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埴方ひかりのブログ一覧

2021年02月09日 イイね!

三菱が生み出した和製マッスルカー、GTO

GTO

この名前を聞くと、私と歳が近い人の多くは、藤沢とおる氏の漫画及び反町隆史主演のTVドラマを思い浮かべることでしょう。
だがしかし、クルマ好きならその名は、アメリカンマッスルカーのポンテアックGTO、もしくはフェラーリ250GTO288GTO599GTO、そして三菱GTOを指すことでしょう。

いづれも確かに、
G グレートで
T たくましく
O 男くさい
クルマです。

というおふざけはさておき、クルマで言うGTOとは、イタリア語で 「Gran Turismo Omologato(グランツーリスモ オモロガート)」の略で、本来はGTカークラス公認取得車両のことを指します。
これらの共通点としては非常にハイパワーなモンスターマシンであることです。
今回制作したのはタミヤから発売されている三菱GTOの初期型となります。
このクルマの特徴としては、当時の三菱車らしく足の先から頭のてっぺんまでハイテクの塊であるだけに装着タイヤをはじめとして随所に「日本車初」となるものが数多くありました。
そして、その名前が示す通り1990年当時では国産最強のDOHCツインターボ、6G72が搭載され、最高出力280馬力はもちろん、国産市販スポーツカーとしては初めて最大トルク40kg-mを超え、その発生回転数は僅か2500r.p.m.という驚異のモンスターエンジンだったのです。当時新車だったBNR32型スカイラインGT-RのRB26DETTで最大トルク36kg-m/4800r.p.m.であることからもすさまじいトルクだったのは想像に難くないでしょう。1993年にスープラがJZA80型にフルモデルチェンジしたことでRZ系グレードの搭載エンジン2JZ-GTE(44.0kg-m/3600r.p.m.)に数字上は抜かれました。
このモンスターエンジンは、当時の国産スポーツカーとしては最重量である約1.7tの車体でありながら0-400mを13.54秒で到達させることが出来たのです。
更には前軸荷重1tを超えているにもかかわらず、ランエボにも通じる三菱の賢い4WDシステムによって決して直線番長ではなく、N1耐久選手権ではむしろコーナリングマシンとしての評価を得たのです。

ジャッキー・チェン主演の映画「デッドヒート」でも有名なクルマですね。

その日本車離れした外観と1840mmという当時としては破格の車幅、重い車体からどうしてもスペック的にはスカイラインGT-R、スープラ、RX-7などと比較すると見劣りし(当時の日本の自称クルマ好きの大半がただのスペック厨だっただけだと思う。)、人気は出ませんでしたが、間違いなく第一級の戦闘マシンだったのです。
ランエボが陸のゼロ戦であるなら、GTOは陸の戦艦武蔵(約7万トンの巨体をたった15万馬力で27knotまで引っ張った。それ以上の速力が出たという説あり)と言ったところでしょう。

GTOが好きっていう人がいれば、その人は間違いなくぶっ飛んだクルマ好きです。

今回は5日間くらいで制作時間は前回のプリメーラの半分にもなりませんが、若い頃から一度作ってみたかったものです。

前側から

一言で言うと、いかつい!大迫力!!
持ち前の迫力を引き出すために車体色は私としては珍しい黒を選択。
その上にさらにスーパークリア―をコーティングし、三菱の名の通り「ダイヤモンドブラック」としてみました。
なんとなく「ナイトライダー」あるいは「処刑ライダー」っぽいですね。
赤や青、あるいは白などにすると印象はがらりと変わります。

後ろ側から

更にダークヒーロー的な後ろ姿です。別次元から来た未知のエンジンを搭載した謎のマシン感がムンムン漂ってます。
4本出し煙突には弁が付いており、2種類の排気音を楽しめたそうです。

正面から

いかつくもかっこいいですね。
スポーツカーってこういう顔っていうお手本のような顔です。

右正横から

ホイールはガンメタに塗装しました。
これによりさらにダークヒーロー感が出たかと思います。

ランエボもなくなった今、三菱からまたこういうクルマが登場する日は来るのでしょうか。
いや、是非とも来てほしいです。そして、今のこのクソつまらない市場状況をぶち破ってほしいです。
三菱さん、GTOのCMのキャッチフレーズをお忘れか?

『スポーツは、ライバルがいるから、面白い。』
『あなたのスポーツは、面白いですか。』
Posted at 2021/02/09 22:59:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年01月27日 イイね!

