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埴方ひかりのブログ一覧

2023年11月28日 イイね!

戦争を生き延びた小さな英雄 海防艦 鵜来

今年に入ってから、艦船模型が出そろったこととクルマ模型に重点を置いていたので週刊艦船模型だった制作頻度が月刊どころか2か月に1回くらいのペースまで落ちています。
今まで海戦の主役脇役、たまに後方支援艦を作ってきましたが、今回は沿岸防衛に特化した言わば防人のような艦です。
その名も海防艦。駆逐艦から魚雷と速力を除いたかのような小さな船体で、特に敵潜水艦の排除に特化して自国沿岸の制海権を維持するのが主な役割であるため、艦隊これくしょんでは、主に対潜要員として使われていますね。

今回は海防艦の中でも大戦末期に登場した海防艦の完成形とでもいうべき、鵜来(うくる)型海防艦、そのネームシップの

鵜来

です。艦隊これくしょんでお迎えしたのですが、艦娘はもちろん実艦もかわいくて一発で気に入りました。
ピットロードから2隻入りが販売されていますが、今回は1隻のみです。
鵜来は戦争生き残り艦の1隻で、戦後は海上保安庁の巡視船さつまとして余生を送りましたが、姉妹艦の志賀も生き残りとして、戦後は巡視船こじまとして活躍、退役後1998年まで千葉市で海洋公民館として静態保存されていました。
正直、私もそうですが、まぁ日本政府にも千葉市にも物申したい人は多いことでしょう。

ホント、先進国で最もモノを大事にしない国だ!!

とね。この一文に尽きます。そして、先進国で最も国民を大事にしない国でもあります。まぁこの辺にしましょう。一度述べだしたら原稿用紙100枚あっても足りませんからwww

なので、2隻目は志賀として制作しようと思います。

制作期間は2日、制作時間は3時間ほどですかね。まぁちっちゃい子なので。

艦首側から

浦賀船渠生まれなので、船体色は横須賀海軍工廠グレイです。
本当に、魚雷のない駆逐艦って感じの見た目です。
駆逐艦同様、しばらくは曲線を多用した流麗な形をしていましたが、鵜来型や丁型海防艦と言った大戦末期に登場した艦は建造期間を短くするために直線基調となりました。

艦尾側から

色気のないトランサムスターンです。
とは言っても、今の海上自衛隊の護衛艦もほぼすべてトランサムスターンですが。
海防艦の特徴としては、艦尾に爆雷と投射機を多数搭載しているところにあります。

右舷側から

”山椒は小粒でもぴりりと辛い”とは、まさに海防艦のことです。
確かに対艦戦闘力は低いけど、ご覧の通り対潜能力は駆逐艦の比ではなく、対空戦闘能力も、25mm3連装機銃5基15門と、下手な軽巡より高いので、海防艦という名前の通り「守るも攻めるも黒鐵の 浮かべる城ぞ頼みなる」の守りの船であり、本当の意味での「皇国の四方を守るべし」の役目は、海防艦だったのです。だから、小さな英雄と称しました。「」は、軍艦行進曲の歌詞からの抜粋です。


てことで、次は海防艦志賀を制作します。
乞うご期待。その次は、大日本帝国海軍の生き残り組の空母を予定しています。
Posted at 2023/11/28 22:27:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | 趣味
2023年11月26日 イイね!

週末のプチ贅沢

諸事情で10月に入ってから遠出していませんが、クルマでは出かけています。
しかもたまにですが、バスで出かけることもあります。

先週と今週では、自宅から3kmほどにある、モラージュ柏に行きました。
先週はプリキュアショーがあったそうです。
まぁ本編と映画だけで十分お腹いっぱいなので、エネルギーの余っているお子様たちに譲りましょう。

ってことで、ちょっと運動できる施設あるので退屈しませんが、やや小ぶりなショッピングモールです。


これは先週撮影です。

今日は用事があったので訪れたのですが、お昼前だったのでついでにフードコートで昼食としました。

ネギトロ丼に小そばのセットです。
週末の昼に出かけて1000円程度の食事をするのが私のプチ贅沢です。
たったこれだけでQOLが劇的に上がった気がします。
だってそれをきっかけに時間が許せばいろんなところに行けますからね。
小さいころからこういう生活を送りたかったから尚更です。


今日は生憎の天気で混雑しており、本当は2階の屋内駐車場に留めたかったけど、仕方なく屋上の駐車場に。
天気が良ければ健康遊具で遊んでいくところでした。
まぁそれは来週でもいいでしょう。どうせ3km程度のところですから。

ってことで、今日も欠かさずシャトレーゼで甘味を買って、15時の週末ティータイムとしましょう。
Posted at 2023/11/26 12:23:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2023年11月19日 イイね!

