オーストラリア車試乗&購入記-その7~Stelvio試乗編~
今回のGLC購入にあたり、色々な車を試乗・検討・交渉したので、備忘録的に経緯を残してみようと思っています。
あくまで個人的な感想ですので、ご了承ください。。。
2018年10月中旬から
5週連続で毎週以下のモデルの試乗を重ねてきました。
GLC → NX → Evoque/F-Pace/E-Pace → X3 → Q5
そして記念すべき(?)
第6週目に選ばれたモデルは・・・
Alfa Romeo Stelvio です!
実はこれまでアルファロメオは
全くノーマークのメーカーでした。
それまでにラインナップにSUVがなかった
というのが大きな理由ですが、
アルファロメオといえば・・・
・走りが良い
・イタリアのクルマ
・真っ赤なボディーカラー
・特徴的なエンブレム(蛇のようなヤツ?)
・・・くらいのぼんやりしたイメージしかなかったです。
そこで突然舞い込んできたニュース:
アルファロメオに初のSUVが登場!
これは1回乗っとかないとー、でしょ
という単純な理由だけで試乗に行くことにしました。
まずは試乗前にリサーチ。
どんなグレードや装備・オプションがあるのか見てみました。
あまり情報がなくて、結構苦労しました(苦笑)。
例えば、
内装のトリム。
ネットで見かけたウォールナットやオークウッドの
木目トリムが良さそうだなー、と。
カタログでトリムを見てみると・・・
"Matching Trim"ってなってる。
これは一体どのトリムの事を指すのだろうか・・・。
シートカラーも、
このレッドレザーがカッコいい!
(エクステリアカラーもレッドだと若干やりすぎ感ありますが。。。)
チョコレートというブラウン系のシートカラーもあるようで
これもブラックよりはオシャレ。
でも、これが希望グレードに選択肢として用意されているのかがわからない。。。
それならディーラーに聞いてみよう!ということで、
試乗予約をしたディーラーの営業マンにメールで
不明点を質問。
・・・が返事が返ってこない。。。(汗)
この営業マン、試乗予約を申し込んだら、すぐに電話をかけてきて
その後も何度かフォローアップの電話を、結構頻繁にかけてきていました。
それなのに、メールでこちらから質問したら
・・・音沙汰がない。
こういう顧客に対する対応って結構大事だと思うんですけどねぇ。。。
結局時間だけが過ぎ、メールの返信が届いたのは
2週間後、でした。
(ハイ、のんびりオーストラリア時間でのご提供とさせていただきました、ということでしょう笑)
ディーラーからの返信では
・ディーゼルモデルは、ファーストエディションのみ。
・シートは、シートヒーターは標準装備だが、
ベンチレーションシートの設定はなし。
・ヘッドアップディスプレイの設定もなし。
・アクティブクルーズコントロールは、
最上級グレードモデルのみに標準装備で
それ以下のグレードでは普通のクルコンのみ。
・赤色/茶色レザーシートも、
最上級グレードモデルのみでしか選択できない。
カタログやディーラーからの返信で
試乗までに判明(もしくは予想)した情報をまとめてみます。
まずはオーストラリアでのステルヴィオのグレード展開。
これは以下の3つです。
・Stelvio 2.0L Petrol (ガソリンモデル)
・Stelvio 2.2L Diesel (ディーゼルモデル) - First Edition
・Stelvio Ti 2.0L Petrol (ガソリンモデル)
ガソリンモデル(ハイオク仕様)は
・ベースモデルの2.0L
・最上級グレードのTi 2.0L の2つで
ディーゼルモデルは
・2.2Lでファーストエディションのみ。
つまり、ディーゼルモデルを選びたい場合は
ファーストエディションしか選択肢がない、ということです。
装備については、
希望リストを全部クリアすることはできずに
以下のようになっています。
装備があるもの:
・シートヒーター
・ナビ
