いつかプロドライバーになる!
そう誓ったのは17歳の頃でした。
学校を出たら、必ずクルマに携わる職に就くと固く決意したのもこの頃でした。
実際にクルマに携わる職に就いたのは23歳のころ、トヨタグループの孫請け会社でトヨタ車の内装の金型の製作に携わりました。
実際に、形は違えどプロドライバーになったのは32歳の秋のことです。
親の反対のせいで実に14年もの歳月を無為に過ごしました。4年で400万もかけてただ得意分野ってだけで私にとってはクソつまらない法学の道に進んで法曹になるでもなくって意味で。これについては父が今更後悔してます。素直に私の意向通りクルマの道に進ませるべきだったと。おかげで皮肉にもケンカ無双になりました。
生まれつきのクルマ好きで将来はクルマに携わる、あるいはクルマの運転を生業とする職に就くと言う信念は幼少期より持っていましたが、その意志が強くなったのは、中学1年で従兄がプレイしていたPCエンジンの「
ゼロヨンチャンプ」を知って、中学3年の時に初めて小遣いでスーパーファミコンの「
ゼロヨンチャンプRR」をプレイしてからです。私が比較的欧州車蔑視なのはこのためで、欧州スーパーカーの大半が、市販状態でのゼロヨンはほぼ不可能か遅いです。何故ならゼロヨンはバーンアウトスタートが当たり前であり、例えば
ランボルギーニ・ディアブロはノーマルクラッチだとバーンアウト一発で逝くそうです。実際、ゼロヨンで上位を占めているのは欧州車ではなく、日本車とアメリカ車です。ゼロヨンはご存知の通り、1/4マイル(約400m)の直線の加速力を競う競技で、その起源はアメリカの電柱の設置間隔が1/4マイル毎であり、若者の間で電柱から電柱までの直線の加速勝負をしたことからと言われています。ちなみに、
HNP10型プリメーラT4に乗っていた頃に埠頭でゼロヨンやったことがあります。最終のインタークーラーターボ230ps仕様でようやく15秒を割ったと記憶しています。
ゼロヨンチャンプがきっかけでクルマの知識が一気に深まり、整備士の勉強も独学で始めました。昨年の秋に玲奈タソのセルモーターを自力交換できたのもこのためです。ゼロヨンチャンプがきっかけでMT車運転の基礎知識が得られたために、免許を取ってMT車はすんなり乗りこなし、10年MT車に乗り続けました。そして、本当にクルマが好きならMT車を好むという偏見もゼロヨンチャンプから。今でこそAT車ですが今年中には11年ぶりにMT車を買う予定です。
高校2年の時に発売され、即購入したのがシリーズ随一の駄作と言われる「
ゼロヨンチャンプDoozy-J」です。
残念ながら私は今までプレイしたゲームの中ではベスト3に入ります。このおかげでアメリカが好きになりましたし、ゼロヨンチャンプのおかげでそれまで大嫌いだったホンダ車も
NSXを筆頭に見直し、それまでセダンにしか興味がなかったが、
スカイラインGT-R、
フェアレディZ、
スープラと言ったスポーティカーやそれまで全く見向きもしなかったスバルの
インプレッサや
レガシィも好むようになりました。
ランエボが好きになったのもゼロヨンチャンプから。
大学に入ってもしばらくプレイしていましたが、PS2を購入するとまったくやらなくなり、今は多分実家の物置に眠ってるはず。先日実に20年ぶりに買い直しました。
現在まだ1周目で、
アイドルマスター同様2周目からが本番です。
そして、ゼロヨンチャンプに欠かせないのが女性パートナーです。ある意味結婚のあるべき姿だと思います。家庭と言う名のクルマには、夫婦と言う名のドライバーとメカニックが必要なのです。共に支え合わねば人生と言う名のレースで良い結果が出せるわけがなく、ドライバーがいなければクルマは走らず、メカニックがいなければそのうちクルマは故障し動かなくなります。
さて、初めに4人のうちから1人をパートナーに選ぶわけですが、途中でパートナーを変えることが出来る仕様上、初めのパートナーが持ってきてくれるクルマで選びました。
キューラー=クップリング(ドイツ人) BD5型レガシィセダンRS
ウェンディ=ハミルトン(アフリカ系アメリカ人) GCZ32型フェアレディZ ツインターボ
ポニィ=パラウルティ(イタリア人) SW20型MR2
ラリィ=ジェファーソン(アメリカ人) DC2型インテグラタイプR
キューラーが最も好きなキャラですが2周目突入までのお楽しみとして、フェアレディZが好きなので序盤はウェンディをパートナーにしました。しかし、浮気・不倫は万死に値すると言うほどに嫌悪する私にとっては非常に心苦しいのですが、どうしても8キャラいる中の残り4人のうちの誰かをパートナーにするまでに前述の4人のうちの誰かをパートナーにしないといけないので、2度目のパートナーチェンジの機会にウェンディはクビ、日本人の梶原なつきをお迎えしました。キャプチャーツールを紛失したのでスマフォによる直撮りで画像が悪いのはご容赦を。