901運動が生み出したハンドリングスポーツセダン P10系プリメーラ


本日定休日だったので、制作中だったプリメーラを突貫で仕上げました。
プリメーラってどんなクルマだったかは私のエピソード中心に語ってきましたが、日産が掲げた901運動に基づいて生み出されたハンドリングスポーツセダンです。
ただ旋回性能に優れているだけではなく、150km/hで運転席の足元に落としたコインを拾ってもまっすぐ走っていられる高速安定性も追求した足回りを身に着けました。
それだけではなく、空力デザインが与えられたことでCd値は当時世界最高水準の0.29と、スカイラインはおろかフェアレディZよりも空気抵抗が軽減されました。この数字はセルシオやアリストも達成しており、各メーカーがこぞって今日の燃費競争にもつながる空力に力を入れるようになった時期でもあります。
更には、ファミリーセダンとしての本分も忘れておらず、前述の足回りがもたらした乗り心地の悪さこそ不評でしたが、優れたパッケージングを誇りました。
まずは今では当たり前ですが、上級グレードでは可倒式リアシートを装備し、後部座席も荷室として使えるようになりました。また、トランク容量もクラウンクラスより大きくなり(16インチタイヤが4本収まる)、車内も全長4400mm、全幅1695mm、全高1385mm(T4のみ1400mm)と小柄な割にはワンクラス上のカムリなどにも引けを取らない広々としたものとなりました。

モータースポーツでは全日本ツーリングカー選手権での活躍をイメージする人が多いですが、英国ツーリングカー選手権を始め、ヨーロッパの様々なツーリングカー選手権を戦いました。

また、当該車に因んだアニメキャラも登場しました。「魔法騎士レイアース」がそれですね。こちらのドールを昔所有しておりました。またどこかで見つけたら再購入したいところです。同名のキャラとしては私がプレイしているスマフォゲーム「蒼焔の艦隊」にも登場します。「ゲート」という漫画のコラボだったそうです。


そして、今回制作には約20時間ほどかけました。また、ハンドピース塗装第2弾になります。それまではずっと缶スプレー塗装だったのです。
制作過程は以前の記事に書いておりますが、大加工、大改造を施して、元々JTCCの1/24カストロール・プリメーラのキットだったのが大きく変貌を遂げました。
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かつての愛車ディアーナ・プリメーラが今も生きていればこうしたかったというif仕様です。初期は足回りと吸排気チューンのみのHNP10プリメーラ。
ディアーナ・プリメーラ改は、ボルトオンターボ。
ディアーナ・プリメーラ改二は、インタークーラー装備&DIANAフルエアロ。

名付けて、ディアーナ・プリメーラ改三

左前から
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色は白を選択。純正フルエアロはそのままで、純正フォグランプがつくところにはオリジナルで新しいフォグランプを自作装着しました。また、けん引フックもレースのものではなく、純正のものに加工装着しています。
ヘッドライト横の方向指示器は前期型のクリアとしました。

地味ながらもカッコいいですよね。

後ろ側から
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リアスポイラーには純正のハイマウントストップランプを再現。
また、中期型に装備された黒の化粧板も再現。
車名表記は2代目のP11型っぽくしてみました。
ナンバープレートもプラバンで自作しています。

この欧州車のような後ろ姿も気に入ってました。

右正横から
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地上高は少し上げました。
ホイールはBBS-RSⅡ。ディアーナは4WDのT4だったので、「4×4」と「2.0」の表記も再現。
ホイールに隠れてしまってますが、ブレーキはトヨタ86の余りものを流用しました。これはあくまで模型だから出来ることです。

今見てもBMWっぽいスタイルです。

右前から
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やはり白って反射や艶がうまく写らないですね。

上側から
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室内はばっちり市販状態に近いものになりました。

正面から
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一言で言うと、地味子ですね。
しかし私好みの垂れ目。自作ナンバープレートの表記は「Diana」です。

当時のファミリーセダンって潜在能力の高いものが多く存在しました。
見た目は普通のセダンなのに、乗る人が乗るとスポーツカー顔負けの走りになるそのギャップ萌えが良かった気がします。
特に日産は、サニー EXサルーンでも随所にスポーティ要素があったくらいです。
おばさんのお買い物御用達のマーチですら、はたまたノートですらやはり中身は戦闘マシンです。
みんなその見た目と用途に騙されているだけで。

やっぱり次に買うとすれば絶対日産車ですよ、私は。
Posted at 2021/01/27 19:34:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年01月25日 イイね!