・クルーズコントロール(オートクルコンではないもの)
・サンルーフ
・Apple CarPlay
・ハーマンカードンサウンドシステム
・パワーテールゲート
装備がない、もしくは最上級グレードのTiしか設定がないもの:
・ベンチレーションシート(設定なし)
・ヘッドアップディスプレイ(設定なし)
・360度カメラ(設定なし)
・オートクルーズコントロール(Tiのみ設定あり)
・レッド/ブラウンのレザーシート(Tiのみ設定あり)
グレード展開が全部3つで、ディーゼルモデルが1つしかないので
必然的に今回ステルヴィオで狙うグレードは
2.2L Dieselのファーストエディション。
ただ、装備が一番充実している最上級グレードのTiに比べると
諦めないといけない装備がその分多く
特に他の候補車モデルでは設定のある
・ヘッドアップディスプレイ
・360度カメラ
・オートクルコン
がファーストエディションには選択肢として存在しない
というのが結構痛いところです。(苦笑)
ステルヴィオは候補車モデルにはとりあえず残ってはいるものの
本命かどうかと聞かれると、答えは「No」
ただ、試乗してみて、すごく気に入ることだってあり得るし
何せ新しくて注目度の高いモデルなので是非乗ってみたい
というのもあって、「とりあえず、行ってみよー!」と。
何はともあれ、クルマは乗ってみないとわからない
迷ったら試乗してみるに限る! です。
【2018年11月18日(日)14時 アルファロメオ ステルヴィオ試乗】
試乗当日、ディーラーに到着すると、外装工事中。
顧客用駐車場入り口がちょっと分かりにくかったですが、
無事到着。
今回アルファロメオを扱っているディーラーは
他にも複数のメーカーのクルマを取り扱っていて
マセラティやフェラーリ、フィアットなど
色んな高級車が展示してありました。
余談ですがマセラティのSUV、レヴァンテ、
すごい高級車ですが、街中で結構ちらほら見かけます。
お金持ちの人っているんですねぇ・・・(しみじみ)
駐車場からエレベーターでアルファロメオのショールームフロアへ。
エレベーターを出て、すぐ目の前の受付に到着しました。
が、誰もいない。。。(汗)
ショールームを見渡してみると
どうやらちょうどスタッフが一人しか居らず
そのスタッフは別のお客さんを接客中の様子。
結構長い間放置(?)されていましたが、
そのおかげでその間に、
3台ほどショールームに展示してあった
ステルヴィオの実車をじっくり見ることができました。
展示車のエクステリアカラーは、
黒
グレー内装については、どれもブラックレザーにアルミのトリム。
ほんとは見たかったのは、
レッドのエクステリアカラーと
内装はブラック以外のレザーシートと木目トリム
でしたが、実車がなくて確認できーず。(残念)
でも、このダークグリーン("Racing Green"というみたいです)の
エクステリアカラーは、なかなか見ないカラーでオシャレ。
この色はアリだな、と。
内装の印象としては、全体的に黒い!
ステアリングにあるエンブレム、
白黒なんですね?
と思いました。
(カラフルなアルファロメオのロゴがステアリングにも付いてるものだと思ってました)
今回選択するグレードは
ファーストエディションになるので
レッドやブラウンのレザーシートの設定がなく(最上級グレードのTiのみ)
おそらくこれらの展示車の内装と同じ組み合わせの
ブラックレザーにアルミトリムのコンビネーション。
内装で使われているカラーがブラックとグレーのみで
さらに加えてステアリングのロゴも白黒なので
モノクロな内装 といった印象です。
(内装オタクとしてはあまりテンション上がらずー。。。)
サンルーフは開くタイプで、これは解放感あってヨシ。
トランクルームは横幅が狭め?そう見えるだけかな?
先客の接客がなかなか終わらず、
長い間ウロチョロしていたところに
やっと別のスタッフが登場。
風貌的にはちょっとお偉いマネージャーさんかな?
