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埴方ひかりのブログ一覧

2021年09月29日 イイね!

Y32型グロリア

グロリア

その名前を聞くと、ZIGGYを思い出す人は私と同世代でしょう。
KANONを思い出す人は、アニメのエンジェルハートを観てた人でしょう。

時は遡ること30年前、1991年はまだ私が小学生の頃でした。
そして、堺市の底辺小学校だったために、個性を蔑ろにし、画一化こそがすべての風潮があったことから、私のクルマ趣味は悉く弾圧された時期であります。何しろ、周りがみんな右利きなのに私だけ左利きってだけで先公からもいじめられましたからね。
そのため、いじめられない為にクルマ趣味を辞めたかのように見せる必要があったので、クルマの勉強も疎かでした。
当時好きなクルマと言えば1番はクラウンでしたが、その次にセドリック/グロリアでした。
幼馴染の実家のクルマがY30型の白いグロリア、そして叔父が当時430型セドリックに乗っていたことも手伝って、フーガに世代交代して20年経つ今でも2番ではなくなりましたが好きな車種の一つです。
タクシー乗務員時代は、一時期セドリック営業車が愛車でしたしね。

話を戻すと、私にとっては暗黒時代の小学生時代、隠れクルマ趣味を貫き、2番目に好きだったのは、

Y32型セドリック

でしたが、今は名前的に

Y32型グロリア

の方が強い印象があります。すごく和風の外観ながらも随所に英国面が見られるのがこの型です。まずグランツーリスモのフロントマスクがジャガーっぽいですしね。
また、そのグレード名の通り、高級車でありながら255馬力を発揮する3LDOHCターボのVG30DETを搭載し、走りもしっかり重視。クラウンと見事に双璧を成していたのです。
しかし、1991年当時のクラウンはS140系で、先代のS130系とは打って変わって丸くなった女性の裸体のようなスタイルに保守層からは批判的な評価がある一方、販売台数ではクラウンに負けていてもそのスタイルは一定の高評価を得ていました。
グロリアの車名はプリンス自動車時代に、現上皇陛下と美智子様のご成婚を祝して名付けられたとされており、その意味は「栄光」です。
また、女性名でもありますね。有名どころで言えばグロリア・グレアムですね。PS2ゲーム「グローランサーⅣReturn」のヒロイン、グローリア・メルキュースも思い浮かべます。

グロリアを擬人化したらこんな感じかも。

前側から

車体色はマルーンにホワイトパールを混ぜた、ワインレッドパールです。
前述のメルキュースをイメージした選色です。
方向指示器は今風にすべてクリアに。
シャコタン仕様とし、社外ホイールで装備。エアロパーツも装着しました。
フロントリップスポイラーは、わざとシルバーメッキのままとしています。
前から見たセドリックとの識別点はエンブレムだけです。

後ろ側から

セドリックとの識別点はリアコンビネーションランプの色です。
セドリックの場合はテールランプが上に来ます。
正直、このコンビネーションランプは当時のベンツのパクリっぽくて実はあまり好きではないかも。

右正横から

和風って感じですね。スタイリッシュと言うより風格を感じます。
ドアミラーはあえて銀塗装としました。


こうして見ると益々ジャガーっぽいですね。
しかし決してパクったわけではないのです。どっかの特亜の赤い国か、日の丸を汚くしたような国旗の国じゃあるまいし、スタイリッシュと風格を両立してデザインしたらたまたま似てしまっただけだと思います。そういうことって往々にしてありますからね。その証拠に、そのどっかの国のクルマと違ってスタイルに何一つ不自然な点はありませんからね。

この私でさえ、S140系クラウンよりY32型セドリック/グロリアの方がかっこいいと思います。こうして見ると、今のフーガってちゃんとセドリック/グロリアの後継車として立ってるんですよね。
Posted at 2021/09/29 22:32:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年09月16日 イイね!