ミニディアーナ制作途中経過

P10型プリメーラ制作開始から2週間が経ちました。
正直かなり手間暇かかってます。
今回は内装作りに外装の加工にまで手を出し、制作時間はすでに10時間を超えます。
現時点ではここまで

車体

塗装に入りました。
ベースホワイト⇒ホワイトまで塗装済み。
リアスポイラーも塗装しました。
ホワイトが乾いた後で表面処理したら今度はクリア塗装の予定です。

内装

ほぼ上がりです。
センターパネルも塗装で再現。

タイヤ&ホイール

若い頃はBBS-RSにしたかったのですが、今回理利愛や玲奈に合わせてBBS-RSⅡにします。
最近細かいメッシュより粗メッシュの方が好みになってきたのです。
このため、足回りも大加工の予定です。

っといったところで、いよいよ完成が見えてきました。
あと2,3日ってところでしょうかね。

周りからは「誰よりもプリメーラを愛する男」や「誰よりもプリメーラをまっすぐに見る男」なんてよく言われました。
ずっとクルマ好きとして私を見続けてきた弟ですら、「兄貴はクラウンよりプリメーラの時の方が輝いてた。クラウンはただのあこがれ、プリメーラこそ本当の相棒なんじゃないの?」なんて言ってきます。「冗談は顔だけにしておけ、私にとっては黒歴史だ」とあしらってやりましたけどね。
それを肯定したら、今の玲奈に失礼だからです。
まぁここが私のツンデレたる所以でもありますがね。

ハイパーレブ読んでたり、オーナーズクラブに所属してるくらいで分かった風なプリメーラオーナーは数多く見てきました。

笑わせるぜ、何も見えちゃいないくせに。

その反骨精神から実車のディアーナ・プリメーラは誕生したのです。

プリメーラは二度と買わない
ディアーナの最期を看取った時そう決意しました。なんたって3台も乗り継いだのですから。
だけど、タクシーを始めて、平成2年に新車で購入してずっと乗り続けているというP10型プリメーラオーナーに出会い、乗り換えを検討しているとのことでそのプリメーラとの縁談で決意がぐらついたのを覚えています。
譲っていただけることになった翌日に、そのプリメーラもエンジンが逝ってしまい破談になりました。
更にはその翌々年にオーナーさんもお亡くなりになりました。
地味子だけど、その潜在能力をフルに引き出せばランエボやインプレッサすら食らう底力を秘めたファミリースポーツセダン、それが私の目に映るプリメーラの姿なのです。
Posted at 2021/01/25 23:26:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2021年01月14日 イイね!

新作着手

前作、ST191型コロナ完成後2日更新していませんが、更新していない=何もしていないのではなく、何かをしている途中だから更新していないのが私です。
前作のコロナも、空母ヨークタウン完成後たっぷり時間をかけて制作しました。
着手と言ってもただ組んで色を塗っているだけではありません。
資料で調べる時間もあります。制作時間には含んでいませんが、時間がかかっている半分近くはこの作業に費やしています。

実はコロナ制作と同時進行で着手したのが、コロナのタイヤ&ホイールに用いたカストロール・プリメーラです。
ヤフオクで4500円ほどで購入しました。
プリメーラを制作するのはこれで4度目、15年振りになります。
コロナは再版されたのに、エクシヴ、プリメーラ、アコードはまだ再版されてません。いつになるか待つより行動に移したってところです。
実際プリメーラ保有者は足元を見てかなりの金額を吹っかけてますからね。特にカルソニック・プリメーラなんて7,8000円するのが当たり前になってます。

今回制作しているのは、かつての愛車ディアーナがモデルです。が、実車を再現するのではなく、本音はこういう仕様にしたかったという、名付けてHNP10プリメーラ改ifディアーナです。

ディアーナ・プリメーラ(White Justice)