こちらに気づいてコーヒーを入れてくれました。
やっと接客が終わり、担当営業マンKimと初対面。
電話攻撃がスゴイ割には、メールのレスポンスがスローで
若干心配していましたが、実際会ってみると
落ち着いた感じのアジア系のお兄ちゃん、といった印象。
簡単な世間話をしたあとに、さっそく試乗へ。
一緒にエレベーターで1階まで降り、
試乗車を取りに行ってくれました。
登場した試乗車は、真っ赤なステルヴィオ!
めちゃカッコいいじゃないですか。
顔のセンターにある三角形のフロントグリルは
いかにもアルファロメオという感じ。
またヘッドライトのアイラインのデザインも
結構特徴的で、街中で見かけると
あ、ステルヴィオ!
と分かる程です。
まだ街中で見る機会もそれほど多くないので
他とカブることもほぼなくて特別感があり
その点はいいかも。
(その分売れてないってことになりますが苦笑)
エレベーター前で待っていると
ちょうど目の前に試乗車が停止。
エンジンのかかった状態で車外から聞こえる音は
いかにもディーゼル車、というエンジン音。
GLCやイヴォークもディーゼルモデルは
このディーゼルエンジン特有の
カラカラというノイズがします。
ただこの辺りのクラスのモデルになると
一旦車内に乗り込んでしまうと
車内の静粛性がしっかりしているので
このエンジン音が遮断されていて
ディーゼル車に乗っている、と感じないほど静か
というのが、それまで試乗したディーゼルモデルの共通点でした。
ステルヴィオの場合、
車内に乗り込んでみても
トラックのようなディーゼル音
ガラガラというノイズが
・・・消えませんでした(涙)。
ひょっとしたら、走りを重視しているアルファロメオの味付けで
車内でもエンジン音が聞こえるような設計にしてるのかも?
個人的には、このクラスの車は車内が静かなものだと思っていたので
GLCやイヴォークとは異なるこの感じに、最初若干戸惑いました。。。
走りについては、
ひと言でいうと・・・
楽しい!
ドライブモードが3つ選択できるようになっていて
「DNA」とわざと文字ってあります。
・D:Dynamic
・N:Natural
・A:Advanced Efficiency
スポーツモードのダイナミックモードにして走りましたが、
速い!
まさにドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」状態です。(??)
加速が良く、ハンドルの切れも素早い。
運転していると、ついつい
アクセル踏みすぎ
ハンドル切りすぎ
になります(笑)。
良く言えば
SUVというよりスポーツカーを運転しているような感覚。
悪く言えば
ゴーカートのような乗り心地?
昔一度ミニクーパーを試乗したことがありますが、
ほんとそれに似た感覚でした。
高級感というのは、正直あまり感じませんでした。。。
試乗中、一つ確認できていなかった機能について
営業マンKimに質問してみました。
「この車ってブレーキホールド機能は・・・?」
「付いてないです。」
・・・でしょうね(涙)。(薄々気づいてましたよ。うん)
ステルヴィオのディーゼルモデル
ファーストエディションは
それまで試乗したモデルの中で
一番運転していて楽しいと思ったクルマでした。
ただ、ステルヴィオにはブレーキホールド機能がなく
このファーストエディションでは
オートクルコンの設定がなく
内装もトリムは希望の木目ではなくアルミで
シートカラーもレッドやブラウンはなくブラックのみ。
なかなか悩ましいところです。
試乗が終わってディーラーに戻り、見積をお願いしました。
在庫が結構あるようで、赤のエクステリアカラーでも
即納車可能とのこと。
値引額も提示してくれて、HR-Vの下取りも含めた
最終支払金額も大体判明しました。
手ごたえとしては、これからまだ値引も頑張ってくれそうな感じ。
感想としては、
ステルヴィオは走りを楽しむためのクルマだなーっと。
運転していて「楽しい」と感じたのは初めてのモデルでした。
カタログ値ですが、0-100km/hの加速は6.6秒(2.0L Diesel First Edition)と
検討モデルの中ではかなり速い方で、ポルシェのマカンとあまり変わらないレベル!
