私のクルマ好き人生は、
クラウンに始まりました。
確かに初めて乗せてもらったのがまだ赤子の頃の
C230型ローレル、その次に
910型ブルーバード、そして
AT141型コロナでしたが、その時点ですでに私の頭には、クルマの基本形=3ボックス4ドアセダンと刷り込まれていました。
本格的に好きなクルマが出来た、つまり初恋は
GS110型クラウンで、3歳当時に家の近所に停まっていた白のGS110型クラウンに一目惚れでした。しかも何が目を引いたかと言えば、その特徴的な後姿でした。
それからほどなくしてS120系にモデルチェンジすると、そのスタイリッシュなデザインに一目惚れ、同時期に初めて手にしたミニカーが
トミカ55番 クラウン

だったこともあって初めてにしてS150系が登場するまでの間、一番好きなクルマとなりました。
私は絵を描くのが好きですが、人生で最も多く描いたのがこの型です。
今回はフジミから発売されている1/24 MS125型クラウンです。
ノーマルで作ろうかと思ったけど、私が幼稚園時代に描いていた理想のクラウンを再現しました。
よって、原形こそ留めてますが、カスタマイズしての制作です。

車体色はホワイトを選択。純正では内装はグレーかワインレッドでしたが、アレンジでタン+マホガニーの組み合わせとしました。
フロントハーフスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、そして自作でリアアンダースカートを履かせてます。

威厳と風格があるフロントフェイスです。個人的には角張っていながらも垂れ目なのがいいです。
ナンバーのデカールは品川ナンバーが気に入らなかったので省略しました。クラウンのオーナメントプレートが何故ついていないのか疑問でした。

これぞクラウンの後姿!やっぱり横一文字なのがいいんです。でも現行型、お前はダメだ!
S120系クラウンの最大の特徴は、銀色の化粧板が付いたCピラーで、これは唯一無二です。唯と無を取れば、一二と型式の一部にもなりますしね(笑)これが好きでS120系に乗っているって人は少なくないでしょう。
これにより窓が大きく4面ガラス張りに見えて非常に開放的な印象があります。

これよこれ、この低く構えたスタイリングがいいのです。クルマってこういう形、クルマは低い方がかっこいい、高いのはダサいの価値観の源泉がこの120系クラウンのサイドシルエットです。全高1550㎜を超えたらそんなのクルマじゃない、ただのエンジンが付いた長距離移動ができる「道具」。
ホイールは当時物ではないですが、当時スポーティーな5本スポークが好みだったのでそれに合わせて選びました。ボディサイドプロテクターは純正では黒ですが、高級感を出すために銀色にしました。
そういえば初めて乗せてもらったタクシーもGS121型の個人タクシーでした。おじさんにチョコレートをもらったのがうれしかったのを覚えてます。それがきっかけてチョコレート好きになりましたからね。当時幼稚園児にして、将来の夢がクラウンのタクシー運転手でした。それが後に本当に叶うとはね。
「いつかはクラウン」それが、この型のクラウンのCMのキャッチフレーズでした。私も小さい頃は「いつかはクラウン」でしたが、そう遠くないうちに叶い、3台続けて愛車がクラウンになったのです。
そう、私はトヨタ車が好きなんじゃない、クラウンという名前のクルマが好きなんかじゃない、S170系までの20世紀クラウンが好き、ただそれだけです。

Posted at 2024/09/23 15:56:13 | |
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