ジャンボの愛称で親しまれた大型ジェット旅客機 ボーイング 747(日本航空)

先月、8月12日は、日本航空ジャンボ機墜落事故から33年を迎えました。
歌手の坂本九をはじめ、多数の有名人が乗っていただけではなく、航空史上最多の520人が死亡した事故でもあります。そのため、日本航空123便は永久欠番に。
黒焦げになったり、バラバラになった遺体がニュース映像に映し出されたのがトラウマになって、今でも移動手段に飛行機は生理的に受け付けません。
飛行機事故は自動車事故に比べるとはるかに少ないですが、墜落すればほとんどの確率で死にますからね。
ってことで、ジャンボ機と言えばこの事故の印象を強く残している人は少なくないでしょう。
よく誤解されている123便の機長のセリフ、「どーんと行こう」って言葉をよく使うようになりました。今でも誤解している人が多数いますが、「奮い立とう」って意味ですからね。
私はあくまで飛行機には乗らないってだけで飛行機が嫌いってわけではありません。実際、航空機模型なんて10機以上作ってるわけで。
今回、初めての旅客機です。ジャンボジェット機と言えば、ボーイングとエアバスの2強ですが、単に「ジャンボ」と言えば、史上最大を誇る

ボーイング 747

を指します。
実機は学校を卒業するまでしょっちゅう見かけました。何しろ、空を飛んでいても747とそれ以外の識別ができたほど身近な存在でした。
私自身、小さい頃は日本航空の747のおもちゃを長年持ってましたが、いつの間にか紛失してしまいました。
羽田空港なら第1ターミナルに発着しますよね。
そして、日本航空の747と言えば、前述の事故よりはこちらの印象の方が強いです。

スチュワーデス物語です。
今のご時世、CAと呼んでるらしいですが、私は未だにスチュワーデスと呼んでます。スチュワーデスと言う呼び方の何が悪いのか、全く理解不能だし、もっともらしい理由を聞いて私の頭脳でフル演算しても”まったく理由になってない””また白人のご都合主義か”という答えが出るからです。
当時まだ物心ついたばかりですが、母と一緒にリアルタイムで全話観ました。
主題歌である「What a Feeling」の原曲は好きな曲の一つです。
小学校の頃の運動会でダンスしました。


今回制作したのは、今では入手自体が困難な、日本航空のオリジナルの1/300のキットです。
スナップフィットでしたが、所々接着剤は用いているし、ヒケなどもあったので、あちこち補修した上、デカールではなくシールだったので手直しもしてます。

機首側から

シールの機首先端部がきれいに貼れなかったので、途中で成形したのちに、足りない部分は塗装しました。

正面から

コクピットの窓枠はスチュワーデス物語に登場する実機を参考に塗装しています。

機尾側から

機体は左右分割式でしたが、継ぎ目は埋没処理を施しています。

右翼側から

エンジンと、機体下半分の銀色塗装もスチュワーデス物語で登場する機体を参考にしました。
ランディングギアも塗装しました。欲言えば信号灯も塗装すればよかったかなと。

説明書通りに組めば1時間とかからないでしょうけど、塗装や手直しで結局1週間かかりました。
決して完成度は高くありませんが、約30年ぶりに再びジャンボが手に入って満足です。

奇しくも、日本航空の嘗てのマークは鶴、私の宗派である日蓮正宗の紋章も鶴、そして私が最も好きな空母が「翔鶴」と見事に鶴繋がりです。
Posted at 2021/09/16 23:16:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2021年09月02日 イイね!

世界ツーリングカー選手権の覇者 2代目シボレー・クルーズ

1945年の今日、東京湾沖戦艦ミズーリ艦上で降伏調印式が行われ、正式に大東亜戦争が終結した日です。
なので、本当は9月2日こそ終戦記念日なのです。
そして、今日に至る日米同盟、日米友好の第一歩となった日なのです。
そんな日を記念するかの如く、遂に完成しました。
2013年において、世界最速のツーリングカーを決めるレース、世界ツーリングカー選手権(以下WTCC)の覇者、