温故知新を地で往く日産の美しきグランツーリスモ 現行型フェアレディZ

温故知新

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。

私の好きな言葉の一つで、最新=最良とは限らないの理論を展開する上で必ず使います。
そして、温故知新で生み出されたものは、新しくて古いと形容されることがありますが、それは決して単なる懐古主義によるものではないのです。
昔は人気があったけど今は人気がなくなったのは時代のせいかもしれないが、それ以前に昔と今とでコンセプトが一貫していないところに原因があることも大きいです。

フェアレディZは、安価なのにタフで美しいスポーツカーという初代から始まって、2代目からは徐々に大型化と高級化が進み、4代目であるZ32型に至っては高級GTにカテゴライズされるほど初代のイメージとは程遠いものになり、人気が大きく落ちました。しかし、実は根っこの部分はずっとキープコンセプトだったのは、ガチのZ好きにしかわからない事実です。
まぁ現代日本人は中身より上っ面重視ですからね、仕方ないですね。口では中身が大事って言ってる割には概ね言行不一致です。
そこで5代目のZ33型からは初代のスタイルをモチーフにしたデザインとし、人気は揮わなくてもモデル継続できる程度で現行型まで来ました。
フェアレディZと同じ手法で成功したのが、フォード・マスタングシボレー・カマロです。
だったら最初から初代の路線をずっと進めばよかったじゃん、はただの結果論です。

人間、迷ってこそ正しい道を知るのだ

失敗したのではない、うまくいかないやり方を知ったのだ

ってことで、今回はタミヤから登場した1/24現行型フェアレディZです。
手ごろな中古価格になったら、ぜひ所有してみたいです。
カッコカワイイがぎゅっと詰まったステキな貴婦人です。
制作期間はざっと3週間です。まぁ色々事情があって時間はかからねども手を着けられず期間だけずるずる延びました。

前側から

車体色はホワイトパールを選択。
このツートーン、まるで初代NSXです(笑)
まぁ別にパクリが悪だとは思いません。
一言で言うと、美しいですね。

正面から

まさに温故知新な顔です。初代の顔をそのまま今風にしました感全開です。
それがいいし、それでいいのです。個人的なベストがZ32型なのはまた別の話です。
なんとなく、一見釣り目のようで実は垂れているお目目がキュート。
美しいと可愛いをうまく調和させてると思います。

後ろ側から

これぞ温故知新。賛否両論あったというより、プアマンズポルシェと揶揄されたZ33、Z34前期型垂れ尻を止め、初代から4代目まで続いた伝統の後ろ姿が蘇りました。

これぞまさに、

立てばシャクヤク、座ればボタン、後ろ姿はユリの花

ですよ。

右正横から

一目でフェアレディZと判るシルエットです。
どこからどう見てもフェアレディZでしょ。
下手すると初代のS30型と見紛うほどです。
真横から見ると、前述の釣り目のようで垂れてるっていうのが良くわかるかと思います。
アレンジとして、ホイールと給油口蓋、ドアハンドルをシルバーにしました。


一言で言うと、このZ34後期型というのは、歴代フェアレディZのチャームポイントを凝縮したと言えましょう。
だから実はここ数回の記事ってすべてつながってるのです。

変わる勇気も大事だが、変わらない強さはもっと大事。

それを地で往ってるのが、フェアレディZなのです。
Posted at 2023/11/19 20:44:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 模型 | クルマ
2023年11月05日 イイね!

本日の作業

今秋よりお迎えした営業車。
”農道のNSX”の異名をとるホンダのミッドシップ軽バン、アクティバンです。
オーバーレブ!で登場したアクティトラックのバンタイプで、軽バンとしては唯一駆動方式がミッドシップであるのが特徴で”農道のNSX”の異名の由来です。

感想としては
走りがグランツーリスモのNSXっぽいのが面白い。
まぁぶっちゃけ、でっかいゴーカート。
フロントが軽いので回頭性が良く曲げ易い。
ミッドシップなので出だしが良い。

とまぁハイゼットやエブリィじゃ面白くないと言わざるを得ない軽バンの皮をかぶったスポーツカーです。

さて、オイル交換をするようにと言われていたので、まずは機関室を開けて点検。

はじめてミッドシップを扱います。しかも我が家初のホンダ車。
一時期DC1型インテグラやEF9シビックを借りたこともありましたが。
イイ感じに汚れまくっていたのでまずは掃除します。
で、各部を点検。年式の割には、悪くない状態です。


オイルレベルゲージはこんなヘンテコなところにあります。


ぶっちゃけ、所詮軽バンだと侮っているのかクソみたいなオイルが入ってました。いくら軽自動車と言っても、安いだけの粗油使うのはよろしくないです。


いつものポンプを使っての抜き取り作業。
なーんか違和感のある絵面です。


オイル注入口はここでした。何の蓋だ?と疑問に思ってましたが、荷室の注油口のレバーを見つけて引いてみたら開いたので、ああそういうことかと。


ちょいオーバー気味ですが、交換前の点検だと少々オイルを食っていたのでこれくらい誤差です。
なんか見慣れたのが写ってますが、はるはるの隣で作業してました。

で、エンジン始動すると、
アイドリング状態ではエンジンが静かで安定しました。
吹かしてみると、VTECじゃないけどイイ感じに吹けあがります。
なんか懐かしい。ZC型エンジンを思い出しました。
これよこれ、ホンダのエンジンはこうでなくちゃ。
こやつ、荷物積んで農道を爆走するなら最高のスペックです。
オーバーレブ!のホンダ厨、片山 愛香の言葉を借りるなら

農道じゃ、ホンダはフェラーリよりエライ!

ライバルは、サンバーですな。
Posted at 2023/11/05 17:25:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

生粋のエンスージアストにして普通自動車第二種免許保有の正真正銘プロの運び屋です。 普通免許取得時の私のあだ名は「奇跡のドライバー」。運転センスゼロで、自動車学...
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