少し前に配色を間違ったために本来作る予定と違った艦になったのが、
駆逐艦 白露でした。
今回はその本来作る予定から2か月遅れで制作した白露の姉妹艦、
白露型駆逐艦3番艦 村雨
です。
今回、艦これ引退して初の艦船模型です。
1935年6月20日 大阪の藤永田造船所生まれ。
ってことで、もうすぐ村雨の誕生日ですね。
スペック的にはほぼ白露と同じです。
主砲 12.7cm連装砲2基4門 同単装砲1門
雷装 61cm4連装魚雷2基8門
副兵装 40mm単装機銃 2門
爆雷投射機2基 爆雷16個
最大速力 34knot
戦時中は、第四水雷戦隊 第2駆逐隊所属
1943年3月5日、ビラ・スタンモーア夜戦にて米巡洋艦3隻から一方的に砲撃を受け沈没。
村雨という名前は、強く降ってすぐ止む「群れた雨」であり、近年よく見られる雨ですね。「里見八犬伝」の登場人物、犬塚志乃の持つ破邪の妖刀にもつけられています。
「抜けば玉散る」という有名な言葉があります。
余談ですが、私が千葉県に移住を決めた理由の一つに、里見八犬伝の舞台であることがあります。自由主義、個人主義という言葉を盾に、現代人が最も軽んじ、最も欠けている人としての最低限の八常「仁義礼智忠信孝悌」をテーマにした物語です。もっとも大事ですよ、人が人であるためには。だって、
仁とは、人を慈しみ大事にする心。言い換えると、愛
義とは、正しいものの考え方で、正しい言行に徹し、受けた恩に報いること
礼とは、人を敬うこと
智とは、勤勉であること。知らないことを知らないままにしないこと、知ったかぶりしないこと。
忠とは、かいつまんでいえば責任感と、約束や真実と違えぬことです
信とは、人を信じる心。そして、心から人に信頼される人であること
孝とは、自分を産んでくれた両親、そして祖父母、先祖を敬い、大事にすること
悌とは、先輩や師匠を敬い、大事にすること
言葉だけだと難しいように感じるけど、こんなの人として当然のことで、わざわざ物語にしなくても、わざわざ言われなくともいいのにって思いますけど、まぁ周りを見渡せば、「人を見たら泥棒と思え」って言葉を筆頭に、出来てない人が殆どですね。ホント、現代人こそ妖刀村雨の錆になり、その汚れた心を浄化されればいいのです。
今回は制作時間は3時間ほどでした。
素組みです。
正直、ただの白露の色違いです。
艦首側から

船体色は、大阪生まれなので舞鶴海軍工廠グレイを選択。
艦尾側から

艦名表記と船体色以外は、完全に白露です。
右舷正横から

写真を見る限りでも、煙突に識別帯がありません。
戦時中はあったのかもしれませんが、艦名表記がないと識別のしようがないかも。

ただの色違いでもいいでしょう。白露型はやっぱりかっこかわいいですね。
Posted at 2022/06/17 23:14:35 | |
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