闘能力も伴ったばかりか、非常にゆったりした操縦席で操縦しやすくアメリカ軍の中でも評判は良く、日本最優秀戦闘機と評価を受けているほどです。
3500機も生産されたにも関わらず現存機は国内ではたったの1機。それも静態保存状態で健在機はなし。日本の恥を世界に晒してしまいました。かの有名な嵐山美術館での話です。
現存する最後の疾風が健在だった頃は、決して日本は弱くなかったことの生き証人であったのです。
3日掛けで制作時間は6時間ほどですかね。その殆どは塗装での手間暇です。
機首側から

2000馬力という高出力エンジンを搭載しているため、4翅プロペラです。隼を正常進化させたような外観ですね。隼に比べると機首がやや絞り込まれていて空気抵抗を大きく減らしています。
今回特に捻らずほぼ説明書通りに仕上げてますが、銀色の上からクリア塗装しているので実機が艶消し銀に対して艶々の銀色になっています。
パッと見エアブラシ塗装したように見えて、よく見るとわかりますが筆塗装です。そもそも私はエアブラシを持っていないので。
機尾側から

後ろから見てもやはり隼に似た外観です。
こうしてみると、機体に対してコクピットの風防が小さいのがよくわかります。
中島と川西の航空機って概して風防の面積が小さいですね。
右正横から

非常に流麗な機体です。このシルエットに見慣れるとどうしてもアメリカ機やソ連機などが芋に見えるのは仕方ないでしょう。レシプロ戦闘機がかっこいいのは日本と英国とドイツですよ。
零式艦上戦闘機と並べてみました

作ってみて気づいたのですが、高出力エンジン、重武装で結構な自重がある割には小柄なのです。ご覧の通り零式艦上戦闘機とさほど変わりませんね。英国にはスピットファイアの艦載機版として
シーファイアがあるように、疾風の艦載機版が登場していれば
ヘルキャットや
コルセアにあそこまで負けなかっただろうにと思うところです。これは当然資源などの問題は関係なく、技術的にはできたはずです。他国は空軍と海軍は密な関係でしっかり連携が取れていたのに対し、大日本帝国の海軍と陸軍は常に軍における主導権を争い、犬猿の仲だったと言うのが大きな問題だったと言えます。
馬鹿な大将敵より怖いを地で往ったのも敗戦の大きな原因の一つです。そしてその悪しき官僚制度は現在なお続いているのですよ。
幾らそれぞれが優秀でも、国論を一つにまとめしっかり統制できなかったら、有事の際に取り返しのつかない損害を被るのです。そしてそれに泣くのは政治屋でも官僚でもなく、国民なのです。足の引っ張り合いするしか能のないバカな議員を選ぶバカな国民、現代日本はまさに
乱臣賊子ですね。
WGIPにおける狂った学校教育のせいで白人には絶対勝てないなどという洗脳を受けて才能と自信を潰され、愚民となった人間は数知れずですが、本来大和民族は世界でも1,2を争えるほど優等民族です。
この疾風を作った民族ですよ。
他のどの国も真似できない巨大で強い戦艦
大和と
武蔵を作った民族ですよ。
そんな昔の話じゃなくても、
世界で初めてハイブリッド車を市販化したメーカーはどの国でしたっけ?
世界で最も売れているクルマはどこの国でしたっけ?
LEDを発明したのはどの国でしたっけ?
大和民族がどの人種に劣ると言うのですか。パクリの文化とも揶揄されるけど、良いモノをどんどんパクって更にいいものをどんどん作れるのも我々大和民族ですよ。ゼロから1を作る能力に乏しくとも、1から100を作る能力に長けているのです。パクリだと批判する細長釣り目の渡来人(地の大和民族にそんな愚物はいないはずなので)には良い言葉を授けましょう。
青は藍より出でて藍より青し
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2019/11/25 23:06:01