納車から3週間が経過、連休を利用してプロパイロット旅をしてみました。
結論から言うとものすごく使えます、ルークス版のプロパイロット1.0。まぁ疲れない。誤動作が少ない。大幅に疲労軽減できます。アダプティブLEDも画像処理で動作してる以上、悪天候じゃ無理だろうな…と思われましたが、実際は問題なく作動してくれました。単眼カメラでハイビームアシスト処理から自動運転処理まで高次元でこなしてしまうモービルアイ社、恐るべしです。
1日目は476kmを走り、とある区間で自己最高記録となる25.5km/Lの燃費を記録しました。最終的にはメーター上で23.3km/L、満タン法で22.12km/Lでした。
この日わかったのは、割り込み車にも瞬時に対応する事。割り込み車が自車より速ければ、人間なら思わずブレーキを踏んでしまうシーンでも減速せず走り続けるという処理をします。割り込んだ直後に減速したり、減速しながら割り込んでくる場合の処理も秀逸でした。少々手荒な減速をする事もありますが、シチュエーションがシチュエーションだけに致し方ないかと思われます。
2日目は398km。この日は10km程の事故渋滞に遭遇。発進停止を繰り返す渋滞走行でもプロパイロットは大活躍。これでresumeも自動なら更に楽なのに…と欲が出てしまいます。当然ですが、渋滞走行の燃費は13.7km/Lと、最低記録を叩き出しました。その影響もあって1日目より総合燃費が1km/L以上悪化する結果となりました。
2日間に渡る約870kmのプロパイロット旅、安心かつ大幅な疲労軽減に繋がることがわかり、嫁さんも大満足な結果となりました。
…とはいえルークスのプロパイロットも完璧ではありません。これだけじゃ何なので重箱の隅を突いて欠点をば。
①前車が右左折レーンに移動したり、パーキングなどに入っていくシーンにて、自車が直進レーンにいるにも関わらず、一緒に減速処理をしてしまうことが極稀にありました。この時はアクセルを踏んで「それは違うぞ」と意思表示すれば回避は可能です。
②極端に薄いラインは一時的にプロパイロットが解除されます。その際に別ライン(今回は路側帯のラインでした)だけ濃いと解除処理されず、そちらに引っ張られる事もありました。この時はステアリングを逆に軽く切る事で「違うぞ」と意思表示すれば回避できます。
③渋滞時、前車が加速後すぐブレーキングするようなシーンで、プロパイロットはギクシャクする事がありました。ブレーキングが少々雑になり、前のめり気味に減速をすることもありました。
④加速処理はもう少し落ち着いて処理して欲しいです。設定速度より低いと、一気にキックダウンしようとします。そんなに慌てなくて良いのに…と思ってしまいます。
⑤resume発進しなくてはならないシーンで、前の車が発進してからresumeボタン(orアクセルオン)では、前の車に置いてけぼりを喰らう→フルアクセルで追いつこうとする…というスムーズとはいえない処理をします。これも回避策を見つけました。数台前がスタートするのを見計らってresumeボタンを押しておけばOKです。
…と、少々クセはありますが、使いこなせば便利な機能である事に間違いはありませんね。
Posted at 2020/09/23 19:43:21 | |
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