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2014年03月17日 イイね!

「ボーイング747さよならフライトチャーター」に参加してみる。

「ボーイング747さよならフライトチャーター」に参加してみる。昨日行われた
「ボーイング747退役記念さよならフライトチャーター」
に参加して来ました。
ANAの保有する747の退役イベントの一環ですが、
一体どんなイベントになるのでしょう。
興味は尽きません。









さてこの便に乗る為には、まずチケットを入手しなければいけません。
赤組で行った「下地タッチアンドゴー」や「ドメの747ラストフライト」同様、
電話による白熱の争奪戦が展開される事が予想されます。
毎回大変面倒な作業なんですが、やるしかありませんね。

で、このツアーの申し込み開始日時は1月24日14時。
手は2本しかないので、取りあえず家庭用電話と携帯電話で挑戦してみる事に。
時計を見ながらカウントダウン、14時丁度にヒットする様にコールスタートです。
果たして結果は・・・。



「只今大変込み合っちょります・・・。」

早速電話から聞こえた声は機械チック丸出しなやる気のない女性の無情な叫び。
まあ最初から繋がるなんて夢にも思っていなかったので想定の範囲内、
早速リダイヤルをして挑戦継続です・・・。

こんな事を繰り返し、そろそろ焦りも見え始めたファースト・ヒットは
何とチャレンジ開始から40分後。


ここで女性の台詞がおもむろにチェンジされます。
ただ相変わらず機械チックである事に変化はありません。

「ナビダイヤルでお繋ぎします!
 この通話は**秒ごとに
  約**円の通話料金が掛かります・・・。」



「おお~おお~、え~がなえ~がな。」
「チケット買えるなら幾らでも払うちゃる。」


すると・・・。


「プツ、プー・プー・プー・・・・・」


「お゛お゛~!?、何た゛とこ゛ら゛~!!」


通話が切れちゃいました。僕もついでに切れちゃいました。
以前のこの手の申し込みもそうだったんですが、
ナビダイヤルに繋がっても突如切れてしまうので、全く持って油断出来ません。
涙を浮かべながら再び振り出しに強制連行です。(号泣)

その後も繋がっては切れ繋がっては切れを繰り返し、
でもでも次第に繋がる回数が増えて来た・・・と言う事は、人気のある席は売り切れ
何となく販売に落ち着きが見られ始めたと言う事が想像出来ます。

そして結局決着が付いたのは何と何と2時間40分も後の事。
やっとの思いで機械じゃない本当の女性の声が聞こえた時には、
本筋から逸れて、思わず世間話でも炸裂しそうでしたが、直前になって我に返りました。
非常によそよそしく

「え~、まだ乗れますか?」

等と発言。
聞けばプレミアムは勿論、普通席窓側、アッパーデッキも既に売り切れ、
1階の窓側以外の席ならと言う状態で残念ながらここで終戦です。(その日の晩の図

まあ参加する資格を得ただけでも良しとしよう。


後は突然湧き上がる出張を何とか切り抜けられれば・・・と祈る毎日、
仕事も何とかアレンジ出来たし段々テンションも上がって来ました。


実は今回のチャーターフライトの出発地は羽田ではなく成田。
静岡からだと正直行くのが面倒なんですが、以前聞いた事がある
羽田ではチャーター枠は早朝にアサインされている事が多く、この手のイベントには
不向きな事もあるらしい。しかも今回は出発前に機体の撮影会も開催されるので、
保安管理上羽田では難しいんだろうな~と勝手に納得。


成田早朝出発となると、当日入りでは間に合わない為、
前日銀座でカメラのメンテがてら成田に移動する事に。
久々に成田エクスプレス。(以下NEX)


今回は初E259系、以前の形にも増してスマートな印象で格好いい。
前に乗ったのは赤い会社の747退役の時だから、約3年ぶりの成田って事になる訳か。


こんな風景の見えるホテルに宿泊。


不思議とドキドキ感を感じないまま普通に就寝。
ジジイだからか?(笑)


