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2016年07月31日 イイね!

File.200 C10スカイライン

File.200 C10スカイライン 数ある現代の日本車中で、50年以上という歴史を紡いでいる代表格はクラウンと、そしてこのスカイラインである。日本車という歴史を見る時にはどうしてもこのクルマを知る必要がある。どうしてもGT-Rというモデルは今に紡がれる伝説であるのだが。しかし通常のスカイラインの場合は…?試してみるとしよう。

 日産としてのスカイラインは、このC10型、ハコスカが初代となる。が、どことなくやはり、R34迄につながる武骨なデザイン。まあやはり、今の丸ころいデザインに慣れた今では、逆に珍しいし、カッコよく見える。全体的にはコンパクトに収まっているのは好印象だ。

 ちなみに、この個体はエクステリアのみGT-R仕様になっている。エンジンのみ、通常のL20となっている。スカイラインの代表格といえば、4ドアセダンになるわけだが、2ドアクーペもまた、やっぱりカッコいい。着座位置としてはS30Zとは異なって車両中央という普通のパッケージング。まあ、2+2であるからそういうパッケージングになってしかるべきか。

 ケンメリ以降の伝統、丸目4灯テールは、ハコスカではまだ採用されていない。それどころか、ウィンカーというものも存在しておらず、数ある日本車の中でも珍しく、ストップランプとウィンカーが兼用となっている。リアウィングに関しては、少々立ちすぎている気もするのだが…。

 インテリアに使われている木目は、チーク材というこれがまた渋いセレクト。ステアリングの感覚というのは、少々ルーズで、それはどうやらラックピニオンが弱いことに起因しているそうだ。だからまあ、重ステにしては珍しく、かなり遊びが酷い。まあ、そういう点も手伝って、スポーティというよりもグランツーリスモというような感じ方が強い。
 搭載されているエンジンというのも、吹け上りが良いものの、トルクやパワーが充分とは言い難い。これがS20とL20の違いであるのかどうか?まあ、もはやS20を知る機会は無いだろうし、それに、標準で良いエンジンだったとは言い難いのかもしれない。
 運転した感覚というのも、これがどうして現代の乗り心地が良いクルマに近い。これが意味するのは、この時代のクルマでそれが実現できていたのが素晴らしいという事なのか、それとも、やっぱりこの時代の普通のクルマである、という事なのか。だからこその羊の革を被ったオオカミだったのか。
 もしも、この当時のスポーツカーというものが、全て汗水流していつでも死と隣り合わせの危険なクルマであったとするならば、スカイラインは、普段は普通のクルマとして、けれども走りを楽しみたい時には安心して走れる、という驚きの一台だったという評価の仕方になる。
 だからまあ、どうにもこのクルマ、評価を下すには情報が少なすぎる。この年代のクルマというのは一体どんなものなのか…今のクルマをしっかりと見ておくというのは、ここから先活かされる事でもある、というのを今、改めて感じる限り。そして、スカイラインの迷走というのも、この次に、すぐに感じる事となる。
Posted at 2016/08/01 06:35:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年07月30日 イイね!

File.199 S30フェアレディZ

File.199 S30フェアレディZ 200車種を迎えるにあたって。今回、File番号順を200番台に切り替える事にする。が、いずれにせよ、今回、fun2driveの乗り比べツーリングという形で200車種目を迎えさせていただくわけで、そのうちの一台、S30Zについては、再会というわけだ。今回の乗り比べで乗った一番初めのクルマがS30Zという事もあるので、100番台最後、199車種目をフェアレディZを試して締めくくる事としよう。

 仕様は240ZG。思い入れの深いマルーンというボディ色も、親近感を持たせるものだったり。車高を落としている以外は、基本的には標準仕様。ただし補器類等々はアップデートがなされている。特にタイヤは、近年のハイグリップラジアル。もしこれで、ミッドナイトブルーだったら悪魔のZ…?

 ロングノーズショートデッキスタイルのプロポーションは、フロントがZノーズになっている事で尚更強調されている。パッケージングとしてはフロントに直6の重いエンジンが搭載されているから、旋回時のフロント接地感は抜群である。また、運転席が後軸寄りで、回転中心よりも後方に位置しているから、ターンインでは外に振られるような挙動を示してヨーの感覚がよくわかる。同じ挙動としてはAMG GTとかNDロードスターとか。乗ったことはまだないが、Z4も同じような感覚となる事だろう。

 パワーとしては、145馬力ちょっとという事で、現代のクルマから比べれば低い限り。トルク感は3000rpmを超えたあたりで一気に盛り上がる。が、それ以下では全く話にならない。走る時はなるべく3000rpmを超えるあたりでシフトを繋げていきたいが、峠だと2速-3速がワイドで、2速をメインに一時3速、といったところ。
 スロットルの感覚は絶妙で、低回転域だとわずかな開度の差で一気にふけ上がる。どうにも繊細な扱いが要されるエンジンだが、その分、車重が軽くてステアリングワークとブレーキは軽快だ。1000kg代の車重のお蔭で、ブレーキング、コーナリングのキレ味は全く引けを取らない。同じツーリングを走行した、NSXに辛うじてついていけたのも、この二つの恩恵だろう。

 ただまあ、減速帯の凹凸の上を走ると、荷重が抜けたり一気にかかったりでヘタに踏んだりブレーキかけたりすると、挙動を乱すことは必至だ。だからまあ、あくまでも手中に収めておくことがMust要件。一歩一線を越えてしまえば、一気に破たんをきたすことだろう。まあ、インテリアについては年代相応、エアコンが故障しているところは夏場だと辛いですね…。インテリアのデザインベースは、この後Z33やZ34でも踏襲されている。

 さて。この後ハコスカ、そしてケンメリと乗り継いでいくわけだが。先に結論として言うのであれば、この3台の中でベストというのは、S30Zだった。ハコスカは乗用車然、ケンメリはそもそもデカくて重い。ライトウェイトFRスポーツカーという、それこそベスト要件に一番近いのがS30Zで、そして何よりも後軸に座席が近いというのもかなり好みに合致していた。それに実際、速く走れたし。どうも何か、Zには何かがある、そんな超常的な何かがあるのかもしれない。
Posted at 2016/07/30 20:52:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年07月29日 イイね!