うん、真なる美女は垂れ目論ここにも実証されてます。
当時としてはポニーテールが魅力的で可愛い子ですね。そりゃ今時の萌えキャラと比較するのは酷ですよ、ギャルゲーと言えば
ときめきメモリアルの時代ですから。性格は気が強くツンデレ。良い子なんですが好みには一歩及ばず。とは言え今やすっかりデレてるので(20年経った今もどうすれば彼女が喜ぶかくらい記憶済み)もうパートナー変更したくないのですが…。ゼロヨンでは心臓部となるコンピューター部門を得意とするため、なつきチューンのままでフェアレディZなら最終レース優勝も腕次第で叶います。
現時点でフェアレディZはここまで仕上がりました。

青のZも美しいですね。模型で作ろうかしら?
現在地は中央ルート第2都市のオマハ。ベストゼロヨンタイムは9秒7ほど。
っていうか、ドット絵でこのグラフィック、秀逸だと思います。
そして、ラスベガスでステファニーというギャンブラー
と言う名のおばさんを打ち負かしてトランスポーターを獲得して速攻で買った2台目がこちら。
CN9AランサーエボリューションⅣです。一度は乗ってみたいクルマですね。色は好みで白を選択。タレ目にまんまるフォグランプが可愛らしいです。エンジンチューンしていないのでまだトリプルチャージャーのままですが、現在のオマハのゼロニ(1/8マイル)では6秒フラットを叩き出し、ライバルのミハエルに圧勝してます。ポルシェごときでゼロヨンでランエボに勝とうなんて百万年早いわ!ましてや同等チューン、同等ドライバーなら永久に不可能。
ちなみに、今まで巡った都市の中で、
サンフランシスコ、
ロサンゼルス、
ソルトレイクシティ、
オマハは艦船名にもなってますね。それぞれ
ニューオーリンズ級重巡洋艦、
ボルティモア級重巡洋艦、
ペンサコーラ級重巡洋艦、
オマハ級軽巡洋艦です。
本当は南下コースの方がゲームとしては面白いのですが、どうしても会いたい人がいたので中央コースを選んだ次第です。

ソルトレイクシティで出会える清楚な雰囲気の彼女はロザリア。本作の中では私のお気に入りベスト4のキャラです。ガリアンと言うブサピザストーカーに執拗に迫られているところを、ゼロヨン勝負でガリアンを叩きのめし、手を引かせるわけですが、後に私が現実で敵と認識した相手に強烈な精神ダメージを与える決めセリフが生まれるきっかけになりました(苦笑)
相手「俺のどこが悪いんだ?」or「俺が何をしたっていうんだ?」
私「貴様の存在自体が悪い!誰に許可を得て生まれてきたんだ?(これでさらに追い討ちが続きますがあまりにも酷い罵倒なので略)」
ちなみに、アメリカ合衆国独立記念日が7月4日だと知ったのも本作です。
これからも暇を見てプレイしていきます。4周はしたいところですね。
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2020/01/30 00:25:09