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埴方ひかりのブログ一覧

2018年08月31日 イイね!

帝国陸軍の傑作主力戦車 九七式中戦車「チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい」

小学校以来です。
戦車模型を始めてみました。
以前作ったのは小学校5年で、陸上自衛隊の90式戦車でした。
それと、ドイツのティーガーⅠの2両しか作ったことがありません。

正直なところ、日本の戦車はクソ雑魚ナメクジという印象をつい最近まで持っていたので、全く興味ありませんでした。
特に中学の歴史の教科書なんて、大破して放置された九七式中戦車の写真があり、米軍の猛攻の前に手も足も出ず破壊された、のような記述があったのでそれを真に受けたわけですよ。無知は罪なりと言ったもんです。
今となっては、何両いた中の数少ない1両だよ!?です。

WW2時の戦車と言えば真っ先に挙がるのが、やはりドイツのティーガーⅠ、ティーガーⅡですが、帝国陸軍も時代遅れの設計ながら、

九七式中戦車 チハ

と、それを母体にした派生車両が活躍し、昭和時代の考証ではGHQ主導の誤った情報によってズタボロにやられたとありますが、連合軍は局所的には苦戦を強いられました。
とんだ風評被害を被ったのです。
チハを知ったのは中学の歴史の教科書からですが、詳しく知るようになったのは、今ではサービス終了しているDMMの「機動戦車 チハたん」からです。

同じくDMMゲーム「日本版WarThunder」では、チハを使って1戦で最大単独15KILLを奪うなど好戦績を挙げてます。そして最大の敵であるアメリカのM4シャーマンを何度も撃破しています。
戦車界のハチロク、あるいは陸の零戦と言うのがチハへの正当な評価だと思います。

そして、Warthunderの日本車の主力デッキはすべてチハとその派生車の「チハたんとゆかいな仲間たち」、個人的通称「チハたんズ」です。低バトルレートですが全然かまいません。
何故なら「愛に勝るスキルはない」からです。私がチハを使えば、敵がティーガーだろうがシャーマンだろうがバレンタインだろうが関係ありません。勝てる勝負よりも、負けて元々の方が燃えるってもんだし、そもそもチハが弱いって誰が言ってるの?ちゃんと調べてモノ言えって話です。
ミリヲタが大嫌いな理由の一つです。

ちなみに、チハの1両はシナ軍に鹵獲され、その後国民党VS共産党の内乱で大活躍し、今は大事に保管されているそうです。おたくが作った戦車じゃないんだけど…。むしろおたくの出来損ない相手にチハじゃただの虐殺なんですがそれは。兎に角自虐史観を持ったり、愛国心のない奴は日本国籍を持っていて日本生まれ日本育ちなだけで日本人じゃない。海軍もしかりですが、チハたんズも戦争に負けはしても白人至上主義と植民地支配時代を木っ端微塵にした功労者の一員なのです。
チハたんズにやられたM3,M4戦車の数と、撃破されたチハたんズの数を1つの抜かりもなく資料を漁ってみてください。時代遅れのクソ雑魚ナメクジなど、口が裂けても言えなくなります。
ガール&パンツァーでも、知波単学園の戦車として名脇役ですし。ちなみに、史実ではあんなバカげた脳筋突撃などまずしてませんので悪しからず。

だから、

チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい

タミヤの1/35の前期砲塔モデルを選択。戦時中は迷彩色が主流ですが、毎度のごとく1色塗装としました。選んだ色は、模型店の店主さんに相談して、タミヤのディープグリーンです。今回は、臨場感を出すべく家の庭で撮影。

右側面から

チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい、鉢巻アンテナが可愛らしいです。短小砲塔ははっきり言って貫通力は皆無ですが、命中精度はかなり高く、榴弾を使って燃やしてやればM4シャーマンごとき、怖くありません。
小柄で軽量であり、非常に小回りが利く上、ディーゼルエンジンならではの加速力がチハたんの持ち味です。正面からのタイマンで負けるなら、俊足を活かして回り込んでシャーマンのメタボどてっ腹やエンジンに砲弾を見舞ってやればOK!

