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　レンジローバーが、イヴォークを発表した時、これは素晴らしい一台だと見た瞬間に確信した。X6や、最新のGLEクーペのようなクーペ+ＳＵＶというクーペモデルもいいのだが、こうやってSUVのデザインもままにクーペを満たしている。そして、実際、現在一番売れているレンジローバー、イヴォーク。

　先日発表されたコンバーチブルについては、さすがにニッチであるのだが、こちらについては4ドア、元々硬派のSUVという事もあって、人気はかなり高い。個人的にも、これは所有欲をそそる一台である。

　全体的に直線的なデザインとなるわけだが、尻上がりのウィンドウラインがクーペルックを引き立てている。ルーフがなだらかに落ちていないから、後部座席の居住性もスポイルされていない。かなり実用もルックスも兼ね備えてる一台に見える。まあ、実際に使ってみたら話は別なのかもしれないが。

　インテリアはシンプルだが、センターコンソール部分はかなり堅牢なイメージ。シフトノブがコマンドセレクター式なのは、ジャガーと同様。全体的に着座支店は低めではあるが。まあ、これがどんな幹事にオフロードも走れるようになるのか？

　オフロード、という意味ではドア下部には水漏れ防止用のシールがなされている。こういうところがレンジローバー、オフロード、水深90cmまで入れるというのは嘘じゃない。オフロード、試してみると、こりゃ面白いかも？

　もうご存知の方もいるだろうが、実は昨日今日と、901型911(ナローポルシェ)と、964型911ターボを試していた。それぞれの細かい試乗記は別枠にて挙げようと思うが、今日は911に想いを馳せてみようと思う。

　世界的に見て、スポーツカーのベンチマークと名高い911。しかし、RRという"間違った"レイアウトと評されることもあり、なぜこのクルマが、お手本たりえるのか、というのは常々疑問に思っていた。例えばケイマン/ボクスターは、やはり重心も低くそしてMR特有の旋回性能、それこそまさしくスポーツカーらしい一面なのではないか、と。

　しかし。911にあってボクスター/ケイマンに無い物、というのは、絶大なトラクションと、そして安定したブレーキング。さらに言えば、旋回中は常にアンダーステア傾向で、リアにトラクションをかけてコントロールができる、といったところだろうか。

　現代の911にあっては、4WD化の恩恵もあって不安に感じる機会も少ないが、実は旧来の911にあっても、テールを制御下に置いている限りはとにかく安定している。踏めばアンダーステア、ブレーキを変にコーナーで踏めばオーバーステアになりかねない。踏んで、生き延びる、そんな性格がありそうだ。

　そうやってみると、なるほど、良く回るMRというよりも、直線、トラクション、直線ブレーキングで安定する、コーナリングはパーシャルスロットルで安定して曲がる。それが911が世界的なスポーツカーのベンチマークとして、取り扱われている理由なのだろう。

　何物にも代えられない、そういう特徴的な一台だからこそ、現代まで続く911、経緯を評さずにはいられない。

　狂おしのZを手放して、1週間が経とうとしている。2台というクルマの持ち方を考え直す機会ではあったのだが、どうもこの、異なるクルマを持つという事から離れられなかった。当日には、新しいアプローチでクルマを契約し、そして書類が届いたのである。

　今回申し込んだのは、NORELというサービス。ごくごく簡単に言えば、月額約5万円のリース。ただし、使用者はユーザー、利用期間は3か月から、という新しいタイプ。

　何よりも、車種が豊富で、ボクスターやRC Fまで同じ価格で乗れてしまう。まあ、大人気で予約とるのは極めて厳しいが。

　今回借りるのは、というと。こちらは納車されてからのお楽しみ、という事で。

　とりあえず、普通の中古車同様、委任状と車庫証明書取得の方法等々、そういう書類を一切合切用意して、事務局へ送ることとなる。

ちなみに、必要となる書類は
・委任状
・車庫証明申請書
・駐車場使用許諾書
・駐車場位置地図
・住民票
・ドライバー保険申請書(初回のみ)
車庫証明書関連だけが、先方でやってもらえるにしても、不動産屋に取りにいかないといけないわけだから、ちょっと手間にはなる。車庫証明書必要ないのかと思っていたのだが、やっぱり必要だったか…

　課題になっていた、任意保険については、こちら使用料金に含まれていて、そして税金もまた然り。結構これ、新しいカーライフとして楽しめそうである。とりあえず、さっさと書類を送って、納車を迎えることにしよう。

　長らく見てきた観艦式の艦船というのは、このフランス海軍ヴァンデミエール。フランスから遠路はるばる、というわけでは無くて、太平洋はヌーメニアに配備されている一隻。よくよく考えたら、フランスは海外領土を持っているわけですね。

　さて。最後の海外艦であるヴァンデミエール。何ともまあ、驚き、艦橋まで一般公開をしてくれていた。比較的この環境というのも低い位置に存在しているというのが特徴…というか、日本の艦船が環境が高いという方が性格なのかもしれないが。

　さて。前部砲塔は、というと、"TE PARI"という名前が付けられている。そういえば、ビスマルクにも砲塔に名前が付けられていたようですね。このセンスというのもやっぱりいいですよね。

　艦橋のキャプテンシート、中央位置に用意されているのだが、何よりも、床面の配色が良いというのが何ともフランスらしいのであるが。艦橋の広さでいえばかなり小さいのであるが。

　コクピットの配置といえば、結構配置がシンプルにまとめられている。また、コンパスというのは360°の球となっているのは、独特ですね。

　地図はというと、千葉県沖が用意されているという。まあ、入港に当たっては当然ですよね。こういうところを見ると、やはり日本にはるばるやってた、という事なんだよねぇ…と思う限り。海外から訪れる船というのも見る機会はやはり、かなり少ないですね。次回の観艦式も、楽しみにするとしましょう。

　ドーンという、高級クルーザーのような一台を見た後でも、ゴーストを見れば、やはりロールスロイスの真の姿というのはこちらなんじゃないかな、と思ってしまう。ジュネーヴで見たロールスロイスの内装、久々に見る。

　重厚なドアを開けて入る室内はというと、フロントシートはやはり、仕事場といったような雰囲気の方が性格なのかもしれない。お抱え運転手が活躍するような場所なのかもしれない。まあ、それでもここに乗れるというのも珍しい機会だろうね。

　さすがに横幅が広いというのは感じられるし、そしてフロントのスピリットオブエクスタシーが目印になるような気も。ウッドパネルというのもプラスチックのものでは無くて、本木目であるというのもロールスロイスならではの特徴。

　まあ、ロールスロイスの特徴ともいえるのがやはりこの、後部座席。さすがにビックリであるのがこの広さ。そして、快適性。シートは適度に柔らかく、そしてエンターテイメント性も充分。それ以上に乗り心地というのがどういうものになるだろうか、やはり乗って試してみたいところである。

　リアシートの操作系はというとセンターコンソールに集約されている。が、それがまたシンプルにまとめられている。スライドしたり、そしてリクライニングをしようとするときつくなることもあるかと思うが、ロールスロイスに限ってそれもなし。まあもう、凄いという言葉しか出てこない。いつか、ちょっとでも乗ってみたいもんだなぁ…。