
車の点検でディーラーに行ったときに、担当営業さんのご厚意により新型プリウスを拝見させていただきました。
あくまでも簡易的に見ただけで、試乗などはしてません。
まずはフロント正面から。
俗にハンマーヘッドと呼ばれる今どきのデザインですけど、どうでしょう?
若い方にはわりと好評みたいですけど、個人的には無機質な感じがしますね。
無機質なら無機質なりに、もう少し洗練されたデザインにしてほしかったかなぁ。
左右のヘッドライトユニットを独立している感じの形状にしたほうがずっとカッコよく見える気もしますが…。
サイドビュー。
全長4,600㎜×全幅1,780㎜×全高1,420(1,430)㎜のディメンション。
もはやセダンではなく、4ドアクーペとも言うべきスタイル!
このスタイルにやられてしまった方もさぞかし多いことでしょう(笑)
リヤビュー。
今どきの一文字ルックのテール。
実際のデザインは、新型クラウンほど違和感を感じなかったですよ。
これからは、こういうデザインも受け入れていかないとダメなんですかねぇ。
フロントシートにも座らせていただきました。
全高が低く着座位置も低いですけど、乗り込みはそんなに苦労しませんでした。
ちなみに担当営業さんはルーフに頭をぶつけたらしいです(汗)
それにしてもこの乗り込み感覚はどこか見覚えあるような…。
確か○リーナEDとかいう車だった気が…(爆)
リヤシートもチェック。
この全高とルーフ形状なので、さすがに広々とはいきませんね。
ひざ前の空間はそこそこありますけど、天井は結構ギリギリでした。
トランクもわりと広いですよ。
エンジンも始動。
音質は今どきのハイブリッド車と同じようなもので、音量は意外と大きめでしょうか。
スポーティな方向に振るなら、エンジン音にもこだわってほしかったですね。
音量に関しては、このくらいの大きさのほうがむしろいいと思います。
ハンドルもくるくるっと…(笑)
営業さんも言われてましたが、メチャクチャ軽いハンドルですね…というか軽すぎ。
スピードが出てもこのハンドルはかなり軽いらしいです。
トヨタ車で言うと、タンク&ルーミーのハンドリングに近いのかも?
もしそうだとすると、あまりハンドリングを楽しめる車ではないかもですね。
シフトもガチャガチャっと…(笑)
ちなみにプリウスシフト(2代目以降に採用)は初体験。
初体験という言葉におかしな反応をしないように(笑)
営業さんに使い方を説明していただきましたけど、やっぱり最初は使いにくいですね。
慣れれば簡単かもしれませんが、あまりお世話になりたくないシフトかなぁ。
操作感はオモチャみたいで、気持ちのいいものではなかったです。
せっかく高い走行性能を持っているのに、このシフトはどうにかならなかったのですかね。
シフト操作を楽しむことも車(特にスポーティな車)の醍醐味のひとつだと思いますが。
インテリアもペロペロっと…(嘘)
内装は黒を基調としたシックな雰囲気。
シート表皮やパネルの材質は営業さん曰く良いものを使っているとのこと。
下級モデルは単一色なので、ちょっと寂しい感じがします。
上級モデルは差し色(赤系)の入った内装になっていて、下級モデルにも何かしら対策をしてほしいところ。
新型プリウスは先代よりも全高が低くスタイリッシュですが、全長と全幅が拡大され、かなり大きくなりました。
ボンネットの見切りは全くできず、後退時はデジタルミラーやバックカメラで行うことになります。
見切りの悪い巨大なボディと使いにくいシフトを見て感じたのは、狭い駐車場に頻繁に出入りするような方に、この新型プリウスはおすすめできません。
パークアシスト(自動駐車システム)もありますが、建て売り住宅の狭い駐車場や都内のコインパーキングには物理的に入らない可能性があります。
あと古いマニュアル車やオートマ車しか運転したことのない高齢者にもおすすめできません。
昔からの運転感覚などそう簡単に変わるわけがなく、いざというときにこのプリウスシフトで対応するのは難しいでしょう。
最近の車に多少は慣れている私でも、この新型プリウスは厳しいと感じましたからね。
どうしてもトヨタのハイブリッド車を欲しいなら、コンパクトなアクアをおすすめします。
いつかはこのプリウスを運転することになるかもしれませんし、そのときに走りのインプレッションも投稿できればと思います。
さて、ほかの自動車評論家やカーマニアがこの車をどう評価するのか大いに楽しみなところではある。
最後にちょっと徳さんっぽく言ってみた…(爆)
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2023/02/12 14:26:30