アイドルにあこがれる人は数多かれど、アイドルと結婚できる人はごく一握りの限られた人なのは述べるまでもありません。
それは別にテレビに出ているアイドルに限らず、会社内でのいわゆるマドンナ、学校のクラスのアイドルといった身近な存在にも当てはまります。
日産フェアレディZはまさにそんなクルマと言っていいでしょう。
憧れのクルマと実際に所有するクルマは殆どの人が違うと思いますし、私自身もそうです。フェアレディZに乗りたかったけど、残りの半生でお迎えできる日はあるでしょうか。冷静に考えれば、難なく維持できます。結婚するにしても運よく今時珍しい賢妻を得ることができれば。
そのフェアレディZが高嶺の花になりつつあったのはZ32型からで、Z31型までは比較的お手頃だった価格が一気にクラウンロイヤルサルーンG(JZS141型)と同等になり、排気量もすべて3Lに統一、ツインターボモデルは重量税が高くなる1500kgオーバーに。更にはZ33型では車両重量こそ重量税が同世代の
カローラと同じになる1500kg未満にまで抑えられたものの、排気量は一気に3.5Lに拡大、更には2シーター専用モデルとなりました。この時点で購入を諦めた人は多いことでしょう。実際私もセカンドカーとして所有するには、月当たり約2万(車検、自動車税、保険料、駐車場代などを合計して月割りした額。ガソリン代は別)の負担増は大きいです。
しかしながら現在の中古車市場では最もお手頃であり、2名乗車であることと自動車税の問題だけ我慢できれば維持するのはそこまで大変じゃないと言えるのがZ33型です。ぶっちゃけ燃費も維持費もアルファードと大きく変わりません。当然スタイルの良さ、走行性能の高さ、実際の乗り心地(ノーマルのZは寝姿勢に近いのでハンモックのような乗り心地。アルファードは、運転が荒いわけでもないのに車酔いしないはずの私が気持ち悪くなりましたw)は断然Z33の方が上です。非正規雇用でも頑張れば現金で買える価格帯なので、新車のローンの月々の支払い、リース代なんていらないので維持費(月当たりN-BOXの新車を5年ローンで買って月々支払うより断然安い!)も決して高くはありません。
フェアレディZは初代のころから現在まで、日本を代表するスポーツカー。最早詳しく語るまでもないでしょう。真のクルマ好きなら虜になるその魅力はまさに「悪魔のZ」です。Z33型は、日産がゴーン体制になってからなのでルノーデザインとなりつつも、初代のS30型とZ32型を足して2で割ったかのようなシルエットになりました。
魅せられたなら、乗ればいい。
ってことで、今回は誕生日に母から買ってもらったアオシマの1/24 Z33型フェアレディZ バージョンニスモです。制作期間は2週間でした。
前側から

車体色はホワイトパールを選択。夕方撮影なので銀色っぽく見えるだけです。
もうこのアングルからしてヤバいですね、虜にされます。
リップスポイラーは実車は黒ですが、敢えて車体同色にしました。
単に好みです。
正面から

何というか、魔性の顔ですね。フェロモンがムンムンしています。
美しい顔だけど、正直私の苦手な美しさです(色気BB(ry 殴)))
人間に例えるなら、女優の黒木瞳さんとかですね。あとはルパン三世の峰不二子とか。
後ろ側から

賛否の分かれるテールライト形状です。確かに車体デザインのバランスで考えると非常に洗練されています。ただ、フェアレディZらしいかと言えば、なんか違います。これは旧Z34型にも言えます。
こちらもバンパー下部のデフューザーのサイド部分を車体同色にして、リアバンパーそのものをロングスカート風にしました。これも単に好みです。
右正横から

ローダウン状態を選びました。とは言ってもこれなら実際の最低地上高9cmは確保していて下品ではありません。
専用のリアスポイラーで戦闘的にはなったものの下品ではなく、むしろ元々の美しいスタイルがさらに引き立てられています。むしろエロスすら感じますね。
多分従来のZの中でもかなり異質感を覚えますが、このせいですね。
この流線形こそが、美的ロマンです。
買うなら2025年くらいまででしょう、以降は今のZ32型やR32型スカイラインと同じ道を辿ることになります。乗りたいなら今こそ買い、それがこのZ33型フェアレディZです。

Posted at 2022/11/06 20:00:13 | |
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