艦船模型、クルマ模型、戦車模型、そして航空機模型をずっと作ってきましたが、よく聞かれることがあります。
クルマ模型に関しては、
「現行のクルマは作らないんですか?」
はっきり言いましょう、興味ありません。
トヨタ
TS-050や
スープラ、スバル
BRZくらいなら作ってもいいかなってところです。
艦船模型や航空機模型、戦車模型に関しては、
「戦後のモデルは作らないんですか?」
偶々作ってないだけです。
何でしたら前アカウントの時に今は退役しましたけど海上自衛隊護衛艦
DD-123 しらゆきは制作しました。
それと、非公開ですが戦後の英国の42型ミサイル駆逐艦
リヴァプールを制作しています。ご希望があればアップしますが、興味ないでしょ?
今回は、小学校時代のビッグワンガム以来となる戦後のジェット戦闘機です。
ちゃんとした模型としては初めて挑戦するジャンルです。
弟は、
F4-Eファントムと、
F/A-18ホーネットを作ってましたけど、興味がなかったわけじゃありません。作る機会がなかっただけでゲームの「
エースコンバット」はやってましたし、最近では古くなりましたが「
H.A.W.X.」をやるようになりました。
今回は、あの伝説の映画を見て以来初めて好きになったアメリカ海軍機です。
その映画とは、トム・クルーズ主演の
トップガン
あの名曲と共に有名な映画ですよね。
ケニー・ロギンスのDanger Zone。ついアクセルを踏み込みたくなるドライブミュージックで私もしょっちゅう聴いてます。
はい、その主役となった伝説のジェット戦闘機、
グラマン F-14A トムキャット
です。その愛称は邦楽の「TOUGH BOY」で有名なアーティスト名にも使われてますね。
トムキャットの魅力はMVで十分伝わってくるはずなのであえてウィキリンクしません。
登場後しばらく世界最強の戦闘機として今や伝説となっていますが、その特徴は何と言っても可変ウイングです。主翼の角度がスピードに応じてコンピュータ制御で変化するのです。この可変ウイングのカッコよさに惚れ込んだ人は数知れず、私もその一人です。現在ではSTOLやVTOLの登場やデルタ翼機に取って代わられましたが、何よりロマンがありました。外部兵装は射程150kmを超える空対空ミサイル AIM-54フェニックス、同じく空対空ミサイルのAIM-9Gサイドワインダー、副兵装としてAIM-7Eスパロー、固定兵装はM61A120mmバルカン砲と、エースコンバットファンならおなじみですね。
最高速はマッハ2.34を誇ります。艦載された空母は日本の悪名高き左翼共が起こした事件でも有名な世界初の原子力空母
CVN65エンタープライズやトップガンで同艦役として使われた
CV-61レンジャーが代表例ですね。残念ながら自衛隊に配備されることはありませんでした。この2艦は共に第二次世界大戦の武勲艦の生まれ変わりです。
エンタープライズは現在退役していますが、2027年に
ジェラルド・R・フォード級3番艦として生まれ変わる予定です。
ちなみに、初代エンタープライズもトムキャットのご先祖であるグラマン
F4Fワイルドキャット、戦時後期の日本でグラマンと言えば大体こやつを指す
F6Fヘルキャットを載せていました。共に名機であるこの2機の名前ですが、私はソクラテスの妻クサンティッペと並んで嫌いな女性を指す隠語としてよく使ってます。俗語で「阿婆擦れ」「クソ女」。特にワイルドキャットは本来は野生の猫のことなのですがアメリカ映画じゃたまに使われてますね。
歴史上では、イラン・イラク戦争、レバノン内戦、リビア爆撃、湾岸戦争などに参戦、記憶に新しい中ではアフガニスタン戦争やイラク戦争でも誘導爆弾を投下して戦果を挙げています。
現在は、アメリカとの緊張が高まっているイラン空軍で使用されています。アメリカ軍では全機退役しました。
キットは昭和40年代当時のハセガワの1/72のもので、デカールの殆どが使い物にならなかったので、素体として完成させました。
やはりレシプロ機とは勝手が違ったので、ざっと15時間くらいかかったと思います。
機首側から(主翼を広げた状態)

トップガンの登場機を参考に制作。
機体色はトップガンに倣ってアメリカ海軍艦の塗装としては定番であるタミヤのスカイグレイを選択しました。風防の枠もよくある黒じゃなくスカイグレイにしています。また、クリアーを上塗りして艶を出しました。一応すべて筆塗装です。
主翼の信号灯も再現。デカールは国籍マークのみ何とか使えました。
機尾側から(主翼を広げた状態)

2枚の垂直尾翼と、2基のアフターバーナーがかっこいいですね。製造コスト高そうです。垂直尾翼の信号灯も再現しています。
右翼側から

典型的なジェット戦闘機の形ですね。主翼側にサイドワインダーとスパロー、腹部にフェニックス4基搭載のバージョンとしました。
機首側から(主翼を後退させた状態)

デルタ翼機っぽい外観になりました。
最高速で飛ぶときは主翼を後退させて抵抗を減らしているわけです。
機尾側から(主翼を後退させた状態)
これを機に戦後のジェット戦闘機も何機か制作予定に入れました。
実は私が排露思想なのがトップガンを始め冷戦時代のアメリカ映画の影響を強く受けているのは確かです。それでなくても終戦の前後に中立条約を破って我が国に対し火事場泥棒をし、何千と言う日本の女性を強姦、何十万と言う日本人を虐殺し、未だに謝罪も賠償もないどころか北方領土問題と言う遺恨を残し、我が国に対し掠奪や虐殺、領土侵犯に挑発まで繰り返しているわけで、貿易はしていても講和はしていないから敵国に変わりはなく、そりゃ坊主憎けりゃ袈裟も憎くなって当然。大学時代は共産主義に傾倒したこともありましたけど、何だかんだ言って共産主義をどこまでも嫌悪してもアメリカは憎めない国なんですよ。
特に好きなジェット戦闘機はアメリカ機が大半です。
Posted at 2020/03/15 19:00:06 | |
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