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埴方ひかりのブログ一覧

2024年10月05日 イイね!

WW2後期のゼロファイターキラー F6Fヘルキャット

久々に大戦期の戦闘機模型を制作しました。
今回初めての米軍レシプロ機です。
その中でも、対零戦において最凶の天敵となった戦闘機、

F6F ヘルキャット


です。
永らく敵機としての認識だったため嫌いな戦闘機でしたが、零戦が弱いわけではなく、ヘルキャットは対零戦に向けて米軍が本気出して作った艦上戦闘機です。本当の戦犯は前身のF4Fワイルドキャットとの邂逅を通じて零戦を本格的に発展させた艦上戦闘機開発をしなかった日本軍のトップがとんだ大馬鹿野郎だっただけという認識で、お互いの立場がなければ嫌う理由はない、ましてや今や日米は友好関係にあるわけで、純粋に高性能戦闘機であるという見方ができるようになったため制作に着手しました。だがソ連機、貴様はダメだ!

ワイルドキャット(気の短い人、気性の激しい人、おてんばの意)は、言ってみれば私のような人間を指す俗語ですが、ヘルキャットは、代表例で言えばツイフェミ女や、所謂お局のようなやつらを指す俗語です。
かくいう私も、人として道を外しているリスペクトに値しない女性に対して、敵意と汚れた軽蔑の目を向けて投げかけてます。あまり汚い言葉を使うと、私自身の品位が下がりますからね。

クルマにも、ダッジチャージャー・ヘルキャット、戦車にもヘルキャットっていますが、どれも高性能なものばかりなので、もっとましな名前つけてあげなよと苦笑しちゃいます。あまりにも可哀そうな名前なので以下F6Fの呼び方で統一します。

このF6F、大戦後期で零戦を徹底的に研究して対策されただけに、まさに当時世界最強の戦闘機でした。それまでは間違いなく零戦がF4Fと並んで世界最強でした。英国機は零戦にコテンパンにされましたし、ドイツ機は英国機とほぼ互角のレベル、他は論外レベルです。
F6Fの対零戦キルレシオは1:50(注:ヘルキャット登場当時すでに日本軍はエース格の大半が戦死しており、そのほとんどが新人パイロットであった反面、逆にヘルキャットは熟練パイロットを多く輩出していた点は加味する必要あり)であり、その強さはまさに群を抜いていました。

今回は、ハセガワの1/72モデルですが、とにかくデカールの多いこと、手間暇ばかりかかるので、大雑把なデカールを貼るにとどめました。


モデルは、空母エセックス艦載機をベースとしました。
そのため、機体色はネイビーブルー一色です。


ゼロファイターキラーとは言っても、旋回能力は零戦に分があるため、坂井三郎クラスのエース格の零戦に格闘戦に持ち込まれたら流石にきつかったのは言うまでもなく、少数ながらも撃破された機もいました。
そのため、今回初めて胴体右側にダメージ表現をしました。零戦に後ろを取られて被弾するも、でっぷりした零戦の倍以上の重量ボディは伊達ではなく殆ど跳弾した状態を表現しています。重い原因の一つには、零戦と違って強固な防弾装備が施されたことにあります。


正直日本機に比べると不格好ですが、これは暗に、無様でも生き残ったほうが素晴らしいことを意味してる風にも捉えられます。たとえズタボロに負けても生きてさえいれば何度でも勝つチャンスはありますからね。たとえ卑怯者呼ばわりされても、生きてさえいれば何度でも挽回できます。

ただこれは正直私も非常に勉強したところです。
零戦とヘルキャットの致命的な差、それは

死に向かって戦うのか
生に向かって戦うのか

魔法騎士レイアースでも主張していました。
死を覚悟した人間は確かに強い。生きる重みを知っている人間はもっと強い、と。

そして、こういう言葉があります。

死んで花実は咲かぬ 生きてこそ浮かぶ瀬あり

これが、日本がアメリカに勝てなかった大きな理由の一つではないかと思うこの頃です。お互い敵を間違えた戦争(こう考えるようになってヨーロッパ嫌いになりました)、二度と仲違いしない努力せねばと思います。
Posted at 2024/10/05 19:09:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2024年09月23日 イイね!

