スーパーカーと言えば、何をイメージしますか?
フェラーリ?
ランボルギーニ?
これだからミーハーは困りますね。
同じ年式ならそいつらより高級かつ高性能なスーパーカーは我が国に存在しました。
まず、当時のフェラーリより高性能で超絶バーゲンプライスなスーパーカーと言えば
ホンダ NSXですよ。それもNA1型。
本来2000万してもおかしくないのに900万円台から買えました。
今のNSXも、性能だけを見れば超絶バーゲンプライスです。
でもって、ミーハーはすぐレクサスを好みますが、じゃあレクサスの何が好きなのか、レクサスのどういった部分が他のブランドより優れているのか、答えよ!と言って答えられる人間って本当にいません。
私はレクサスなんて嫌いだが、”F”シリーズは別格です。
その”F”シリーズの頂点に君臨したのが、登場当時国産最高額車にして、国産最強のスーパーカーである、
LFA
です。その名はレクサス・フューチャー・アドバンス(Lexus Future Advance)の頭文字となっています。
私に言わせれば、このクルマなくしてレクサスを語るな!!って話です。
新車価格は、安いという意味でも高いという意味でも破格の
3750万円でした。
日本車としては破格の高さですが、そのスペック、その内容からすればとんでもないバーゲンプライスです。これがフェラーリやランボルギーニだったら5000万は下らないでしょう。そういう意味では、破格の安さです。
また、世界的に見ても、ブランドやスペックに囚われない数少ない純粋な実力派スーパーカーと言えば、LFAとNSXが筆頭でしょう。
もっとも、ケーニッグゼグやブガッティ、シェルビー・スーパーカーズというレコードブレーカーなどはまた別格ですが。
搭載エンジンは、排気量4.8LのV10型DOHCと、まさにスーパーカーそのもの。最高出力は560psにもなります。これだけ見ると、フェラーリと大して変わらないじゃんって言われそうですが、本気でニュルブルクリンク24時間レース制覇を目指したモデルであるという点では別格です。
ニュルブルクリンク24時間レースは、完走するだけでも大変な世界一過酷なレースの一つで、クラス優勝するだけでも御の字、総合優勝すれば伝説と言うほどのものなのです。もちろんLFAが目指したのは総合優勝です。
2008年から参戦していますが、2010年に初のクラス優勝、2011年にクラス3位、2012年、2013年、2014年、2015年ともにクラス優勝、総合最高順位14位と、総合優勝出来なかったという面で戦略的敗北ではあるものの、クラス優勝と言う面では戦術的勝利を飾りました。
ちなみに、ニュルブルクリンク24時間レースを始め、FIAが主催する欧州のレースにおいて日本車は日産GT-Rを筆頭に様々なハンデを受けての参戦なので、実は総合優勝出来なくて当たり前なのです。フェアプレーでなら、ベンツやアウディの後塵を浴びることなどありえないのです。だから、クラス優勝を戦術的勝利だと述べています。
メイドインジャパンこそが至極、それをLFAが証明したのです。
今回、制作時間は20時間ほど、制作期間は丸1か月でした。
前側から

車体色はホワイトパールです。フロントナンバーは省略しました。
正面から

凛としたいい面構えですね。なんかでっかい86っぽいのは気のせいではないはず。まぁLFAにとって86はよき戦友ですしね。
後ろ側から

美しい後ろ姿を強調したくウイングレスを選択。
独特ではあるけど、欧州スーパーカーのようなエグさキモさはなく、正統派の美しさですね。
そして、LFAの個性とでもいうべき、スペースシャトルのアフターバーナーのような3つの煙突が大きな特徴です。
右正横から

美しい姿です。これぞ正統派スーパーカーです。
機関室内

アレンジとして、ヘッドカバーをメタリックレッドとしました。
これがV型10気筒エンジンですよ。
こんなバカでかいエンジンを前に積んでいるのに、前後重量配分が48:52という優秀さは、トヨタの本気が窺えますね。
ちなみに、チラ見えしている室内は、実車では赤の部分をシックにハルレッドとしました。そうです、軍艦の吃水部の色です。だって、他の部分はジャーマングレイ指示だったので・・・。
私の思うベストショット

LFAは美しきスーパーカー。
この一言に尽きます。
スーパーカーと言えば、LFAですよ。異論は認めません。
Posted at 2022/01/10 22:18:03 | |
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