スーちゃんＲのブログ一覧

♪どれだけ～涙を流せば～♪
♪貴方を忘れられるだろ～う・・・・・♪

冒頭からまさかの「Rusty Nail」が炸裂。
でもこれだけテンション上がると、
同じ「Ｘ」繋がりから熱唱せずには居られませんでした。
その代償として、ご近所からの怒号や罵声、
抗議の電話が鳴り止みませんが、
取りあえずは気にしない事にしまっす・・・。（笑）






等と言う冗談はさて置き、今回は月の話題。
タイトルにある「月面Ｘ」、一般的には何だかあまりなじみのない語呂ですが、
月を取り巻くある自然現象のひとつに数えられています。
僕がその存在を知ったのは９月になっての事。
月に関する話題を調べていた時に偶然見つけてからと言うものすっかり虜、
そんな今回はこの自然現象をご紹介しまっす。


まずは一体「月面Ｘ」って何やねん？と言う疑問を解消してしまいましょう。
ネット上にある書き込みなんかを自分なりに解釈した見解が↓こんな感じです・・・。

月の満ち欠けが上弦の時、太陽光に照らされた月のクレーターの明るい部分と
影になる部分との組み合わせにより、月面に「Ｘ」の文字を浮かび上がらせる現象。
しかも月が「上弦の日」ならいつでも見れると言う訳に行かず、
月の明るい所と暗い所の境目（月面余経度）が３５８度くらいに
ならなければいけないと言う細かな条件も必要なんだそうです。
月面余経度とは月の子午線から西向きに測った月の明るい場所と暗い場所の境目で、
月が上弦の位置を０度、満月を９０度、下弦を１８０度、新月を２７０度と定義していて、
「月面Ｘ」が見られる３５８度となると、その子午線よりも極僅か東側に明暗の境目が
ある状態なんだと思います。
そんな条件が全て満たされた１時間程度の間、「Ｘ」の文字が姿を現す訳なんですね。
ただ月面余経度がその条件に当てはまる事くらい何回もあるのでは？
と言う新たな疑問が生じて来ますが、それが中々ない様なんです・・・。
仮にある「月面Ｘ」の観測可能日があったとします。
月の満ち欠けの一周期である朔望月は、月の軌道が不規則な事もあって
２９．２７～２９．８３日後とされている為、一定の周期ではありません。
その為、前回同様の月の満ち欠けが、丁度何日か後の同じ時間になる事はないんですね。
従って全く同じ満ち欠けの時間帯が真昼間になったり、肝心の月がまだ上っていなかったり、
仮に上っていても位置が悪い等の弊害が起こる可能性もあるので、
観測に適した日時が非常に限られて来るんです。

お分かりですか～？


その「月面Ｘ」、今年の観測可能日は・・・。

１月１９日(１７時半頃)
３月１９日(２１時半頃)
５月１７日(２０時半頃)

そして昨日、１１月１０日（１９時半頃）だった訳なんです。

指折り数えて待ちに待った昨日は生憎の雨、神様は何て意地が悪いのでしょう・・・。（涙）
でも夕方になるに連れ天気は回復、南の空には上弦の月がはっきり確認出来る様に。




雲の移動は激しく、その後の月は雲から出たり隠れたりを繰り返します。
出来れば定期的に撮影をしたかったところですが、この様な状態なので
月が出たら撮影すると言うスタンスで挑む事とします。
そして迎えた１８時４４分、久々に雲から出て来た月には「Ｘ」の姿が見え始めていました。



「Ｘ」の位置、分かりますかね？（クリックしてネ）



一番の見頃と言われていた１９時３０分頃、ラッキーな事に月は雲から完全に抜けました。
その時の画像が↓これ。


おお～、確かにはっきり見えます！
観測には絶好のコンディション、僕のテンションも一気にアップです。


時間ごとの「Ｘ」は↓こちら。


雲の影響で撮影時の設定が一律でないので、単純な比較は出来ませんが、
文字の移り変わりも何となく分かると思います。
僕のキャラには似ても似つかないけど、とても幻想的だし浪漫を感じますね～。（笑）



ついでに過去の画像も調べてみました。
おっ、ありましたよ！
時は２０１３年１月１９日、月と飛行機を狙ったルーティーンワークの画像が
見事に該当しています。


画像は↓こちら。




月の近くを悠々と通過するキャセイのＢ７４７と、月の右側を掠めて行ったＪＡＬのＢ７３７。


この時の最適な観測時間と言うのが１７時３０分頃だった様で、
１６時５３分に撮影した最適時間により近いＢ７４７の画像の月が↓これ。


生憎カメラの設定が月を射抜く飛行機側に振ったものだったので、月自体は多少ザラザラですが、
月面に浮かぶ「Ｘ」の文字が分かると思います。


そしてこちらは最適だった時間から約１時間３０分後のもの。


月の表面を照らす太陽の位置が変わった関係で、クレーターの影の形に変化が見られる為、
ちょっといびつな形ですが、辛うじて「Ｘ」の文字が分かると思います。


上２つの月全体等倍画像は
こことここ。

この時は「Ｘ」の存在を全く知らなかったので、正に偶然の産物だった訳ですね。



それにしても今回、曇りがちだったとは言え無事に見れて本当に感激。
初めて観測した人も偶然見つけたみたいなんだけど、素晴らしい発見だと思います。
宇宙の世界って想像も出来ない知らない事が色々ありますね。
次の「X」は来年４月なんだとか・・・。