明けて3月16日、早朝より空港に移動
出発案内に目的の便を発見。


2001便!?・・・意外と普通。


ま~だ閑散としていますが、こちらがチケット交換場所。
何処に座るかは、ここで初めて判明します。
まだ札が貼られてませんが、五十音順で列が振り分けられていて
自分の名字に該当する場所に行って受付を済ませる訳ですね。



スーちゃんRの”ス”なので、僕は迷わず”た行”に並びます。



そんな訳で受け付けも無事終了し、保安検査場を早々に抜け、搭乗口にやって来ました。



747は沖留めされている模様。
ここからはバスにて移動しまっす。
移動する事暫し、「おお~、見えて来ましたね~。」



このイベントにアサインされた機体はJA8961、
実は最後まで残った2機の内のもう1機、JA8960は既に退役してしまったらしく
この機体が本当に最後の最後の1機となった訳です。

バスから降り早速撮影会の開始です。
乗って来たバスごとにパートが分けられており、到着したばかりの人々は
後方のセクションから攻略開始です。


垂直尾翼の上の方にあんなちっちゃな羽根があったとは・・・。
どんな空力デバイスなんだろう。


普段はなかなかお目に懸れないアングルだけにちょっと新鮮。


太陽が丁度上って来て、羽根の部分に懸ってます。


747の特徴と言えば何と言っても4つのエンジン。


ゼネラル・エレクトリック製(GE)CF6-80C2B1F。



えげつない方向に向いてますが、実際にこんな角度で装着されていないので
お間違いのない様に。(レンズのせいだよ)


メイン・ギアもとてつもない迫力。



横断幕第一弾。




さていよいよフロントセクションに移動して来ました。



ここに来ると、改めて背の高さを実感する事が出来ますね。



↓こんな感じで撮影に満足した(あるいは時間切れ)人達から機内に搭乗します。



僕は撮影に満足したので、搭乗します。
でもタラップから・・・くどいけど再びエンジン。


この場でエンジンスタートされたら、間違いなく吸い込まれるな。


僕が機内に乗り込んでからどれ位の時間経ったでしょう。
ようやく最後のバスでやって来た方々の撮影も終了し、いよいよ目的地熊本空港へ出発です。


この日は南風運用。
離陸の為、RWY16Rに向かいます。
「さくらの山公園」は盛り上がっていたんでしょうね。


クリアランスが取れた後、いつもの如く怒涛の加速を見せつけながら離陸して行きます。
上昇過程でベルトサインが中々消えなかった機内では・・・。
↓こんなのや・・・


↓そんなの・・・


はたまた↓あんなのを拝む事が出来ました。


実は僕は通路側の席だったんですが、隣に座ったご夫婦がとても良い人達で、
窓からの景色を撮影してくれました。(有難うございま~す)
聞けば窓側席最後の1席を射止めた方だった様で、文字通り幸運の持ち主様でした。


昼餉。


ビジュアル的にはプレミアムクラスのお弁当って感じですが、
開けてみると↓こんなオプションが!


ちょっと毒々しいですが、747をあしらったカマボコが狭いスペースながら巧みに駐機中。
ちなみに下段は寿司です。

昼餉のデリバリーに思いの外時間が掛かり過ぎた様で、
のんびり味わう間もなく目的地が近付いて来ました。
窓から見える空は関東で見たそれと比べると、ちょっと霞んだ感じが残念ですね。



ここでも怒涛の着陸を披露・・・したはず。(予想)
熊本空港では国際線ターミナルにスポット・イン、タラップで地上に降ります。
地上では横断幕第2弾と言うかボードでのお出迎えが。


聞けば以前747も就航していた様で、今回もある意味「里帰りフライト」の中の
ひとつであったんだと感じました。


747も思わず撮影。




さて一般の来場客と分離する為、国際線ターミナルに隔離された我々参加者達、
ここでは歴代征服じゃなかった制服で着飾ったCAさん達の撮影会と、
往路を飛ばして来たパイロットさんの講和、並びに何やらグッズが貰えると言う
抽選会が開催されるとの事。


まずはCAさんの撮影会。
乗って来た座席ごとに区切られて、短時間ながら全員好条件で撮影出来たのはグッド。
でもその間約1時間、顔は笑顔ながら、ず~と立ちっ放しのCAさん達はちょっと気の毒だったな。


