弟か、誕生日プレゼントで貰った、アオシマの1/24
430型セドリックセダン
が完成しました。
小さい頃に今は亡き祖父に、東京タクシー大手四社の一角を成す、大和自動車交通の430セドリックセダンのミニカーを買ってもらったのですが、いつの間にか紛失してしまい、いつか模型で作りたいとは思ってました。
実は祖父のことは嫌いで自己中自堕落の権化のようで尊敬出来ない人でしたが、最後は思想の違いから対立して喧嘩別れし、それが今生の別れになりました。、430セドリックセダンは実は祖父の唯一の形見になるはずでした。
ハードトップはよく出るけどセダンは絶版後永らく入手困難でした。
そして近年やっとアオシマからリリースされて、間があれば買おうかと考えていたところ、何かを察したのか祖父に私の何倍も可愛がられていた(弟が生まれる前は唯一の男孫だった私が大事にされたが弟が生まれてから手のひら返していいように利用するだけの存在(漁船の操船は祖父が船長だったため)となり、長男から孫が生まれてからは邪険にされました)弟が買ってくれました。
2週間の制作期間を経て、今日完成です。
大和自動車交通仕様にするか考えたけど、買ってもらった430セドリック(当時の好きな車種ナンバー2)がたまたま大和のタクシーだったことを思い出して一般車にしました。
前側から

当時の定番、ブロアム仕様です。
ミラーは当時流行ったビタローニのミラーをドアではなくフェンダーにつけました。
後ろ側から

この後ろ姿は今でも好きです。
これぞ小公子の後ろ姿。
正面から

丸4灯が良かったのですが、この角4灯もなかなかシブいですね。
右側から

80年代らしく、サイドモールを黒にしました。
また、キットの小径薄タイヤは頭悪そうでダサいので、通常のものに変更しています。
シャコタンですが、嫌味はないかと。
今でこそ6ライトはあたかもアウディが元祖のように持て囃されてますが、それよりずっと前の1970年代には日産がこのセドリックで採用しているのです。ドイツ車真理教信者が今の日本には多いけど、やはりその上には常に日本車がいるのです。
日本車初のターボエンジン搭載乗用車が430のハードトップモデルと、実は歴史的名車です。
昭和の日産のセダンと言えばセドリックが先頭に挙がる人数知れず。
前述しましたが、その名の由来は世界名作劇場にもなった童話、小公子。
その最終型のPY31型がタクシー乗務員時代の一時的な愛車でしたが、お客さんとして乗ればやや車内が狭めで乗り心地は硬めかなと思うも、運転手になると、走りが楽しい典型的セダンで一時は所有も考えた、それがセドリックです。
Posted at 2022/12/17 18:57:47 | |
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