MS125型 クラウン ロイヤルサルーン

私のクルマ好き人生は、クラウンに始まりました。
確かに初めて乗せてもらったのがまだ赤子の頃のC230型ローレル、その次に910型ブルーバード、そしてAT141型コロナでしたが、その時点ですでに私の頭には、クルマの基本形=3ボックス4ドアセダンと刷り込まれていました。
本格的に好きなクルマが出来た、つまり初恋はGS110型クラウンで、3歳当時に家の近所に停まっていた白のGS110型クラウンに一目惚れでした。しかも何が目を引いたかと言えば、その特徴的な後姿でした。
それからほどなくしてS120系にモデルチェンジすると、そのスタイリッシュなデザインに一目惚れ、同時期に初めて手にしたミニカーが
トミカ55番 クラウン

だったこともあって初めてにしてS150系が登場するまでの間、一番好きなクルマとなりました。
私は絵を描くのが好きですが、人生で最も多く描いたのがこの型です。

今回はフジミから発売されている1/24 MS125型クラウンです。

ノーマルで作ろうかと思ったけど、私が幼稚園時代に描いていた理想のクラウンを再現しました。
よって、原形こそ留めてますが、カスタマイズしての制作です。


車体色はホワイトを選択。純正では内装はグレーかワインレッドでしたが、アレンジでタン+マホガニーの組み合わせとしました。
フロントハーフスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、そして自作でリアアンダースカートを履かせてます。


威厳と風格があるフロントフェイスです。個人的には角張っていながらも垂れ目なのがいいです。
ナンバーのデカールは品川ナンバーが気に入らなかったので省略しました。クラウンのオーナメントプレートが何故ついていないのか疑問でした。


これぞクラウンの後姿!やっぱり横一文字なのがいいんです。でも現行型、お前はダメだ!
S120系クラウンの最大の特徴は、銀色の化粧板が付いたCピラーで、これは唯一無二です。唯と無を取れば、一二と型式の一部にもなりますしね(笑)これが好きでS120系に乗っているって人は少なくないでしょう。
これにより窓が大きく4面ガラス張りに見えて非常に開放的な印象があります。


これよこれ、この低く構えたスタイリングがいいのです。クルマってこういう形、クルマは低い方がかっこいい、高いのはダサいの価値観の源泉がこの120系クラウンのサイドシルエットです。全高1550㎜を超えたらそんなのクルマじゃない、ただのエンジンが付いた長距離移動ができる「道具」。
ホイールは当時物ではないですが、当時スポーティーな5本スポークが好みだったのでそれに合わせて選びました。ボディサイドプロテクターは純正では黒ですが、高級感を出すために銀色にしました。

そういえば初めて乗せてもらったタクシーもGS121型の個人タクシーでした。おじさんにチョコレートをもらったのがうれしかったのを覚えてます。それがきっかけてチョコレート好きになりましたからね。当時幼稚園児にして、将来の夢がクラウンのタクシー運転手でした。それが後に本当に叶うとはね。

「いつかはクラウン」それが、この型のクラウンのCMのキャッチフレーズでした。私も小さい頃は「いつかはクラウン」でしたが、そう遠くないうちに叶い、3台続けて愛車がクラウンになったのです。
そう、私はトヨタ車が好きなんじゃない、クラウンという名前のクルマが好きなんかじゃない、S170系までの20世紀クラウンが好き、ただそれだけです。

Posted at 2024/09/23 15:56:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2024年08月19日 イイね!

残念すぎた美人 日産レパードJ・フェリー

私の人生経験の中で、何人か出会ったことのあるタイプに
「残念な美人」
があります。容姿端麗なのになぜかモテない、浮いた話のない人が。
逆パターンもありますけど、世の中ままならないと思うときの一つです。
容姿はいいのに、性格がキツイとかなら仕方ないでしょう。
容姿はいいのに、何一つ優れたところがないなら仕方ないでしょう。
案外、容姿だけいいというのは好かれないものです。

クルマでもそういうタイプがいるんです。
その中でも特に際立った残念な美人というのが、日産は

レパードJ・フェリー

です。
優れた要素は、エロい!!
日本車史上屈指の超絶美人セダンであること。
それでいて、スペックは、シーマとほぼ同じであり、実質的な姉妹車だったことであり、ハイエンドです。