とか何とか言って置きながら、しっかり撮影をも済ませたスーちゃんRなのであった。(完)
でもANAのCAさんの制服って結構コンサバな印象・・・。


次は機長さん達の講和。


なかなか面白いお話を聞かせて頂きましたが、
「この後の操縦が終り、4つのエンジンを切った時に
何か思う物が込み上げて来るでしょうね」的な事を仰っていた機長さんのお言葉は、
心に響きました。
747の退役後、左の機長さんは787、右の機長さんは777に移行するんだとか。

ちなみにこの後の抽選会に関しては、この手の催し物に関しては全く縁のない僕には
不要なイベントだった事を軽くご報告して置きます・・・。



国際線ターミナルでのイベントも終了、外に出てみましょう。
おっと、いつの間にか国際線ターミナルから移動して来てた。


空港外周路に停車中のクルマの多さにも注目。


僕もこれやってみたい。


まるで天にも昇る様な心境になるに違いない。(笑)



さあ次は遊覧飛行へ向け出発を抑えます。
実はこのツアー参加者向けに特別に開放されるエリアが展望デッキにあった訳ですが、
一般の方が入れないとは言え激しい場所取り紛争が勃発する事は必死、
早目にデッキ入口で並んで待機する事に。

ここで何とこの方と対面。
周囲を注意深く観察していないと、本当驚かされます。


特別なエリアが開放されたのは遅れまくっていた遊覧飛行の
プッシュバックが開始された直後の事。
これに間に合わなければ辺りで暴動が起こっていたかも知れない様な不穏な空気が
漂っていたので良かったです。(汗)

場所取りにも成功し後は撮影&見学に勤しむのみ、
どんな画が切り取れるか楽しみですね。

ふと隣に居た女性を見ると、耳にエアバンのイヤホンを突っ込み
滑走路を睨みつけながら747の動向を見守っています。
更には管制との交信を漏れなくメモに残している様子、
ちょっと失礼して覗かして貰いました・・・。

15:05 RWY25 Cleared for take off.

って書いてありました。
遊覧飛行のANA2014便のクリアランスが取れた時間です。
手強い!女性だからと言って甘く見ると蹴散らされそうです。


僕は軽い驚きを感じながらも、747は何事もなかったかの様に遊覧飛行にお出掛けです。


ほぼ目の前でエア~ボ~ン。


行ってらっさ~い。




何もする事なくただ過ぎて行く時間、場所を取られてしまうので、
移動する事も出来ず立ったままの状態、最早罰ゲームの様相を呈して来た約1時間10分後、
さっきと反対側(RWY07)から747がやっと戻って来ました~。



一旦RWYエンドまで進み、再びこちらに戻って来た際にイベントの1つが開催されます。
戻って来た747と消防車、さすればやる事ただひと~つ。



ウォータ・キャノン炸裂!






昨年MD90でここに来た時には体験する側でしたが、
実際目撃するのはこれが初めて。
格好良い~ッス。



遊覧飛行を終えいよいよ残すはタッチアンドゴーを残すのみ。
帰りの便の時間も相当押している為、果たして何度離着陸をするのか注目される中、
再びテイクオフする747。
空港の外周をゆっくり1周し、RWY25側からその姿が見えて来ました。
着陸をして地上をそのまま滑走、目の前を通過する頃には
再びエンジン音が大きくなりそのまま離陸、
何て格好良い飛行機何だと改めて実感。(涙出そうになったし)
デッキの何処からかは拍手も。
皆、同じ事を感じていたのかも知れません。
(画像は同じ様な感じの物なので割愛)


結局タッチアンドゴーは1回で終了。(残念至極)
↓これは全ての任務を終え、熊本空港に最後のランディングする図。


こうしてイベントは終了となりました。



急ぎ帰り仕度をします。
デッキでは18時までに保安検査を受けてネ~との事だったので結構忙しないです。
空港内にあった747に関する展示品はほとんど見る事なくそのまま保安検査場に突入、
めでたく熊本脱出の準備が完了。