後ろ側から

デュアルマフラーがかっこいいです。エンジンは何とV12気筒とスーパーカー顔負けです。
後期型でも排気量22000cc近くある割にたったの170psで、15tの車重を40km/hオーバーまでしか引っ張れませんでしたが、問題は加速力。最大トルクはわかりませんが相当あったと考えられます。
対空機銃を付けるなら砲塔後部の固定機銃を取り外せという指示がありましたが、そのまま残しました。車体右側には、スコップ、つるはし、バールが備えられていて、歩兵支援戦車っていうのがよくわかります。
チハたん「いたいの、いたいの、とんでいけ~」

左側面から

やはり、中の人は欲しいですね。確か1/35の知波単学園生徒のセットが売られてますね。そのうち載せてみたいと思います。

いざ作ってみると、歩兵や他の陸軍兵器とかも一緒に並べたくなりました。と言っても今のところ未定ですが。

次に戦車を作るかどうかはまだ決めてませんが、とりあえずまた艦船模型とクルマ模型に戻ります。
Posted at 2018/08/31 17:09:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2018年08月26日 イイね!

艦隊の疫病神と称された武勲艦 BB-57 USSサウスダコタ

世の中っていう物は無情なもので、100の努力が1の成果を上げられないこともあれば、活躍して結果を出したのに正当な評価を受けられないことが多いことでしょう。
そもそも日本の社会常識自体が、有力者のご都合主義で成り立っているのが問題で、(上層部目線のの)経験則に囚われやすい日本人に対し、(現場からの)経験から学ぶアメリカ人と言った思考の違いも大きいでしょう。
個人的な意見ですが、将棋やチェスもろくに指せないような経営者や幹部の指示は従う価値がないと思ってます。

アメリカの戦艦、ソースタコだじゃなくて、

BB-57 USS-サウスダコタ

も、しっかり武勲を残した割には正当な評価を受けられるどころか、艦隊の疫病神というレッテルを貼られました。それには、あまりにもタコなことをしたからですけど、サウスダコタが活躍したのは、第三次ソロモン海戦第二夜戦と南太平洋海戦です。
南太平洋海戦では、空母エンタープライズを護衛し、敵機を26機撃墜し、エンタープライズをしっかり守り抜きました。将棋で言えば、日本は戦艦を王将、空母はあくまで飛車か角の扱いでしたが(これがそもそもの間違い。空母は脆弱で、やられたら元も子もない)、アメリカは逆に空母を王将、戦艦は金将、飛車角は攻撃機と爆撃機と言ったような位置づけだったのが大きな差でしょう。珊瑚海海戦で空母祥鳳が撃沈され、空母翔鶴が大破した戦訓を終戦まで全く生かせてなかったのが「量でも質でもアメリカに負けた」と言わざるを得ない事情でしょう。その最たるものが、レイテ沖海戦での囮機動部隊です。空母機動部隊を囮にするとか正気か!?わざわざ負けに行ったのか?って話です。
第三次ソロモン海戦は、大惨事ソロモン海戦でした。帝国海軍にとっては戦艦比叡霧島、駆逐艦綾波夕立、重巡衣笠を失って惨敗し、アメリカにとっても苦い勝利となりました。

サウスダコタは、第二夜戦で後年「ソロモンの鬼神」としてその武勲を評されている綾波を撃沈し、旧式の霧島に深手を負わせた(結局自沈には追い込んだけど撃沈には至ってない)が、自身も42発もの砲撃を受けて中破戦闘不能、あわや撃沈される事態に陥りました(注:艦これWikiでは霧島は大した痛手を負わせてないとあるが、それはあくまで結果論)。霧島の徹甲弾はサウスダコタの第3砲塔下の居住区を貫通してバーベットの装甲を割る深手を負わせた上で第3砲塔を使用不能にし、更には僚艦である高雄か愛宕の20cm砲の徹甲弾がサウスダコタの横っ腹喫水線部を貫通し、若干の浸水を与えています。ハセガワの考証では舷側装甲の厚みは457mmと戦艦大和より厚いと説明していますが、もしそれが本当なら20cm砲で抜くことは不可能です。主砲部はそうですが、舷側装甲は実際には扶桑型と殆ど変わらない310mmです。WorldofWarshipsでも、古鷹型の説明で、古鷹の主砲の徹甲弾ですら、戦艦の装甲を撃ち抜く貫通力があったといったような記述がある位で、見方を変えれば帝国海軍の重巡ズってスペック以上に優秀だったことがわかります。綾波も撃沈される直前に砲撃でサウスダコタの測距儀を破壊して戦闘不能に至らしめました。
さて、作戦時にはサウスダコタは戦艦ワシントンを伴っていたはずなのですが、日本艦隊と遭遇した時、何故かワシントンはいなくなってました。そのため、もし水雷戦隊の追撃を受けていれば深手を負ったサウスダコタの命運は尽きていたでしょう。
ここで運はサウスダコタの味方をしました。ここでようやくいなくなっていたワシントンが合流し、砲撃で霧島を航行不能(後に自沈処分)にして日本艦隊が混乱したことで、難を逃れました。