ちなみに調べている内に、「月面Ａ」と言ってアルファベットの「Ａ」の文字に見える
クレーターがある事も知りました。
この光景は今週末、１１月１６日に見る事が出来そうです。（今度も晴れてネ！）

・・・射抜かず。

無念ッス。

自宅前ポイントでは、
過去の実績から今日の月の方位と高度によると、
１９時±１５分ぐらいが狙い目でした。




その時間に自宅上空を通過した飛行機は１機、
ファインダーを覗いていると、月のそばを優雅に通過する姿は見る事が出来ました・・・。（涙）
飛行機は貫通しなかったけど、今日はとても綺麗な月です。

完璧出遅れました。（汗）
最早いろんな方々がブログに上げているこの話題、
でも折角撮影して来たので、載せちゃいますよ～。








月食が起こる日は満月の日な訳ですが、満月と言えば僕の場合は通過飛行機の射抜きショット。
昨晩もその例に漏れず狙っていた訳です。


でもようやく狙えそうな位置に月が上って来る頃になると、自宅上空は一面雲に覆われる始末。
最近、満月の日はいつもこうです。

まあ飛行機は次の機会があるのでいいとして、後から控えていた皆既月食に関しては
当然そう簡単に見れるものではない訳で・・・。

早々に拘りの自宅上空を捨て、何処かに移動する事に決定。
携帯電話でポイント予報をくまなくチェックすると、どうやら西の方に行けば、
月食の時間内にも晴れている様子。
考える間もなく、３４号暖気開始であります。

月食が始まる時間的にもあまり余裕がないので、急ぎ移動開始。
そして走る事約１時間、目的地に到着。

こちらも雲は多めなれど、所々に切れ間があるので、自宅上空よりも少しはマシ。
早速撮影準備に取り掛かります。

２１：４５。
いよいよ月食がスタートであります。


等時間間隔で撮影したかったのですが、雲もあるので、月が見えた時々に撮影する方向で。






地球照によって赤く照らされてますね。
何とも言えない雰囲気です。

いよいよ皆既食直前。


皆既食になりました。


ちなみに冒頭の画像が食最大の頃のものです。
本当に神秘的です。
暫く口を開けたまま見とれてました。（笑）

ＩＳＯ感度高いので、ちょっとザラザラ気味ですが、等倍でも。

定番パラパラも。

そして約５０分間の妖艶な月の輝きは終りを告げます。

皆既食の終りです・・・。


それにしても、いい物見せて貰いました。
皆既月食って、ひょっとすると初めて見たかも・・・。

流石に最後まで見届けるとなると、ここから更に１時間プラスとなるので、ここで退散して来ました。

その後家に着くと、こちらでも綺麗な月が見えてましたが、月食はほとんど終了に近い状態でした。

ああ～、首が痛て～。

満月ですよね。
相変わらず満月ともなると
何となくそわそわしてしまうんですが、
生憎、外は激しい雷雨です。（笑）
先週のある晩、ふと空を見上げると
千歳を離陸した飛行機が月を射抜く姿を見て
思わず雄たけび。
本格的に狙ってみたくは成るものの、
それが出来ない状況下に居るのを
ちょっぴり悔しく感じる今日この頃って感じです。

↑は昨日の様子。
機内から撮影した月齢１４．９の月です。まあコンデジではこんなもんです。（涙）
月の下側を通過する物体は、何かミサイルみたいですが、
れっきとした飛行機雲を引く旅客機です。（結構トリミング）
「空の上でも月を射抜く！」また狙ってみたいテーマが増えました。（笑）

今日は中秋の名月。
時間もあるし、久々に八兵衛を引っ張り出して、
月の出から狙ってみる事に。
静岡での月の出は１７時少し前、方角は９０度、
ずばり真東です。







ちょっと早めに準備してウォーミングアップがてら飛撮から。
伊丹行きガンダムジェット通過。相変わらず腹なので、分かり難し。


アップにしてみると右側のエンジンの前に何となく絵が見える気が・・・。



謎のＢ７４７通過。腹が青い機体。


何処かのカーゴかチャイナエアーのボーイングカラーかな？


コントレールをひくＢ７４７。さっきのとは別の機体。



禁断の太陽ショット！良い子のみんなは真似しちゃ駄目よ～。（笑）







そして・・・。



ようやく姿を見せましたよ。


まだ明るいので、分かり難いですね。


家路を急ぐ鳥達と。



やっと分かり易くなって来ました。でも雲が多く霞み気味。



ここから暫くの間、月は衣裳替えの為に雲の中へ。（笑）

辺りもすっかり暗くなり再登場！！
おお～流石に明るい月齢１３．７の月。


定番、超トリの月アップ。


実は明日が満月だったりします・・・。

月と木星（左下の点）。


昼間はとても暑かった静岡、その暑さが嘘の様に心地好い風が吹く中、撮影を楽しめました。