↓帰りの便。


2002便、ぬお~行きと一緒で全くひねりなし。


横断幕第3弾。


↑これは各地で行われた747里帰りフライトで掲示された物。
心温まるメッセージがいろいろ添えられていますね。
こいつは是非生で見たかったので、ちょっと感激。


沈む夕陽と。


美空ひばりの「真っ赤な太陽」を割と大きな声で歌っていたのが
周りに聞こえていなかったか、今になって心配になって来た。



結局当初の予定から1時間程の遅れで、成田へ向け出発です。
離陸直後は翼を振りながら地上スタッフ達に敬意を表し熊本を後にしました。


機内では淡々と時間だけが過ぎて行きます。
行きの便の機内でもそうだったんですが、赤組のラストと比較すると
イマイチ盛り上がりに欠ける感が・・・。
何かラストの便に乗ってるんだぞ~と実感する感動的なアナウンスやイベントが
非常に少なく感じたのが残念でした。(この辺は赤組の方が1枚も2枚も上です)
折角の747、しかもチャーター便なので、もう少し工夫が欲しかったと言うのが正直な感想。
まあ社風なんでしょうね。


着陸が迫って来ました。
機長からの案内で成田着陸は条件が整っていれば機械による自動着陸を試みるとの事。
設備が整っていない空港では出来ない離れ業ですが、自動で運航していて
いや今から手動に切り替えだ~!と言うシチュエーションになった際、
パイロットがギリギリでも対応出来るか否かと言う技術力が必要だと
何かで読んだ事があります。
どちらにしてもハイテクですね。


そんな事を全く感じさせないまま2002便は20時過ぎにRWY34Lに着陸、
チーパーさんによれば、本当に自動着陸を実施したんだそうな。
機械も侮れないなと実感した瞬間でした。


こうして何事もなく復路の旅も終了した訳ですが、実は少し焦ってました。
帰りの新幹線にギリギリ間に合うNEXの出発時刻が刻々と迫っていたのです。
降機後、いつもは写真を撮ってお別れするんですが、今回は全てパス。
一目散に荷物を預けて置いたコインロッカーを目指します。
でも流石は国際空港、歩く距離も尋常でありません。
結局荷物を手にし切符売り場に到着したのはNEX出発1分前、
チケット販売情報が次の列車に切り替わる世紀の瞬間をも目撃。


居残り決定です!(涙)



今回のイベントで一番悲しい思いをする羽目になるのが、まさかこの場面だとは。
一人トイレで泣いて来ました。(嘘)
こんな事ならゆっくり747撮って来れば良かったよ~。
結局最終のNEXで都内へ移動、翌朝の新幹線も考慮し大井町に宿を構えましたとさ。


メデタシメデタシ・・・。





























全然メデタクないぞ~。






3月31日の747完全退役まで残りあと13日。
日本の空から747が消えるその日が本当に来た時、
僕は一体何を感じるんだろうか・・・。



----------------------------


おまけ
今回の戦利品。


この他にトートバッグにクッキー等。
747は大き過ぎて絶対に駐機出来そうにない予感。




Posted at 2014/03/17 19:54:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | ツアー | 日記
2012年01月20日 イイね!

興奮の坩堝。

興奮の坩堝。こんなツアーに参加して来ました。
成田空港と羽田空港周辺の
普段は入る事の出来ない日本航空の
施設に大胆にも侵入してしまおうと言う
企画であります。

尚、始めにお断り致しますが、お約束事があり
残念ながら画像は掲載出来ません。
(文章も敢えて簡素化します)



行程は2日(厳密には1日半)に分かれており、平日ですが20数名が参加されていました。
女性の参加者が多いのにも少し驚きましたね。

まずは1日目。
成田空港へ集合後にバスで整備場へ。
整備中の2機の機材を笑っちゃうくらいに近い距離から見学。
時間も十分あるので、各部で懇切丁寧な説明が入ります。

一通り見学後、次の目的地に移動。
成田空港内にあるオペレーションセンターにて出発前の機長とディスパッチャーとの
ブリーフィングの模様を見学します。
実際のフライトプランを見ながらの説明はベリーディープ!
専門用語も飛び交う非常にマニアックな世界を大いに満喫。
隣の机では本当のブリーフィングをやっているのもリアルさが増して来ます。