燃費も20.8km/ℓ(4.8ℓ/100km)と、これも検討モデルではトップクラス。
速いのに燃費も良いというのはスゴイですよね。
ただクルマに高級感を求める場合には、ちょっと方向性が違うかも?
車内で聞こえるガラガラというディーゼルエンジンのノイズや
やっぱり何といっても装備面で、ブレーキホールド機能や360度カメラ
オートクルコンやヘッドアップディスプレイ等の設定がない、という点は
かなり痛いところで、残念ながら今回は候補から外れるかなー、と。
ということで、ジャガーに続いて
人生初のアルファロメオの試乗が終了ですー。
続く。。。
オーストラリア車試乗&購入記-その11~X3再試乗・交渉編~
今回のGLC購入にあたり、色々な車を試乗・検討・交渉したので、備忘録的に経緯を残してみようと思っています。
あくまで個人的な感想ですので、ご了承ください。。。
午前中にBMW X3を試乗して、そのままの勢いで
午後からはAudi Q5の試乗です。
Q5も実は長年夢見ていたモデルの一つです。
数年前、モデルチェンジする前のQ5を日本で試乗したことがあり、
その際は「いいですねぇ~」を連発(?)するほどで
クルマのサイズからは予想できない
レスポンスの早い走りの良さに衝撃を受け
それ以降、Q5が常に購入したいモデルの上位を占めていました。
今回モデルチェンジを果たし、今となってはAudiの代名詞
バーチャルコックピットも採用された新型Q5は、
もちろん試乗前から期待大!
ただ事前のリサーチで、若干の不安点がありました。
それは、内装の質感です。
高級感のあるGLCや
今回大幅に質感がアップしたX3、
と比較すると、Q5の内装は、
良く言えば、シンプル?
別の言い方をすれば、質素?
個人の好みも大きく影響しているんだと思いますが、
オプションでウッドトリム等の選択肢はあるものの、
どこか内装全体の高級感、という面では、
他の候補車のライバルモデルに比べると
少し劣る気がするなぁ、という印象です。
エクステリアカラーとして用意されている
マタドールレッドという赤色は落ち着いた色で
一度街中で実車を見かけたことがありましたが、
これはかなりカッコよかったです。
さて、オーストラリアでのQ5のグレード展開は、以下の4つとなっています。
・Q5 2.0L TDI S-Tronic Design (ディーゼルモデル)
・Q5 2.0L TDI S-Tronic Sport (ディーゼルモデル)
・Q5 2.0L TFSI S-Tronic Sport (ガソリンモデル)
・Q5 3.0L TDI Tiptronic Sport (ディーゼルモデル)
ディーゼルで一番下のDesignというグレードだと、
バーチャルコックピットが非装着で
かつオプションの選択肢も限られてしまうので
今回はディーゼルモデルの中間グレード
Q5 2.0L TDI S-Tronic Sportで狙いを定めました。
装備・オプションについては、
希望のものは、ほぼ全部選択肢として用意されていて、
この点は無事クリア。
Q5はX3と同様に最近モデルチェンジしたばかりなので、
最新のテクノロジーが採用されていて、その点も安心。
・ヒートシーター/ベンチレーションシート
・Audiバーチャルコックピット!
