埴方ひかりのブログ一覧

今日は２０２１年最後の日曜日ですね。
ってことで、２０２１年最後の洗車です。
いつも2台まとめて洗ってます。
クリッパーの方は先週ワックスがけをしたので今回はシャンプーのみ。
玲奈はワックスがけまでやりました。いつもワックスがけはまとめず週をまたいで交互です。
まぁ一々洗車に限っては時間をかけていたらいくらあっても足りないので効率厨です。

1台大体20分ほどで終えてます。






２台並ぶとなんか違和感がありますね。車格の違いのせいです。
そもそも用途が違うんでね、どっちが偉いとか卑しいとかはないでしょう。
営業車だからと雑に扱うことなくしっかり手入れしているからこそ、顧客からの信頼も篤いわけですよ。
いつも行きつけのガソリンスタンドで洗車してますが、一度聞かれたのが、

「社長さんなのに、洗車は自分でしてるんですか?」

「ったり前よっての。クルマ好きに身分は関係ないの♪」

ま、経営者で自称クルマ好きは多かれども、ガチのクルマ愛を感じた人なんて１０人いて１人くらいですよ。
昔勤めてた運送屋さんの社長さんくらいかな。愛車の黒塗りのセンチュリーを毎週自分で洗って磨いてましたよ。その社長さん曰く、
「好きで乗ってんだ。あったりめぇよ。」


そしてよく聞かれるのが、
「運転の仕事してると、休日まで運転したくなくなりませんか？」

「私にとっては、クルマは言ってみれば飯食ったり寝たりするようなもんだ。」

昨日はクリスマスイブ。
やたらめったらと荷物が多い日でした。

２つほど言いたいことがあります。

頼んだ荷物が、指定した日時にちゃんと届くのは、我々物流のドライバーが手に汗握って命がけで運んでるからなんですよ。

しかも、そのほとんどが２種免許を所持していない、運転で飯は食ってるけど素人ドライバーです。

もう一つは、

法律を守ることが正義とは限らない
法律違反だから悪とは限らない

と言うことです。よく使われる、「力こそ正義」って言葉
これを英訳すると、
power　is　justice

ではなく、

power　is　law

なんですよ。
だから、正義は人それぞれっていう言葉は、英訳すると、

law　is　for　each　person

が正しいのです。lawとは法律のこと。一般的に使われている正義は、間違った用法なのです。
正義即ちJusticeとは、人として正しいってこと。つまり、人道に沿っているってことです。
私は法学部出身だからこそ言えます。法律は正義にも悪にもなります。法律こそ、常識こそ正義だと誤信しているからこそ、「正義は人それぞれ」なんて間違った言葉の使い方をするのです。

私が自分の配達を終えて午後９時前。
物流センターにまだ９時半までに届けないといけない荷物が３つも残っていました。
しかもそのうち１つは生もの。今日中に届けなきゃヤバイな。
何とか届けてくれって頼まれました。

「おいおい、今から普通に行ったんじゃ、一番近いところで片道１５分、３つ目は絶対間に合わんぞ！！時間過ぎてもいいなら行くが？」

クライアント「いや、何とか間に合わせてくれ。」

「わかった。確かに他の奴は無理だ。なら私が元”何”なのかここで発揮してやろう。確実に間に合わせてくるが、そのために私がこれからすることは目を瞑れ。」

この時のまさにこの桃次郎でした。

上等だ、ポリが怖くてワッパが回せるかってんだ！

コンプラがどうのこうの言う前にさ、物流がブラックであるってことが一番の問題なんですよ。こういう繁忙期に限って客はどこまでも我がまま、忙しくて回れないのなんか自明の理なのに１分でも遅れりゃクレーム。交通違反すれば、事故を起こせばそれはドライバーの自己責任。やってられるかっての！！
そんなだから、なり手が中々いなくて物流業は万年人手不足、その中で手に汗握って命がけで届けてるんですよ！！
だがそれでも、私はこの仕事にプライドをもってやってます。

頼まれた荷は、何があっても絶対届ける。それがプロの運び屋だ！

っていうプライドです。
片道１５分かかる１件目は、１０分弱で到着。スピードメーターなんか見ちゃいなかったが、３件目の配達を終えたころには、タイヤのショルダーが削れてました。
そして、３件目のお客さんからはとても感謝され、差し入れまでいただきました。
しかも、金額にしたら運賃より高いだろｗｗみたいな。
今日中には届かないだろうと諦めていたそうなので。

仕事終えたころにはブチ切れてやりました。

「この配達、私だからできたけど無茶させてんじゃねぇよクソッタレが！」

一歩間違えれば命がなかったか豚箱だったんですからね。
これが今の日本の物流の現実ですよ。
Amazonとかでポチれば明日には商品が届く、それが当たり前。
その当たり前を作ってるのに手に汗握ってる人がいるってことを忘れないでほしいもんです。
逆に我々は、今日届けないと困るだろうからと思って無理してでも何とか届けてるんです。

日本がなぜ戦争でアメリカに負けたのか。それは確かに国力の差が一番ですけど、それ以前に日本は物流即ち兵站を蔑ろにしていました。
兵站軽視で根性論一辺倒では、勝てる戦も勝てません。
その最たるものが、アッツ島玉砕、ガダルカナルの戦い、さらにはサイパン島玉砕、硫黄島玉砕です。
バカは経験から学び、賢い者は歴史から学びます。
良いですか、精神論は武道と宗教だけで十分です。
何事も、計画性すなわち戦略がどれほどしっかりしているかが大事です。
今回、正直色んな意味でやばいと感じ、生きた心地がしませんでした。
太平洋戦争から学ぶべきは、戦争反対じゃありません。
平和ボケも大概にしろ！平均IQ94しかない一億総白痴の愚民ども。
太平洋戦争で学ぶべきことは、現代社会に大いに通じてるのです。