僅か半日にして最早昇天直前の僕、2日目も大いに期待しつつ宿泊先のマロウドホテルに。

明けて2日目は、寒気に伴う雪が舞う中、天王洲アイルにあるJAL本社に移動。
こちらではOCC(オペレーション・コントロール・センター)を見学。
こちらで説明してくれたのは、お若い女性の方だったんですが、
非常に知識が豊富そうで、僕も思わず飛撮の時に抱いていた疑問を質問してしましました。(笑)
でもこんな方が友人に居たら、毎週飲み代を僕が持ってでも飲みに誘いたくなっちゃいますね。

次はCAさんの訓練に使用されるモックアップ見学。
まずは訓練中のCAさん全員による歓迎挨拶に完璧撃墜された僕、
いや~凄い所に来ちまった~。(汗)
正にドラマ、アテンションプリーズの世界!上戸彩さんや相武紗季さん、
古くは紀比呂子さんが居ないか辺りを見渡してしまいました。(居る訳ないね)
ここでもいろいろ質問攻めにしてしまいました。(笑)
昼食として実際の国内線クルーミールを実食。
予想以上に質素な食事がまたリアルさをそそります。

更にここでは緊急時のライフジャケットも試着。
これは実際に着たくはありませんが、
初めて着るのとそうでないのとは凄く違うと感じる貴重な体験です。
結構窮屈ですよ。

華やかそうなCAさんのお仕事ですが、非常に重要で大変な別の顔を持つと言う事を
改めて実感した次第であります。

そしてこの日のメインイベント、フライトシミュレータ見学であります。
構内のほとんど全てのシミュレータが実働中で、正に訓練真っ只中。
注目のあの機体も動いてましたよ。(謎)
そんな中、我々は退役迫るMD90のシミュレータを見学。
コックピットとはよく言ったもので、本当に狭い空間に所狭しといろんな機器が鎮座してました。
この頃は興奮度もMAX、もう完全に意識はありませんでしたね。(笑)

そんな訳であっと言う間に全ての行程が終了。
非常に惜しまれつつ解散となりました。

このツアー、金額はそこそこ掛かりますが、内容に関しては全く損した気分にはなりません。
現地参加のプランもあるので、宿泊しなければ意外とリーズナブルに抑えられるかも・・・。
終わったばかりですが、また絶対に参加したくなった魅力十分な大人の社会化見学でした。
Posted at 2012/01/20 20:34:39 | コメント(10) | トラックバック(0) | ツアー | 日記
2011年04月29日 イイね!

凄い場所でした。

凄い場所でした。今日はゴールデンウィーク初日にして
最大のイベントに出向いて参りました。
数年前、僕が何となく空港に通い始めるきっかけになった
←このドラマでも撮影に使用されていた
日本航空の羽田整備場。
ずばり大人の社会科見学であります。
モノレールの整備場駅から徒歩数分の場所に
目的地は聳え立っています。










受付を済ませ、エントランスからエレベーターで上に上がると、
目の前に非常に見覚えがある光景が広がります。


ドラマのシーンでよく登場した飛行機の模型達、そばには機内で使用されている椅子達、
「おお~、あの時の光景だ~!!」
もうこの段階でボルテージは最高潮!期待は高まるばかりです。
待ち時間では自身初のコスプレも体験。
こちらの画像は一身上の都合から省略します。(笑)
やがて定刻となり、まずは座学教室から・・・。
飛行機が飛ぶメカニズム、いわゆるベルヌーイの法則を分かり易く説明して頂きました。

そして説明も終わり、いよいよハンガーに移動です。
事前の説明では、ハンガー内にはB777-300、B737-800、A300-600R、
そしてMD90が駐機しているとの事。
B767以外全部じゃん!!