・ヘッドアップディスプレイ
・アダプティブクルーズコントロール
・サンルーフ
・360度カメラ
・電動リアテールゲート
そして、例の・・・
ブレーキホールド機能。
安心してください、履いてますよ 付いてますよ。(笑)
またAudiと言えば、流れるウィンカーの元祖。
ダイナミックターンインディケーター(Dynamic indicator)というみたいですが、
これも下位グレードのDesign以外の
Sportグレードでリアウィンカーのみ標準装備。
フロントウィンカーも流れて欲しい場合は、
Sportグレードのみオプションで装着可能。
やっぱりウィンカーは流れてくれた方が
カッコいいですよね。
【2018年11月11日(日)14時半 Audi Q5試乗】
午前中にBMWでX3を試乗し、ランチ休憩をした後、
Audiのディーラーに向かいました。
ディーラーに到着し、駐車場に車を停めて
エントランスを通って受付に向かいます。
ディーラーに入ってまず最初に感じたのが、
「雰囲気が若干アウェイな感じがする・・・」と(苦笑)。
うまく言えないですが、なんとなく
ウェルカムな感じがしませんでした。
それまでのディーラーと同様
飲み物を勧められて、カプチーノを注文。
通常なら、コーヒーカップに入った飲み物が到着するのですが
受付のお姉さんが持ってきたのは
テイクアウト用のプラスチックカップに入ったカプチーノ。
・・・。
「試乗中もコーヒーを是非お楽しみください」的な感じ?
若干面食らっているところ(笑)に
今回の担当営業マンFraserが登場。
いわゆる「営業マン」によく居る
気さくでよくしゃべるタイプ
ではなく
逆に(?)多くを語らずに
こちらが質問したことに対して答えてくれる
といった感じの白人の若いお兄ちゃんでした。
早速Q5の実車を見せてもらいました。
ディーラーの駐車場に停めてあったQ5。
てっきり営業マンのFraserが色々機能や装備を
説明してくれるのかと思っていましたが
エンジンもかけずに、トランクを開けて軽く見ただけ・・・。
結局外観を一周、 目視 して終わりました(涙)。
その後に試乗車が到着ー。
事前のメールのやり取りで
今回希のモデルが2.0L TDI Sportで
そのグレードの試乗車に乗りたい
とは伝えていました。
が、用意された試乗車は
2.0L TDI Design。
そう、一番下位のグレード(Design)で
バーチャルコックピット非装着車です・・・。
一番見たかったバーチャルコックピットが
付いてない。。。(涙)
だいぶテンションが下がったところ(笑)で、試乗開始です。
まずは営業マンのFraserが運転して、近くの静かな道路まで移動。
その後に運転を交代、シートのポジション等を調整してから
走り出しました。
Q5の走りは、予想通り。
加速が早く、アクセルを踏みたくなる走り。
Audiはやっぱり実際乗ってみないと
本当の良さが分からないクルマだと思いますね。
あと、Q5を運転していて良いと思ったのが、
サイドアシスト機能(Side Assist Technology)。
最近はどの車にも装備されていますが、
サイドミラーでは見えない死角エリアに車両がいる場合
ドアミラーにある警告灯が光って知らせてくれる機能です。
GLCとかでは、サイドミラーの外側にこの警告灯が表示されるので
普通に前を見て運転している際は、
視線を外側に移動するように意識しないと
この警告灯が見えないのですが
Q5の場合、警告灯がサイドミラーの内側にあるので
感覚的に視覚に入りやすくて便利だと思いました。
内装については、事前の不安の通り
実物を見てもあまり高級感を感じなかったです。
・プラスチッキーなドアトリム
・センターコンソールのシンプルなデザイン
・トリムやピアノブラック等の無いパームレスト/シフトレバー周り 等々
Audiの内装は、全体的にスポーティーでシンプル。
そもそも高級感を追求するような味付けになっていない気がします。
この辺りは好みの問題ですので、仕方ないところはありますね(苦笑)。
試乗は、走行距離も時間もおそらく最短の15分程で終了ー。
ディーラーに戻ってからは
試乗車に一番見たかった装備の
バーチャルコックピットが付いてなかったので
営業マンFraserに言って、
ショールームにある展示車(確かA3だったかな?)