残念要素は、まず先代レパードが、あぶない刑事でおなじみ、流麗なクーペだったのがコンベンショナルな高級セダンに大きくキャラ変したことです。
そしてもうひとつは、何故かはわかりませんが、日本人が嫌う垂れ尻だったことです。
同じ垂れ尻でもポルシェがいるじゃないのって言いたいところでしょうけど、日本国民は実質を問わないブランドブラインドな国民性なので、「ポルシェ」というブランドだけで本当は残念なものでも「ポルシェだからいい」と判断しているにすぎません。
何しろ、MONOみたいな消しゴムにGUCCIのロゴが入るだけで100円が5000円に化けるのですから救いようがありません。
そんな感じで、すごくご立派なものをお持ちながら、全然売れなかった残念な美人、それがレパードJ・フェリーです。


車体色はイメージカラーに近いライトゴールドにしました。
はい、思わずよだれが出るほどの美人さんです。
内装色は純正ではなく、淡いグレー基調にしてみました。
ドアミラーもアレンジ塗装です。


お顔も美人さんです。
アレンジとして、北米仕様であるインフィニティJ30のフロントフェイスとしました。日本仕様は2灯式ですが、インフィニティの4灯式になることで、やや凛としたお顔になりました。
どことなく、大きなプレセアか大きなブルーバードARXにも思えます。


サイドシルエットもよし。セダンにしては非常に流麗で柔和なスタイルです。
どことなくジャガー・マークⅡっぽい雰囲気もあり、すごく上品です。
アレンジとして付属のスカートを履かせてみました。更にはフェンダートリムも追加して上質感を出しました。


不評なテールエンドです。ただ、ハッキリ言ってポルシェを柔らかくしたようなこのリアコンビネーションランプのデザインは確かにどうひいき目に見ても日本人受けしようがなく、恐らくデザインが悪いと言われるのはここに集約されてると思います。これがセドリックやグロリアのようなコンビネーションランプだったなら評価は変わったことでしょう。


その販売台数は7411台と、デロリアンといい勝負ができるほど希少です。あまりにもモテなさ過ぎた残念な美人さんでした。
でも私は好きです、タイプです。のちにスカイラインもV35型以降はJ・フェリーのようなやんわりとしたスタイルになりましたからね。
俗物受けしない孤高の美しさこそ、J・フェリーなのです。これ分かる人、クルマに人生を捧げたと言っていいくらいの、クルマ狂いですわ。その一人が私ですの。

Posted at 2024/08/19 22:02:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2024年07月28日 イイね!

1/24 三菱 CT9A型ランサーエボリューションⅦ

今月2台目のクルマ模型制作です。
せだんめいでん!第9話で初登場した、恵歩 ナナ。
三菱の

CT9A型ランサーエボリューションⅦ

がモデルですが、今回はそれにちなんで模型も製作しました。
ランサーエボリューションⅦは、私には縁が深いクルマで、私の賢弟のかつての愛車であり、私が走り屋チームを率いていたころのチームメンバーの愛車でもありました。

何度か乗せてもらいましたけど、何この完璧超人みたいなクルマ?でした。
一言で言うと、隙がないクルマです。故に、面白味に欠く部分も多々ありますが、ホンモノのウデ利きにとっては最高のパートナーになるでしょう。なんたって、かつて何度も記録を塗り替えてきた筑波サーキットスーパーラップのサイバーエボのベース車もランサーエボリューションⅦですからね。
正直、あまりにも完璧すぎて私のドライブスタイルに合わないので所有してませんが、世界最高性能を誇る、いわば「走るゼロ戦」と言っていいクルマなのです。
この型のベースとなったランサーには歴代唯一「セディア」のサブネームが付いていました。なので、恵歩 ナナは、恵歩 セディアにしようかと考えていましたが、結局和風なナナにしました。そしてカタカナなのは、名前の意味を固定せず、色んな意味を込めたかったからと、実は思い入れのあるクルマなんです。
昔プレイしていた「ドラゴンズドグマ」は賢弟もプレイしていましたが、そのポーン(パートナーキャラ)の名前もナナで、恵歩 ナナ同様そこそこ胸のあるキャラでした。名前の由来は遂に教えてくれませんでしたが、顔の作り方と言い、ボンッキュッボンにしてる辺り、どう見ても愛車のエボⅦでしたわww