ハンガー内は撮影出来るんですが、WEB上には載せないで~
とお達しがあったので、残念ながら画像なしです。

ドアが開きます。目の前に広がる光景を目の当たりにして出た言葉は
「うわ~凄い!!」と何とも単純なもの。(笑)
興奮すると人間なんてこんなもんなのでしょうね。
そしてまず見えた機体がB737-800。
でもこいつは只のB737-800ではありませんでした。
新品で羽田にフェリーされたての機体で、何とハンガー内で鶴丸塗装に変更中の代物。
丁度マスキングが剥がされている真っ最中で、
「JAL EXPRESS がんばろう 日本」の文字が姿を現した世紀の一瞬を目撃した僕は
気を失い掛けました。(笑)

これだけ見ただけでも3日は飯は要らない程の満足感、凄過ぎる~。
ちなみにこのハンガーでは、777-300も重整備中でした。
その後、隣のハンガーに移動すると・・・退役を控えたA300-600Rが3機も!!
JALの文字も消された機体もあり寂しい限り、噂では1億でお譲りして頂けるとの事。
何回ローンが適用可能か質問し忘れたのが、ちょっと残念。(汗)

ハンガーから16Rを離陸する機体を何機か見送り、見学もほぼ終了。
無論、もう一周したくなったのは言うまでもないところ。また是非来たいです。

今回ご一緒した方は、B747ラストを通じて知り合いになった方ですが、
B747が現役時に来たかったね~と言う意見で激しく同意。(笑)
下地島や那覇空港でもそばで目撃しましたが、ここで見るのもまた凄い事になるんだろうな
と思いつつ、整備場を後にしました。
Posted at 2011/04/29 22:56:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | ツアー | 日記
2011年02月21日 イイね!

飛べB747!惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライトツアー(DAY2)

飛べB747!惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライトツアー(DAY2)さあ明けて2日目の行程スタートです。
今日は那覇から羽田までの最終レグ、
本当にドメス機材のラストフライトに
なります。







那覇空港に移動し、受付を済ませ搭乗ゲートに移動。
出発案内には我々の搭乗する便も表示されています。


彼も既にスポットに移動しスタンバイ。




ちょっと早かった為にラウンジで時間を潰した後、出発セレモニーも近付いたのでゲートへ。


予定時間を過ぎましたが、出発に向けての最後のセレモニーがスタート。


副部長さんの挨拶。


すっかりおなじみとなったCAさん達。


CAさん達も「一生分のフラッシュ浴びたね」と言って居たそうですが、
確かにその通りでしょうね。その内の何枚かをご協力させて頂いてます。(笑)

毎度恒例となった航路説明も今回が最終回。


さあ、いよいよ出発です。


羽田行きラストフライト1024便、ずばり「飛ぶよ便」は相変わらず30分位の遅れで
スポットを離れます。那覇空港の送迎の模様。


ボーディングブリッジで盛大に見送って頂いた後、
雨の中、皆さん外に出てお手振りです。どうも有難うございます。感激しました~。
離陸時には何と滑走路を挟んだ反対側の整備ハンガーから整備士さん達も手を振っていた模様。

最終レグは機内での大きなイベントの予定はなかった為、ベルト着用サインが消えると
またもやこれでもか!と言う方々がアッパーデッキに詰めかけ、
我々は再び身動きが出来ない羽目に。(涙)
まあ最後の限られた時間なので、気持ちは良~く分かります・・・。みんな暑過ぎですよ!

ちなみに↓これ、アッパーでは一番金額の高かった「秘境席」。


400Dにしかない珍しい席だったりします。
上に来る方は後部のギャレーとこの席に興味深々の様子。
僕が座っていたら相当不機嫌になっただろうと予想。(笑)

アッパーへの階段。


これも747の特徴ですね。でもこの周辺の混雑ぶりが半端ではなかった訳です。(汗)
でも冷静に考えると、今回のアッパーデッキ選択は大正解でした。
新たな発見もいろいろあったし、本当に魅力的なエリアですね。

天気が今一で今日は海も見えない状況でしたが、
JA8084のレジを絡めた同じ様な画像を何枚も撮影してしまいました。


2つのエンジンとレジ番号がぎりぎり見えたのも満足度高しの要因の一部。

並走する航空機、角度の為か黒いコントレール。


こうして最後の時間が刻々と迫って来ます。
いろいろ解説してくれた機長さんの三本締め、挨拶の際には少し声が詰まってました。
我々以上に思い入れも大きいでしょうし、「この飛行機の機長になるんだ!」と言う気持ちで
やって来たでしょうし、きっと居たたまれない心境でしょう。