で見せてもらうことにしました。
おそらく色々な情報が表示できて、
表示方法もカスタマイズできるんだと思いますが
説明があまりなくて、使い方がイマイチよく分から~ず。
実際運転しながら試してみるのが一番だろうと思いますが
展示車でちょこっと触っただけなので、
本来の良さが分からないまま
「へぇ・・・」
くらいの感じで終わりました(苦笑)。
今のAudiからバーチャルコックピットを取ってしまったら、
一体何が残るんですかっっ?
(↑はい、バーチャルコックピット非装着で走りの良いAudi車がしっかり残ります!)
さて、その後はデスクに移動して
まずは値段を気にせずに
希望のグレードとオプションを
すべて付けた状態での
見積もりをお願いしました。
一旦席を外した営業マンのFraserが見積書を持って戻ってきました。
「全部のせ」の見積額は、ほぼ10万ドルになりました。
大体予想通りですが、やっぱり安くはないなぁー、と。
そう思いながら見積書を見つめていました。
するとFraserが、
「・・・じゃ、注文する?」って。
イヤイヤ、
レストランで料理注文してるんじゃないんだから
(そろそろ頼むメニューも決まったから店員呼んでもいい?的な)
そんなに簡単に契約できるワケないでしょーって。
しかも在庫の中で希望に近いものも無いみたいで
(というより調べてくれていない気さえもする。。。)
新たに注文することになるので、
納期は半年後!
ここの営業マン・・・
やる気がないのか?
いや、売る気がないのか?
Audiはもともと良いクルマなので
そんなに営業しなくてもモノが良いから
勝手にどんどん売れていくのか???
・・・ということで、
残念ながらQ5は今回の選択肢から
(見事)脱落、
ということになりました。
続く。。。
今回のGLC購入にあたり、色々な車を試乗・検討・交渉したので、備忘録的に経緯を残してみようと思っています。
あくまで個人的な感想ですので、ご了承ください。。。
GLC → NX → Evoque/F-Pace/E-Pace と
3週連続で試乗してきましたが、
その翌週には、
午前中に BMW X3
午後には Audi Q5
とダブルヘッダーで1日に2つのディーラーを巡ることにしました。
やっぱり試乗するなら、
それぞれのフィーリングや感想を忘れる前に
できるだけ短い間隔で立て続けに乗った方が
比較検討もしやすいですしね。
(↑とか言いつつ、実は単純に色んな車に乗りたくて試乗を満喫しているだけ?)
試乗してみないと分からないクルマの良さって
絶対あると思うんですよねー。
ほんと、試乗を趣味にしたいくらいです。
ということ(?)で、まずはBMW X3の試乗編からお届けします。
X3も長年目を付けていたモデルの一つで、
これまた、かなーり前に、日本で試乗したこともありました。
BMWと言えば、
「走りが良い! ただ内装がちょっと。。。」
というイメージでしょうか。
新型X3は、テールランプの新しいデザインが印象的で、
「BMWの内装はちょっと。。。」というイメージを払拭するほど
インテリアの高級感がアップ!
個人的には、内装に高級感を求めたいタイプなので、
ウッドトリム等の選択肢も用意されている新型X3は
かなり期待大! でした。
事前のリサーチでは、装備したいオプションはほぼすべてクリア。
・ヒートシーター/ベンチレーションシート
・オートクルーズコントロール
・360度カメラ
・ナビ
・ヘッドアップディスプレイ
・サンルーフ
・オートテールゲート などなど
そして、
最も重要な例のアレ、
ブレーキホールド機能
・・・も無事クリア!