逆に日本艦隊はと言うと、サウスダコタが小柄なせいか、サウスダコタを巡洋艦と誤認したため、油断したようです。主砲の大きさと幅の広さで判別できなかったのか?と思いますけど、もし誤認しなかったらm霧島は1917年進水で14インチ砲4基8門、サウスダコタは1939年進水で16インチ砲3基9門とスペックだけを見ればサウスダコタの圧勝(注:実力は別の話。???「旧型ですって?バカね、駆逐艦の実力は、スペックじゃないのよ!」)なので、正面から殴り合うなんて愚は犯さず、霧島轟沈は免れていた可能性はあるでしょう。

さて、これをサウスダコタから見たワシントンはどう映ったでしょう?窮地に陥ったところを助けてくれたと言う見方も出来なくはないですが、常識的に考えて、肝心な時にいなくなって美味しい所だけ持って行ったってなるでしょう?
その後、帰投し修理を受けたサウスダコタですが、「あんにゃろ、見捨てて逃げやがった!あいつのせいでタコられた!ダコタだからって!!」とサウスダコタの乗組員は思ったようで、本土帰投後、留置場が満員になるほどサウスダコタVSワシントンの盛大な大喧嘩があったそうな。38人も死んでいれば当然か。

余談ですが、戦艦少女Rでは、霧島からは名前を切り取って「サダコさん」って呼ばれてます。

艦隊の疫病神と評されるのには、
1.1939年9月6日に、ラハイ水道で海図にない囲い柵に激突して損傷(目視で確認すれば防げたのでは?)
2.南太平洋海戦で爆撃を被弾して司令部が混乱し、一時操艦不能に陥る。その際、空母エンタープライズに突っ込んで行ってしまい、エンタープライズ側が気付いて間一髪で避けたため、惨事は免れた。その時を表現したのが先ほどの戦艦少女Rのサウスダコタのセリフです(笑)
等々、中々のやらかし屋ぶりを発揮したため。

満載排水量44374t、機関出力13万馬力と、大和より3万tも少なく2万馬力しか違わない(大和は15万馬力)割には、最大速力は27.8knotと、大和より若干速い程度に留まってます。アメリカ車もそうですが、動力伝達効率はあまり良くないようです。スペックだけ見れば戦艦長門よりやや上ですが、実力を見れば水爆にすら耐えた頑強な長門相手にタイマン勝負したら勝てるのか???20cm砲にすら撃ち抜かれた装甲で、長門の41cm砲の徹甲弾を食らったら一堪りもないのではないか?と思います。やはり個々の品質では日本の方が良く、スペックはあくまで参考値に過ぎないってことです。

正直不細工な戦艦ですが、作りました。制作時間は丸半日ほど。どこか憎めないダコタちゃんが出来上がりました。

艦首側から

確かに巡洋艦と見紛うほど、戦艦にしては貫禄がありませんね。金剛型の方が圧倒的に立派な外観です。前述の通り、主砲の大きさと幅広さで見分けがつくくらいですね。
全長は207mと、金剛型より10m以上短く、逆に全幅は33mと、寸胴な船体です。どっかのバカが戦艦大和をデブ呼ばわりしてますが、縦横比で言えばサウスダコタの方がよっぽどデブです。ただ、船体の形は小さくした上で下膨れした大和って印象です。16インチ3連装砲に負けずに目を引くのは対空機関砲の多さでしょう。エリコン20mm単装機関砲は合計76挺、ボフォース40mm4連装機関砲は17基68門。これで対空弾幕を張られたら、爆撃機にとっては近寄りたくないですね。

艦尾側から

戦艦の分際でプリ尻です。しかしでっちりです。日本の駆逐艦ズと違って可愛さはありません(笑)どこか大和っぽい艦尾周りではありますが、大和の様な色気もありません。アメリカ艦ってアイオワ級が代表するように余裕がある印象ですが、ダコタは詰め込み感が強いです。その辺は重巡足柄に通じるものを感じます。全体的に愛嬌はありますけどね。

