やっと完成しました。
今年の誕生日に贈られた
HMSイラストリアス

(アズールレーンより)
です。
1939年4月5日進水の牡羊座。
戦艦金剛と同じく、ヴィッカース・アームストロング社生まれです。
艦これでは、妹のヴィクトリアスが実装されてますが、イラストリアスは未実装。アズールレーンと戦艦少女Rはしっかり実装されています。
イラストリアスは飛行甲板に500ポンド爆弾の直撃に耐えるほどの装甲を施された世界初の装甲空母であり、その名の意味する通り、最も輝かしい艦歴を送った戦中の大英帝国空母でもあります。。
その代表的なものとしては、タラント空襲です。
大日本帝国海軍による真珠湾攻撃のモデルケースであり、イタリア戦艦2隻撃破、1隻撃沈の戦果を挙げました。その戦果の中心となった艦載機が、何を隠そう帝国海軍の零戦にズタボロにやられた
フェアリー ソードフィッシュです。色んなゲームで雑魚艦載機扱いを受けていますが、”ストリングスバッグ”の渾名を持つソードフィッシュほど多才な艦載機は実はそんなにありません。
イラストリアスが載せた艦載機は、他にもシーファイア、シーハリケーン、フルマー、スクア、バラクーダ、更にはアメリカからレンドリース供給を受けた、アヴェンジャー、コルセア、F4Fマートレット(英国版ワイルドキャット)で、最強空母らしいその時の最強クラスの航空隊を揃えていました。
1944年には、
空母サラトガがアメリカから貸与されて、作戦行動を共にしました。そう言えば太平洋戦争における1944年でサラトガの名前が全然出てこなくてどこに行ったのかと思えば、ここにいたんですね。
装甲空母と言えば、我が国では
空母大鳳、
空母信濃が挙げられますが、どちらもその実力の片鱗すら出すことなく沈んだのに対し、装甲空母としての頑強さを実戦で見せつけたのが、イラストリアスとヴィクトリアスです。
そして、第二次世界大戦の開戦から末期まで戦い抜きましたが、奇しくも
戦艦大和が沖縄特攻に出撃した1945年4月6日、神風特別攻撃隊による特攻で撃破され、本国で修理。そのまま終戦を迎えました。
私がスマフォを所持するようになって初めてやった艦船ゲームが「戦艦帝国」でしたが、そのゲームで初めて手に入れた正規空母がイラストリアスでした。
戦艦少女Rでも主力として大鳳と並べて使っています。
今回制作したのはリテイクされたモデルであり、昔のものと比べてかなり複雑なものとなっていました。以前制作したヴィクトリアスとは似ても似つかないくらいのものです。制作期間は実に1月でした。
艦首側から

塗装は竣工時のものとしました。
ただし、指示された色ではなく、近似色として装甲甲板はタミヤのダークグレイ、船体色はミディアムグレイを選択しています。
同じ装甲空母である以前制作した空母大鳳

実は似てると思ってました。よく見ると随所にイラストリアスを参考にしたのでは?と思える部分が多いです。イラストリアスも一時期艦首部分を白く塗装していました。
艦尾側から

艦載機はかなり控えめです。羽を畳んだ機体と、アメリカからレンドリースを受けた機体は使用していません。
載せているのは、マーリン シーファイア、ホーカー シーハリケーン、フェアリー フルマー、フェアリー バラクーダ、そして、フェアリー ソードフィッシュ2機です。
右舷側から
左舷側から
戦中の英国空母としては最も美しい空母だと思います。むしろ、戦中のすべての空母の中でもベスト3の美しさだと思います。
なるほどアズールレーンのイラストリアスが超絶美人さんなのも頷けます。
次回艦船模型は、またまた重巡になるかと思います。そろそろまた駆逐艦も作りたいが、重巡の後は久々に「海の運び屋」シリーズの予定です。
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Posted at
2021/12/19 23:48:16