お気に入りの黒木目のウッドトリムもオプションにあり、
モカレザーのシートもあってオシャレ。
・・・とまでは良かったのですが、
一つ事前リサーチで残念なお知らせがありました。
それは。。。
エクステリアカラーに
情熱の赤が
・・・ナイ。。。
今回のクルマ選びで
結構重要なチェックポイントになりつつあった
エクステリアカラーの赤。
これがX3には選択肢として存在していない、という残念な発見。
X4とかスポーティーなモデルには赤のエクステリアカラーはあるようですが、
なぜか今回新型X3にはナシ。。。
これだけが唯一悔やまれる点です。
仕方ないので、X3の場合は、
エクステリアカラーは、
黒もしくは白
辺りかな、と。
BMWへの試乗予約を例によってオンラインで申し込んだのが10月末頃。
ディーラーからはすぐに返事があり、予約完了ー。
試乗の日時まで2週間ほど時間がありましたので、
メールで以下の希望を事前に伝えていました。
・モカレザーやウッドトリム等を装着している展示車があれば見てみたい。
・ヘッドアップディスプレイ、オートクルコン、ベンチレーション等を試してみたい。
・HR-Vの下取り車があるので、試乗中に査定してもらいたい。
すると、試乗予約日の1週間前にディーラーから一通のメールが届きました。
ん? "Personal Video Presentation"??
リンクをクリックすると、
担当営業マンが展示車X3の機能や装備等の説明をしている動画が・・・!
BMWなかなかやる気です(笑)。
【2018年11月11日(日)10時 BMW X3試乗】
試乗当日、BMWディーラーに到着。
ディーラーからは事前にメールで
周辺の案内図がも送られてきていたので
駐車場の入り口もすぐわかりました。
1階が駐車場になっていて
駐車場に居たスタッフも愛想が良くて、
いい感じ。
駐車場からエレベーターで受付に上がり、
担当営業マンを待ちます。
待っている間にショールームに展示してあった
黒のX3 M Sportの実車を発見。
動画で紹介されていた展示車で
モカレザーにアッシュウッドトリムが装着されています。
まさに狙っていたシートカラーとトリムのコンビネーションです。
それまで保有した過去の車のシートカラーはすべて黒。
明るいシートカラーに対する憧れ、というは長年ありました。
ただ明るめのシートカラーの一番のネックは
汚れ
ですよね。。。
新型X3のシートカラーにも明るいシートカラーは用意されていて
特にコニャックという色は見た目に明るくかなりオシャレ!
でも汚れのことを考えると、現実的には少し明るさを抑えた
このモカがベストなんじゃないかな、と。
展示車の実物を見た感じも、やっぱり茶系のシートはオシャレ。
このアッシュ系のトリムも色合いが一番好きで高級感あるなー、と。
X3のステアリングハンドルのこの触感も個人的には結構好きです。
展示車にはサンルーフも装着されていて、なかなかの解放感です。
ちなみにX3のグレート展開は以下です。
・X3 sDrive20i (ガソリンモデル)
・X3 xDrive20d (ディーゼルモデル)
・X3 xDrive30i (ガソリンモデル)
・X3 xDrive30d (ディーゼルモデル)
狙いはもちろんディーゼルモデルなので、
排気量が小さいX3 xDrive20d
が今回の本命です。
X3は、他の候補車モデルの中で
一番最近にモデルチェンジしたクルマで
装備が非常に充実しています。
ナビやヘッドアップディスプレイ、
クルーズコントロール、オートテールゲート等は
すべて標準装備です。
これらの装備もBMW最新のものが採用されているので
候補モデルの中で、テクノロジーの面ではトップクラス。
合わせて内装の質感も、この新型X3からすごく良くなったので、
試乗前から、期待はかなり高かったです。
展示車のX3 xDrive30d M Sportを一通り見終えたところで
今回の担当営業マン、Danielがやってきました。
物腰の柔らかい感じの香港人。
簡単に挨拶を交わした後は、まずは試乗です。
事前のメールのやり取りでは、
希望モデルがxDrive20dであることは伝えていました。
が、試乗車はなぜかそれより高いグレードでガソリンモデルの
xDrive30iでした。
ホントはディーゼル車に試乗したかったんですけどね。。。(汗)
試乗の前にまずは車の説明です。
色々な機能の説明を受け、
次は車の助手席に乗り込んでナビ等の操作方法を聞きました。
その後、営業マンのDanielが一旦そのまま車を運転し、
クルマの機能をさらに説明してくれました。
自動駐車の機能について質問すると、
近くの道路でその機能を実演して見せてくれました。
クルマが駐車スペースを認識し、自動で駐車まで行ってくれる
パーキングアシスタントプラスというこの機能、
初めて体験しましたが、ほんとスゴイ!
