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埴方ひかりのブログ一覧

2022年08月29日 イイね!

走るジョンブル魂、典型的なブリティッシュライトウェイトスポーツ MG-B

今月最後のクルマ模型です。
ってことで、夏の最後を飾るにふさわしい、夏が似合うクルマを選択しました。
夏と言えばオープンカー。それもどちらかと言えば軽快に走るライトウェイトスポーツカーがいいでしょう。

ってことで、タイトル通り

MG-B

です。MGとは、モーリス・ガレージの略で、一時期かの天才アレック・イシゴニスの傑作Miniのモーリス版、モーリス・ミニのメーカーでもありました。MGはほかにも、MGミジェット、MGーF、MG-TFなどの名車を世に送り出しましたが、その中でもとりわけMG-Bは、50万台が生産されたベストセラーであり、往年のブリティッシュライトウェイトスポーツとしては定番でもあります。

見た目がダットサン・フェアレディそっくりです。

(ウィキペディアより)
しかし、MG-Bもフェアレディ(S310系)も同時期(ともに1962年)に発売されたので、お互いパクったということはあり得ず、たまたま似ただけです。というより、元々日産はオースチンのノックダウン生産をやっていて、後年の日産車の起源ともなったわけで、フェアレディがブリティッシュライトウェイトスポーツを意識したデザインにしたら似てしまったといったところでしょう。
また、性能面でもかなり似たキャラクターです。
ちなみに、フェアレディZの系譜となったのは、少し後に登場したSR311型ダットサン・フェアレディ2000です。

MG-Bは青島文化教材社から1/24モデルが昔からあり、近年再販されました。殆ど当時のままのものなので、新しいモデルに比べると非常に簡単なものとなっているため、たった2日でできました。これはクルマ模型再開後としては過去最速です。

前側から

車体色は黄色を選択。英国車と言えばナショナルカラーのブリティッシュグリーンの印象が強いですが、あまりにもありきたり過ぎてつまらないのでより目立つ色をと思っての選択です。結構にあってると思います。
大まかな雰囲気はフェアレディそっくりですね。

正面から

完全にフェアレディそっくりさんです。アレンジとして、ミラーシールでエンジンフードトップモールを追加しました。

後ろ側から

テールランプの意匠が全く違うが、後ろ姿もフェアレディそっくりですね。
アレンジとして、ミラーシールで、トランクフードトップモールを追加。

右正横から

やはりフェアレディっぽいです。
アレンジとして、ドアミラーではなく、フェンダーミラーにしました。
日本車のフェンダーミラーの起源は英国車です。日本車が右ハンドルなのも、英国車由来です。
とりま、英国車は日本車の師匠で、似ているのは当然なんですよ。これをパクリだと言うなら勝手に言えばいいですが、そのパクリでもいつの時代も師匠を超えてきたのが日本車です。
まぁ基本、本来の日本人って私もそうですが魔改造バカ(超絶誉め言葉)ですからね。
パクリ元を超えてしまっては、最早パクリとは言えず、魔改造と言うんです。

何度も連呼してますが、フェアレディっぽい、そっくりっていうのは誉め言葉です。
だって、フェアレディって史上もっとも上品で流麗なクルマの1台ですよ。
女性だってある美女に似ていると評されて悪い気はしないでしょ、男性だってあるイケメンと似ていると評されて悪い気はしないでしょ、そういうことです。
それほどMG-Bは美しいクルマだと言いたいのです。

走ってる姿は何度も見たけど、一度は運転してみたいですね。
Posted at 2022/08/29 21:25:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2022年08月26日 イイね!

スバルのフラッグシップセダン レガシィ(初代)

私が毎回愛車候補の2番手にしていたクルマがあります。
それは、スバルのフラッグシップセダン、

レガシィ

です。特に3代目のレガシィB4は好きなクルマベスト5に入るので、一度は所有してみたいとずっと思っていました。レガシィが好きになったきっかけは、プレイステーションのレースゲームである、

