
宮古島警察署正面玄関前に佇む
←この2体の像、
知る人ぞ知る「宮古島まもる君」であります。
宮古島島内の交通の要所で、24時間365日休む事なく目を光らせている
正に社会人の鏡であります。
前回訪問した際、結構いろんな場所に設置されてんだなと言う感想は持ってました。
で、先日同僚と宮古島の話題となった時、今更ながら一体何処に何体あるんだろうと言う話になり、
こんな本を購入したり、インターネットで調べてみると、
ウルトラマンファミリーも真っ青の男19体兄弟であると言う意見が大半を占めていて、
更には、むさ苦しい男ばかりの兄弟の中での紅一点「まるこちゃん」が加わって、
全部で20体の大家族である事が明らかになりました。
更に調べて行くと、20体個々の設置場所や名前なんかも次第に明らかになって来た。
それらを参考にして、カーナビで使用出来る
マップコードを調査したり、
ストリートビューで設置場所を確認したりして、僕が作る資料の精度を高めます。
と言う訳で、事前準備は十分、機も熟した感もある今回、
満を持して出掛けて来たのであります。
今回の行程は、金・土・日の3日間。
金曜日の昼前に宮古島へ上陸し、レンタカーを借りる前、まずは1体目にコンタクト。
其の名は「いたる君」。
空港ロビー内で睨みを利かせている彼、ただ屋内設置と言う事で、
他の兄弟と比べると設置条件が極めて良く、
温室育ちの感は否めません。(表面には傷み等が全くない)
さあこいつを皮切りに、いよいよ本格的にミッション開始でっす。
でも兄弟全部載せるのも大変なので、印象的だった面々のみをご紹介。
まずは伊良部島方面に分散する兄弟からやっつける為に移動します。
そして伊良部島大橋手前の交差点に佇む彼を発見。
思わず「おっ、居た居た♪」と言う声も自然に発してしまいます。
其の名は「いさお君」。
でもですよ~。
か、顔が酷い事になってる。
正直ちょっと気持ち悪いぞ!(汗)
直ぐ目の前が整形外科なので、早急な治療をお勧めしたい。
お大事に~。
伊良部大橋を渡り切った突き当たりには彼の姿。
其の名は「たかや君」。
前回来た時にはまだ居なかった彼、別の場所から転勤して来た模様。
伊良部島と下地島との境目には↓こんな奴も。
身元不明のニューフェイス。
何でも泡盛の容器で出来ているらしいけど、30cmにも満たない立っ端に
不覚にも、思わず笑ってしまった。
牛乳たくさん飲んで、頑張って背を伸ばそう!
来間島手前に居る彼。
其の名は「てつや君」。
こいつを撮影している最中、直ぐ脇の交差点先でクルマが縁石に接触する事故があり、
凄い音が響き渡ったのには驚いた。
「てつや君」、チミの目の前で起こったこの事態を一体どう思う?
彼にはより一掃の監視努力を期待したい。(笑)
上野小学校正門横に居る彼。
其の名は「いずる君」。
撮影していると、この小学校に通っていると思われる児童警官から
「まもる君撮ってんの?」と職質を受ける。
「はい島中のまもる君を撮影しています!」と答えると、
「何で?」と切り替えされる。
う~む、何でと言われても・・・ここに「まもる君」が居るからなんだけど・・・。
等と言い訳を熟考している内に、児童警官は立ち去って行ったのであった。
不審人物として、連行されなくて胸を撫で下ろす。
次は福里派出所に居る彼ら。
ん、誰も居ね~じゃん。
いやいや、何と派出所の屋根の上での俯瞰勤務に勤しむお二人。
伊良部島にも居た泡盛タイプだけど、黒赤の二種類が存在。
君たちも大きくなりたければ、牛乳を1日3ℓ飲みたまえ。
海宝館前に居る彼。
其の名は「まさかつ君」。
彼はいつも金メダルを胸に掛け、その功績をアピールしているのが特徴。
目指せ東京オリンピック警備の部。
なかやすみ食堂前の彼。
其の名は「まさお君」。
塗装が剥げていて、まるで鼻水垂らしている様な間抜け面が特徴である。
真面目な表情で勤務しても、思わず笑われてしまう、可愛そうな存在。
だれかティッシュを貸してあげて!