だがしかし、私は少しずつホワイト化していくよう、日々邁進しています。
人が生きていくうえで、社会を形成する上で最も重要視しないといけないのは、生産と物流ですよ。なのにそれを底辺呼ばわりして蔑ろにしてるから、我が国はバブル崩壊以降衰退の一途をたどってるんです。

逆に儲けになる所謂センセやユーチューバーなんていなくてもいいんですから、ただ生きていくだけなら。
センセなんて月給２０万でも高いわ！
農家や漁師は月給１００万でも安い！物流も、月給５０万以上あってやっと割に合うと思ってます。
あまつさえ権利収入を得ている人間が払うべき所得税率は、７０％でも安いと思ってます。働かざる者食うべからずです。

国にとっての本当の功労者は、モノを作る人間、モノを運ぶ人間なのです。
だから私は、今の仕事にプライドを持ってます。
そこが解ってない人間があまりにも多いこと！

誰のおかげでモノが当たり前に届くんだ
誰のおかげで飯が当たり前に食えるんだ
誰のおかげで服が当たり前に着れるんだ
誰のおかげで快適な暮らしができるんだ

だから、私は少しずつ物流業のホワイト化を目指して活動をしています。

やっと完成しました。
今年の誕生日に贈られた

ＨＭＳイラストリアス

（アズールレーンより）

です。
１９３９年４月５日進水の牡羊座。
戦艦金剛と同じく、ヴィッカース・アームストロング社生まれです。
艦これでは、妹のヴィクトリアスが実装されてますが、イラストリアスは未実装。アズールレーンと戦艦少女Ｒはしっかり実装されています。
イラストリアスは飛行甲板に５００ポンド爆弾の直撃に耐えるほどの装甲を施された世界初の装甲空母であり、その名の意味する通り、最も輝かしい艦歴を送った戦中の大英帝国空母でもあります。。
その代表的なものとしては、タラント空襲です。
大日本帝国海軍による真珠湾攻撃のモデルケースであり、イタリア戦艦２隻撃破、１隻撃沈の戦果を挙げました。その戦果の中心となった艦載機が、何を隠そう帝国海軍の零戦にズタボロにやられたフェアリー　ソードフィッシュです。色んなゲームで雑魚艦載機扱いを受けていますが、”ストリングスバッグ”の渾名を持つソードフィッシュほど多才な艦載機は実はそんなにありません。
イラストリアスが載せた艦載機は、他にもシーファイア、シーハリケーン、フルマー、スクア、バラクーダ、更にはアメリカからレンドリース供給を受けた、アヴェンジャー、コルセア、Ｆ４Ｆマートレット（英国版ワイルドキャット）で、最強空母らしいその時の最強クラスの航空隊を揃えていました。
１９４４年には、空母サラトガがアメリカから貸与されて、作戦行動を共にしました。そう言えば太平洋戦争における１９４４年でサラトガの名前が全然出てこなくてどこに行ったのかと思えば、ここにいたんですね。
装甲空母と言えば、我が国では空母大鳳、空母信濃が挙げられますが、どちらもその実力の片鱗すら出すことなく沈んだのに対し、装甲空母としての頑強さを実戦で見せつけたのが、イラストリアスとヴィクトリアスです。
そして、第二次世界大戦の開戦から末期まで戦い抜きましたが、奇しくも戦艦大和が沖縄特攻に出撃した１９４５年４月６日、神風特別攻撃隊による特攻で撃破され、本国で修理。そのまま終戦を迎えました。

私がスマフォを所持するようになって初めてやった艦船ゲームが「戦艦帝国」でしたが、そのゲームで初めて手に入れた正規空母がイラストリアスでした。
戦艦少女Rでも主力として大鳳と並べて使っています。

今回制作したのはリテイクされたモデルであり、昔のものと比べてかなり複雑なものとなっていました。以前制作したヴィクトリアスとは似ても似つかないくらいのものです。制作期間は実に１月でした。

艦首側から

塗装は竣工時のものとしました。
ただし、指示された色ではなく、近似色として装甲甲板はタミヤのダークグレイ、船体色はミディアムグレイを選択しています。

同じ装甲空母である以前制作した空母大鳳

実は似てると思ってました。よく見ると随所にイラストリアスを参考にしたのでは？と思える部分が多いです。イラストリアスも一時期艦首部分を白く塗装していました。

艦尾側から

艦載機はかなり控えめです。羽を畳んだ機体と、アメリカからレンドリースを受けた機体は使用していません。
載せているのは、マーリン　シーファイア、ホーカー　シーハリケーン、フェアリー　フルマー、フェアリー　バラクーダ、そして、フェアリー　ソードフィッシュ２機です。

右舷側から


左舷側から


戦中の英国空母としては最も美しい空母だと思います。むしろ、戦中のすべての空母の中でもベスト３の美しさだと思います。
なるほどアズールレーンのイラストリアスが超絶美人さんなのも頷けます。

次回艦船模型は、またまた重巡になるかと思います。そろそろまた駆逐艦も作りたいが、重巡の後は久々に「海の運び屋」シリーズの予定です。