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骨折手術時の抜糸も終わりシーネ固定もゆるくなった。そして今日からベットの上でリハビリ開始。



足先固定が無くなって足首から先はうごかせるようになった



まだ右足の腫れは治っていない。膝関節のくびれも無いまま。マジックで書かれた×は超音波治療器の設置ポイント。



左と比べて一目瞭然。右足先は自力でこれだけしか曲がらない



そして骨が折れたままなので中を通るはずの血液が上手く爪先まで行き渡らないので足をぶら下げただけで真っ赤になり、足がジンジンします。慣れるまで痒くてたまらない。

シーネを外して膝の曲げるリハビリ開始。骨折から１７日しか経ってないし曲がらんわけ無いだろと軽く考えてた。やってみるとメッチャ痛い。



設定角度は３０度。そんなに曲がってないのに激痛。筋肉が収縮し固まってるので苦痛でしかない。


膝を自動で曲げてくれる機械。ゆっくり設定した角度まで曲げて伸ばしての繰り返しをする物。自分以外誰も使う患者がいなかったので貸しきり状態で毎日１時間は使ってた。一番右の数値が設定角度でその隣が動作中のリアルタイムな角度で一番右が動作スピード。



これが最新機器。超音波骨折治療器　TEIJINのセーフスSAFHS 2000J。
低出力超音波パルスによる骨折治療器で超音波により骨折局所に伝達される機械的刺激が骨癒合を促進します。

自然治癒より骨癒合期間を40%近く短縮。二重盲検臨床試験により骨癒合日数の有意な短縮効果が認められています。

超音波は高周波の音圧波であり、生体内に伝達することができる機械的エネルギーの一形態です。
セーフスは、断続的（パルス状）超音波の音圧による機械的刺激を骨折部位に与え、骨癒合を促進する新しいタイプの骨折治療器です。

使用時間は1日1回20分間です。治療はボタンを押すだけで始まり、自動的に終了します。



骨折箇所にテープかバンド固定で２０分付けているだけで超簡単。保険適用なので使用。あのサッカーのベッカムも使用していたそうです。

嫁の方のイトコと姉夫婦と子供が遊びに来てくれた。みんなでマック食べた。

本当は駄目なんだけど、勝手に骨折部に包帯で取っ手を付けて持ち上げられるようにしてベットの上で行動出来るようにした。ずっと同じ体勢は床ずれになりそう。尻が痛い。

大した事ではないけど何もする事のない病院では面会で娘と遊べるのも楽しい時間だ。

これまでの処置部の抜糸も終えて数日。ちなみにこの時点で５５針。
絶食などを乗り越えて手術へ。これが手術内容。



観血的整復固定術（髄内釘）



画像の部分を開く。大腿骨の上の部分にドリルで穴を開け、骨の中心をチタンパイプで貫きチタンボルトで３箇所固定するという手術です。麻酔が効いているので手術中は感触はあるけど痛くないと言われました。



朝から雪が降ってた


脊椎の中に麻酔をして下半身麻酔で手術開始。麻酔するのでオムツされて、体はあられもない姿に。両足・両腕・腰まですべてベルトで固定。その格好だけだも無理な体勢で痛いぐらい。

麻酔はあんまり効いてないような気がするが位置決めなどしてどんどん進行していく。大腿骨上の７cmくらいを開いた所で痛みを訴えたがそのまま進行。麻酔が効きにくいみたいでこの世の物とは思えない激痛でした。途中に痛み止めや局部麻酔も追加しましたが最初から最後までずっと痛かった。

骨の中はある程度空間があるがパイプが素直に入るようにドリルで一回もんでから細いガイドピンを入れておいてチタンパイプを挿入。ちなみにハンマーで殴って入れます。骨折部が上手く合わないようで急遽もう一箇所追加で切り開きテコの原理でこねてから合わせて再びハンマーで殴って置くまで入れて縫って手術終了。地獄を味わって脂汗かいて背中はビショビショ。ちなみにチタンパイプ４３cmとチタンボルト３本３０万円が入ってます。



手術後のチタンパイプ＆チタンボルト補強仕様



シーネなる足裏から太もも裏までのギブスで固定して部屋に帰宅。