そして14時頃に予定通り、34Lにランディング後、そのままターミナルからだいぶ離れた
オープンスポットに移動。


CAさんの「747は本日をもって引退しますが今後もJALをよろしくお願いします。」と言った感じの
挨拶でこの旅は終了しました。

那覇空港と同様にタラップで地上に下ります。
地上ではグランドスタッフさんの他にかなりの数の報道陣も待機。
無論、僕が下りて来るのを待って居た訳ではなかった様です・・・。(笑)
地上では余韻に浸る間も与えられずバスに乗り込む様にと言う指示が出されていました。
でも!
数枚だけ撮影。↓これは報道陣の目の前で撮影したもの。


「こら、そこのおっさん邪魔だ!」と罵声を浴びせられると怖いので、そそくさと退散。

今回のベストショットかな~と今感じている画像。


「41年分のありがとうをジャンボに乗せて」。
何気ない言葉ですが、重みがありますよね。

沖縄離陸前、副部長さんのおっしゃっていた、「物事には終わりがありますが、
終わりが来なければいいなと思う事もあります。今が正にそれです。」と言う言葉が心に響きます。
恐らく、搭乗した全ての方がそう感じているでしょうね。
でもそう思う気持ちがあれば、きっとこれからも我々の心の中をB747は飛び続けてくれると
思うんです。下らん妄想だ!と言う方もおられるでしょう。
でも僕はそう思っていたいですね。僕にそんな風に感じさせる特別な飛行機のB747
本当に長い間お疲れ様でした。

最後にこのツアーを企画・運営された全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
感動的なツアーで、本当に何度か泣きそうでした。参加出来た事を非常に光栄に思います。



その他画像。
このツアーの搭乗券達。


上から
新千歳行き、3152便。(最後に)
沖縄那覇行き、2703便。(これは当時実際に使用されていた便名なんだそうです)
そして一番下が羽田行き、1024便。(飛ぶよ)
新千歳行き、羽田行きを合わせると、「最後に飛ぶよ」と言う事になります。

戦利品。


また宝物が増えました。
Posted at 2011/02/21 00:22:49 | コメント(10) | トラックバック(0) | ツアー | 日記
2011年02月20日 イイね!

飛べB747!惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライトツアー(DAY1)

飛べB747!惜別ジャンボ国内線専用機-400D退役フライトツアー(DAY1)※今回は長いです。
  疲れている方やいらいらしている方は
  軽くスルー願います。(笑)








そんな訳でツアー第一日目のスタートであります。
今朝は4時起床、今回宿泊したホテルは飛行機好きの人は泊まると寝不足になるので、
特に非常に注意が必要です。(飛行機の離着陸が気になって睡眠どころじゃありません。)

冗談はさて置き、5時15分にホテルを出発し、
集合場所である第1ターミナル北ウイングに向かいます。
早朝だけど、人の多さにちょっとびっくり。
で、その北ウイング、ある一角だけ人の集まり方が更に凄く、
間違いなくあそこが集合場所なんだと分かります。


早速受付を済ませ、用もないのでセキュリティゲートを
とっととくぐり抜け搭乗口へ。
そこには今回の主役が既に駐機しています。


今日は頼むぞ~。
機長から羽田から千歳までのフライトの説明があり、
いよいよ搭乗開始。皆さん記念撮影等行いながらの搭乗なので時間も掛かり、
出発もどんどん遅れます。


結局7時少し前にまずは千歳に向けテイクオフ。


今回の席はアッパーデッキ、何度か利用した事はあったんですが、
僕の座った昇降用の階段に近い席では頭上に物入れがなく、
何と何と座席の横に収納スペースが。これは初めて知りました。




流石にB747の特徴であるアッパーデッキはやはり満席、一階からも撮影をしに来る方が
後を絶ちません。しかしそのお陰で通路が塞がれ、我々の行動範囲が非常に狭められる事に。
飲み物のサービスすら出来ない状況ってどうなのよ?

