2020年10月19日
オールドスクール
オールドスクール
英:oldschool
最近私が富みに使う言葉で、すごく好きな言葉です。
出身校とか、古くからの学校、旧来の一派というのが本来の意味ですが、修飾的な意味で、「古風な」「昔ながらの価値観、スタイル」を意味するのが一般的です。
日本人はとかく新し物好きで、こと現代人に至っては古きを否定し新しきものにしか興味を持たない風潮ですが、これこそが日本を弱体化させています。
今日、2か月ぶりに髪を切りました。
行きつけの理容店は女性しかいないのですが、私より1世代または2世代上です。
今風のチャラチャラした髪型は似合わない、清潔感のある古風な感じがよく似合う、なんて言われます。
歳を教えると驚かれます。10は下かと思ったと。それでもお任せすると概ね80年代に10代20代だった女性受けする髪型になります。
なので今回も、チェッカーズっぽい髪形になりました。やっぱりこう来たかと思いながらも気に入りました。
そして、「ばっちりですね!お任せして正解でした。」と。
まぁ、今時の20代30代の一般的な女性にはますますモテなくなるでしょうけど(笑)
50代以上の女性には概ね受けがいいんですよ。一部底意地の悪い性格の人は除きます。
なぜか?私が大事にするから。そもそもこの年代の女性はまだ古い考えの人がいるので話が合うのです。
逆に、今時の一般的な、特に同年代、30代の女性にはかなり厳しい態度を取ります。
それも、フルメタルジャケットのハートマン軍曹張りです。
これくらいじゃないと目が覚めないでしょうよ。
天下泰平のぬるま湯に漬かって心のおむつが取れず自分の尻拭いすらできない精神年齢の低い女性が本当に多いのです。
まぁここまでやってガチ泣きされたことありますけどね・・・。
「泣いてる暇あったらもっと女を磨け!求めるんじゃなく、まず自分から与えろ!それがいい女ってやつだ。いい女になって見せろよ、この私が惚れるくらいにな!」
って余計叱咤しましたが、その女性は根が負けず嫌いなのか、その後だいぶかっこよくなりましたわ。叱り、要らぬプライドを打ち砕き、目を覚まさせるのも優しさです。
男性が戦争に征ったなら、女性は女子挺身隊よろしく鉢巻と帯を締めて、竹槍持って身構えるべきもので、自分も戦わねばならないのですよ。
男性だってそうですよ。
結婚するには遊び足りない?
そんな馬鹿言ってる暇があったら真面目に働きましょう。
あと、ギャンブルしたり女遊びする男は金持ち貧乏関係なくろくなもんじゃありません。
ある程度の高収入、生活の安定がなかったら結婚できない?
一人で行く平坦な道より、二人で行く茨の道だからこそ、その先に大きな幸せがあるんです。
明治、大正、昭和の貧乏な男女はなぜ結婚出来たんでしょうかね?
まぁそれが理解できない女性が多いのもわかりますけどね・・・。
でもね、
こんな時代だ、苦労は覚悟しておけ。だけど後悔はさせない。
くらい言える気概を見せたら、ちょっとは男前に見えるのに。
ちなみに、私が昔いた彼女と付き合う時に言ったセリフです。
女性が言う「イケメン」と、日本古来の「男前」とは違うんですよ。
そして最後に勝つのは、女性が付いて行って一緒に幸せをつかめる男性というのは、「イケメン」ではなく「男前」です。
そして、老弱男女誰が見ても本当にかっこいいのは、「イケメン」じゃなく「男前」です。
このままじゃ、日本そのものが戦艦大和と同じ運命を辿りますよ。絶対無敵の不沈艦のはずなのに、それに驕って何の対策もせず、接続ボルトの緩んだ装甲版に魚雷を集中的に叩きこまれて大浸水を起こし沈むのです。
それが現代の非婚化少子化の構図です。
それはなぜか。
先人たちの知恵や古くからの考え方を悉く否定してきたからです。
日本の安全神話も、安定や安心の幻想もとっくの昔に崩壊しました。
東京都港区は100m置き位に警官が見張っている状態です。
これを見て安心できるなんて言ってる人は、まさに心のおむつが取れてない人です。逆です、それだけ密に警官を配置しないと犯罪があまりにも多すぎるからです。
昨日まで年収1000万あった人が、今日いきなり無一文になることもあります。
今の今まで元気だった人が、1時間後には亡くなっているなんてこともあります。
今の日本はまるで、錆びて腐ったボルトで装甲を固定している戦艦大和みたいなものなのです。
その錆びて腐ったボルトとは、現代風の個人主義、拝金主義、あとは履き違えた男女平等のことです。
そしてその錆びて腐ったボルトは、防御の要である装甲だけでなく、船体にも錆を回らせてしまい、結果小さな被弾で簡単に沈んでしまうのです。
学校の班行動を思い出しましょう。
一人一人が思い思いに好き勝手言って、好き勝手行動してまとまりますか?
誰か一人代表を決め、最低限の妥協で最大限みんなの要望や意見を反映させることが大事なのに、一部が一切妥協せず我儘ばかり言って班行動がうまくいかなかった経験ありませんか?
それを国に当てはめたのが今の日本の姿です
うちの玲奈たんもすっかりオールドスクールジャパニーズカーの仲間入りしています。何せ生まれが1997年、すなわち23年前ですからね。巷ではネオクラシックカーのジャンルとか。
少なくとも、先代クラウンから、ただ若者受けだけを狙って「オールドスクールな本来のクラウン」を悉く破壊した感があります。
ゼク塩さんが以前ブログでお怒りになっていたのがまさにここですよ。
何でもかんでも新しくして、本来あるべき姿、立ち位置すら否定したトヨタのやり方にお怒りなんです。
私はそれに対し「それがトヨタという会社の80点主義の在り方」だとコメントしましたがこれは皮肉です。
古臭い、オヤジ臭いクラウンでどこが悪い!そもそもクラウン自体、真面目に働いている若者が簡単に手を出せる代物じゃないでしょうに。
それこそどこまでもオールドスクールなのがクラウンのキャラクターでしょうに。
古いものがすべて正しいとは言いませんが、少なくとも古いものをただ否定しただけの新しいものは間違いばかりです。
オールドスクール
古きに学び、そこから新しいものを作り上げる「温故知新」こそがこれからの日本に必要なものです。
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Posted at
2020/10/19 19:46:01
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