ゼロヨンチャンプ DooZy-J

です。初めに適当に選んだパートナーが、ドイツの地味子なキューラー=クップリングなのですが、その子が持ち出してきた愛車が、2代目レガシィツーリングセダン RS

です。
そのスペックは当時のR33型スカイラインGTS25tタイプMを上回り、最高出力は当時国産最強の280ps。エンジンはインプレッサと同じ水平対向4気筒DOHC、EJ20であるが、ツインターボ化した史上唯一無二です。世界中どこを探しても、レガシィ以外で水平対向4気筒ツインターボエンジンを搭載した車種は存在しません。しかしながら加速力はインプレッサのEJ20シングルターボにまるで及ばず、インプレッサと比べたら残念な子でした。ただ、視野を大きく広げると、レガシィはインプレッサとはキャラが大きく異なり、インプレッサが競技ベースのスポーツセダンに対してレガシィはミドルセダンなので、比較対象はむしろトヨタのカムリや日産のセフィーロアウディ・A4などです。動力性能は頭2つ以上抜きん出ていて圧倒的であり、車両重量は4WDながらも1380kgとⅦ以降のランエボGDB型インプレッサWRXよりも軽く、参考ゼロヨンタイムは14秒5ほどと、ER34型スカイラインGTターボとほぼ互角の加速力を誇りました。初代から最後のターボモデルまで、レガシィのその動力性能と車体全体の印象には、「硬派」「質実剛健」「四角四面」という言葉がぴったり当てはまります。私は大好きですよ、むしろ軟派は男でも女でも大嫌い!

そして今回制作したのは、初代レガシィとなります。
この当時はまだインプレッサが登場しておらず、WRCのワークスカーとして戦いました。この時のライバルはランエボが登場するまでは三菱のギャランVR-4です。そもそもインプレッサは初代レガシィがいてこそ誕生したので、立派に自動車史に残る名車です。
さらに、ワゴンモデルであるレガシィツーリングワゴンも、1990年代のステーションワゴン戦国時代の火付け役になった名車です。

長谷川製作所から1/24モデルが久々に再販されましたが、今回手に入れたのは当時物です。そのため特にデカールの傷みがひどく、半分以上使い物にならなかったため、使えるものだけ使って制作しました。
今回のアレンジは、キューラーのレガシィをイメージしたものとしました。
そもそもBD型レガシィ自体人気がないのかモデル化されておらず、BG型レガシィツーリングワゴンだけモデル化されています。

前側から

車体色はロイヤルブルー+ホワイトパールとしました。
モール類は車体同色としています。

正面から

ラジエターグリルは、シルバー一色としています。

後ろ側から

このリア周りのイメージって現行型まで変わりませんね。

右正横から

レガシィのセダンと言えば、この6ライトウィンドウです。
アウディのパクリだという人はいるでしょうけど、アウディとは似ても似つきません。そもそもレガシィはそんなナンパなクルマではありませんし、レガシィはドイツ車なんてアウトオブ眼中!同クラスのドイツ車で性能でレガシィに並ぶことができるモデルなんて聞いたことがありません。大体スバルってどういうメーカーか知ってますか?元々は歴史的レシプロ戦闘機、隼や疾風の生みの親、中島飛行機ですよ。どう見ても戦闘機のキャノピーをイメージしたデザインですから、戦争したことないメーカーなんかと比べないでやってほしいもんです。

参考までに、中島飛行機の疾風。キャノピーの形とレガシィのウィンドウのデザインがよく似ています。
そもそも初代レガシィはギネスレコードホルダーですからね。
アレンジとして、ホイールをチタンゴールド塗装としました。これもゼロヨンチャンプからです。

ん~、レガシィセダン、一度は所有してみたい!
だけど、まぁ叶うことはないでしょうな。次期セカンドカーの候補からは実は外しているので。そもそも私自身、コロコロ愛車を乗り換えるようなナンパじゃないですし、そんなナンパ野郎にレガシィも乗られたくないでしょうからね。
好きなクルマ、憧れのクルマ、所有するクルマはノットイコールです。
逆に考えました、好きすぎて、愛ゆえに所有できないクルマだと。

Posted at 2022/08/26 23:26:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2022年08月21日 イイね!

大英帝国巡洋戦艦HMSレパルス

こんなはずじゃなかった!!

ヨーロッパ最強のわが国自慢の最新鋭戦艦がまさかあの弱い日本の航空攻撃で沈むとは!!