進行方向右側の席なので、海が良く見えます。(どっちに飛んでも海しか見えない説有り)


アッパーデッキって飛行中もかなり静かな印象を改めて感じました。

そんなこんなでまずは1レグ目の新千歳空港に到着です。
CAさんの「皆様、このジャンボジェットは白銀の世界に翼を下ろしました。」
と言うアナウンスは千歳らしくて良かったな~。
千歳の歓迎ムードは半端なものではなく、防氷剤を散布するデアイシングカーによる放水や
大きな横断幕が掲げられ早速目頭が熱くなったのはここだけの話しにして置きましょう。(汗)
ここで我々は一端降機、飛行機には燃料が入れられてます。
千歳も何度も来ているので、そそくさと再度手荷物検査を受け搭乗口に移動です。
ふと飛行機を見ると・・・。おっ!旗が掲げられてます。




ちょっと新鮮。
歴代の-400がポスターに。


いよいよ2レグ目、沖縄那覇空港への出発時間が近付いて来ました。
地上係員がセレモニーを進行して行きます。
ベテラン整備士さんのお話し中には・・・。747の天窓についての説明が。
こんな事も出来るみたいですよ。


これは面白かった!(笑)

出発前の防氷作業。


羽田同様に沖縄までの飛行ルートの説明の他、CAさんが交代した為、
定番の歴代制服を来て登場。


いつも飛行機ばかりなので、今回はCAさんもちゃんと撮影しましたよ。(笑)

さあ、沖縄へ向け出発です。


送迎も凄い。またしても感動。




こうして12時少し前にテイクオフ。外は相変わらず海しか見えず。(笑)


千歳から沖縄、まさに国内線最長距離の為、機内でのイベントもいろいろ。
ますは↓シャンパンで乾杯。


昼食はこれ。


今は機内安全設備の紹介ってビデオだけなんですが、昔ながらCAさんが実演する企画、
ジャンケン大会(商品不明)、昔のJALのCM放映等が行われていました。
その中でも昔の制服を着てCAさんが機内を闊歩する企画はやはり注目度は高かったです。


そばに来たので、思わず激写。
聞けば2年目くらいの若いCAさんが中心なんだそうです。

おっと、気付いて見れば九州上空を通過してました。
国内最長フライトも残り僅かです。

今回、沖縄那覇空港が晴れていれば、ボーディングブリッジを敢えて使用しないで
タラップにて地上に降りる企画があるそうです。
大きな揺れもなく15時過ぎ、無事にランディング。
予定通りオープンスポットに向かいます。

地上では短い時間ながら撮影タイムが設けられている様で・・・。
パーティー会場まで移動するバスの号車順に機外に移動開始。僕は移動後撮影を開始。








そばで見ると笑っちゃうしかないくらい大きいです。
ちにみに今回マーキングされた「41年分のありがとうをジャンボに乗せて」、
何でも新米副操縦士さん達が考えた企画なんだとか・・・。

少し名残惜しい中、「琉球村」と言う会場に移動する事に。
バスに揺られ1時間30分、ようやく到着しました。でも流石に疲れて来た・・・。


ここでは夕食を食べながら、沖縄の歌や踊り鑑賞、このツアーを企画した方の話や、
今日実際に操縦した機長さん、また明日操縦する機長さんのお話、CAさんのサイン会、
有名飛行機写真家さんのお話等楽しい時間が経過して行きます。


↓この方が今回の行き先別の飛行航路の紹介をしたり、飛行途中の状況説明等
この企画をオペレーションしている機長さんです。


お話上手で非常に面白いです。

数々の企画が終了し、ホテルへ向け再度バスで移動。
結局、ホテルに到着したのが22時30分頃(!)
いや~、疲れました・・・。

明日はいよいよ最終日、羽田に向けての搭乗です。
最後の時間が来てしまうのが非常に悲しいですが、しっかり見届けて来るつもりです。


Posted at 2011/02/20 01:24:57 | コメント(7) | トラックバック(0) | ツアー | 日記

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