2代目シボレー・クルーズ

です。先日より予告していました、アメリカ車です。
初代は、スズキとシボレーの共同開発で、スズキ・スイフトがベースでしたが、2代目は純粋なシボレーの小型セダンとして誕生しました。
我が国では輸入されていないために知名度は低いですが、その性能は小金持ちが好むドイツの御三家より優れており、なぜ輸入しないのか不思議なくらいです。
外観も、ドイツの御三家特にみんな大好き残念オリンピックなど比にならず、2010年代の日本車より余程カッコいいものだと断言します。
アメリカ車と言えば、旧来は大型重量の車体に特大排気量の直線番長でコーナリング性能が悪く、燃費も極悪の印象があったかもしれませんが、アメリカ車にもコンパクトなクルマもあり、コーナリング性能や燃費性能にも優れたクルマは多数あります。
スペック面でも実力面でも、お堅いドイツ車に負ける要素なんて実はそんなにありません。むしろ同クラスのドイツ車の方が低性能です。
その証拠こそまさに、WTCCの覇者であるということです。
更に言えば、近年韓国ブランド車の性能が目覚ましく上がっていて、世界シェア4位などと言われてますが、実は「韓国ブランド」であって、「韓国で開発された車」じゃないんですよ(笑)
ヒュンダイは中身殆どフォード、大宇に至っては中身まんまシボレーです。
それを韓国で作ってるだけ、あるいはアメリカから部品を調達して韓国で組んでるだけ。
もちろんアメリカ生産のフォード、シボレーに比べると幾分も劣化しています。
自称韓国独自開発ニダ車は山ほどあるけど、本当に韓国独自開発車は少なくとも市販化されてません。その大半が日米メーカーの協力があったからこそ「韓国ブランド車」として世界シェアを得ているだけで、そのうちの1社がシボレーってわけです。

少し脱線しましたが、クルーズでも高性能モデルは、アメリカ車としてはコンパクトな1.6L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載しており、搭載される変速機も6ATのほかにも6MTがあるなど、日本車では絶滅危惧種のスポーツセダンです。
シボレーと言えばコルベットカマロと言ったマッスルカーなどの印象があるかもしれませんが、マリブインパラ、そしてこのクルーズと言ったセダンも往年より高いシェアを得ています。
フォードのフュージョンフォーカス、そしてシボレーのマリブやクルーズなどは、ぜひ日本にやってきてほしいアメリカンセダンです。間違いなく今時の日本や欧州のセダンよりスタイリッシュで性能も遜色ありません。

今回はプラッツから発売された2013年のWTCCチャンピオンカーをベースに、カラーリングを取り払ったナンバー付きの素体としました。

前側から

シボレーらしさのある、迫力のある外観です。
これが今時のアメリカ車ですよ。
トランプ前大統領が日本に対しアメ車をもっと輸入しろと圧力をかけてきましたが、お値段も200ドル台からあり、日本車にとっては脅威だったことでしょう。今時カローラやシビックもクルーズ(全長4,597mm 全幅1,788-1,797mm   全高1,477mm)と変わらない大きさですしね。
車体色はホワイトパールを選択。

正面から

凛としつつ整った、非常にクールな顔立ちですね。
以前私が近年の日本車をブス呼ばわりしたのは、このクルーズやマリブ、フュージョンにフォーカスと比較したからです。勿論市販車はもうちょっと控えめな顔ですが、もし日本車がこういう顔だったなら新車販売はもっと伸びたはずです。

後ろ側から

市販車はもちろんリアウイングレスですが、シンプルながらも整った後ろ周りです。

右正横から

2000年代を思わせる、ちょっと古臭いデザインですが、むしろ十分でしょう。
欧州車のようにヘンに5ドアハッチバックにしたり、リアエンドまでにつながる意味不明なウェッジシェイプにしたりすることなく、きれいに古典的な3ボックスにまとめつつもオヤジ臭さがありません。
この手のデザイン処理はフォード車にも見られますが、これぞ近年のアメリカ車の特徴です。
悪く言えば大味ですが、伸びやかで凝り過ぎていない細部の処理に潔さを感じます。

左正横から


大きくてバカ力だけがアメ車だなどと思わないことです。
むしろクルーズのような日本人の知らない典型的なアメ車を知らずにちょっと金を持ってるからって粋がって欧州車贔屓する連中を見ると反吐が出ます。
輸入されることがあるなら、私は外車と言えばフォードかシボレーのこの手のセダンです。何たって、黎明期のトヨタがライバルとしたのはベンツでもBMWでもなく、フォードとシボレーですからね。
Posted at 2021/09/02 22:38:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年08月14日 イイね!

