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埴方ひかりのブログ一覧

2022年04月10日 イイね!

大日本帝国海軍最後の重巡洋艦型 利根

4月1日まで、艦隊これくしょんで期間限定イベントがありました。
正直、面倒くさいだけでE3まで進めて終わりました。
本当はE5まで進めて駆逐艦冬月が欲しかったけど、まぁこんなの暇な連中しか無理でしょってくらい時間が全然足りませんでした。

ってことで、今回イベントの新しい戦利艦たち。
そろそろ課金しないともう枠がなくなってきました・・・。

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大日本帝国陸軍 揚陸艦 神州丸
通常海域でもドロップするそうですが、何か月周回してもドロップせず、今イベントであっさりドロップ。

E2で散々苦戦して、資源も資材も枯渇気味になって、ボス叩きしたときに放ったセリフ
「そろそろ梅ちゃん来てもいいんだよ?疲れちゃったよ・・・」
ってボスを撃沈したら来ました(笑)
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大日本帝国海軍 松型駆逐艦 梅
まぁ、うん。可愛いですね。うん、何がとは言わんが大きいです。
そして、髪!思わず、プリキュアかい!!とツッコみました。キュアプラム?

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大日本帝国海軍 第四号海防艦
駆逐艦 松がその身を挺して逃がした海防艦です。
全然興味なかったけど、なんか来ました。

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アメリカ海軍 コロラド型戦艦 コロラド
世界のビッグ7、イカれる16インチ砲。で?・・・何で来たの?
WorldofWarshipsで、同Tier重巡で参戦したとき、こやつに散々苦しめられました。その代わり、散々駆逐艦による雷撃でガンガン沈めてやりました。まぁ、はい。

で、E3突破報酬として
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大日本帝国陸軍 特2TL型戦時標準船 山汐丸
護衛空母を兼ねたタンカーだそうです。この子に一体何をさせたかったのだ帝国陸軍!?
特に何か目立ったことをすることもなく戦争を生き残りました。

で、イベント前に大改装を施した艦娘が一人
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大日本帝国海軍 

利根型重巡洋艦 利根

今回制作したモデルです。


大日本帝国としては最後の重巡洋艦型です。そして利根も生き残り組の1隻です。
1937年11月21日、三菱長崎造船所生まれ。
起工が1934年12月と戦前も戦前、日米開戦からまだ8年も前の話なので、よく誤解されがちな、「日本は古臭い水上打撃にこだわり、航空戦主体になることを全く考えない戦術だったから負けた」という論をあっさり否定できる艦です。そんな思想だったら利根は生まれてないっての。と言うかそんな思想だったら真珠湾攻撃すらなかったっての。

それまでの水上打撃に特化した重巡洋艦から、時代に沿って航空巡洋艦としての性格を備えた設計となり、高雄型、妙高型、最上型の連装主砲5基10門から4基8門に火力を落として前部集中配備とし、艦後半部に航空甲板を設けて水上機6機を搭載できる能力を得ました。
そのため、艦影も非常にクセの強いものとなり、主砲に至っては類を見ない配置となりました。
非常にロマンはありますが、欠点が多く、だったら護衛空母作って、純重巡として利根を建造して護衛させた方が良かったのでは?って考えるのは、結果を知ってる現代人だからにすぎません。


制作には、途中中断を含めて3か月くらいかかりました。実制作時間も20時間くらいでしょうか。
フジミの1/700フルハルモデルを選択。

艦首側から

三菱長崎造船所生まれなので、船体色は佐世保海軍工廠グレイを選択。
実際は、呉海軍工廠グレイだったかもしれません。
主砲を前部集中配備としたため、艦橋が船体中央に近い位置にまで下がっています。

艦尾側から

艦後半はしっかり航空甲板です。見るからに後ろからの追撃に弱く、撤退戦には護衛を付けないと行けなかったことでしょう。
ただ、対空兵装はまるでハリネズミです。単装機銃だけで21挺あります。連装機銃4基8挺。3連装は資料上は14基42挺、キットでは8基24挺となってます。

右舷正横から

割と艦影はカッコいいですね。第4砲塔は後ろ向きの写真が多く、そのように組んでいるのを散見しますが、あえて前向きにしました。
最上が航空巡洋艦に改装されて12機搭載できたことを考えると6機は少ないとは思いますが、世界的にも希少な航空巡洋艦としては実は標準的な数です。


何がしたいかはよくわかる。だけど1隻であれもこれもできるわけなくない?
そもそも戦争って1隻でするもんじゃないし、あれもこれも1隻でやらせたら、何もかもが中途半端になるじゃないか。
っと、悪い意味でとらえれば思うことではありますが、そもそも近代以降現在でも我が国の上層部って言うのは低IQで石頭ばかり故に、机上の空論と実戦とでは大きく乖離しているのは最早周知の事実でしょう。
英国をバカにする日本人が現代では多いですが、この利根の変態ぶりを見れば、我々日本人も大概ですよ。そもそも造船技術は英国譲りですから。

当時、日本は資源に乏しく、欧米諸国相手に戦う能力は限られていたから、苦し紛れに考えて考えて考え抜いた結果です。我々現代人が当時にタイムスリップしたとしても、これ以上のものを作るのは不可能でしょう。
ただロマンはありました。見た目も批判されるほど悪くないですしね。
まぁそれは、偏った見方、狭い視野、ある一点だけの視点での話です。
広い目で見れば、利根は重巡としては世界的には立派に優秀な艦でもあります。

今回、今までで一番手間暇がかかった重巡となりました。
一体成形にすればいいのに別パーツにしたりと、キットそのものが複雑でした。


次回艦船模型は、久々に駆逐艦の予定です。そのあとはまた重巡になります。
Posted at 2022/04/10 18:25:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味

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生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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