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埴方ひかりのブログ一覧

2022年10月30日 イイね!

バブル期の準高級ファミリーセダン3姉妹の末妹 X81系クレスタ

今の時代、新車が売れないからと古いクルマに重税をかける愚策を行っているガラパゴス政府こそ日本ですが、自動車を日本に伝えた英国ではむしろ表彰され優遇されるそうです。アメリカでは古いクルマに乗っているのは当たり前のことで、日本はクルマを使い捨て、ないがしろにする文化、米英はクルマを大事にする文化という偏見を持たれても仕方ありません。

新車が売れない大きな理由としては、1980年代、1990年代のクルマが廃車を判断するほど致命的な故障が少ない高い耐久性を誇り、スタイルに至っては今時のクルマに比べて質朴としていて流麗であるため、わざわざ高い金を出してまで買う必要がないことにあるでしょう。

例えば今乗っているクルマが20年落ちによる経年劣化で故障して、その修理に20万かかるとしましょう。殆どの人が廃車にして新しいクルマにしますよね?20年も経っていればそんな修理代出すくらいなら同等の中古車が買えるし、買ったところで同じ故障してまた同じ修理代がかかるからそう判断するわけです。これがそもそも頭が悪い、不経済だと言います。同じ車種を新車で買ったらいくらしますか?またローン地獄にわざわざ身を堕とすんですよ。
そして私は気づきました。そもそもいつでも手元に50万くらいは置いておかないからそうなるのであって、無駄遣いせず、質素倹約に努めないとだめだと。そのお金がないために悔しい思いをしながら廃車にしたことあります。
その20万を出せば、またそのクルマにさらに20年乗り続けられるのですから。勿論他の箇所も故障することは承知の上ですが、新車を20年ごとに買い替えるより結果的に安く済むのです。
そして何より、今乗っているクルマって、好きだったり気に入ったりして買ったわけでしょ。それに、最早クルマの価格や新旧でマウント取るような時代じゃないでしょう。
クルマ好きかそうでないかを抜きにして、少なくとも新車で軽自動車買うくらいなら、私なら2012年式のマークX(57.8万円~)を買いますよ。N-BOXの新車が200万くらいするので、その価格差は約140万円。その維持費差が140万円になるのに何年維持しないといけないのか考えると、乗り心地良し、走り良し、スタイル良し、荷物もそこそこ積めるマークXの方が断然QOLも上がる!と考えます。しかもマークXだったらあと10年はちゃんと点検整備していればまず致命的な故障はしません。

ようやく本題です・・・・。

そして今でもたまに見かける、日本車は高品質、高耐久、頑丈のイメージリーダーとも言える存在で、後年にはタクシーのクラウンセダンのベースモデルとなったのが1987年に登場した、

X81系 マークⅡ3姉妹

です。雑誌では3兄弟と銘打たれることが多いですが、何度も述べますが兄弟車は英語のsister carが語源ですから、姉妹車の呼び方を堅持します。それはさておき、X81系は最初期型ですでに35年前です。そして設計ともなれば最早40年前で、それをベースとしたタクシーのクラウンセダンがつい最近まで新車として売られていたのですから、日本自動車史有数の名車と言っていいでしょう。

今回はこだわって末妹のクレスタを選択しました。
姉2台に比べるとコンサバで大人しい性格とスタイルが逆に硬派な印象を与えるのがクレスタです。
特に昭和のヤン車と言えばマークⅡチェイサーよりクレスタの方が人気があったりします。

そして何より、その下級グレードであるGX81型クレスタ スーパールーセント(最高出力135馬力 車両重量1350kgでスポーティとは程遠い凡庸なスペック)は、私のクルマ人生を大きく変え、FR車使いとして、「クルマの実力は、スペックじゃないのよ!」理論の礎となったクルマでした。
初めての愛車は、本当はR32型スカイラインZ32型フェアレディZが欲しかったのですが、当時大阪府在住の大学生でお金もなく、ガソリンスタンドのバイトで月数万のはした金を細々と稼ぐ身分でしかなく、高嶺の花でした。同じガソリンスタンドで働いていた西本先輩(仮称)が乗っていたのが前述のクレスタでした。
そこで偶然車屋で見つけたのがP10型プリメーラのMT車で、とりあえずとして買いましたが、購入して3カ月でクラッシュにより廃車。それを知った西本先輩からは慰められるどころか叱咤されました。

