久々の三菱車です。
GTO以来なので、1年2ヶ月振りです。
そもそも三菱車は不人気なのかモデルの数自体少ないですし、実車も現行型は哀愁漂うくらいかつての元気は皆無ですから。
かつてはラリーと言えば三菱でした。
パリダカは
パジェロ、WRCは
ランサー、特に
ランエボでしょう。
1980年代、1990年代であれば三菱にもフラッグシップがいて、現在の海外の三菱のフラッグシップと言えば、
ギャラン
です。
その中でも、ランエボの前身であったのが、WRCで6度の優勝経験がある当時の三菱の最強モデル
E39A型ギャランVR-4
です。ツインカムターボ+4WDの金字塔を打ち建てた名車です。4G63型エンジンをはじめ、基本的なメカはランエボに受け継がれました。そのため、後継の2代目にして最後のVR-4は別の2.5LV6が積まれました。
ランエボXがギャランフォルティスを母体にして、ギャランエボリューションではなく、ランサーエボリューションを名乗って、最後のランエボになったのは何の皮肉かと思いました。
ギャランの模型は後にも先にも、長谷川製作所のこの型しかないくらい不人気で、かなり古いモデルです。以前作りましたが、再販の話を聞いた時また作りたいと思いました。
ただ、内容は変わらないのに、3倍近くの値上がりは何の冗談かと思いましたが、最終的には購入を決めました。
制作には1週間ほど、制作時間も8時間くらいですかね。
部品点数が少なく簡単な作りである上、前に作った事があるから、かかった時間の大半は塗装関連です。
今時の模型には殆ど不要なパーティングラインやヒケなどの処理がありますからね。
前側から

車体色はアレンジとしてロイヤルブルーを選択。
高級感が出たかと。
本音を言えば、元々86の色をロイヤルブルーにするつもりで買い置いていたのですが、やらないことにして使わずじまいだったのと、純正のモスグリーンにしようと考えていたが、濃い緑色はスプレー塗料以外軍用機や戦車用の艶消ししかなく、ギャラン1台のために買う手間とクリアー塗装の手間も考えたら割に合わないと判断しましたが、これはこれでアリだと思います。
正面から

古臭くも特徴的な顔です。車格なのかランエボに比べて威厳を感じますね。
後ろ側から

時代を感じますね。
実車はリアコンビネーションランプ周りはブラック処理ですが。アレンジとしてバブリーにシャインシルバーでクロームメッキ風にしました。
ちょっと高級感が出たでしょう。
右正横から

アレンジとして、1mmほど車高を下げました。実車だと縮尺上2.4cm下げたことになります。ノーマルじゃ高すぎて締まらないと思ったので、品を損ねない程度を計算しました。
車体外周のモールは塗装ではなく、ミラーシールで再現しました。
実は実は、スプレーやハンドピース塗装ならではのミカン肌になってないのに気づいた人はいるかも知れませんが、エンジンフード、ルーフ以外は筆塗りです。
しかも、塗装後の表面処理はあまりしていません。もちろん画像加工なんて誤魔化しもしてません。
だけど筆筋は殆ど見えてないかと。実際も筆筋は殆どありません。
筆塗りもここまで出来る様になりました。
実車もミカン肌が多いです。ただやはり広い部分はまだハンドピース塗装に拘りたいですね。まだまだ練度は筆塗りの方が高いです。
次回クルマ模型は、日産車の予定です。ではでは。
Posted at 2022/04/24 23:39:23 | |
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