グロリア
その名前を聞くと、
ZIGGYを思い出す人は私と同世代でしょう。
KANONを思い出す人は、アニメの
エンジェルハートを観てた人でしょう。
時は遡ること30年前、1991年はまだ私が小学生の頃でした。
そして、堺市の底辺小学校だったために、個性を蔑ろにし、画一化こそがすべての風潮があったことから、私のクルマ趣味は悉く弾圧された時期であります。何しろ、周りがみんな右利きなのに私だけ左利きってだけで先公からもいじめられましたからね。
そのため、いじめられない為にクルマ趣味を辞めたかのように見せる必要があったので、クルマの勉強も疎かでした。
当時好きなクルマと言えば1番は
クラウンでしたが、その次に
セドリック/グロリアでした。
幼馴染の実家のクルマがY30型の白いグロリア、そして叔父が当時430型セドリックに乗っていたことも手伝って、
フーガに世代交代して20年経つ今でも2番ではなくなりましたが好きな車種の一つです。
タクシー乗務員時代は、一時期
セドリック営業車が愛車でしたしね。
話を戻すと、私にとっては暗黒時代の小学生時代、隠れクルマ趣味を貫き、2番目に好きだったのは、
Y32型セドリック
でしたが、今は名前的に
Y32型グロリア
の方が強い印象があります。すごく和風の外観ながらも随所に英国面が見られるのがこの型です。まずグランツーリスモのフロントマスクがジャガーっぽいですしね。
また、そのグレード名の通り、高級車でありながら255馬力を発揮する3LDOHCターボのVG30DETを搭載し、走りもしっかり重視。クラウンと見事に双璧を成していたのです。
しかし、1991年当時のクラウンはS140系で、先代のS130系とは打って変わって丸くなった女性の裸体のようなスタイルに保守層からは批判的な評価がある一方、販売台数ではクラウンに負けていてもそのスタイルは一定の高評価を得ていました。
グロリアの車名はプリンス自動車時代に、現上皇陛下と美智子様のご成婚を祝して名付けられたとされており、その意味は「栄光」です。
また、女性名でもありますね。有名どころで言えば
グロリア・グレアムですね。PS2ゲーム「グローランサーⅣReturn」のヒロイン、グローリア・メルキュースも思い浮かべます。

グロリアを擬人化したらこんな感じかも。
前側から

車体色はマルーンにホワイトパールを混ぜた、ワインレッドパールです。
前述のメルキュースをイメージした選色です。
方向指示器は今風にすべてクリアに。
シャコタン仕様とし、社外ホイールで装備。エアロパーツも装着しました。
フロントリップスポイラーは、わざとシルバーメッキのままとしています。
前から見たセドリックとの識別点はエンブレムだけです。
後ろ側から

セドリックとの識別点はリアコンビネーションランプの色です。
セドリックの場合はテールランプが上に来ます。
正直、このコンビネーションランプは当時のベンツのパクリっぽくて実はあまり好きではないかも。
右正横から

和風って感じですね。スタイリッシュと言うより風格を感じます。
ドアミラーはあえて銀塗装としました。

こうして見ると益々ジャガーっぽいですね。
しかし決してパクったわけではないのです。どっかの特亜の赤い国か、日の丸を汚くしたような国旗の国じゃあるまいし、スタイリッシュと風格を両立してデザインしたらたまたま似てしまっただけだと思います。そういうことって往々にしてありますからね。その証拠に、そのどっかの国のクルマと違ってスタイルに何一つ不自然な点はありませんからね。
この私でさえ、S140系クラウンよりY32型セドリック/グロリアの方がかっこいいと思います。こうして見ると、今の
フーガってちゃんとセドリック/グロリアの後継車として立ってるんですよね。
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模型 | クルマ
Posted at
2021/09/29 22:32:56