【入手困難】初の仏車制作 初のミリオンセラーフレンチカー ルノー・4CV

前回予告していましたアメ車制作ですが、都合により延期しました。
代わりに今回は、たまたまリサイクルショップで見つけて衝動買いして秘かに制作を進めていたものになります。
見た目がめちゃ可愛いですよ。
今回人生初のフランス車制作になります。
昭和のモデルでイマイ製の1/20

ルノー・4CV

です。読みはフランス語でキャトルセーヴェーでいいのかな?
第二次世界大戦中、ドイツの占領下で開発され、戦後間もない1946年発売。
全長3663mm、全幅1430mm、車両重量600kgと今日の軽自動車よりもさらに小さく軽い車体で、搭載される水冷直列4気筒OHVエンジンは750ccで17馬力。今となってはかなり非力ですが、同年代のフォルクスワーゲン・ビートルなども似たようなもので、当時の世界基準としては標準的な小型セダンでした。
日本にも輸入され、日野がライセンス生産、日野・ルノー4CVとして1963年まで製造されました。そのフットワークの良さとセダンボディであることから、戦後間もない日本ではタクシーとして活躍の機会が多かったそうです。

キットは昭和のもので、メーカーは2002年に廃業しているため、最早入手は困難で今回入手できたのは奇跡に近いものがありました。
ヤフオクで見ると4000円台ですね。Amazonなどでは入手不可。
仕入れた人が値打ちが分からなかったのかすごい破格だったので思わず買いましたが、後に訳あり価格だったことが分かり、制作は一難儀しました。

と言うのも、部品が揃ってませんでした。勿論取り寄せることもできないので不足部品はすべて資料に基づいて自作しました。
また、そのままでは完成度に欠けるため、あちこちアレンジしています。
勿論完全に実車再現とはいかず、省略した部品もあります。

ってことで、制作期間は約2週間、総制作時間は20時間くらいかかってますが、その半分は欠品部品の自作に費やしました。

前側から

車体色は爽やかな印象を付けるためにライトブルーを選択。勿論フランスのナショナルカラーを意識してます。以前制作したいすゞ・ジェミニと同じです。
フロントバンパーとモールが欠品の為自作、ミラーは当時から日本の公道を走るなら後付けしたであろうことから自作しました。


正面から

バンパー下の方向指示器もアレンジで1/700艦船模型の探照灯を加工して取付ました。日本仕様の日野ルノー4CVはヘッドライト下に付いていたようです。

左から

フォルクスワーゲン・ビートルを四角くしたような車影ですね。かわいいです。
タイヤ・ホイールは、ホイールが欠品していたため、先月制作したダットサン・ブルーバード510のものを加工流用しました。

後ろ側から

リアエンジンです。後ろ姿もビートルっぽいですね。
そもそもこのクルマは、フェルディナンド・ポルシェ博士から講評と助言を得て開発したものなので似てるのも当然かもしれませんね。
リアバンパーも欠品の為自作。
バックランプも1/700 150cm探照灯を加工流用してバンパー下に付けています。

右から

ドアハンドルも欠品。このドアハンドルは、1/700水上機である九四式水上偵察機のフロートを加工流用しました。

最早ルノー・4CVベースのカスタムカーですね。
次回こそは、アメリカ車制作になります。
乞うご期待。
Posted at 2021/08/14 23:07:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年08月13日 イイね!

現用艦船設計にも影響を与えた条約型重巡洋艦 高雄型重巡洋艦 愛宕

現在の海上自衛隊には、帝国海軍の思想が息づいている。
そして、日本の造船技術は古来より世界第一級である。

これは間違いない事実でしょう。
良く言われるのが、海上自衛隊の護衛艦がアメリカ製であるということですが、これはとんでもない誤解です。
イージスシステムなどはともかく、基本設計が本当にアメリカのものだとしても、ライセンス生産などで日本独自に魔改造されていて、最早起源はどうあれ日本のものだと名乗っていいレベルなのです。
日本車だってそうでしょう。元を正せば日本車は英国由来ですが、道路交通法以外で英国由来を思わせるものは殆どありません。

話を戻すと、現在のイージス艦の基本レイアウトにその設計思想が息づいているのが、

高雄型重巡洋艦

です。前級である妙高型重巡洋艦で不足とされた部分が大幅に改良され、大型化されまるで城塞のような艦橋が特徴的な艦影ですが、大型化の理由としては妙高型で一番の泣き所だった居住性の改善はもちろんのことながら、高い艦隊指揮能力を付加する目的もあり、現代のCICコンセプトの祖となった設計となったのです。