英国の黒歴史にして暗愚の首相である、アドルフ・ヒトラー曰く飲んだくれのチャーチルはそう思ったことでしょう。

終戦記念制作で、終戦記念日には間に合いませんでしたが、本日無事完成しました。
大東亜戦争、緒戦にて航空戦の有用性をその身をもって証明しインド洋に散った大英帝国が誇る熟練の

レナウン級巡洋戦艦 HMSレパルス

です。
1916年1月8日 ジョン・ブラウン社クライドバンク造船所生まれ。やぎ座。
1941年12月8日に真珠湾攻撃がありましたが、ほぼ同時進行で大日本帝国海軍は南方はインド洋にも進軍しておりました。
史上初の航空攻撃による戦艦撃沈の戦果を挙げたのは、実は日米開戦の1年前、1940年11月のタラント空襲です。大英帝国ロイヤルネイビーのソードフィッシュからの雷撃により、イタリア海軍戦艦リットリオカイオ・ドゥイリオが大破着底、コンテディ・カブールが撃沈されました。
この時、イタリア艦隊は作戦行動をしておらず、ロイヤルネイビーによる一方的な奇襲攻撃であり、このタラント空襲こそ、真珠湾攻撃のモデルケースになったのです。

そして、史上初めて作戦行動中の戦艦を撃沈し、航空戦の有用性を示したのが、大日本帝国海軍陸攻隊VS大英帝国ロイヤルネイビーZ艦隊、

マレー沖海戦

です。詳しい内容は動画に委ねます。帝国海軍の大和や武蔵ばかり槍玉に挙げられますが、大和や武蔵は100を超える航空機による波状攻撃によるものであるために、同じ状況なら沈まない戦艦はあり得ず、ドイツの戦艦ビスマルクですらその半分にも満たない航空攻撃と、洋上攻撃により沈んでいます。そのさらに少数の航空機によって撃沈されたのが、戦艦プリンス・オヴ・ウェールズと、レパルスです。そして、史上初めて作戦行動中に航空攻撃により撃沈された戦艦級という不名誉な最期を遂げたのが、レパルスです。

戦後の歴史教育は間違っていた!

大日本帝国のどこが弱かったのか!

プリンス・オブ・ウェールズは当時の最新鋭戦艦であり、レパルスは第一次世界大戦中に就役した、熟練の猛者。
そして、この海戦を皮切りに、インド洋海戦、スラバヤ沖海戦など、ヨーロッパ最強の海軍であるロイヤルネイビーはほぼ一方的に帝国海軍にフルボッコにされているのです。
1945年5月の最後の日本VS英国のペナン沖海戦は、満身創痍であり輸送作戦中でまともに戦闘行動がとれなかった帝国海軍艦隊を一方的に攻撃しただけのただのいじめであり、これを海戦と呼んでいいとは思えるものではないので頭数に入れるのはおかしいでしょう。

首相がまともな知能を持っていたら、いくらヨーロッパ最強の大英帝国と言えど、大日本帝国を敵に回すという愚は犯さなかったはずです。張り子の虎でしかないのに東洋の眠れる獅子とトンデモ過大評価をされたのがシナチクなら、東洋の伏龍、あるいは鳳雛と評されてもおかしくないのが大日本帝国なのに大英帝国特にチャーチル首相はあまりにも甘く見過ぎてしまっていたのです。「馬鹿な大将敵より怖い」を地で往ったのは大英帝国も同じだったようです。
レパルス自身まさか緒戦で真っ先に自身が沈むとは夢にも思ってなかったことでしょうし、ましてや航空攻撃の前に戦艦は的でしかないと示すことになるなんて。それもよりによって後進国の大日本帝国に。いや、冷静にモノを見、考える頭があればそんなこと予見はできたはずだったのです。そしてレパルスは、身をもって帝国海軍の強さを思い知らされたのです。

今回、久々の戦艦級制作ってことで、結局30時間くらいかかりました。
よくあるタミヤの洋上モデルではなく、ピットロードのフルハルモデルであることも、難易度を高めていました。
大体1/700戦艦大和と同じくらいですね。

艦首側から

艦体色はロイヤルライトグレイです。
よくある1941年時の迷彩ではなく、1938年時のロイヤルネイビー標準色を選択しました。近代化改修を受けた姉のレナウンと違い、前時代的な外観です。