霧島たちが巡洋艦と見間違えた理由を実証してみました。

手前から、重巡三隈、重巡プリンツ・オイゲン、戦艦サウスダコタ、戦艦金剛(霧島の姉妹艦)と並べてみました。
前述の通り、金剛の方が立派に見えます。ダコタはオイゲンより短く、三隈よりやや長い程度で、スレンダーでも自己主張の強いオイゲンや三隈に溶け込んでますね。しかしやはり主砲の大きさが歴然としているから、夜の闇のせいで判らなかったのかな?とは思えます。見比べてみると、やはりでっぷりしてますね。


WorldofWarshipsでは姉妹艦のマサチューセッツが実装され、現在も記念艦保存されているのが姉妹艦のアラバマと、割と名高い艦級ではあります。
次に作るとしたらアリゾナでアメリカ戦艦制作は最後の予定です。アメリカ空母と重巡はあと数隻の予定です。

その前に、溜まってきた買い置きの方から先に作っていきます。
Posted at 2018/08/26 18:41:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2018年08月24日 イイね!

給料日だったので掘り出し物獲得

今日は給料日だったので、行きつけ始めた模型店さんに取り置きしてもらっていたものを買ってきました。

前回無計画に衝動買いしてしまったせいで、予算不足に陥ったために相談してみたら、快諾してくれました。

今月だけで掘り出し物は3点。


アオシマ製 1/700戦艦山城 西村艦隊仕様
さり気なくアズールレーンの山城をくっつけてみました(笑)
駿河屋さんでたまたま見かけて、他の人に取られまいと即決購入しました。
アマゾンだと6980円するものを定価に近い3000円で獲得。
アマゾン以外で買えるか探してみましたけど、かなり品薄であるせいか、数が少ないしプレ値がついてます。こちらは通販です。端から狙っていたのでこれはお買い得でした。


ピットロード製 重巡 USSクインシー
戦艦少女Rプレイヤーならおなじみのキャラですね。
艦娘のクインシーも可愛いけど、実艦の写真見て、是非作りたい!って思いながらも中々叶わずでした。
定価は税抜きで3800円でしたが、アマゾンでは5700円もします。たまにヤフオクで叩き売りしている出品者がいますが、結局良い値段で落札されてます。模型店では税込3240円で獲得。
本当は姉妹艦のアストリアが欲しかったけど、模型店で並んでいるのを見て、聞いてみたらもし買われてしまったら生産終了しているので取り寄せ不可。箱が潰れているけど、私に作ってくれって言っているように思えたので迷わず購入。
史実では一所懸命頑張って活躍したけど、第1次ソロモン海戦で帝国海軍第八戦隊(主に鳥海と言う年増重巡)にコテンパンにやられて戦没しました。


ハセガワ製 重巡古鷹 フルハルスペシャル
これはもう、通販でも入手困難ですね。先ほどアマゾンでも検索してみましたが、ヒットせずでした。だいぶ前に見たら、1万近くしました。姉妹艦の加古は人気がないのか、ヨドバシカメラでも3000円で売ってますし、今でも結構流通してます。こちらも4000円ちょっとで獲得。
売れ残ってくれてて良かったなんて言ったら、店主さんに「多分お客さんに買ってもらうのを待ってたのかもです。ご縁ですね♪」って言われました(笑)そう言われると、苦労して探した甲斐があったってもんですよ。
史実では三川艦隊の一員として活躍しましたが、準姉妹艦の青葉がやらかして大破し、あわややられるってところに吶喊して青葉を庇い、犠牲になったイケメンな子です。この海戦はサボ島沖夜戦で、米海軍にとってはクインシーたちの弔い合戦となりました。

「残り物には福がある」っていうのはあながち間違いじゃありませんね。
出不精して通販ばかりに囚われず(流通量が多いと安いが、希少品は大抵プレ値が付いている)、自分の足で出向いてみるってのも大事なのです。通販には、探し当てる楽しみや、五感をくすぐられるというのがないんですよね。端から何を買うか決まってたら安く買えていいんですけど、色んなものがいっぱい並んでる中で吟味して悩んで選ぶ、店主さんと雑談しながら買うと言った楽しみもあるもんです。たまーに秋葉原に行くのもそのためです。


でも、これら作るの大変ですな。ま、楽しみが増えたと思ってます。艦船模型通算70隻を超えました。再開してまだ2年くらいしかたってないのに(笑)
Posted at 2018/08/24 19:00:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味
2018年08月19日 イイね!

