本日は洗車日和。
負傷した足でやるのは少々きつかったですが、その代わり洗いは機械に任せて、仕上げとコーティングは自分でやりました。

負傷した左足の状態。当然靴下は履けませんが、靴は何とかですね。

定価5000円を超えるコーティング剤。たまたま安かったので購入しました。
KEEPERとかやってもらうとかなり高くつきますよね。だったら自分でやります。
普通にワックスがけの感覚でやればいいだけですから。
カラスの波状攻撃に遭って悲惨な状態でしたが、洗車機一発かけたら大分きれいになりました。正直、昨今のカラスの害を考えたら鳥獣保護法などクソ食らえだと思います。確かに罪のない鳥獣を虐待する行為は人でなしだが、害をなす鳥獣を駆除してどこが悪い?文明に害為すナチュラリストはターザンのような格好して野生に戻って人間の言葉も捨ててウホホウホホ言って一生過ごしてろ。それくらい鳥の糞害はクルマにとって看過できない問題なんですよ。

「濡れた状態で」という説明がありましたが、洗い残しなどもあって、一応拭き上げ作業はしました。そもそも借りたタオル雑巾自体濡れてましたので。

そしてコーティング。年季も入ってるし、傷だらけなので念入りにやっておきます。
タイヤ・ホイールもしっかり洗浄しておきました。

きれいになりました。所々前オーナーまでのひどい扱いの跡が痛々しいけど、来年あたりから本格的な修復に着手しようと思います。どこの教習所を卒業すればこんな傷だらけにできるのやら。ちなみに私は一種は敦賀中央自動車学校、ここは1999年当時はかなり厳しかったと思います。当時福井県は死亡事故ワースト3だったこともあって特に厳しかったことでしょう。「お前はクルマを運転する素質はない」と罵倒されたこともあります。そんなことを言われずとも、未だに寸暇を惜しまずクルマの勉強は継続中ですけどね。
そして2015年の二種免許は金町自動車教習所。こちらは優しく丁寧でした。
「横に乗ってて安心できる」という評価をいただいたときは素直にうれしかったですね。この18年の間に何が変わったのやら(笑)
1999年大学1回生の私は、「いつかは誰にも負けないドライバーになる」
2015年タクシー一年生の私は、「プロとして誰を乗せても恥ずかしくないドライバーになる。」
と、意気込んでました。その意気込みの差は大きかったかもしれません。
「巧い人は事故らない」「下手だから事故る」というのはとんだ俗論です。
この理屈が正しいならプロのレーサーは全員ヘタクソになります。
この理屈が正しいならペーパードライバーこそ理想ということになります。
一流のプロでもぶつけることはあります。ぶつけたことがない、事故ったことがないという人は運転の素質があるわけではありません。当てたことがないのにどうやって私のようにmm単位の車幅感覚を得られましょうかね?私は敷地内でパイロンのように当て良いものに故意に当てて車幅感覚掴みました。ここまでは詰めれるけどこれ以上詰めようとすると当てるという感覚です。車庫入れだけで試行回数1万回以上。そして得たものは、操舵は1度単位、アクセル&ブレーキのペダルワークは1mm単位での制御が可能になったことです。
クルマのぶつけた傷を見ると、その運転者の技量を推し量ることができるのです。どういうぶつけ方をしたらその傷ができるのかがわかるからです。
勿論ハンドバッグの金具の傷とか、運転者の技量に起因しない傷もありますけど見ればわかりますし。
S110系クラウンのCMのフレーズは心に刻んでます。
人は己の信ずる道を選び、その志によって生きていく。
志の高さで己を語る。
私はよく自分を語り過ぎと指摘を受けますが、その頻度で私自身の志の高さを計っています。そういう指摘をする人ほど何の志もありませんから羨ましがられてると解釈するのです。5ちゃんねるにでも晒されようものなら歓喜します(笑)
そして、いつの世代もクラウンは人を語るのです。往年のクラウンがなぜあんなにも威厳と風格にあふれていたのか。それはその時代でクラウンを求める人の志が高かったからですよ。勿論クラウンに限らずです。少なくとも誰かのために命を懸けて何かをやり遂げるという志は、特に私以降の世代の人間より高かったのでは?
洗車できれいにするたびに思うこと、やはり往年のクラウンは美しい。
フェアレディZのような一目で感じる美しさとはまた違います。それはそれで尊いものです。
上品にまとめ上げられたクラウンは所有者も清廉にして品行方正。下品な改造を施されたクラウンは所有者もただの汚れた蓮根。言うなればクラウンに限らずクルマ選びといじり方でその人の性格が出るってことですがね。
温故知新を地で往き、風格を重んじ所有者の尊厳を最大限に引き立ててくれる大和撫子、それがクラウンの美しさなのです。日本独自のものなので欧米人にクラウンの良さは易々と理解できないでしょう。
そして常に、時代の最先端を追求しているのもクラウンです。一般的には走りとは無縁とはされますが、クラウンには独自の走りの哲学があるのです。それでも、クラウンのエンジンがVVT-i化されたときは歓喜しました。よりパワフルに、より伸びやかに。クラウンはレーサー(競技型乗用車)ではなく、クルーザー(巡航乗用車)ですからね。
ただ、我が人生でトヨタ車を所有するのはレイナたんで最後にするつもりです。
Posted at 2019/06/08 21:29:14 | |
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