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2018年02月18日 イイね!

八千穂レイク氷上ドライブ2018

八千穂レイク氷上ドライブ2018 冬季オリンピックで、羽生選手と宇野選手がワンツーフィニッシュを果たした。氷の上を駆け抜け、その美しさを競い合うフィギュアスケートだが、では同じ氷上でクルマを走らせれば?クルマ界のフィギュアスケートと呼ばれるD1よろしく、そんなレベルではなく良く滑る。ただし、氷のコンディション次第で、走れたり走れなかったり。昨年はそれで涙を呑んだが、今年こそリベンジ、例年に無いコンディションの良さの表情で、走ってみる事しよう。


1.レガシィ

 自分の愛車、フェアレディZで氷上ドライブに参加しようとは思わない。まずスタッドレスタイヤを履かせたくないと思うだけでなく、氷雪路を走って下回りを無為に錆びさせるような事もさせたくないから。…あと、FRで雪道を走りたくないというのもあって、だ。
 今回だって、fun2driveのレンタカーで走れる機会があればこその参加。用意されていたのは、FFのヴィッツと、FRのロードスター、そして4WDのレガシィ。どうせだったら、3台を一気に乗り比べ…とは、お金の都合で断念して、今年はまず、こういった悪路に強い4WDを選んで、試してみる事にした。勿論、ギアボックスはマニュアルである。
2.アイスバーン

 当然、凍結した池の上を走っているのだから、氷の上を走っている。雪の中を歩くのに適した長靴ですら、簡単に滑るし、スタッドレスであっても滑って当たり前の世界である。そんな条件の中でも、上手い人は簡単にクルマを横滑りさせて、コーナーを曲がっていく…。
 FRのクルマだって、どうしたらこんなに氷上を曲がれるものか、と驚くほどに良く曲がる。カウンターを当てて綺麗にドリフトアングルを取って。逆に、慣れていないとフロントタイヤを目一杯左右に切って、ドアンダーで辛うじてグリップが回復したら曲がっていく、そんな様が外から見ていてもよくわかる。
 氷上初体験の自分も、入ってすぐの第1コーナーは、すぐさま雪の壁に頭から突っ込んでいった。というか、止まらない。ABSが介入しようが何しようが、とにかく止まらないし曲がらない。ハンドル切ったところでこれはどうしろと!?
3.4WDの曲がり方

 とりあえず、走る前に言われたアドバイスを思い出す。アンダーで曲がらないと思ったら、クラッチを切って、荷重を前に。侵入でブレーキを掛けつつ、スパッとクラッチを切る。速度が乗っていれば、鼻先がイン側に向くが速度が乗っていないとあまり効果なし。極低速、徐行運転するような状況だったら、そろそろと、なんとか曲がってくれる、のだが。うーん、なんというか思っているのと違う、こう、ギュイーンと、後ろが滑り出して横Gを感じない横滑りが思い描いていたものなのだが?
 氷上はゆっくり丁寧に、アクセル操作もブレーキ操作もふんわりと。確かにそれだと、安全運転なんだけれど?逆に、アクセルガバっと踏んでみたら一体どうなるのやら?グリップして、外へ一気に膨らむ、というのは、舗装路での常識、だが。
 回転数だけ上がって、速度は全く上がらず。そりゃそうか、氷の上でひたすらタイヤが滑っているだけなんだから。けど、ちょっと後ろが振られたぞ。これはあれか、もしかして、曲がる方向にクルマが向いたら、回転を上げて一気にクラッチガツンと繋いだら、後ろが外に出るんじゃなかろうか!?
 最後の最後、試してみたこれは、効果覿面。クルマが内側に向くきっかけになったら、その後はステアリングを切って、クラッチを切ったり繋いだり。タイトなコーナーだったら、これで良し、曲率の大きなコーナーは、初めにきっかけを作ってやって、後は繊細にアクセルでクルマの向きを作る、ステアリングは行きたい方向を見るが、むしろゼロカウンターでアクセルだけで曲げる事ができるのは4WDならではの芸当。
 本当にコツがつかめたのは最後の1周。あっという間の30分が過ぎ去ってしまった。これはもう一本走りたい、むしろ乗りなれているFRで走ったら、もっと面白い事になるんじゃなかろうか?とか、思ってしまう限りだが、来年はもっと長く走ってさらに美しく駆け抜けたいもんだ。
Posted at 2018/02/18 14:14:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 活-My Car Life- | クルマ
2018年02月18日 イイね!

第63回代官山蔦屋モーニングクルーズ

第63回代官山蔦屋モーニングクルーズ 第63回目となった代官山蔦屋モーニングクルーズのテーマは"国産ヤングタイマー"。…また結構幅が広いというか、解釈に迷ったというのが正直な感想。イベント後のFB投稿では、"テーマが国産ヤングタイマーという少し曖昧なテーマ設定で皆様を悩ませてしまい申し訳ありません"という一言も…。悩んだ挙句に自分が選んだ答えは、1991年に登場した3代目"ソアラ"。20代最後、アラサーのおっさんが、昔のミニカーを懐かしく思い出せたというのが、ヤングタイマーだと思った決め手。さて、イベントに訪れたクルマ達は、懐かしさを覚えるのか、古さを覚えるのやら?


