クルマ模型の新作、いよいよ大詰めです。
今は、足りなくなって発注した塗料の到着待ちで、仕上げ前の微修正をしています。
やり残した作業を追加したり、タッチアップ補修したり、汚れを取ったり。
そして、昨日タイヤ&ホイールのズレを発見したのですが、丁度1mm程度後ろにずれていたので、艦船模型の余り部品から引っ張り出してきました。

ピットロードの1/700 九六式二十五粍連装機銃です。いつも帝国海軍艦制作で用いる対空砲です。機銃という名称ですが、帝国海軍では口径20mm以上は機関砲と呼んでましたが、便宜上いつも機銃と称しています。これを接合部に割り込ませるといい感じになりました。
艦船模型の部品の使用例として昔制作した
ジャガー・マークⅡのテールランプと、
JZA80型スープラのフォグランプに、150mm探照灯を加工して用いてます。
クルマ模型に艦船模型の部品をこういう使い方するのって世界中探してもいないのでは(笑)

御覧の通り、フロントバンパー上部の塗装だけ色が違います。これはただの白を塗っただけだからでこの上にパールホワイトを塗ってクリアーで押さえれば車体色になります。実はタッチアップ補修のつもりが、全面筆塗りしました。ですが、塗装職人から盗んだこのクオリティ、いかがでしょう?
このためヘッドライトレンズはまだ取り付けができません。
クルマとしての形はできているのに、言葉通りに画竜点睛を欠く状態です。ちなみに艦船模型の場合は、帝国海軍艦(但し軽巡以上)は最後に菊の御紋を、そのほかは最後に艦番号や艦名表記などを貼って完成としていますが、クルマ模型の場合はナンバーデカールを貼りつけて完成としています。船で言う進水と竣工が違うようなものですね。
それで、フロントバンパーの方向指示器を実車通りに、レンズをクリアにしてバルブ部のアンバーを再現したらこんなことに(笑)これは反射してないせいですけどね。

お尻周りはデカールを貼れば終わりですね。そういえば、先日失敗した窓枠塗装ですが、ラインに沿って塗ったつもりが何故かハイマウントストップランプが隠れてしまったので、下部だけ溶剤で剥離しました。
機銃を割り込ませたので、ホイールの位置がいい感じに落ち着いたかと。
ここまで仕上げて暇になったので、次回作に取り掛かってます。
いづれも乞うご期待。
Posted at 2020/04/20 03:49:04 | |
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