今日は連休最終日、こどもの日ですね。
しかし私は仕事でした。後半は雨に打たれながらでしたが何とか完遂。
さて、前回模型制作から間伐入れずにすぐ着手したのが、久々の航空機模型です。
大日本帝国の戦闘機と言えばまず挙がるのが海軍の
零式艦上戦闘機(零戦)ですが、零戦が無敵を誇ったのは対英戦並びに初期の対米戦のみでした。
アメリカという国は良くも悪くもどこまでも自由で、日本という国は良くも悪くもどこまでも封建的な国なのは間違いありません。
今の日本は自由が尊重されていると言われますが、私に言わせれば江戸時代と何も変わってませんわ。何が個人主義、何が自由主義ですか、常識という名の宗教に囚われ、無宗教という名の邪教に毒され、私をはじめとするそれに外れた者を迫害する風潮の何が?
一つのことが成功すると馬鹿の一つ覚え、何か問題が起こってもすぐに対処せず、機転を利かせず、今までの経験や知識の仲だけで問題解決しようとし、結局何も決まらずすべてが後手後手になっているのが今も変わらない日本の社会の在り方です。
アメリカはどこまでも合理主義で自由であり、強敵が現れれば今までのやり方や考え方を捨てて、どうすれば敵うかをどこまでも追い求め、対応します。
零戦が猛威を振るっていた時、鹵獲できた零戦を徹底的に調べて弱点を見つけ、零戦を凌駕する戦闘機
F6Fヘルキャットの登場は早かったのです。
ところが日本は真逆で、零戦が無敵を誇ればいつまでも零戦頼み、格闘戦に持ち込めば勝てる、あとは気合と根性で何とかなると謎の自信。零戦がヘルキャットにバッタバタ落とされるようになってやっと後継機の開発に本気で取り掛かる有様。それも封建的な官僚主義のためあーでもないこーでもないと言ってるうちにレイテ沖海戦も終わり。
はい、どう考えても手遅れです、本当にありがとうございます。
海軍では水上機の開発が盛んで、零戦を水上機化した
二式水上戦闘機のほかに、川西航空機の
強風(N1K1)と言う傑作水上戦闘機がありました。艦船模型ではお馴染みですね。
この強風を逆に陸上戦闘機にしたのが
紫電でしたが、あーでもないこーでもないと贅沢ばかりで強風の良さが活かされないばかりか欠陥だらけの残念な子でした。
そこで開発を一から見直し、大幅に改良されたのが、
紫電改
です。そして、実質的な零戦の後継機として登場したのが、艦これでお馴染み艦上戦闘機版に改造された
紫電改二です。
紫電改は局地戦闘機ではありますが、250kg爆弾も積めるマルチロール機でありつつもその性格は完全に零戦の上位互換で格闘戦が得意。命中精度は高いが火力が低く防弾装備が充実した米軍機の撃墜が難しくなった零戦の主兵装の7.7mm機銃2挺と、たった120発しか積めない実質的な副兵装の20mm機関砲2挺から、命中精度も引き上げられた20mm機関砲4挺を装備することであらゆる米軍戦闘機に勝てる戦闘力を得ました。
疾風同様、登場がもっと早ければと悔やまれる、あまりにも遅すぎた傑作機です。
キットは1/72、長谷川製作所製で、第343航空隊701飛行隊の仕様としています。
機首側から
機尾側から
右翼側から
海軍機ながら外観は
一式戦闘機 隼や
四式戦闘機 疾風などの系統ですね。
航空機は殆どが日本機なので、ドイツ機は作らないの?という質問もいただいてますが、興味をそそられるものがないんですよね。主に相手が英国機だから活躍できただけで日本機相手だとそうはいくはずもなく、また外観も日本機や英国機に比べると見劣りします。ソ連機は論外。
唯一かっこいいなと思えるのは、
Fw190ですかね。
次回作は未定なので、気が向いたら作ると思います。
Posted at 2021/05/05 21:32:18 | |
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