フェラーリ・512BBと人気を二分したスーパーカーの代名詞 ランボルギーニ・カウンタック

ノリと勢いとパスタの国から、ぼんじょ~るの~

私の初めての愛車は、イタリア車でした。正しくは、イタリア車を模した国産の遊戯用足漕ぎ自動車でした。3歳から6歳にかけての頃です。
それに乗って月に何度も、3km離れた友達の家に遊びに行ってました。
友達の親は初め驚いてましたが、親がいくら咎めても遠くまで一人で出かける癖があったそうです。
そして、父の運転をいつも間近で見ていたために、駐車するときは必ず道路脇に停めるか、駐輪場にちゃんと停めていました。

その足漕ぎ自動車が模したスーパーカーと言うのが、スーパーカーブーム当時、フェラーリ512BBと人気を二分したファイティング・ブル、

ランボルギーニ・カウンタック

でした。
カウンタック(Countach)と言う呼び名は日本独自のもので、その呼び方の由来は不明。英語読みするとクーンタッチ、現地読みはクンタッシュです。名前の綴りから、カウンティ(county)と関連するのかと思いきや関係はないようで、驚きを表す感嘆詞で、今風に言えば「イケてる」って意味です。
当時世界最速の座をフェラーリ512BBと競い合っていた同車であることから、「何事もどうせやるなら一番になれ」「一番男前になれ」と言う意味を込めて買い与えてくれたそうです。
足漕ぎ自動車を持っている子はここ何十年も見ておらず、当時もそんなにいませんでしたが、その少ない足漕ぎ自動車ユーザーの同い年相手だと敵無しの速さでした。
自分の足で走ると鈍間なのに・・・(50m走自己記録 7秒67 亀です、ハイ)
私の持っていた図鑑にも載っていまして、確か当時LP500で最高速は300km/hオーバーを謳っておりました(実際に出たのかは不明)。
カウンタックと言えば、低い車体にシザードア(俗にガルウイングドアと呼ばれるが、意味的に誤りである)が特徴的で、映画「キャノンボール」シリーズでは2人の美女がクールに乗りこなし、警察を翻弄するオープニングシーンが非常に印象的で、兎に角かっこいい以外の言葉が見つからないクルマでしょう。
この影響で、カウンタックと言えば前期のスレンダーボディより派手なエアロパーツにオーバーフェンダーを纏ったモデルLP500が真っ先に思い浮かびます。よって、今回制作したのは劇中のモデルがベースです。
アヴェンタドールのジェット機を真似て失敗したような音より、カウンタックやディアブロの野獣のような音の方が好みです。第一スーパーカー名乗ってる分際でオートマとかあり得ない。スーパーな性能なら乗り手もスーパーテクニックの持ち主であってこそのスーパーカーと言う持論は絶対譲りません。
スーパーテクニックの一つに、カウンタックを乗るなら絶対必要なものが、「カウンタック・リバース」です。これ、会社の車庫でやったら、「何箱乗りして遊んでんだ」と笑われました。しかし、やっぱりオヤジ共には、「お~、カウンタック・リバースか。懐かしいな~」と歓喜されました。


何シテルに書きましたが、制作途中で一度大破しました。
しかし、ある声が頭の中で聞こえてきました。

「努力に憾みなかりしか!諦めるのか?それもいいだろう、十分に努力したと胸を張って言えるのならな。」
「信じろ、お前こそが天才だ。」

天才とは、99%の努力と1%の閃きである  by トーマス・エジソン

フジミのカウンタックは兎に角作りが粗く、対象年齢12歳以上となっているが、12歳の子がまともに完成させるのは難しいでしょう。まず、エアロパーツどころか、本体部品の合いが最悪で、加工してやっと組めるレベルです。その上途中で大破して修繕し本来の姿にも戻せなかったため、模型再開以来最悪の出来となったためご承知を。

そもそも、これはイタ車。日本人の感覚で作るから面白くないんだ!折角のイタリア美人を作るんだったら、イタリア美人にモテる男になればいいんだ。ラテン系男に完璧主義者なんてそうそういるもんじゃない、第一完璧主義はつまらない男しかいないし、そういう奴にはいつも言ってやってる。
「生きてて楽しいかい?」って。