今回は、ただ作るのではなく、すでにエボⅧ、エボⅨと制作しているので、あえてキットのまま作らずあちこちアレンジしました。制作期間は14日ほどです。


色はクールホワイトにクリアコートを施した2コートとしました。


アレンジとして、フロントグリル下のエアインテークはランエボGT-Aのように埋めました。また、フロントナンバーも左端にオフセットしています。
更には、ボンネットダクトの形状も変更しました。

ナナの顔デザインはまんまこのエボⅦのフロントフェイスがモチーフです。目もヘッドライトユニットの形をそのままに垂れ目にしただけです。実はかわいかったランエボⅦの顔?ww胸元が大きく開いてるのは、ボンネットダクトを表現しています。恵歩 ナナなのに、何故か絵歩 ナナと誤字ッてしまってました。一応、せだんめいでん!第9話の本文は修正してます。


地震による大破で廃棄したランエボⅥに付けていた砲弾型マフラーを加工して装着。それに伴ってスカートを大幅にカットしました。せだんめいでん!のナナがミニスカートを履いてるのはここからです。
更には、リアウイングを自作GTウイングにしました。これは我が賢弟もチームメンバーもGTウイングにしていたためです。
リアアンテナはつけ忘れましたけど、まぁなくてもイイかなと。個人的にはカーラジオなんて聴きませんから。


加工はしたものの、サイドシルエットはストック状態とほぼ変わらずにとどめてます。
ホイールは純正のままです。これが一番カッコいいから。


私としてはキレイにまとめられたのではないかと思います。
次、ランエボを作るとすれば今月末発売のハセガワのランエボⅢと、余裕出来れば第2世代のランエボⅣを作れたらなと考えてますの。
ちなみに、ナナは真子と並んで今後レギュラーメンバーにしようと考えてますわ。

先行して、トーラムオンラインでもキャラ作成しました。

更に先行して、ナナのドールも制作済みです。

いやいや、ランエボⅦどんだけ好きなの私wwww
今となっては昔の愛車プリメーラの良きライバルといった存在でしたわ。ランエボⅦがいたから、私のクルマライフは充実できたし、逆に走り屋引退もあっさりできました。私にとっては感謝しかないクルマなのです。
これはもう、せだんめいでん!のレギュラーメンバーでしょう!!
Posted at 2024/07/28 17:44:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2024年07月14日 イイね!

模型制作で使う道具

祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり

予想ですが、あと数年で現行までの模型制作は終了します。
そろそろ置き場と作るものがなくなってきたからです。
その後にもし作るとすれば、新しく発売されたものに留まるでしょう。
実際、模型化して欲しいけど叶ってないものがたくさんあります。
例えば、V36,V37型スカイライン。GVB型以降のスバルWRX、フーガなど。

そして、艦船模型ですでに110隻オーバー、クルマ模型も100台オーバーしましたが、今回はそれらの制作に欠かせなかった功労者たちを紹介します。

これで全部ではないのでご了承を。


プラニッパー  主に部品をランナーから切り取るのに使用。

デザインナイフ バリを取ったり、大まかな整形をするのに使用。

タミヤセメント  部品の接着に使用。

はさみ      デカールの切り離しや紙部品の切断加工に使用。

マーカーペン   黒は主に墨入れに使用。また、マーキングでも使用。

筆        精度が不要な塗装に使用。

ハンドピース   主に高精度が必要なクルマ模型の塗装に使用。

ベースホワイト  成形色が白以外のものに白塗装するための下地、サーフェイサー代わりとして使用。

ルーター     ドリルは穴明け、カッターは切削(写真のもの)、サンダーは成形と多用途。軽くても数針を縫う程度、最悪指切断などの大けがにつながるので取り扱いは厳重に注意。

左手人差し指のこの切削痕は昔に同じような道具ですが仕事で誤って付けました。これで軽いほうですが、あと数mmずれていれば血管も切ってました。
自信がなければピンバイスやのこぎり、金やすりを推奨します。
余談ですが、付け根が折れたままですが、空手の組手中に折ってしまい、応急処置をしただけで医者で治療を受けなかったためこうなりましたw一応ちゃんと動きますが、握力が40kg→25kgに激減しました。