本音はね、純正フルエアロにBBSホイールを履かせるだけの見た目にしたかったんですよ。走り屋として、舐められないためにあそこまでド派手になったにすぎません。リアシートだって外したくありませんでした。ボルトオンターボも本当は必要なかったのです。
ただ、当時ウデにも自信がなく、実戦で勝ち続けることで自分の立場を得ようという屁の突っ張りだったんです。まぁ20代の頃の私って正直クソ野郎でした。
虚勢で男は立ちません。確かに並の走り屋には負けない、特にダウンヒルにおいては無敗の腕利きではありましたが、正真正銘のプロの今の私から見たら当時の私のドラテクなんて児戯ですわ。過去にタイムスリップして玲奈でガチ勝負したら勝てる自信あります。それも秒で勝負がつくでしょう。
それでも私をここまで育ててくれたのは間違いなくプリメーラでした。
なので、本気で好きってわけではなかったけど、恩義のあるクルマなのです。
そもそも好きではなくとも本気で慕ってくれるならそばに置くのがこの私です。
ディアーナと理利愛の共通点はその所有に至るきっかけにあります。
どちらも、まだ元気に走れるのに前オーナーから「売ろうか廃車にしようか迷った。売れなければ廃車にしようかと思ってた。」理由で売りに出されてた子です。なら私が引き取るって決めたのです。そしてどちらもエンジンが壊れるまでの8年乗りました。
愛するより愛されるタイプです。

私が最も大事にするのは仁義、そして侠気です。受けた恩を忘れるような女の腐った奴ではありません。
だから、本当はこうしたかったというif仕様のアレンジを企画したのです。


まず、リアシートとセンターコンソールの追加。こちらはお蔵入りしたMS125クラウンのものをベースに加工流用。そこまで大きく変わるものじゃないので違和感なくつきました。
アンダーコートとバックボードはパテで埋めます。


車体は、レーシングミラー部の接続穴を埋めて、JTCC仕様では除かれているボディサイドプロテクターをプラバンで自作して装着しました。
更には、ドアミラーはランサーエボリューションⅧの余り物を加工して取り付ける予定です。使えるものは何でも使え!


今回は、ドア内張りの再現は見送りますが、ロールケージを撤去して基部だけ残し、センターパネルをエポキシパテで自作、オーディオデッキ部及びシガーライター部のみY31型セドリックとMS125型クラウン、更にはトヨタ86の余り部品を加工流用しています。ここに私の英国面が垣間見えますね。

今回はここまでです。
兎に角加工、加工なのでじっくり時間をかけて仕上げようと思います。
恐らく短く見積もっても向こう10日はかかるかと思います。
完成を乞うご期待!
Posted at 2021/01/14 22:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2021年01月12日 イイね!

かつてのトヨタの中核セダン、コロナ

私は
コロナ
かつてはトヨタの中核を担ったファミリーセダンよ。
トヨタとして初めて海外輸出された乗用車なの。
全日本ツーリングカー選手権、英国ツーリングカー選手権でも活躍したわ。
私のこと、忘れないでね!


以上、艦隊これくしょんの自己紹介風に軽くご紹介。
平成中期頃まで我が国においてファミリーカーと言えば3ボックスの4ドアセダンを指していました。
私が小さい頃の家のクルマはまさにコロナ(AT140型)です。
父は休日には必ず日常点検を行ってからクルマを動かしてました。また、周りもセダンが多く、日常点検している光景はよく見ました。確かに今時のクルマは平成初期のクルマと比べても圧倒的に壊れにくく、安全性、安定性の高いものとなりました。
しかし、「壊れにくい」だけで何もしてあげなければ「壊れる」のです。
コロナはかつての日産の主力セダンであるブルーバードと人気を二分し
姉妹車のカリーナと共に中流家庭の定番的存在となり、タクシーとしても使われ、派生車も登場しました。コロナの派生車の代表格はマークⅡ(本来の意味はコロナMK.2です)、コロナ・エクシヴですが、カルディナもその一つであり、クレスタチェイサーヴェロッサマークXもコロナが起源です。

コロナはトヨタを代表する小型セダンでしたが、以前にも記事内で書きましたが、往年のトヨタのセダンって非常に地味子です。スペックも平凡なセダンですが、実は「羊の皮を被った狼」であり、足回りの完成度はスポーツカーレベルだったのです。その地味子がちょっとお化粧直しして、運動させたら、あら不思議。

お化粧直ししてここまでカッコよく速くなれるのはミニバンでは不可能です。
「ウチのクルマってレースにも出てるんだ、すげぇ!」「将来僕もクルマ買おう!」「俺もこんな風にいじって速い男になろう!」なんてミニバンでは不可能、ましてや国内のツーリングカーレースがない現代では不可能であり、若者のクルマ離れの大きな原因です。むしろ今時若いのにクルマ好きそれもスポーツタイプやセダンが好きなんて言うと風当たりが強いことでしょうし、どこまでも夢も希望も持てない時代になりました。そりゃ少子化が進むわ。
もっと言うなら、見た目だけのVIPカーとはやってることは同じに見えてもまるで違います。VIPカーは(客観視できない自分の狭い視野で見て)見た目をよくするためだけの無能がやるものですが、このコロナは速さをとことん追求した機能美です。このJTCCコロナの傷も、地上高の下げ過ぎのせいで段差でガリったり皆無な車幅感覚のせいで壁にこすったVIPカーの無様な傷とは違って、レースにおける戦いで受けた勲章ですよ。さらには、戦うたびに傷つくのですが、そのたびにきっちりケアを受けています。