人間テキトーだから楽しいんだよ。失敗するから人間だよ。完璧じゃないから、努力できるんだよ。
悪い所を直すより、良い所を伸ばす方が本当の意味で強くなれるんだよ。
人生ってのは、楽しんでなんぼ、如何に後悔せず満足できるかでしょ。
ってことで、最低の出来だけど最大の努力をした本作品をとくとご覧あれ。笑いたきゃ笑うがいいです。目いっぱい楽しんで作ったからどんなに馬鹿にされようとも屁とも思いません。

前側から

折角なので、シザーズドアを開けたままにしました。
色は小さい頃に乗っていたものと同じにしました。前後のオーバーフェンダーはまともにつかなかったので、ブリスターフェンダーに加工しました。
また、Aピラーを艶消しブラックにして、戦闘機のキャノピーっぽくしてみました。

後ろ側から

車台を大加工しているので、排気管の付き方に少々違和感があります。また、エンジンフードはルーバータイプのデザインのものにしました。

横側から

内装はオリジナルです。黒基調に赤のアクセント、座席も赤にしてみました。ドア回りの作りこみが粗いですが、細かいこと気にしたら負け。そこはイタリアンテイストで、どうせイタ車なのですから。
何しろ実物は塗装ムラやタレが少々あるのが当たり前です。日本車の塗装の品質は世界で頭一つ抜けてますからね、それが当たり前に育てば許せないレベルかもしれません。

まさか模型でもスーパーなテクニックを求められるとは思いませんでした。制作時間は丸1日です。二度とは作りたくないですね。出来としては最悪だけど、十分かっこよく仕上がったとは思います。私個人としてはそれで満足です。うん、かっこいいは正義です。

余談ですが、愛用している仕事の制服のベルトが、

裏地がカウンタック・イエローのランボルギーニです。

次は日本車に戻ります。
Posted at 2018/08/19 22:04:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2018年08月16日 イイね!

角張った外観が魅力の、大東亜戦争前期の米海軍主力、レキシントン級航空母艦

暑い日が続きます。暦で言えば立秋を過ぎてますが、全然秋の気配を感じません。
昨日は終戦記念日でしたね。我が国にとっては左翼に言わせれば平和記念日みたいなもの、本気で戦争した者や極右派に言わせれば屈辱的な日です。

戦争には負けたが、結果的に大東亜共栄圏の大義は果たせた(かいつまんで言えば先進諸国の帝国主義による植民地支配からのアジア・アフリカ諸国の解放)ので、戦略的勝利であったとは前にも述べた通りですが、最近では一番の被害者は正義無き戦争で犠牲になった米軍兵や米国民じゃないかと思います。
アメリカもまた、馬鹿な大将敵より怖い国でした。時の大統領が、フランクリン・ルーズベルトではなくクリーブランド、もしくはセオドア・ルーズベルトだったならしなくていい戦争だったことでしょう。
と思えるのが、硫黄島の戦いで玉砕した、市丸少将の「ルーズベルトに与ふる書」の内容です。

日米開戦後半年は大日本帝国は海軍を中心に連戦連勝でした。しかし、今の我が国のトップ然り、軍令部や政府は一度策略が成功すると、馬鹿の一つ覚えでいずれその策は繰り返すと対抗策によって無力化され、対抗策への対抗策を考えないと勝てないことがわからない、帽子置き場にしか使い道のない頭の持ち主ばかりです。
この程度のこと、将棋やチェスを嗜む人なら初心者でもわかる理屈です。
どうも勝てるケンカで負けるのが得意なのが、優秀なエリート君たちのようです。

航空戦が現代の戦いの要になるっていうことを実証したのが真珠湾攻撃でしたが、米海軍も爆撃機や攻撃機を運用するのに、防空について無策だったわけではなく、ただの海の航空機置き場でしかないCV-1ラングレーとは打って変わって、当初は艦隊決戦への参加も視野に入れて巡洋戦艦を改造し駆逐艦や巡洋艦と並ぶ速力と、巡洋艦相手でも自身で撃沈できる戦闘力を与えられたのが、
レキシントン級航空母艦でした。