ノギス      加工、改造、部品自作で各部寸法を測るのに使用。

定規       ノギスより低精度な寸法を測ったり、直線を引いたり、直線にナイフを入れたりするのに使用

ツイーザー    一般的にはピンセットと呼ばれる工具。細かい作業に使用。

楊枝       塗料を塗料皿やハンドピースに移したり撹拌するのに使用

マスキングテープ 塗装の際、その時に塗装しない部分を養生するのに使用。また、部品の仮固定としても使用。ツートーン以上の塗装では必須アイテム。

筆洗い瓶     筆塗装後の筆の塗料落とし、ハンドピースのノズル洗浄に使用。

以下は画像に写ってない道具類です。

溶剤       塗料を薄めたり、塗装後の筆やハンドピースの洗浄、失敗した塗装の剥離に使用。中毒に要注意。

ペットボトル   マスキングテープとの併用で、塗装の基台として使用。

ゴムボンド    接着力より粘着力が必要な接着や部品の固定、透明部品の接着に使用。クルマの窓やライトカバー、艦船の空中線の取付など。

瞬間接着剤    秒単位の硬化時間が必要な接着や、強度を求められる部分の接着に使用。例:クルマのサスペンションとブレーキなど。また、小さな穴埋めのパテ代わりとしても。

サンドペーパー  整形したり、塗面の表面処理に使用。

ラプロス     目が非常に細かいサンドペーパー。鏡面仕上げに使用

艶出し剤、コンパウンド 艶出しや鏡面仕上げに使用。 

水性塗料     精度及び強度が不要な塗装に使用。比較的安全。

ラッカー塗料   車体など、精度と強度が必要な塗装に使用。中毒に要注意。

ウエス      部品、道具の清掃及び洗浄に使用。捨てる予定の衣服を切ったりティシュペーパーで代用する場合もあり。

スクリュードライバー ビス止めに使用。

精密ドライバー 小さなビス止めに使用。

ラッカーパテ  大きな穴埋め、スムージングに使用。

エポキシパテ  部品の自作、成形加工、改造に使用。

プラバン    平面部品の自作、成形加工、改造に使用。

その他資材   扱う部品によって選択。布や木材を使うこともあり。

除光液      手に付いた塗料や接着剤を落とすならこれが安全で早いです。


実際にはここまでそろえる必要はなく、とりあえず始めたての1作目とかなら、総額2000円くらいの初期投資でいいとは思います。本格的なクルマ模型なら3000円くらいかなと。

また、プラモ=男の子の趣味という認識は昭和の凝り固まった思い込みです。歳を重ねても続ける人は続けるし、男性だけじゃなく秋葉原などにいけばプラモ女子なんて当たり前のように見かけます。

電動ツールは便利さとケガの危険度アップがトレードオフなので中級者以上推奨。
模型は焦らずじっくりで、プロモデラーを目指すならともかく、抜くところは抜いて詰めるところはしっかり詰めるといったやり方をすれば気楽ながらも仕上がりのいいものができるかと思います。

また、模型に限らずいいツールを使えばいいものができる、いい仕事ができると錯覚している人が多くいますが、私に言わせればそれを

下手の道具調べ

と言います。クルマの運転もそうです。高スペック、高性能安全装備だからと言って安全走行できるなら、なぜ事故件数が減らないのでしょう?下手が乗ればアイサイトもエアバッグもABSも意味なく、プリウスミサイルに代表されるように10km/hでも危険です。最新型プリウスでも簡単に事故ってますからね。そして事故っても懲りずにまた事故を起こします。

私のスタンスは常に、

弘法筆を選ばず

です。道具の良し悪しの前に、まずは自分の腕を磨き、確かな知識を深め、知恵をつけることが大事だと思っています。
クルマも、本当に上手い人が運転すれば、たとえ昭和45年式カローラだとしても、10km/hでも100km/hでも安全です。

やってみたいならまず簡単なものからやってみるのがいいでしょう。

後、これだけは断言できます。

模型趣味を馬鹿にする人は相当頭の悪い人です。才覚のある人は悪いことでない限りそもそも人の趣味を馬鹿にしません。その趣味が、社会を動かすほどに昇華されることなんて、いくらでもあるんですから。
Posted at 2024/07/14 13:12:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味

プロフィール

生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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