そのため、特に高雄型重巡洋艦2番艦の

愛宕

(艦隊これくしょんより 個人的には、擬人化モデルは蒼き鋼のアルペジオのアタゴ推し)


(艦これ版とは違って何がとは言わないが小さい)
は、艦隊旗艦になった回数の最も多い重巡洋艦となりました。今回の制作です。
起工は昭和2年であることから、いかに時代を先取りした設計だったかがわかると思います。
1930年6月16日進水の双子座。呉海軍工廠生まれ。
姉の高雄と瓜二つの外観です。細部の相違点はまとめられたサイトがあるのでそちらをご覧ください。

「高雄」と「愛宕」-その識別法

因みに、「蒼き鋼のアルペジオ」のタカオはすでに制作済みですが、今回制作した愛宕がフジミ製でタカオはアオシマ製であるため、考証も細部の作りも違うので単純に「これがこう違う」とは言えません。尚、昭和時代は酷評されたフジミですが、今日ではしっかり高雄と愛宕で全く別物とされてます。
いづれは高雄も制作したいですね。
主砲20.3㎝連装砲5基10門、4連装酸素魚雷発射管4基16門と、妙高型と並んで重巡洋艦としては史上最強の攻撃力を誇ります。勿論酸素魚雷がちゃんと仕事をすれば、ですが。WorldofWarshipsで貸与されて使ってみたら、化け物じみた戦闘力に度肝を抜かれました。
また、基準排水量は1万トンを超える巨体ながら、竣工時は35.5knotと世界最速の重巡洋艦であり、改修後も排水量は13400tと「お前のような重巡がいるか」と唸りたくなるほどに大きくなりながらも34knotであり、他国の重巡洋艦に勝る速力は維持されました。

大東亜戦争では開戦からレイテ沖海戦で戦没するまでスラバヤ沖海戦や、第3次ソロモン海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦など大きな海戦で活躍。特に第3次ソロモン海戦第2夜戦では姉の高雄と共に戦艦霧島を援護し、戦艦サウスダコタ撃破に貢献しています。ただ、水雷科の練度は高いが、魚雷に難があり、戦艦ワシントンに放った魚雷は精確にワシントンに向かっており、もし炸裂していればワシントンは轟沈を免れず霧島は生き延びたかもしれませんが、惜しくも命中する前に自爆してしまいました。

歴戦の勇士の最期はレイテ沖海戦で、よりにもよって海戦史上悪名高い栗田艦隊の旗艦を任されたことで死亡フラグが立ってしまいました。潜水艦ダーターから放たれた6本の魚雷のうち4本が命中し轟沈。ダーターは高雄にも魚雷2本命中させるが撃沈に至らず、止めを刺しに行こうとしたダーターは失敗して自滅するというざまぁな最期を遂げています。

今回は基本素組みです。
1週間ほどかかりました。
フジミ模型 1/700 最終仕様である捷一号作戦時のものです。

艦首側から

船体色は呉海軍工廠グレイを選択。
風格のある、堂々とした佇まいです。流石は国内外問わず人気が高い傑作重巡です。

左舷正横

煙突の識別帯は再現しませんでした。っていうか、完成してから気づきました(汗)

右舷正横

後部マストの戦闘旗部分だけ再現。そのため、軍艦旗は指示のあった艦尾の通常旗ではなく戦闘旗としました。

艦尾側から

実は対空強化後の対空兵装の配置も姉の高雄とは随分違ってます。
帝国海軍重巡らしく、色っぽいお尻ですねぇ。

帝国海軍重巡洋艦も、残すところは妙高型、利根型となりました。
高雄型もあと鳥海と摩耶がまだですが、制作予定です。
妙高型は羽黒、利根型は利根を制作予定です。
羽黒以外はフルハルを予定していますが、まだまだ先で来年以降となる見込みです。あと、アメリカ重巡2隻、英国重巡も1隻制作予定に入れてます。制作予定の帝国海軍重巡の最後の1隻よりかは先に制作します。
やっぱり締めは帝国海軍にしたいですからね。
Posted at 2021/08/13 20:58:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味

プロフィール

「先日制作したR34スカイライン天道咲夢スペシャルですが、テールライトハウジングを塗装してV36っぽくしました。ブログにアップするほどでもないと思い、こちらに載せます。」
何シテル?   11/19 08:02
生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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