艦尾側から

金剛型戦艦にも通じる、いかにも大英帝国巡洋戦艦と言った後ろ姿です。

右舷側から

そこまで航空戦の有用性が実証されていなかったころにも関わらず非常に濃密な対空兵装です。明らかに当時の帝国海軍艦、例えば長門と比べても防空能力は高いと言え、マレー沖海戦時でもかなりの弾幕を張っていたと思われます。一式陸攻をバカにする人間が後を絶ちませんが、すさまじい対空弾幕を張っていたのにその一式陸攻とさらに旧式の九六式陸攻の攻撃により沈んでいます。

改めて思うこと、日本の偏向歴史教育、偏向歴史報道はもはや狂ってると言っていい次元です。弱い、時代遅れだったとか、バカ過ぎたとか、逆にその弱い帝国海軍にボコボコにされたロイヤルネイビーに失礼と思えないほど日本の教育機関も報道機関も盆暗で頭が悪いんだろう、流石は一億総白痴の元凶だなとは思わずにはいられません。
ちなみに、これも理由があって、日本の教育機関、報道機関は、日本はザコ、日本は害悪、日本はバカと吹聴しまわっていたら、GHQから賄賂をもらえたという実情があったそうです。まぁそういうことなら、辻褄が合うのであながち事実じゃないとは言えないですね。現に現代日本国民の大多数が、金権亡者で拝金主義ですから。馬鹿から教育を受けて、まともに育つはずもなく、戦後頭の悪い左翼が猛威を奮い、未だにわが国を蝕んでいるのも頷けます。

帝国海軍は弱かったなんて評したら、沈められたレパルスやウェールズがかわいそうすぎます。

止めましょう、そういうの!

大日本帝国は当時でもアジア最強にしてヨーロッパ諸国相手でも対等以上に渡り合えた、それ以上にアメリカが強すぎた。それだけで十分です。

Posted at 2022/08/21 18:11:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2022年08月15日 イイね!

終戦記念日でしたが

毎年、終戦記念日に合わせて艦船模型を制作していますが、
取り掛かりが遅かったことと、お盆休みは出かけるのとクルマの整備に時間を費やしたため中々時間が取れず、更には暑さのせいで思うように捗らず、午後8時時点の進捗状況です。


一応先日予告していましたが、巡洋戦艦です。

蒼き鋼のアルペジオでいうところのこの女性です。
大東亜戦争緒戦早々に、帝国海軍一式陸攻と九六式陸攻の猛攻を受けて撃沈されました。
艦上構造物も3割程度しか出来ておらず、スクリュー、舵も未装着。
今から本気出して速足で進めたとしても恐らく6時間はかかるため、今日中の完成は不可能です。

で、もう一つ、同時制作中なのがクルマ模型。
巡洋戦艦の塗装の乾燥中に進めてますが、一度大きなミスをやらかしたために余計な時間がかかっています。

午後8時時点の進捗状況。

これはひどい。各部の塗装はあらかた終わってますが、全然組めてません。
こんなのいくら頑張ってもこれから6時間はかかるため、こちらも今日中の完成は無理です。
車体色はロイヤルブルー+ホワイトパールにスーパークリア塗装としました。
言わずとも大体のクルマ好きは車種がわかるでしょう。

ってことで、一応今週中の完成見込みです。

あと、旅先でデータを一新して進めていたドラクエⅢ。
とりあえずここまで進みました。
レベルは大体20です。


船を手に入れて商人の町です。
今回はさなえではなく、はるなです。
もちろん、戦艦榛名が命名の由来です。

で、今回のスタメンは、
レガシィ 盗賊男 初
性格:豪傑
名前は、スバルのセダンが由来

ゆすち 勇者男 
性格:熱血漢 (前は正直者だったが、周りからの評価を反映しました)

はるか  僧侶女
性格:優しい人(まぁ、そうですよね。いつもそうやってカマトトぶってるけど本当は・・・wwww)
名前の由来はもちろん皇姫はるか。

さむ   商人→遊び人→賢者(予定) 初
性格:男勝り(育成上そうしただけなので、変更予定)
名前はV36型スカイラインが由来。


戦争は、私は肯定派です。
なぜなら、私自身が天下御免のケンカ侍だからです。
戦争とケンカとの違いは、それが国家間であるか、個人間であるかであるかだけです。
やるべきときにやらなければ、力のある悪に蹂躙されるだけです。
例えば竹島、韓国にやめてくれと言って占領をやめてくれましたか?
ケンカ上等!来るなら来いや、返り討ちにしてやる!くらいじゃないと、逆に戦争を止めることができません。
私もいじめに遭ったときに、いくらやめてと言っても絶対やめてくれませんでした。それまで一切手を出さなかった私がとうとう堪忍袋の緒が切れて空手を習い、ついには私が相手を、親がいじめを見て見ぬふりしてきた先公と相手の親をぼこぼこにぶちのめしたことでやっといじめがなくなりました。
実はこれが大東亜戦争の構図です。
私=日本 相手=欧米 で、勝敗が逆だっただけです。