町から池間島方面を目指す途中に佇む彼。
其の名は「こうじ君」。
実は彼の隣には、長く相棒のシーサーが居たんだけど、
毎日の激務に嫌気がさして、この場所から逃げ出してしまったらしい。
彼が乗っかっていた台だけが残っているが、
職場復帰する日は果たしてやって来るのだろうか。
宮古島警察署に佇むお二人。
其の名は「まもる君とまるこちゃん」。
いろいろとたくさんの兄弟が存在するが、元祖まもる君はこの黒い奴で、
20人兄弟の長兄と末っ子が仲良く佇む図。
何とこのお二人には、宮古島市から住民票が授与されているとの事。
本物の警官もウロウロしているので、緊張感漂う撮影に。
宮古島島内以外にも、単身赴任中の兄弟の姿が。
場所は多良間島、宮古島の西方に位置し、飛行機かフェリーで島へ渡る事になります。
実は今回、一番撮影が懸念されていたのが彼。
何故なら・・・飛行機で行って撮影を済ませ、また同じ飛行機で戻って来る単純往復を
行う必要があった事。
一見簡単そうですが、離島の飛行機って整備や燃料補給する事なく戻るので、
空港での滞在時間が、とにかく短いのが特徴。
仮に宮古空港からの出発が遅れて、戻りの便の手続きが間に合わないとなると、
以降の計画が台無しになっちゃう。
一応戻りの便の搭乗手続きも事前に済ませ、最悪乗り遅れた事も想定し、
夕方運行する次の便の予約まで済ませてましたが、
その間6時間以上も待ちぼうけを食らう羽目は是非避けたいところ。
一抹の不安を抱えながらも多良間島へのフライト開始です。
とてもハラハラしましたが、幸いな事に定刻よりも早い出発&到着で
多良間島での余裕が生まれました。
到着後、早速ダッシュで外へ出てみると、
そんな事情を全く知らない彼は、空港前に突っ立ってました。
其の名は「つよし君」。
いや~、会えて本当に良かった~。
感動のご対面も束の間、数枚だけ撮影して再度ダッシュで空港建屋へ戻ります。
結局、多良間島の地上に居た時間は約40分、無事撮影も終え宮古島に戻ります。
撮影も大詰め、再び宮古島に戻ってからは、
今回の撮影で最も交通量が多かった交差点に居る彼の下へ。
其の名は「りょうぞう君」。
ここは本当に交通量が多く、信号が変わるタイミングを狙って、何度か撮影を繰り返します。
直ぐそばの「あたらす市場」では↓こんな方も。
何と石像です。
20体兄弟を比較すると、ずんぐりむっくりしている印象。
ちょっとダイエットに勤しみたまえ。(笑)
そして最後の1体が宮古電水そばの↓彼。
其の名は「ひとし君」。
ここも通行量が多くて、撮影は結構面倒でした。
皆、じろじろ見て行くし・・・。(汗)
こうして2日目の夕方には、20体全ての撮影が完了。
予備知識がなかったら、ここまでスムーズな撮影は絶対に出来なかっただけに
ネット上に提供して頂いた情報には、深く深く感謝。
ナビ頼りのミッションでしたが、とても楽しく撮影する事が出来ました。
まもる君兄弟よ、これからも宮古島の交通安全を見守ってくれたまえ。
像以外には↓こんな物も。
看板ッス。
これ使って撮影する人なんか居るのだろうか!?と思いながら前を通過したら、
実際に顔突っ込んで、ニコニコしている旅人を目撃して我ちと苦笑い・・・。
島内でグーグルマップをチェックしてたら・・・。
いつの間にか宮古島の様子が↓こんな感じに表示される様になってました。
原因は全く不明だけど、ちょっと面白い。
ある紹介サイトのマップがこんな感じになっていたんだけど、
宮古島に行ってからは、全くチェックしてなかったのに何でだろうか。
因みに静岡に戻った現在も、島の様子はこの絵が付いたままであります。
その他画像達。
宮古島と隣接する島を結ぶ橋達を撮る。
伊良部大橋に・・・。
池間大橋。
更には来間大橋。
どの橋も宮古ブルーが炸裂する、とても素晴らしいロケーションに設置されています。
今回は3日間を通じて、合計6レグのフライト。
う~む、マイル修行に勤しんでいた頃を思い出すな~。
そんな中、1レグ目のフライトは「サッカー日本代表応援特別塗装1号機」、
通称「サムライブルージェット」。
外観は派手だけど、機内は至って普通である。
2レグ目は宮古への便。
新車になってからは初搭乗のジンベエジェット。
ジンベエジェットは大好きな特別塗装機だけに、
自然とテンションも上がりまくりです。
3レグ、4レグは多良間への行き帰りで利用したボンバルディア。
本当に久々なプロペラ機、着陸時の衝撃は結構怖い。
また優先搭乗のステータス保持者が多かったのにもちょっとビックリ。
5レグ目は那覇への戻り便。
自宅上空でもちょいちょい目撃する事のある「沖縄空手ジェット」。
そして最後6レグ目は、初日同様「サムライブルージェット」でした~。
ボンバルディア以外、全て特別塗装機だったのには正直驚いた。
多良間から戻った後には、宮古空港に↓この娘も登場。
こちらも新車となったサクラジンベエジェット。
今回は叶わなかったけど、またいつか乗ってみたいッス。
更には再び宮古に登場のジンベエジェットも撮ってみた。
空からの画像。
伊良部大橋を臨む。
宮古島へのアプローチ。
宮古島からのテイクオフ。
那覇空港へのアプローチ。
建設中の第2滑走路も、だいぶ形になって来た。
やはりここは外せない、聖地下地島空港。
伊良部島内の「まもる君」撮影ついでに迷う事なく下地詣でを行ないます。
さあ、タワーが見えて来ましたよ。
空港周辺には↓こんな看板が目立ちます。
17エンド・・・。
知らない人には一体?ですが、分かる人には分かります。
更に走り続ける事暫し、遂にやって来ました~RWY17エンド。
今回の僕の足になってくれたマシンと。
しかも2日連続で来てしまった。
勿論飛行機はアプローチして来なかったけど、
目の前に広がる青い光景と、潮の香りは以前と全く変わりませんでした。
ここで朗報!
どうやら来年から、ジェットスターが成田⇔下地島間の定期便を
1日1往復就航させる事が決定した模様。
更には国外キャリアによる国際線の就航も狙っているとの事。
当面は1往復だけに場所取りも熾烈になりそうだし、
南風運用になるかが非常に重要になりますが、
何より再び17エンドを飛行機がアプローチして来るシーンを拝めるのが、
今から楽しみでなりません。(また宮古に来る理由にもなるし)
ホテルで夜明けの太陽を拝む。
那覇空港のF15駐機中の図。
旅の最後は、お約束の↓これ。
と言う事で、やはり今回も強烈に後ろ髪を引かれる思いで宮古島を後にして来ました。
静岡に着いたら、あまりの寒さに正直驚いた・・・。
あまり見たくないかもしれないけど、
全まもる君兄弟の画像は↓ここから。
全体像
顔アップ