1/199 フェアレディZ

1/199 フェアレディZ まあ、またこれか、という話ですよね。ですがまあ、運転したクルマが200車種を迎えようが、300車種を迎えようが、その頂点に立つのは、この一台になってしまう。Z33型フェアレディZ。他に代えがない、という一台。

 昨日も書いた通り、クルマという機械で最もしっくりと来るものはND型ロードスターである。が、フェアレディZを、Z33型を超えられないのは、やっぱり原体験であるというのがこのクルマであるから。かつて、ポリフォニーデジタルの山内代表がおっしゃっていた、ファースト・ラブを大事に。想い続けて14年、2台揃えるというおかしな状況にまで至るという。

 それでもまあ、最後に一台だけ選ぶのであれば、このマルーンの一台であることは間違いない。もし、乗り換えるとするならば、最終型、08年モデルのプレミアムミスティックマルーン、MT、バージョンSかSTであるという事。まあ、そんなのは多分、出てくることは、それこそ神のお告げでもない限りは無いであろう。
 これで、排気量が小さければ最高だけれども、それはまあ、ビッグトルクを捨てる事にもなるわけで。せめて車重が100kg軽ければ、と思う事も無きにしも非ずだが。それを含めても、このクルマの良いところ。
 さて、次の100車種。何が待ち受けているだろうか?

 200車種目は、明日。
Posted at 2016/07/29 06:29:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年07月28日 イイね!

2/199 ロードスター

2/199 ロードスター ベスト2。というよりも、199車種乗ってのベストと言ってもいい。今、自分のお金を払って切に欲しいと思う一台が、このND型ロードスターである。これほどまでに維持費も安い、乗って楽しい、オープンも楽しめる、すべてそろった一台というのも珍しい。

 ただまあ、歴代の一台の中では、革新の一台でもある。テールランプにウィンカー、フロントライト等々。ロードスターのエクステリアDNAというのとは、4代目のこのクルマからがらりと変わっている。だからまあ、NAやNBという初代世代、歴代で最も大きいNC、というのをファンと思っている人は、少々とっつきにくいのかもしれない。だが、ライトウェイトスポーツカー、という見方であれば、この一台程素晴らしい、お手本のようなクルマは他においてもそうそうない。

 インテリアについてもかなり機能的。マツダのi-connectも優れている。だがまあ、どうせなら、ついていない標準で軽いクルマに乗りたい。それこそが、ロードスターのロードスターたる長所。その軽さがあれば、1.5Lのトルクでも大トルクに感じる。
 まあ、直線はぶっちゃけどうでもよくて、このクルマの特徴は、やっぱりコーナリング。ターンインの切れ味鋭く、旋回中はよく粘る。旋回中外側に荷重がかかると、丁度対地キャンバー角が0°に近くなる。それが踏ん張ってくれる要因の一つのようにも思える。
 それでいて、軽いし1.5Lだから燃費も良い。もおまったく、良いとこ尽くしである。

 だからまあ、Zに乗っているという理由が無ければ、これは本当に買っていたであろう一台。いや、いずれ買うのかもしれないが。
Posted at 2016/07/28 06:22:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ
2016年07月27日 イイね!

3/199 RX-7

3/199 RX-7 さて。ベスト3。やっぱりこれが忘れられない。RX-7。やっぱり性分に合うのがFRスポーツカーなんだよな、と、実感させられる一台なのですよね。ある意味で、理想形の一台として、記憶にずっと残っている一台。

 FDにおける、この美しさ。ここまで美しい曲面を実現できている日本車は今も昔もほとんど数を挙げる事ができない。それが、手に入れられる価格で実現できた。まずそれだけでも充分に素晴らしい。そしてこの、最終型の切れ目のシャープさが、良いですなぁ…

 ロータリーエンジンについては、まあ正直どうでもよくて。必要なのはそのエンジンで実現できたパッケージングが重要なのである。小型エンジンが前にあり、クイックなターンインを実現してくれる、そしてリアに荷重をのっけての加速。ヨーイングの付け方もうまくすれば、ドリフトにも持ち込める。まあもう、この機敏なコーナリングというのがどうにも忘れられない。本当にこれ、欲しいんですよね…。

 が、買う事をためらう理由は、R34同様のこれからメンテがとんでもなく大変になるであろう事、そして続いて、燃費の悪さ。普通に走っても6km/l位、サーキットなんぞ走ろうものなら、2km/l位にはなってしまいそうな予感。これがどうしても、ダメですねぇ…。どうにもまあ、この二つだけがどうしてもの悪癖。受け入れるには躊躇してしまいますね、ハイ。
Posted at 2016/07/27 06:28:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 評 -Car Review- | クルマ

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何シテル?   01/30 10:05
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