力こそが正義ではないけど、結局最後は力です。正義を行うには絶対力が必要なのです。
テレビのヒーローだって、正義のために、平和のために、戦うでしょ?
悪に向かって、悪さはやめろと言ってやめたことありますか?

しかし、やらなくて済むなら、避けるべきです。
戦争とは、外交の最終手段だからであり、戦争すれば必ず誰かが傷つき、誰かが死に、大事なものを失うばかりで得るものがないからです。

とは言え、話せばわかる相手なら戦争は、ケンカは起きません。
そして大事なことは、何が原因でどういう経緯で戦争が起こり、どういうやり方で戦争を進め、決着をつけ、後始末をするかです。
これがまずかったから、第二次世界大戦でさえ、未だに禍根を残してるわけです。単に連合国が力で枢軸国を蹂躙しただけで、やり方がまずすぎたためです。特にアメリカとソ連とイギリスとドイツ。戦後処理もまず過ぎました。
特に韓国に対しては、一応大日本帝国の一員だったわけだから、連合国から咎を受けはしても、日本に大いに感謝はすれど、恨んだりましてや賠償を求めるとか、人としての道理が立ちません。これも連合国がちゃんとやってないからです。
日本は単に、やるべき時に戦争をし、頑張ったんだけど負けた、たったそれだけのことです。
やらなきゃアジア、アフリカ、南アメリカはすべて今でも欧米の植民地でした。
戦争で反省すべきは、兵士を国民を消耗品扱いにして苦しめ、犬死させておいて、上層部や指導者はぬくぬくとしているこの下劣で時代遅れな社会システムを根底から正すことにあるでしょう。

やると決めたんなら、まずは決めた本人が先頭に立って行かんかい!艦隊でも従来は旗艦が先頭でした。それこそが、人の上に立つ人間の責務、ノブレス・オブリージュです。
Posted at 2022/08/15 20:54:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2022年08月07日 イイね!

日本初の市販ミッドシップスポーツカー トヨタ AW11型MR2(前期型)

先々月に再販されたのが青島文化教材社の1/24

トヨタ AW11型 MR2(前期型)

です。それまで日本国内にはスポーツモデルが数多く登場していましたが、レーシングカーでは常識のオンロード最強駆動方式であるミッドシップエンジン・リアドライブ車は、純レーシングカーか、コンセプトカーしかなく、市販車としては存在しませんでした。
フロントエンジンとの運動性能の差は、簡単に言えば、台車に同じ荷物を前に積んだ場合と、真ん中に積んだ場合で押したらどう違うか試すのが一番です。
その荷物はエンジンを意味します。なぜならクルマで一番重い部品がエンジンだからです。
ちなみに、前輪駆動と後輪駆動の運動性能の差は、台車に同じ荷物を積んで、引けば前輪駆動、押せば後輪駆動を再現できます。ただ、台車って手押しタイプは前舵なので、平台車に積むとわかりやすいです。

大体台車にはなるべく真ん中に重心が来るように荷物を積みますよね。
それは何故か、それが一番効率よく安定して運びやすいからです。
そしてそれは、まず船が採用しました。ミッドシップのシップ(ship)は船のことであり、船はすべてミッドシップ・リアドライブです。余談ですが、荷物を積むことを、クルマならバニング(Vanning)、船ならシッピング(shipping)と言います。