「生半可な気持ちでクルマを持つからそうなるんや!お前の欲しかったクルマはプリメーラなんかとちゃうやろ!そもそもお前、本当はFR使いやろうが。」
実は当時、ただの1度もFR車を運転したことがないので、この言葉は意味が解りませんでした。ただ、私がスカイラインやZを欲しがっていたのは知っていました。
あるバイトが終わった夜、西本先輩から呼び出され、愛車のクレスタのキーを渡されました。「???」な顔してると、
「ええから俺のクレスタ運転してみ。お前の人生絶対変わるで!!」
周りの友達は、R32型スカイライン、S14型シルビア、FD3S型RX-7、BG9型レガシィツーリングワゴンなどなど、軒並み比較的ハイスペック車なのに、私だけたった125馬力しかないしかも10代の少年が持つにはオヤジ臭いP10型プリメーラで、出身自動車学校を卒業した時には「免許は履歴書に書く資格として持ってろ、なるべくお前は運転するな。」と言われたほど壊滅的にドライブセンスがないクソザコナメクジだったのが当時の私でした。
そしてシートやステアリングも純正のままのオヤジ臭いそのクレスタに座った時が私のクルマ人生の大きな分岐点になりました。そのクレスタは足回りはノーマル、ブレーキパッドのみの交換でタイヤはそれなりのスポーツタイヤ(今のはるかのATRみたいなもの)、エンジン回りは点火系と電装系を弄って効率化を図った仕様でマフラーすら替えてないにも拘らず、1G-FEなのにやたらと吹け上がるものに仕上がっていました。
それが、峠のダウンヒルじゃ並のツアラーVやR32スカイライン タイプM相手ならまず負けないと豪語していました。
はい、西本先輩、完全に今の私ですねwwww

クレスタを運転して数分、西本先輩に声をかけられました。
「どや、このクレスタ?お前の求めてたクルマちゃうんか?」
全く反論の余地はありませんでした。
このクルマでウデがついてくれば、1個2個格上くらいのクルマを食うくらい訳ない、しかし特別なことは一切していない。そして6気筒エンジンのスムーズさ、FRならではの素直な操舵フィールと後ろから背中を押してくれるような加速フィール、心地よい振動がもたらす乗り心地、ドリフトがしたいわけじゃないけどFRにこだわる理由がこれ!
そういえばかつての実家のクルマのC33型ローレル、そして当時の実家のクルマのJZS141型クラウンに通じ、一度も運転したことはないのに全く同じものをこのクレスタが持っていたのです。
クレスタは、プロフの通り好きなクルマベスト10に入ります。

その5年後、私はめでたくクラウンオーナーの仲間入りに。

先輩が私に伝えた最後の言葉、
「狭い井戸の中で悩んでないで、広い世界を自由に走れや!お前の友達は磨き抜かれた安い宝石やけど、今のお前はダイヤの原石。人が見たらただの石っころにしか見えへんだけや」

キャッチフレーズは、
NO PRIDE
NO DRIVE

クルマの実力は、スペックじゃないのよ!

今回は、青島文化教材社の1/24モデルを1週間ほどで制作しました。
西本先輩のクレスタではなく、自分がクレスタオーナーだったらこうすると言った仕様にしています。

前側から

車体色は当時の定番、スーパーホワイトです。
それに付属のエアロパーツを巻きました。

正面から

ヘッドライトの周囲は純正の銀色ではなく、敢えて黒にして精悍な顔つきにしました。
1999年当時はカッコ悪いと思っていましたが、今はこのタレ目が逆に渋カッコイイと思います。本当の美男美女はタレ目が基本ですから。

後ろ側から

バブリーながらもシブい後ろ姿です。クレスタと言えばこの後ろ姿ってくらい、クレスタの個性です。2本煙突の出口はメタリックブルー塗装にして焼付風を再現しました。

右側から

ホイールは、RAYSの57エクストリームを選択。めちゃめちゃシブいでしょ?
西本先輩も似たようなデザインのホイールを履かせてました。
これとエアロとの組み合わせなら、口が裂けてもオヤジセダンとは言えまい?