戦艦少女Rでは、航空戦の要となり得るキャラだけに、レキサラと並び称されてます。私は、制空は姉のレキシントン、攻撃は妹のサラトガと使い分けてます。
スペックだけなら、飛龍蒼龍では歯が立ちません。艦これにもサラトガは実装されてますが、初見で赤城と加賀の2隻で挑んだにもかかわらずサラトガ1隻に制空権取られました(汗)おかげでしばらくサラトガアレルギーを患ってしまいました。

今回制作したのは妹のサラトガ、ついでに姉のレキシントンも手直ししました。
終戦記念日に敵艦の姉妹丼とは中々粋な事するでしょう?(笑)

まずサラトガです。
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戦艦少女Rの建造で、なんと4回連続出ました。サラトガに好かれてるようです。CVは佳村はるか山瀬まみのような声がお気に入りです。ん?前作の麻美子に続いてCVまみ繋がり?(笑)
愛称はシスター・サラ(みんなの妹♪)、縦縞煙突のサラと、いわば艦隊のアイドルだったようです。
大東亜戦争初期から活躍し、2度も潜水艦の雷撃により致命傷に近い大破をしながらも無事終戦を迎えました。同じように潜水艦魚雷で沈んだ翔鶴や大鳳と違い、中々しぶといです。悪運が強いとも言えますが、伊6からの雷撃で損傷し修理した時に、キッチリ対水雷バルジを追加して強化してます。どうやら、当時の日本人よりアメリカ人の方が学習能力は高かったようです。
逆に空母を行動不能にするには潜水艦での雷撃が有効だと解ったはずなのに、逆の立場になった時の対策をしなかったのは帝国海軍の失策ですね。
最期はクロスロード作戦での水爆実験にて、1度目は耐えましたが、2度目のBAKERによって撃沈されました。エンタープライズと並んで大戦の1連の功労者であるサラトガは保存するべきだっただろうに。海底では原形を留めたサラトガが静かに眠っているそうです。
そして、サラトガが成し遂げた大きな功績は、史上最多の着艦記録を持つことです。その数は何と98549機でした。
戦艦少女Rでの改装前のサラトガはすぐ演習サボる困ったちゃんですが、これは2度の大破のせいでここ一番の海戦に参加できなかった史実から。サラトガがいれば沈まなかった艦は結構います。しかし、サボってたんじゃないんですよ。改装後は姉に頼ってばかりじゃだめだと、頼もしい子に化け、うちのサラトガは落とせない1戦では必ず勝って帰ってきます。勿論、それなりの編成をして挑んでるわけですけど、大鳳、サラトガ、瑞鶴のトリオを組めば大抵の作戦は勝って帰ってきますね。相性がいいようです。

制作時間は12時間ほどでした。今では入手困難なフジミ製で、完成度こそタミヤに譲りますが、定価1300円と安く、手を加えやすい貴重な1品です。

艦首側から
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主砲がアトランタ級と同じ5インチ両用砲であることと、迷彩塗装でないことから伊6からの雷撃での大修理以降、伊26からの雷撃での大修理までの仕様だと思われます。しかし、塗装は竣工時のものとしました。竣工時のサラトガの特徴だった縦縞煙突も再現しています。
ご立派な集合煙突は、他にないものなので、レキサラ姉妹の大きな特徴となります。ただ、被発見性が高いのと、一目でレキシントン級と判るから、敵にとってはいい標的にされます。それもまた愛嬌です。艦隊のアイドルだから目立つんですよ、きっと。
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(ウィキペディアより抜粋 パブリックドメイン)
大修理以降(ヘルキャットを載せていることから恐らく最終時)のサラトガの実艦の甲板の写真はご覧の通りで、タミヤのサラトガはこちらの仕様になりますね。

艦尾側から
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まるで帝国海軍空母のように、艦尾のぐるりに対空機銃が装備されています。ボフォース40mm4連装機関砲、エリコン20mm単装機銃が所狭しと配備されてます。命中精度がやたら高い上に、当たれば即死レベルと帝国海軍機には脅威でした。艦載機は、派手な塗装のものが艦攻 TBDデバステーター、中ほど4機が艦爆 SBDドーントレス、後ろ3機が艦戦F4F-3ワイルドキャット。羽を畳んで駐機中の2機も同じくF4F-3です。レキシントンの時は反米思想だったために各機に星マークを入れてませんでしたが、今回は単に紛失のために入れてません。どこへやったのやら。帝国海軍機、特に零式艦上戦闘機があまりにも強すぎるため、後にTBFアヴェンジャーSB2CヘルダイバーF6Fヘルキャットなどの対零強化された新鋭機に随時切り替えました。