ミッドシップの語源

去年制作、進水した1/600戦艦大和の動力部です。
実船は殆どが真ん中にエンジンが載っています。

とまぁ能書きはこのくらいにして、日本製の市販車として初めて登場したミッドシップスポーツカーがMR2で、その名前はミッドシップ・ランナバウト・2シーターの略です。
色々初であるため、今でも石頭で融通が利かず、紙のやり取りとデータ主義がすべての考え方で自動車産業の足を引っ張っているのが旧運輸省、現国交省で、先入観と思い込みだけの根拠のない規制のせいで多くの欠点を抱えたままの登場です。
例えば、当時は前後のタイヤサイズは同じでなければいけませんでした。
トラックのローデッキ車の後輪が小さいのは良くて乗用車がNGなのは何故なの?って話です。
今となっては本当に意味不明でしょ。何が悪いの?頭大丈夫?ってね。
そのため、AW11型はリアタイヤのグリップ力が足りず、オーバーステア多発の非常に乗りにくいクルマでした。この特性は、後継のSW20型にも継承されます。

搭載エンジンは、AE86型レビン/トレノと同じ4A-GEで車重が1040kg(スーパーチャージャー搭載車)と100kg近く重くなりました。
これは、専用車台を開発すればいいものを、何を思ったのか、運輸省の圧力のせいだったのか、当時のFF車の車台を前後逆にして無理矢理設計しなおしたためでした。当然足回りも車軸もFF車のものを流用されました。
このことも乗りにくい原因となっていたのは言うまでもありません。
しかし、運転技術を磨くには好素材であり、MR2を乗りこなせば一人前と言っても過言ではなかったのです。

漫画「オーバーレブ!」の主人公の愛車がこのAW11の後期型ですね。
「メカドック」にも登場しています。
ハチロクを出すのにAW11を出さないのは、凡愚の輩、にわかですよ。もちろん、例えばSW20のNAモデルとハチロクを戦わせるのであれば、AW11 VS AE86でも良かったはずです。
欠点はハチロクより随分多いが、国産ミッドシップスポーツカーの元祖という歴史的名車なのです。

制作期間は1週間です。まぁサクサクと組めました。塗装は少々面倒でしたが。
実は、AW11型が新車だった当時、ダサいクルマと思っていました。しかし、オーバーレブ!の志濃涼子の紺色のMR2はめちゃくちゃシブく感じました。
今となって思ったこと、MR2の欠点って動性能だけじゃなかったかも。

前側から

車体色は、零式艦上戦闘機と同じ暗緑色に、スーパークリア塗装としました。
純正はシャーウッドトーニングと言って、深緑と薄い金色のツートーンカラーでしたが、ダサいと思ったのはこのカラーリングのせいだと思います。
そのため、モノトーンにして見ました。個人的にはめちゃくちゃシブくなったかと。

正面から

当時のスポーツカーの定番、リトラクタブルヘッドライトです。
正直、顔はAE86型トレノよりAW11型の方が好きですね。
暗緑色が非常に映えてると思います。

後ろ側から

装甲車か!って思うような武骨なリアビューですよね。
車体色はカーキやサンディイエローも候補に入れましたが、やっぱり似合うのは暗緑色だと思っての選択です。

上から

ムーンルーフを採用。内装は純正を再現しました。こんなに派手だったんですね。

右正横から

前期型の純正ホイールがダサいが、交換出来るホイールが手持ちになかったので、今風の塗装を施して別デザインのようにしてみました。
更にシブさが出たと思いますがいかがですか?
黒じゃなくて金色で塗っても良かったかも。

なんか、軽快な走りをするクルマなのに、非常に重厚な印象になってしまいましたね。
作ってみて、私個人としては気に入りました。
はっきり言って、フェラーリより全然かっこいい。また日本国内なら、欠点をチューニングで克服すれば間違いなくフェラーリより速いし!
トヨタじゃなくてフェラーリのバッジ付けてたら間違いなく超絶人気だったでしょうね(笑)もちろん、フェラーリの名前になったら一気に車両価格5倍以上には跳ね上がってたでしょうがね、跳ね馬なだけに。

ブランドより、本当に価値のあるものにお金を出す。そういうものの考え方ができるのであれば、AW11型の伝説級のすごさがわかるはずです。
真にモノの価値のわかる人だけがわかる、それがMR2です。

ハチロクハチロクうるさく言ってるなら、AW11のこともちっとは見てやってください。
Posted at 2022/08/07 11:33:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ

プロフィール

「配送でぎっくり腰。しかし、何とか完遂しました。
しかし、泣くほど痛いですわ。」
何シテル?   10/02 18:33
生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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