1.1989

 自分が選んだ"ヤングタイマー"の基準が、懐かしさを覚えたというもの。1988年生まれの自分が、懐かしさを覚えるとなると、大体1990年代のクルマがピッタリその時期に当てはまる。で、これまた一つの持論だが、1989年という年が一つの境界線になると思っている。それはやはり、1989年に登場した3台のクルマ、R32型スカイラインGT-R、NA型ロードスター、そしてXF10型セルシオの存在が大きい。
 いうまでもなく、R32は日本はおろか、世界中のスポーツカーの基準と常識を一変させた。あのポルシェですら、驚嘆をもって慌てて購入して走らせたという。NAは、逆に、シンプルイズベスト、ライトウェイトで屋根が開き、一つの交差点を曲がるだけでも快感を覚える、走る事の楽しさがどこでも味わえる事を、改めて気づかせてくれる、エポックメイキングなクルマとなった。そしてセルシオ。静粛な高級サルーンといえば、ベンツBMが当たり前だった時代、同じ品質を安価で実現するという。野心的な試みを、具現化し、レクサスの名声を、確固たるものとした。
2.2002

 パラダイムシフトを迎えた年の1989年、そこを境に、オールドタイマーとヤングタイマーが切り分けられた、とおく。まあ、異論もあるだろう、1980年代も充分に最近だし、むしろ古さを感じるデザインが若者には新鮮に映る、そして、70年代程古くない。となると、80年代がヤングタイマー?いやいや、そしたら、ヤングタイマーの期間が、あまりにも長すぎる。ま、個人的な見解だけれど。
 こういった議論は、いくらでも話しつくして尽くせない不毛な議論だからここいら辺にして。1989年から始まった新世代、Y31型シーマ、Z32フェアレディZ、NSX、FD型RX-7、AZ-1、ビート、カプチーノ…同時期に登場したクルマは、今なお印象に強く残る、もっとも、もう懐かしいと思うクルマ達だが。
 その時代も、バブルの崩壊、そしてそれに伴ってモデルチェンジを行えない、絶版になる、という時期が続いた。ヤングタイマーのクルマ達、その時代に終焉をもたらしたのは、平成12年排ガス規制。猶予期間最大の2002年の事。登場から一貫して改良を貫いてきたスカイラインGT-Rも、RX-7も、スープラ、シルビアも…悉く市場からは従来のクルマが消え、そして2002年、コペン、Z33型フェアレディZという、新しい排気基準を満たしたクルマ達が、登場したのである。
3.ICE→EV
 
 余談だが。ヤングタイマーの切り替わりの一つの要因が、電子制御という新しいデバイスであった。そして、ヤングタイマーからニューエイジ…ともいうべき、2002年からの最新の潮流が切り替わるタイミングもまた、新しいデバイスとなる事だろう。
 例えば、自動運転の技術、例えば、EVの技術…それに合わせた、排出ガス規制がまた、今の時代をヤングタイマーに切り替えるパラダイムシフトとなる事だろう。それを暗喩するかのような3台がこちら。トミーカイラZZと、最新トミーカイラZZ。
FRPボディを纏った超軽量ボディは、どことなくエリーゼにも共通点を感じるが、エリーゼとは異なり、こちらは生産台数を伸ばせず、200台前後で生産終了。今となっては、残っている現物を拝める方が希少である。それが今、EVとして、99台の生産枠で復活したというのも、何かの縁だろう。もっとも、その中身は全くの別物で、99台の少量生産枠ですら4年経った今でも販売完了していないというから、成功しているとは必ずしも言えない。が、GLMの本領はこれから、プラットフォームの設計で、外見デザインは外部受託、もしかしたら、新世代を担う高級クルマメーカーには、充分なりえる可能性を持っている。
4.普遍性

 とにかくも。そんな考えから、ヤングタイマーなクルマは1989年に一世を風靡して、2002年に生産を終了を迎えたクルマまで。そうみると、ちょっとばかし今回のモーニングクルーズにはオールドタイマーなクルマも来ていたと思う…のは、個人的な見解。
 けれども、このクルマだけは、ヤングタイマーとして見える。Y31型シーマ。Z30型ソアラがトミカで馴染み深かったクルマに対して、Y31型シーマは、初めて買ったプラモデル。充分に懐かしく感じる一台。
 頂上、完成という意味の名前であるシーマを名前に関したこの一台。セルシオがアメリカで成功を収めた一方、シーマは国内で、"シーマ現象"と呼ばれるほどの名声を築いた・・・・が、今ではセルシオの成功を横目に、今ではフーガのLWB版として細々と生産を続けている。
 結局のところ、オールドタイマーにせよ、ヤングタイマーにせよ、その時に"いい"と感じて、そして長い年月を経た今なお、良いと感じる普遍性、それを持ったクルマが、そう呼ばれるにふさわしい一台とになる。ここに集まったクルマ達は、それぞれに普遍性たりえる想いがこもった一台だったことに変わりなし。もし、現在のクルマがヤングタイマーになった時、ここへ集うのは一体、どんなクルマだろうか?
Posted at 2018/02/18 12:18:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 展-Showcase- | クルマ

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