その後はDanielと運転を代わり、試乗開始。
X3の走りは、予想通りで
アクセルを踏んだ後のレスポンスも早くて
さすがBMW。
その他に良いと思ったのが、テクノロジーです。
大型10.25インチのディスプレイは、タッチ操作も可能、
ナビもきれいで見やすく、情報量も豊富。
360度カメラも、クルマ周辺の様子が手に取るように把握できて
解像度も高く、これまたキレイ。
ヘッドアップディスプレイは、カラーで見やすく、
今走っている道路の制限速度や
電話帳の情報までも表示することができました。
(実際使うかどうかは別にして、ですが苦笑)
この情報量の多さは検討モデルの中では
群を抜いていました。
またBMW Connected+というのを使えば
スマホのアプリで、車の現在地を確認できたり
ナビで目的地の設定ができたりする、とのこと。
ほんと最近のクルマの技術は進歩しているなぁーと感心しました。
クルマの走りの良さ
レベルの上がって高級感の増した内装
最新テクノロジーを備えた装備
・・・どれを取っても良いとこだらけ、です。
営業マンのDanielも話易くて、対応も紳士的。
試乗中にHR-Vの査定もしっかり終わらせてくれていて
好印象のまま試乗が終了しました。
試乗後はディーラーに戻り
希望のグレードやオプションを伝えて
見積もりをお願いしました。
今ある在庫リストの中から
一番希望に近いものとして見つかったものが、
エクステリアカラーがダークグレーで
内装はブラックレザー、トリムは木目ではなくピアノブラック。
X3では、希望の赤色のエクステリアカラーが選択肢として存在しないので
その分、内装のモカレザーや黒木目トリムは是非付けたいオプションだったのですが、
現状、希望グレードのxDrive20dの在庫リストの中にはこの内装のものはナシ。。。
これはちょっと残念です。
あと、可能であれば是非付けたいベンチレーションシート。
これも現状、装着している在庫はナシ。
Danielの説明によると、ベンチレーションシートのオプションを選択すると
シートそのものが通常シートと異なるデザインのものになるため、
一部シート調整機能等を失うことになってしまう、とのこと。
X3でも、ベンチレーションシートは諦めることになりそうです。。。
展示車としてショールームにあったxDrive30d M Sportは
グレードや価格は希望よりは上ですが、
内装の組み合わせとしては希望通りで、
デモ車はひょっとしたら値引額が高いかも?
ということで、このデモ車の見積もりもついでにお願いしました。
一旦席を外した営業マンDanielが見積書を持って戻ってきました。
初回の見積依頼だったので、こちら側からは値引については
全く触れていなかったのですが、
「あとこれくらいなら値引できる」と
値引後の金額も提示してくれました!
それまで他のディーラーで見積もり額はもらっていましたが、
値引後の金額まで具体的に提示されたのは、これが初めて。
ちょっと驚きましたが、値引交渉開始すれば通るプロセスなので
最初から具体的な値引後金額を提示してくれた方が
ある意味効率的で、印象としては良かったです。
BMWは、個人的にはブランドイメージも良く
X3の装備や機能は候補車モデルの中で最新。
現状ある在庫では、好みの内装やオプションを一部諦めることになりそうですが、
その点を除けば、選択肢としては大いにアリかな、と思いました。
という感じでBMW X3の試乗は終了ー。
そのままランチ休憩して、午後からはAudiへ向かいました。
続く。。。
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