右舷側から
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すっきりしていますが、ボフォース40mm4連装機機関砲がやたらと配置されます。前部マストの大きな対空レーダーが目を引きますが、レーダーは煙突の前後にも配備され、さらに4基8門ある主砲で対艦攻撃も可能、更には巡洋戦艦からの改造艦なので装甲も厚く、丸裸のサラトガを倒せるのは潜水艦か重巡でしょうね。残念ながら日本の戦艦は鈍足なので、そもそも射程範囲に近寄る前に逃げられてしまいます。

お次は姉のレキシントンです。
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愛称はグレイ・レディ(灰色の淑女)、あるいはレディ・レックス。
大戦前期の主力空母の1隻でしたが、珊瑚海海戦にてヨークタウンと共に空母祥鳳を撃沈し、空母翔鶴と凄絶な殴り合いの末、翔鶴を戦闘不能にするも、自らも翔鶴攻撃隊からの雷撃2発、爆撃2発を受けて大破し、その後運悪く艦内に充満していた気化ガソリンに誘爆して応急処置が間に合わず轟沈と、翔鶴、大鳳と似たような最期でした。

今回既に制作済みでしたが、色々手を加えました。

艦首側から
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最終時であることに変わりはないが、船体をニュートラルグレーから軍艦色(1)に塗り替えました。
これによって、甲板と船体での色分けがはっきりし、より精悍な印象になったかと思います。
後の考証でやはり米海軍標準色だったそうなので、それに準じました。
主砲が8インチなので、サラトガとの大きな違いになってますが、実際はサラトガも1度目の大修理までは8インチ砲を搭載してました。大きな対空レーダーがないが、大戦後期まで生き延びていれば装備されていたことでしょう。
なので大きな違いは、艦橋の形状位でしょうか。

艦尾側から
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j羽を畳んだワイルドキャットを2機追加しています。デバステーターはネイビーブルーのままです。
艦尾の対空兵装はサラトガに比べて少ないですね。ボフォース40mm4連装機関砲も装備されてません。

右舷側から
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やたらと短艇を載せています。さらに、煙突上部に対空機銃台が備えられていて、そこにエリコン20mm単装機銃がびっしり配置されているのがサラトガとの大きな違いです。煙突に配備された機銃手は、登っていくだけでも大変なのに相当暑い思いをしながら対空戦闘を行っていたことでしょう。この角度だと、甲板と船体との色のメリハリがついて引き締まった印象ですね。
しかし、戦艦少女Rのサラトガの中破時のセリフ「お姉ちゃん、どこなの?助けて・・・」が、サラトガの知らないところで撃沈された史実の切なさを感じます。
悪いのは全部当時のアメリカの!白人による有色人種差別がいかに愚劣で、結局自分の首も絞めることになるか!レキシントンも正義無き戦争の犠牲者だったのです。
先ほどからアメリカにとっては正義無き戦争をやたら強調してますが、その論拠は結局のところ後の朝鮮戦争に始まる米ソの冷戦に繋がるからです。何の先見もせず浅慮なままに日本を追い詰めて「先に手を出した方の負け」の原則を悪用したのですから。馬鹿な大将敵より怖いを地で行ってしまいました。

姉妹並べてみました。
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なんかレキシントンの右舷がやたらテカってますね。一応艶消し塗装のはずなんですけど、と言うかサラトガと同じ塗装なんですけど。こうして並べてみると、あちこち違うけどやっぱり姉妹だなって思います。
レキサラ大鳳は、私内部ではカッコいい空母ベスト3なのです。
艦これでレキシントンが実装されれば、もっとまじめにプレイするんですけどね。アイオワが実装されてるのに、ミズーリが実装されていないのにも矛盾を感じますし、これもうわかんねぇな、何がしたいの?ってやつです。
その点戦艦少女Rの方がよっぽど方針がわかりやすいです。

さて、実は制作中のクルマ模型が1台ありますが、なんか色々と手こずってます。その内完成させますが、その間にまた艦船模型が入るでしょう。結局今回、前回の大鳳の時にサラトガの名前を出したのが伏線になりましたね。
Posted at 2018/08/16 17:37:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味

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