作ってみて改めて思ったこと、81クレスタってガチで渋カッコイイ!!
今でもたまに見かけますね。オヤジセダンの言葉通り、オジサンばかりが運転してますがナンバーを見ると高確率で2桁ナンバー、つまり生涯の伴侶としての役割もしっかり担えるクルマなんですよ。
Posted at 2022/10/30 10:27:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2022年10月27日 イイね!

今年2度目の大洗

日曜日の話になりますが、またまた行き当たりばったりで大洗まで足を伸ばしました。
今回は社長仲間同伴です。
道中は某ミニストップで小休止して、田園風景を眺めながらソフトクリームを食べて、お昼時に大洗町に入りました。
今回はいつになく混んでいたため、仕方なく埠頭側の駐車場に停めました。


大洗は初めてだそうで、毎回行っている「かき小屋」さんのばらちらし丼定食をいただきました。
顔に出るくらい喜んでましたね。

今時の俗物向けクルマと並ぶとより一層感じるはるかのカッコよさ。
1990年代当時はかろうじてセダン優勢で当たり前だったから気づかなかったけど、今になって思えば、セダンって本当にかっこいいボディ形状なんですよね。
ホント、ジジイグルマと言われたB16型サニーやAE110系カローラですらカッコイイと思います。それくらい今どきのファミリーカー(notセダン)って総じてダサい!(極少数の例外はあるが)やっぱりファミリーカーと言えばセダンですよ。時代遅れって言いたいだろうけど、それはガラパゴスに日本だけ。みんな大好き海外なんて日産セントラトヨタ カローラ・アルティスなどなど、国内にはないかっこいいセダンが目白押しです。むしろ国内向けセダンってわざと不細工なデザインにしてセダンを所有させまいというセダンに親でも殺されたかのような権力者からの圧力がかかってる?ってレベルです。
第一ミニバンと軽自動車の次に人気のプリウスだってセダンでしょうに。

埠頭からはさんふらわあも停泊していましたが、今回さらに海上保安庁の巡視艇も停泊していて歓喜しました。

今回は久々にマリンタワーにも登ってみました。


相変わらず眺めは最高です。

さんふらわあ さっぽろ


陸上自衛隊の輸送車がいました。





今回はさらにガルパン喫茶にも立ち寄りました。

こんなの見てたらまた戦車の模型作りたくなってきましたよ。

やっぱり大洗はいいですね。何度でも行きたくなります。

今回の走行距離 180km
Posted at 2022/10/27 18:53:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2022年10月25日 イイね!

今日で4年

今日ではるかをお迎えして4年と言う記念すべき日です。
色々ありはしたけど、目立って波乱はなく、平和に過ごせた気がするばかりか、むしろ楽しい人生を送れている気がします。
これからももっと良い日々が続くよう不断の努力をしなくちゃね。




愛称で呼んでいると、知らない人は彼女かお嫁さんがいるのかと思うことでしょうけど、それは多分5年後の話ですよ。
Posted at 2022/10/26 00:01:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年10月22日 イイね!

【漫画】三箱乙女!(せだんめいでん) 第2話

以前描いた漫画が思いのほか好評だったので第2話を描きました。
第1話未読の方はリンクを貼りましたのでどうぞ。
三箱乙女!(せだんめいでん) 第1話

今回から、次回があるかはわかりませんが、タイトルを付けました。
前回に引き続き、クルマの擬人化キャラが登場人物の4コマです。
秋にちなんだテーマとしました。
絵が細かいせいもあって、この4コマ描くだけで4時間かかってます。

注意:
※ページの都合上縮小していますので、見づらい場合は画像クリックで拡大をお願いします。

◎私の画風は、師匠が従妹で、「なかよし」を参考にしているため少女漫画風。

◎私の画力が
alt
レベル

◎登場人物は、クルマがモチーフです

◎元ネタのクルマのイメージとキャラの性格が一致しない

◎完全シャーペンの手描きで、写メを撮っての画像編集。しかも白黒。

◎字が壊滅的に下手、汚い。

それでもいいよって心の広い方はこのまま読み進めてください。
このマンガがイイと思ったり、もっとこうするといいよとか、このクルマも擬人化して登場させてよとかあれば、お気軽にコメントしてください。批判や非難は受け付けませんが、貴重なご意見は今後の参考にいたします。

