私の嫌いな車種の一つに、軽乗用車があります。
軽貨物車ははたらくくるまの一つであるため除外してます。
正直、どっちかというと軽乗用車そのものより軽乗用車オーナーが嫌いです。
あくまで私の感想なので異論は認めますが、総じて身も心も貧乏くさい、その人に品性も知性も感じない、そして本気で好きで乗ってるって人はまずいないってところです。
しかし、物事っていうのは何事も例外があります。
これに乗ってる!これが本気で好きだ!って見せられたら私ですら思わず「おおっ!」っと感嘆の息を漏らす軽乗用車があります。
まず
スバル・ヴィヴィオ。

(ウィキペディアより)
これは私が実際に免許取りたての頃に親から買い与えられた、私所有ではない初めての愛車でした。
その性能たるや、ウデに覚えがあってしっかりチューンを施し、場所を選べば
ホンダ・シビックタイプRすら食えるポテンシャルを秘めていました。なんたって当時の世界ラリー選手権クラス優勝車ですから。つまり、当時の世界最強。そんでもってエンジンは軽自動車としては変態の域に達しているまさかの直列4気筒DOHC。さらにヴィヴィオを変態にしているのが、まさかの4輪独立懸架サスペンション。ここまでやるかスバル!
そのくせ見た目はかわいいとか、無敵かよ!と。
個人的には、
三菱・ミニカ ダンガンZZも推したいです。こやつも愛すべき超ド級の変態軽乗用車です。その見た目、その性能たるや、まさにベビーランエボ!

(ウィキペディアより)
しかし本音は7代目のH31前期型が好みだったり。見た目かわいいし、運転しやすいし、下手なコンパクトカーより安っぽさがないし。
やっぱり、月並みより変態の方がイイ!その方が絶対楽しいし、生きてるって感じです!ダサい奴らに後ろ指さされようが、何を言われようが、我が道を往けるってことが最高にかっこいいんだから!
ハッキリ言って、私に言わせれば渋谷系原宿系は格好ばっかでダサい、アキバ系オタクの方がよっぽどカッコいいです。
そしてかつて栄華を極めた、その性能たるや場所を選べば普通車をたやすく食えるほどの戦闘力を秘めた軽スポーツと呼ばれる者たちです。
その中で伝説と言えば、ABCトリオでしょう。
A
マツダ・AZ-1
B
ホンダ・ビート
C
スズキ・カプチーノ
AZ-1は、まさにスーパーカー。今どきのランボルギーニすら霞むその見た目、チョップアップドアと、排気量だけ軽自動車と言っていいスーパースポーツ。
ビートは、軽乗用車でありながらミッドシップオープンスポーツという、まさにスポーツカーの王道を往く、こちらもまさに排気量だけ軽自動車。
カプチーノは、軽自動車でありながら古典的なFRオープンスポーツという、これまた排気量だけ軽自動車。
今回は、ビートを制作しました。
スイートプリキュアの、キュアビートに感化されました。

目つきがまるっきりホンダ・ビートww
なので、キュアビートにちなんだ仕上げ方としています。
制作期間は3日。制作時間は8時間ほどでした。
前側から

車体色はキュアビートにちなんで、パープル+焼鉄色で、バイオレットメタリックとしました。
さらに、キュアビートの眼っぽくアレンジで私独自のアイラインを入れてみました。
内装色はホンダのタイプRっぽく、黒基調で赤シート、しかもフルバケットシートと硬派に。
後ろ側から

アレンジとしてテール周りをブラックアウト処理し、
フェアレディZっぽいコンビネーションランプにしました。
見た目だけなら完全にスーパーカーですね。
右正横から

折角なのでオープン状態としました。
ホイールは、RSワタナベ・エイトスポークに、青と黒のツートーンにしてみました。また、サイドステップを装着しています。
中々シブいでしょ?これも見た目だけなら完全にピュアスポーツカー。
日本の峠道、それも下りとなれば彼女らに敵うフェラーリもランボもポルシェも存在しません。本気で彼女らを愛するクルマ好きなら、相応のウデも持っていますからね。
世界で日本にしか存在しない軽スポーツ、まさに小さなスーパーカーと言っていい彼女らもまた、日本の誇りの一つに数えていいでしょう。
これらこそ、逆に黄色ナンバーがカッコいいのです。
ハッキリ言って、スペックだけのスーパーカーより、ビートの方がよっぽどカッコいい。
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Posted at
2023/04/04 19:37:40