実際、ツーリングカー選手権が盛んだった1990年代は走り屋も多く、この手のセダンベースの改造車に乗った走り屋も多くいました。私もその一人です。
まぁいつの時代も本気でクルマを大事にする人は少数派なんですけどね・・・。


これだけは言っておきます。日本から国産セダンを無くしたら日本は沈没します!辛うじて沈没を免れたとしても、世界最低の国になります。
何故そんなことが言えるかと言えば、セダンの存在はその国のバロメーターだからです。そうでないならなぜ俗物の大好きな「欧米では」未だにセダンが幅を利かせていて「フラッグシップ」を担ってるのでしょうかね?そういうことです。
大人4人乗れてゴルフバッグ4つ積めて、客室と荷室がしっかり分かれてて重心が低いので走行安定性が高く乗り心地は快適、ルックスも悪くないのにそれ以上何を求めてるんだか、ですよ。それこそ世間が気にする燃費も同じエンジンなら車重が軽く空力に優れるセダンが断然いいのです。
私がもしクルマに興味がなく、クラウンが好きでなかったらカローラシルフィを選ぶと思います。結局それでも人並み外れて知識に貪欲な私は深くクルマについての知識を蓄積すると思うので。それは艦船模型などの記事を読んでいただければわかります。

今回制作したのは、最終型であるST190型です。
全日本ツーリングカー選手権で活躍し、英国ツーリングカー選手権ではコロナの英国名である「カリーナE」として参戦しました。今回のベースはそのカリーナEですがコロナとして制作しました。
本来のツーリングカーとしてではなく、ファミリーセダンであることから走り屋仕様に改変しての制作です。

前側から

車体色はメタリックグリーンを選択。実際同型の姉妹車のカリーナにはこの近似色の設定がありました。
助手席も設置し、ナンバープレートも追加しました。ナンバープレートの「CORONA」はデカールがなかったので手書きです。
今回車体色がきっちり反映されるように輝度や明るさの調整を控えめにしています。
顔はちょっとかわいい小動物系?やや釣り目だけど口角が上がってるために愛嬌がありますね。

後ろ側から

欧州風の後ろ姿ですね。リアスポイラーが付属していたので取り付けました。

右正横から

タイヤ・ホイールはカストロール・プリメーラのものを流用しました。
ごらんください、このかっこよさ。あの地味子のコロナが色塗り替えて車高を下げてホイールのインチアップしただけですよ。今風のクルマではこうはいくまいです。

右俯瞰視点から

特別流麗ってわけでもなければ迫力があるわけでもなく、なのにかっこいい。
こんな経験ありませんか?クラスでは成績も悪くないが存在感がなくダサい眼鏡かけてて顔も地味な子だったのに、卒業後何年かして同窓会で再会したらクラスのアイドルよりきれいになっていた、なんてことが。
大体ね、クラスの地味子って雰囲気だけで、良く見ると顔は可愛いあるいは綺麗だったりするもんなんですよ。逆に私はそういう子の魅力を見つけることが得意であり、世間が言うきれい可愛いとちやほやされている女にはまるで興味がなく、巷で可愛いと話題の橋本環奈を此間初めて画像検索して見ましたけど、私の目には平凡って感じでした。

コロナはのちにプレミオに改名し、そのプレミオも今年3月をもって生産終了となりました。これからのトヨタの屋台骨となるセダンは、現時点でカローラ、カムリだけとなりました。

このコロナが「うちのクルマだった」あるいは、今でも「うちのクルマだ」って人少なくないのでは?何せ信頼性高くめったなことじゃ壊れないクルマですからね。
Posted at 2021/01/12 11:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ

プロフィール

「先日制作したR34スカイライン天道咲夢スペシャルですが、テールライトハウジングを塗装してV36っぽくしました。ブログにアップするほどでもないと思い、こちらに載せます。」
何シテル?   11/19 08:02
生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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