このマンガは仮想世界でのお話です。
現実世界においては、交通ルールに従い、教本に則った運転を心がけましょう。

STARRING


天道 美生 (てんどう みよ)
モデル:ER34型スカイラインGTターボ
皇姫はるかの幼馴染で曲がったことが嫌いな熱血美女。
頼れるお姉さんだが、天然な一面も。


丸銀 たま(まるがね たま)
モデル:銀ボールさんのK12型マーチ
元気いっぱいでちょっぴりやんちゃな女の子。


天道 咲夢(てんどう さむ)
モデル:DBA-V36型スカイライン250GT
美生の妹だが、美生とは対照的に知性派で優しい女の子。
美生のことを何かと頼っている。













では、お付き合いいただきありがとうございました。
次回第3話は、あるかな?
Posted at 2022/10/22 22:02:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | せだんめいでん | 趣味
2022年10月22日 イイね!

i-phone版ドラクエⅢ 2周目

以前i-phone版ドラクエⅢをクリアしましたが、データを新しく始めました。
流石にファミコン時代から何十周としてるので普通にプレイするんじゃ面白くないってことで、とりあえず今まで通常攻略では一度もやってこなかったハーレムパーティを組みました。

今回のパーティ編成

ももみ 商人→盗賊→遊び人→賢者(Lv30まで)→武闘家
ゆすち 勇者
さむ  商人→遊び人→賢者
はるか 僧侶→遊び人→賢者

商人の町イベント要員
はるな

なるべくレベルを合わせるべく、早めにランシールに到達して、ちきゅうのへそでソロレベリングするという戦法を取りました。

ってことで、ジパングでやまたのおろち戦

流石にオーバーレベル過ぎて楽勝でした。

サマンオサでのボストロール戦

ファミコン版での話ですが、一応目標到達レベルは32なので少々手こずりましたが、流石に中の人の経験値がモノを言いました。こちらも討伐成功。

商人の町

前回の前衛キャラはるなが今回は商人として町を発展させました。

オリビアの岬を経て(前回の使い回し)


伝説の不死鳥ラーミアを誕生させて(前回の使い回し)


こちらは前回のバラモス戦

前回は楽勝でしたが今回は、

ブレスの被ダメージを半減するフバーハを覚えているかどうかで難易度が変わりますが、今回は覚えてません。なので、ブレス攻撃がめちゃくちゃ痛かったです。が、今回の試みとして何度も転職させて敵呪文を跳ね返すマホカンタと、攻撃力倍増のバイキルト、更には完全回復呪文のベホマを覚えさせ、更にはラスボスダンジョンでの集団狩りに重宝するベギラゴンを覚えさせた元賢者の武闘家ももみが前衛も補助も兼ねた立ち回りができ、完全に被害担当の主人公勇者のHPだけ気にしていればいいという超ヌルゲーになりました(笑)メラゾーマやイオナズンを覚えさせなかった理由、ももみが武闘家であるため不要だから。
適宜補助と回復だけしてくれればあとは基本会心の一撃で殴ってくれればいいのです。

意外と簡単に倒れました。

ひょっとしたらもう少し低いレベルでも倒せたかもですね。
ドラクエ史上トップレベルの難易度を誇るネグロコンドの洞窟もLv30であっさり突破できたのでひょっとしたらと思いましたが、案の定でした。
これがファミコン版だったらネグロコンドの洞窟をLv20台でだれ一人死なずにクリアは難しく、バラモス戦もLv35くらいは欲しいところでしたが、それから考えるとだいぶヌルゲーになったものです。

折角なので、ラスボス戦、裏ボス戦もしっかりやります。
そしてそして、今年5月に更なるリメイクであるHD-2D版が発表されたのでめちゃ楽しみです。
Posted at 2022/10/22 16:48:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味

プロフィール

生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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